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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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21.  尻に憑かれた男 《ネタバレ》 
 人間誰しもが持つ醜い部分をシニカルなブラックユーモア満載で描いていて非常に面白かったですね・・・。まあ、最初は登場人物のダメっぷり(特に主人公の最低さは見事です)を笑って見てたんですけど、人間誰しもが持っている欲望を客観的に映し出したらさして変わりはないことに気付いてしまいあまり笑えなくなりましたね・・・・。   単純なように見えて結構深いテーマが隠されている映画でした。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-02 22:05:38)
22.  人生、ここにあり! 《ネタバレ》 
映画で精神障害を描くとなると、理想主義的なおとぎ話や、同情や憐憫を感じさせるような痛々しいストーリーになりがちで中々難しいテーマだと思うのですが、この作品は事実に基づいていることもありかなり現実と理想のバランスの取り方がうまく、笑えて泣けて考えさせられる非常に優れた映画だと思います。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-02 22:03:30)
23.  出張 《ネタバレ》 
 しかし、平成も23年たつと昭和後半~平成初期の光景がが非常に懐かしく(悪く言うと古臭く)見えますね。サラリーマンの姿自体は今も昔も変わりませんが、家庭に戻ってからの旦那の振る舞いなんかは今の感覚ではありえないですよね・・・・。   まあ、ゲリラがあっさりとしすぎていたり、誘拐から解放されたばかりの社員をすぐに次の出張へ行かそうとする会社とかいろいろ内容的に突っ込み所はあるのですが、やはり石橋蓮司の飄々とした演技はとても魅力的でした。  
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-06-16 00:30:43)
24.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 美しい戦争、美しい殺し合いなんて存在しないんです・・・・   延々と続く殺戮の映像が暴力の破壊性、虚しさを激しく伝えてくれます。また、忠義という「美徳」によって思考停止を余儀なくされ、視野狭窄に陥ることの恐ろしさを教えてくれる作品でもありました。    忠義に殉ずる事と、主君に無条件に従うことは同じように見えて全く違うものであって、主君たる座についたからその者を主君として仕えるというよりは、主君という座がありその座の存在に対し忠義を尽くすのが本当の姿なのではないでしょうか。   稲垣吾郎演じる殿様のような愚かなリーダーは、決してドラマの中だけに出てくる創作物ではないのだと思います。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-14 00:29:40)
25.  4月の涙 《ネタバレ》 
思想の違いで同じ民族が殺しあう内戦の恐ろしさ、悲しさが様々な人間関係を通して描かれています。生々しい描写が多く目を背けたくなるシーンも結構ありましたが、全体的にかなり緻密に作られていて芸術性とドラマ性が両立した見応えのある作品となっています。   フィンランドの美しい風景が、人間たちの争いの醜さを強調する役割を果たしていて非常に印象的でした。音楽の使い方も効果的でしたね。  
[映画館(字幕)] 7点(2011-05-25 23:07:24)
26.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 
 日本航空というナショナルフラッグが何故沈んでしまったのかが良くわかる作品でした。   官僚主義がはびこる大企業、政・官・財が癒着して一部の人間が甘い汁を吸う社会構造・・・・昭和の日本社会の暗部がこれでもかと映し出されています。会社員をやっているものからすれば、やや主人公をヒーローとして描きすぎな印象を受けました。自分は優秀なのだからそれに見合うキャリアを進ませるべきだ、それなのに腐敗した幹部が私怨で邪魔をしているというような思い上がりとも思える本音がどうも鼻につくんですよね。ただ、善悪をはっきりと分けているので非常に物語としては面白く、3時間を超す上映時間も苦になりませんでした。    日航機墜落をモデルにしたと思われる、墜落事故とその後の様子は非常に興味深かったです。  
[地上波(邦画)] 7点(2011-02-13 16:37:34)
27.  ジーザス・キャンプ 《ネタバレ》 
 いわゆるカルト的なキリスト教原理主義団体がが子どもたちを洗脳していく様を描いている作品なのですが、彼らがアメリカの政治に少なからず影響力を持っている事実に衝撃を受けましたね。洗脳にしても、信仰だけでなく政治的なメッセージ(反リベラル)も含めていて気味が悪かったですね。   神様は絶対に間違えることはないでしょうけど、それを媒介する人間が自分の欲など全く出さずに、神の意思だけを忠実に伝えるかどうかは非常に疑わしいと思いますので、やはり政教分離は徹底しないといけないと思いますね。  
[インターネット(字幕)] 6点(2011-01-17 00:06:52)
28.  勝利への脱出 《ネタバレ》 
 御伽噺のような内容ですが、非常に爽快感の残る作品でした。特に、サッカーのシーンは本物の一流選手を起用しているだけあって非常にリアルで面白かったです(スタローンはちょっとアレでしたが・・・・)。スタジアムの観衆が歌うフランス国家は迫力がありました。  
[地上波(吹替)] 7点(2011-01-04 00:34:48)
29.  少年メリケンサック 《ネタバレ》 
 若者向け映画のように見えますが、この映画は80年代(バンドブーム前)に日本のパンクを聴いていたロック好き中年オヤジが「パンクっつうのは、ロックっつうのはなあ、こういうもんなんじゃああ」と溜飲を下げるための作品です。勿論私も溜飲を大いに下げました。ストーリーもまさに中年ロッカーたちが今の若者に「パンク道」についてひたすら言葉や行動で説くといった感じですしね。   やはり、ロックにはノー・フューチャーな閉塞感を無理やり打ち破る暴力的なカタルシスとその状況を笑い飛ばすような無茶苦茶さ、いかがわしさが必要なんだと思いましたね(今のロックにそれが全く無いというわけではないですが)。   まあ、少年メリケンサックの曲自体は何かセックスピストルズのパクリっぽくてそこまで旋風を巻き起こすようなものではないと思いますけど、田口トモロヲのこれぞ「ロック」な姿が非常に印象的でした。キャストも豪華で、まるで平成の「爆裂都市」といった感じです。    
[地上波(邦画)] 9点(2010-12-30 01:35:05)
30.  シスタースマイル ドミニクの歌 《ネタバレ》 
素朴で美しい大ヒット曲「ドミニク」の裏にこんなドラマがあったとは・・・・・。エンターテインメント業界の厳しさは勿論のこと、「自分の本能に従って自由に生きること」の難しさを教えてくれる作品でしたね。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 22:56:44)
31.  14歳 《ネタバレ》 
おそらくこの映画の評価は「14歳」という時代をどう過ごしたかで、共感できるか「鬱陶しい」と感じるかに分かれるのではないでしょうか?   本当に中学時代は無邪気な小学校時代や大人へ近づく高校時代の間に挟まれた中途半端な時代で精神的・肉体的に日々急激に変化していく不安定な時代ですからね・・・・。   映画の中の一つひとつのエピソードが胸に突き刺さってくるようでした。   人間は理解し合える筈という考えを捨てるところから、真の人間関係というのは始まるのかもしれませんね・・・。  
[DVD(邦画)] 7点(2010-11-23 15:25:06)
32.  17歳の肖像 《ネタバレ》 
 原題に「教育」とあるように、いわゆる勉強をすることだけが教育なのではなく様々な経験を通じて成長していくこともまた教育であることを教えてくれる映画です。    まだ第2次世界大戦を引きずっているようなどこか閉塞感漂うイギリス社会の空気がこの物語のほろ苦さ、そしてキャリー・マリガンの存在感溢れる演技と上手くマッチしていて惹きつけられました。   まあ、うまい話には何かあるということですね・・・・・。  
[DVD(吹替)] 7点(2010-11-18 00:16:49)
33.  シド・アンド・ナンシー 《ネタバレ》 
 薄汚れたゴミ溜めの中で、目先の快楽を追うことで様々な不安・葛藤から逃避しまくっている幼稚で薄汚れたガキ共が見せてくれる、反吐が出るくらいにロマンチックなラブストーリー。アレックス・コックスのパンクな作風に乗せて、2人の壮絶な生き様が我々の心に叩きつけられっぱなしの2時間弱でしたね。   20年以上前の作品なのに今も古さを全く感じさせない熱い映画でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-07 00:32:41)
34.  深呼吸の必要 《ネタバレ》 
男女が入り混じって共同生活を送る設定ではありますが恋愛模様が繰り広げられるわけでもなく、ただひたすら地味で単調なきび刈りの日々が描かれているだけなのに何でこんなに心に響くのでしょうか。沖縄のゆったりとした空気がそうさせるのか、いろいろなものを抱えながらも目標に向かって真摯に突き進んでいく若者たちの姿がそうさせるのか・・・・とにかく爽やかな感動を与えてくれる素晴らしい青春映画でした。 
[地上波(邦画)] 8点(2010-07-15 00:33:02)(良:1票)
35.  ジョニー・マッド・ドッグ 《ネタバレ》 
 いきなり脳天をガツンと叩かれたような感覚に陥ってしまう強烈な作品でした。貧しい少年達の純粋さと衝動、パワーを悪用し、用が済んだら無責任にもポイしてしまう汚い大人たちに本当に腹が立って仕方ありませんでした。   ドキュメントを見ているかのようなリアルな少年兵達の演技には本当に驚きです。   観ていて気分が悪くなる作品でしたが、世の中にはこのような醜い現実があるということを教えてくれる貴重な映像記録であると思います。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-26 09:34:16)
36.  斜陽 《ネタバレ》 
この映画は「斜陽」というタイトルはついていますが「斜陽」ではありません。やはり、「斜陽」の設定を現代に持ってくるのは無理があります。この物語は、敗戦や貴族制度の廃止等当時の時代が抱えていた喪失感があってこそ光るものであると実感しました。    敗戦により失われていくかつての日本、貴族制度の象徴が直治であり、連合国の占領下で喪失感や絶望感が漂う中、新たな道を進んでいこうと立ち上がっていく日本人の象徴がかず子であるわけですから・・・・・。  
[DVD(邦画)] 3点(2010-05-13 00:20:26)
37.  人生に乾杯! 《ネタバレ》 
 オフビートな演出の中に隠されてはいるものの、描かれている閉塞感漂う社会に対する怒り、失望そして反体制的な行動はまさにアメリカン・ニューシネマと相通ずるものを感じましたね。まあ、主人公が老人ということもあり、ニューシネマのように破滅的で無軌道な方向に進むことなく行動がかなり紳士的で計算されているのがこの作品の肝ではあるのですが・・・・。   「俺たちに明日はない」「バニシングポイント」「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」といった作品のオマージュ(?)も満載ですし、物語の締めくくりも中々巧みで面白い映画でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-13 00:17:27)
38.  シュート! 《ネタバレ》 
 アイドルを魅力的に映すのが目的の映画とは言っても、もう少しサッカーのシーンをキチンと撮って欲しかったですね。   いくら何でも試合中にGKがプレーを放棄するなんて有り得ないでしょう。それ以外のシーンもお粗末過ぎでした。    まあ、Jリーグ創設期の熱気あふれるスタジアムの雰囲気(国立でのヴェルディ-エスパルス戦の実写シーンがあります)と改修前の日立台の姿を見ることができたのは良かったですが。  
[地上波(邦画)] 3点(2010-01-04 17:41:27)
39.  13歳の夏に僕は生まれた 《ネタバレ》 
 何というか、感想を述べるのが非常に難しい作品ですね。生きていくために決して他人を信用することなく必死になって行動している不法移民の少年と妹(実際は兄妹かどうかもわからないが)、不法移民たちの乗った船に救われ本性を探ることもなく前記の兄妹を何とか救おうとする主人公の少年とその家族のどちらにも感情移入できるような、できないような微妙な感じで、本当に移民問題の難しさを痛感しましたね。   一番印象的だったのは音楽の使い方が非常に効果的だったことですね。オープニングのトム・ウェイツの「ル​ビ​ー​ズ​・​ア​ー​ム​ズ」でぐっと心を掴まれましたし、クライマックスの場面でのエロス・ラマゾッティの曲の使い方が本当に巧みで何ともいえない切なさを見事に表現していましたね。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-20 23:32:49)
40.  自由はパラダイス 《ネタバレ》 
 ソ連末期の閉塞感と弛緩した雰囲気が主人公の少年の行動を通して描かれていて興味深かったです。刑務所での父子再会の場面は非常にやるせなかったですね・・・・・・ 
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-23 21:09:04)
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