21. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 初見は映画館。久々に DVD で視聴。つまらない映画ではないけれど、佳作。“懐中電灯を消せと言われているのに、下さえ向けないアホな姉”に代表されるような、間抜けな人物や行動でトラブルが起きていくという脚本に幻滅。だいたいネドリーが悪事を働かなければ、こんな大トラブルにならずに済んだのではないだろうか。ところで、「2000ドル、いや1万ドルでも」という弁護士をハモンドは「金持ちだけの場所にしない」とたしなめますが、コスタリカの西120マイルにある島って、そんなに気軽に行ける場所なんですかね。運営費用を考えたら、普通に、それくらいの値段がかかってもおかしくない気がするんですが。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-19 22:04:47) |
22. シックス・デイ
《ネタバレ》 凡作。クローンで「成長後の人間」を作ったり、記憶まで転送できたり(10時間も放っておいて記憶が残っているものか)、無理のある、かつ都合のよい設定を持ち込んでいる割に展開がつまらない。実は追いかけていた方がクローンだというのも読めすぎ。星新一を見習え。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-18 03:08:47) |
23. シャフト(2000)
《ネタバレ》 短いシーンで考えれば「かっこいい」といえるのかもしれないが、全体的にはかなり厳しい。最後のオチがそれなら、最初にやっていれば、巻き添えで(というわけでもないが)死人が大量に出ることもなかったわけで、後味がよくない。主人公も警察を辞めたのかどうかもわからないまま(というか、辞めたと思ったら、そうでもなかった)話が進むし、そうでなくても、あんなに“積極的”に殺していたら相当問題なんじゃないだろうか。そもそも「金は腐るほどある」悪役が、たかが4万ドルごときで真剣になるなんてセコすぎ。とにかく、かっこいい“だけ”の映画を作りたかったのかもしれないが、話に期待するとガッカリする。 [DVD(字幕)] 4点(2008-07-29 12:31:11) |
24. シコふんじゃった。
《ネタバレ》 やっぱり日本のいい映画はいいな、と思える作品。周防監督らしいのだろうが、この映画のいいところは、笑いがあふれているところ。ハリウッドの“コメディ”映画がいまいち笑いきれないのと対照的(そもそもコメディ映画は、笑えるように翻訳するのが大変らしいけれど)。正子の出場は“やりすぎ”な感じがしないでもないですが、やはり主役の本木雅弘が凄い。すばらしいキャスティング。 [DVD(邦画)] 9点(2008-04-01 01:03:47)(良:1票) |
25. ジャンパー
《ネタバレ》 そんなに酷い映画だとは思わない。ストーリーは、これでもかというくらい薄っぺらいけれど、これは予告編を見た時点で予想できたことで、期待するところは、やはり“ジャンプ”の爽快さなのだと思う。その意味で、映像としては満足できるものだった。ただ、予告編であらすじがほとんどカバーされていたというのは、どうかと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-01 00:55:36) |
26. 少林サッカー
《ネタバレ》 ばかばかしい。すばらしくばかばかしい。ハリウッドにも日本映画にもできないだろ、という力強さを感じます。サッカーをはじめるまでの展開が少しじれったいのと、暴力的なところに少し引きますが、後半は見せ場の連続。少林兄弟のキャラクタもうまく描きわけていますし、CGの使い方も秀逸です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-15 03:39:37) |
27. 守護神
《ネタバレ》 機内映画として見ました。それなりの映像とそつのない脚本ではあるのですが、反目しあう共感と生徒、それぞれの女性関係、それを取り巻く仲間たち、という、ありがちな設定で、ありきたりなストーリーをつなげているという感じは否めません。設定と俳優を置き換えたら、そのまま別の映画になりそうです。ランドールが若者に対抗心を持ちつつも歳を感じているあたりの描写は好きですが。最後の(ランドールに)見守られていたというエピソードは、いかにもという感じがするのでないほうがよかったですね。 [ビデオ(吹替)] 5点(2008-02-13 01:17:29) |