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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
題名通り「夏休みのとんでもないひととき」に巻き込まれるストーリー。 「ぼくらのウォーゲーム」を拡張したような世界観で、さらに複雑に入り組んだ展開である。 何がしたいのかよく解らないヒロイン夏希にいざなわれる主人公の健二。 一貫性が無くて飽きやすい性格、自分のやりたい事がハッキリしないグラグラのヒロインを、一本筋が通った健二が支えていく。 理想を具現化したような大家族に囲まれながら、今の世の中には無くなってしまった懐かしさも感じられる。 大家族のほとんどがネットゲームやアバターに興じるというところは現代的だが、全員が戦力になり得るというのはちょっと疑問。 だが、事件は世界中のネットで突然起こり、主戦場は片田舎である。 「ラブマシーン」と呼ばれる凶悪なウイルスに食い荒らされるネット空間。 何でもかんでもデータにして情報を統一しようという「OZ」の危うさと人間の限界を語りかける。「OZ」を破壊されれば、それが管理する医療機器に繋がれた命も危ない。 栄ばあちゃんもそれが原因で助けが間に合わなかった。 最悪「ラブマシーン」に侵食された軍事システムが街を焼き払うだろう。  仇討合戦誰がやる? 誰もやらなきゃ誰がやる? 俺たちがやってやる! 今作の“戦”は刀や槍ではなく、それぞれの知恵と能力を武器にして立ち向かう。 「いくら大家族とはいえ戦力揃いすぎバロス」というツッコミはこの際ヤボだ。  数学に強い学生健二、 ネットゲームのチャンピオン佳主馬、 生まれた時代を間違えたネトゲーじいさん万助、 自衛隊の理一、 オーバースペックな電気屋である太助、 戦う覚悟を決めた夏希、 そして曲者の侘助。 41歳にしては若すぎる(伊丹十三モデル)容姿だが、そこにはラブマシーンの開発者として責任を払おうという覚悟が芽生えていく。 そして夏希の家族たち。 ひと時の夏に全てをかけた老若男女の男女たちの映画。 TV版では夏希と侘助が花札に興じる場面がカットされていたり、最終決戦の重要な伏線が削られてしまっていた。今度TVでやる時は是非ともフルで鑑賞したいものだ。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-19 19:54:40)(良:2票)
2.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
ジェームズ・マンゴールドによる「ウォーク・ザ・ライン」「17歳のカルテ」「アイデンティティー」に並ぶ傑作。  今後もマンゴールドの最高傑作の1つとして語られる作品だと思う。   「決断の3時10分」のリメイク。  前作を遥かに上回るメリハリとテンポの良さ、充実したガンファイト。  静かな前作も良かったけど、本作は娯楽にもドラマにも力が入った充実振り。  冒頭のシーンや仲間が集う場面もよりドラマティックとなり、鉱山での銃撃戦はかなりの見応え。  主人公が孤独な戦いに追い込まれていくシーンも説得力が増した。   ラッセル・クロウの二面性と葛藤を強く感じられる演技、  クリスチャン・ベールの素晴らしいチンピラ振り。  この二人が立場を超えた絆を結ぶやりとりは面白い。  何より二人共良い髭面!   ベン・フォスターの冷酷さ、  ピーター・フォンダの渋みのある演技も見事。   ただラストは意見が分かれると思う。  前作とあまりに違う顛末だが、主人公が最後まで孤独と向き合い、自分の正義を貫いたのは良かったと思う。  そんな映画。   世間的にも世界的にもリメイク版の評価の方が上のようだ。俺はどちらも好きだぜ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-14 07:59:58)
3.  The Follow 《ネタバレ》 
デヴィッド・フィンチャーとウォン・カーウァイが組んだ短編「The Follow(The Hire: The Follow)」。  女性の後ろ姿、鳥の群、夜のハイウェイ、相談をする黒服の男たち、写真、標的を尾行、追跡、回想、封筒、空港、寝ている女と二人きりの夜、キスでもしようとしたが思いとどまる、目の痣?
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-26 06:20:14)
4.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 
この程度の「座頭市」で満足している奴らは、勝新太郎の「座頭市」を知らないからそんな事をほざけるのだ。  山中貞雄やマキノ雅弘の軽快で笑いあり涙ありの痛快さを知らんからそんな事がほざけるんです。  北野武にしたって、「キッズ・リターン」や「あの夏、一番静かな海」ほどの冴えがこの映画にあるかは不明だ。  といっても、三池崇史のクソッたれな「一命」や「十三人の刺客」よりは遥かにマシという程度のこの痛快ヴァイオレンス時代劇をどう語るべきか。  勝新ほどじゃないがその抜刀振りは深作欣二のヤクザ映画よろしくバッタバッタと斬り倒しまくりで中々良かったし、敵の懐に一瞬にして飛び込んでみせ「次会う時はテメえの胴をブッた斬る」という具合に“警告”をするシーンも面白い。 稽古シーンの皮肉も笑えた。 用心棒が痛い妄想をした瞬間、座頭の市が構えを変えてフイを付くシーンも笑いを狙っているとしか思えなかった。 このように、金髪の呂布が日本に上陸し、仕込み杖の座頭を“偽って”日本のヤクザ共をブッ転がしまくる映画である。  劇中やエンディングの盛大なタップダンスの津波。 踊るような剣戟が売りのマキノ正博(雅弘)の軽快さを彷彿とさせる。  思えば、北野武の暴力的なエネルギーは深作的流血で綴る漢のドラマ。下手なドラマはこの際いらんのです。 ただ、それを台無しにするCG演出には反吐が出る。  刀や流血までCGで“偽る”下劣さ、下品さ。フルCGなら別に気にしない。だが実写で二次元と三次元の壁を作ってしまっている時点で気分は台無しだ。ふざけんなこの野郎。 これが本当に後で「アウトレイジ」という傑作ヤクザ映画を撮る監督のやる事かよっ!?  何故たけし自身がタップダンスのような軽快さでやくざ共を血祭りにあげまくるようなシーンを撮らなかったのかが謎。俺はそれを見たかったのに・・・。  小学生の頃にtvで見事に“騙された”自分が悔しい。 その直後に勝新太郎の凄さを俺に教えてくれた地方局の再放送にマジで感謝。
[DVD(邦画)] 8点(2014-11-06 23:35:47)
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