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1.  サロゲート 《ネタバレ》 
近未来ものに見受けられる「全世界に○○が広まる」という設定は、おおむね極端すぎることが多く、この点だけでもリアリティを欠いている。 たとえば、現在でも携帯電話は世界的に普及しているが、携帯依存症の人はごく一部だし、自分の周囲にも携帯を使っていない人は何人かいる。 本作でも、「サロゲートを全員が常に使い、街には生身の人間がいない」という状況は、単純に「ありえないだろ」と一蹴されるレベルの設定だと思う。 また、「子供のサロゲートは?」とか、「犯罪率はむしろ増えるだろ?」「食事はどうしてるのか?」などといった疑問が湧き出し、ストーリーよりも気になってしまう。アクションシーンでは、ターミネーター化してるし(笑) テーマは悪くないはずだが、どういう理由で「サロゲートは人類に良くない」のか明確でなく、ただ話の構成上アンチを掲げているだけのように見える。 ラストの「サロゲートを全滅させる」といった極端過ぎる展開も、リアリティ無視の失笑に近い出来と感じる。相変わらず、攻撃も防御策もキーボード叩くだけで、ウンザリするし…。  
[DVD(吹替)] 3点(2010-12-10 21:20:15)(良:2票)
2.  ザ・センチネル/陰謀の星条旗 《ネタバレ》 
 サスペンス映画ではあるが、TVシリーズ『24』人気への便乗作であることは、誰もが思っていると思います。 内容的には無茶な展開が目白押しで、いわゆる「ツッコミ所満載」なのも、皆が感じる所だと思います。  しかし、この映画のポイントは、送り出す製作者側も、受け手の観客もそれを合意の上で、なおかつ話題性が高いところではないでしょうか。  主演・キーファー・サザーランドと20世紀フォックスによる「正統派パロディ」は、大統領襲撃計画、味方組織内の裏切り者、豪華ゲスト俳優(ここではマイケル・ダグラスとキム・ベイシンガー)などと、『24』ファンならニヤリとする要素だらけです。完全に『24』ファンに向けて作られているので、それ以外の人には楽しむことは難しいとまで思えてしまいますし、実際その通りでしょう。  つまり、本作は言い換えれば、アイドル映画に似た作りなのではないでしょうか。『24』ファンがそれだけ多く、20世紀フォックスも余裕があるということだと思います。  個人的には『24』ファンとして観たので楽しめましたが、ファン以外の人には勧めることは出来ないでしょう。  また、80年代のTVシリーズ『俺がハマーだ!』の主人公、デビッド・ラッシュが大統領役で出演していたのも、TVドラマファンへのサービスとも取れるお遊びなのでは?と思いました。 
[DVD(吹替)] 3点(2007-02-24 23:06:51)
3.  サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 
 見るたびに、ドレミの歌とエーデルワイス合唱のシーンで涙が出てきてしまいます。この二つのシーンは、映画としてものすごいカタルシスを感じるのですが、その理由を考えると、次のようなことが言えると思います。  インターミッションの存在で、前半・後半と分けてとらえがちですが、実は3部+エンディングという構成になっているということです。  第1部は、冒頭からドレミの歌までで、子供たちが本来の生き方を取り戻し、マリアが自分に合った生き方を見つける物語。  第2部は、大佐の帰宅からマリアとの結婚式までで、マリアが大佐への想いを、大佐は見失っていた愛を取り戻す物語。  第3部は、ナチス・ドイツの侵攻から、音楽祭のエーデルワイスの合唱までで、オーストリアの人たちが声を合わせ、故国への想いを取り戻す物語。  エンディングは、トラップ一家が無事に脱出し、観客に安堵感を与えています。  いずれの物語も、根底にあるテーマは、自己を取り戻すというアイデンティティーの確立だと言えるのではないでしょうか。そして、各々のクライマックスは、ドレミの歌・マリアの歌・エーデルワイスと、それぞれの合唱で、観客の心を揺さぶるので、ここに激しいカタルシスを感じるのだと思います。人は、どんな境遇にあっても、努力やきっかけ次第で自分を取り戻すことができる、そんな可能性を観るものに訴えている気がします。  また、難しく考えずとも、映画ならではの雄大なロケーションや場面転換などを生かした本作は、映画の楽しさ、素晴らしさをこれ以上無く教えてくれる作品だと思います。  いささか冗長なシーンもありますが、欠点を認めてさえもなお、10点をつけることをためらわない最高傑作の映画だと、私は考えます。
[映画館(字幕)] 10点(2007-02-18 22:28:05)(良:1票)
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