41. 少年ケニヤ(1954)
角川アニメは絵がちょっと苦手でした。同じストーリーでも宮崎アニメみたいな絵だったら印象が違ったかな。 4点(2004-09-25 12:08:40) |
42. ジャンヌ・ダルク(1999)
戦争英雄譚かと勝手に決め付けていたんで、後半は意外と面白かった。神の啓示はともかくとして上り詰めるまでがイマイチ説得力がなく面白みが足りない。大衆煽動者である一方、死なないヒロインとして周りから祭り上げられのと逆に、自身は死を怖れを感じ、為政者からは疎んじられる。洋の東西、時代は問わず、英雄の最期の一つのパターン。彼女が本当に救われたかどうかは彼女しか判らない。 6点(2004-09-25 11:19:01) |
43. ジョゼと虎と魚たち(2003)
キレイにこざっぱりとまとめ過ぎているため、見えない部分でのリアルな葛藤が私にはもう一つ伝わってこなかった。最終的に2人の別れは健常者と身障者の越えられない壁や温度差なんだと思うが、そこをすっ飛ばし一つの恋愛物にしてしまっては味気ない気がするのだが・・・ 4点(2004-09-18 22:02:35) |
44. 69 sixty nine
村上龍の本の中で最も好きなのが「69」なんで、クドカン流ではあっても楽しめる。九州のスミっこで自由を叫ぶ高校生、安田講堂も陥落し安保も全共闘も、もう流行らない。自己批判や総括なんて糞食らえ、面白ければバリ封だっていいじゃん、思想なんてないよ、女とヤリたいだけだもん。っていう全共闘世代の本音が気持ちいいんですよ。いつの時代も高校生の頭ん中は女とヤリたいしかないんだから。そのためにモテようと必死に何かに取り組むんだから。 7点(2004-07-16 16:42:08)(良:2票) |
45. Jam Films
行定監督は上手いなあ、悔しいほどツボを撃ち抜かれた、パーフェクト。望月監督もまた上手い、絶妙のエロスが心地よい。岩井監督と篠原監督はフムフム嫌いじゃない、いいんじゃない程度かな。堤・北村監督はアンタ等こんなん好きだねってくらい。飯田監督はダメだコリャって感じでした。 7点(2004-06-19 00:38:57) |
46. 至福のとき
チャン・イーモウはアイドル映画しか撮れないのか?かわいい少女で無くたっていいじゃん。デブで不細工で陰険な盲目少女を苛めて尚且つ、観客を同情させればホンモンやろ。血や戸籍より心の絆が大切であるならば容姿は関係ないんだから。 0点(2004-05-28 22:56:50) |
47. 死ぬまでにしたい10のこと
「生きる」の23歳主婦バージョンといったところか。10個ってのはちと多くないかい?欲張りすぎだろ。大体、子供の母親にいい女性を探すのは結構だが旦那は納得しないだろ。私は面食いだからいくら子供が気に入っても自分が気に入らないとダメなんだよなあ。最後に好き放題やって死ぬのはいいが、家族に内緒で一人死んでいくってのは一番の裏切りじゃないのか?なんか納得イカン。 3点(2004-05-27 20:07:38) |
48. シモーヌ
映画界、マスコミ等に対するブラックユーモア満載でありながらアンドリューニコル監督らしいキレイな映像、宗教観、倫理観を見せてくれる映画。ニコル監督自身がシモーヌと結婚するオチの付け方にもご祝儀1点。DVDで観られる未公開シーンこそ毒気がさらに強く面白く、フルバージョンであったならばと思うと残念です。プルート・テイラー・ビンスの目玉ユラシもカットされていて可哀想。 8点(2004-05-27 08:03:18) |
49. 10億分の1の男
なかなか題材は面白みがあり雰囲気ありげですが、ゆったりと盛り上がりを知らずに終わってしまった。確かにハリウッドでスピード感満点で撮ったらウケそうな気がする映画でした。 4点(2004-05-25 21:37:46) |
50. 沙羅双樹
1300年の歴史を誇る奈良、栄枯盛衰この町で人々がどんな事件が起き、悩み、苦しんでも淡々と時は過ぎ、延々生と死を繰り返し歴史を築いてきた、それが人間の営みなんだと思わされる。 6点(2004-05-24 18:50:19)(良:1票) |
51. シャロウ・グレイブ
一昔前のヤンエグチック(古!)なドリカム編成(死後!!)な3人組の友情、愛情、欲を赤裸々に映した映画。金によって関係が壊れていく。所詮いつかは壊れる時が来るワケだが、男同士が壊れるもっとも判り易いのが金か女であり、女となると金しかない。ボイル監督は「28日後」でも信頼をテーマに人間を鋭く描き出すなどこの手の話がとても上手いし好きなようだ。 8点(2004-05-03 22:21:16) |
52. ジャッキー・ブラウン
44歳の前科持ちの黒人スチュワーデスと56歳の真面目な保釈金融業、この設定だけで既にヤラレちゃいます。ここに最高の音楽が乗っかり、細かなカットもテンポよくカッコよく見せられれば、文句の付けようが無い。サミュエル、デニーロ等周りの役者も効いててとても面白い映画でした。 9点(2004-05-03 16:32:37) |
53. シービスケット
ロマン派馬券師の私にはドツボでした。前半1時間は確かに要りませんね、CUTすれば+2あげても良い。レースの迫力が素晴らしかった、ピムリコスペシャルはオグリコールが聞こえ、サンタアニタHではテイオーコールが聞こえました。ただウォーアドミラルが迫力無さ過ぎ、シットリ濡れたような黒鹿毛でないと強そうに見えない、昨年の有馬のシンボリクリスエスのような馬体であって欲しかった。ピムリコスペシャルでジョッキーの乗り代わりがあったように描かれてるが、実際はその以前からウルフが騎乗しているし、ラストのサンタアニタH以前に復帰したポラードが騎乗してるんだよね。 6点(2004-05-01 16:40:03)(良:1票) |
54. 勝利への脱出
昔見た時はスタローンとサッカーが飲み込めずイヤでした。が十数年ぶりに観たらずいぶん良いじゃないですか。ペレの「今やめると、心に一生傷を負う」ってのがさすが神様ですよ。独軍将校も拍手してしまうバイシクル。引き分けで終わるのも勝敗が出る戦争に対して勝敗も国も民族も関係ないスポーツのすばらしさを感じさせる。ラストの観衆が雪崩れ込む姿はさすがレジスタンスの国と唸らされます。エンディングのキャストじゃなくプレイヤーってのがまたいいですよ。 8点(2004-04-07 23:41:28)(良:1票) |
55. ジュマンジ
USJか何かのアトラクションみたいな映画ですね。子供の頃ならドキドキ出来るのかな。ただ初見であるのに昔観たことあるような気がしてしょうがなかった。ロビンウィリアムスのよくあるパターンのトッチャン坊やパターンのせいか? 4点(2004-04-05 12:08:01) |
56. 四月の魚
幸宏氏主演、音楽だけが目当てだったので期待はしていないがこの映画はいったい何だったんだろう。うらら~ってのは何だったのだろう。 4点(2004-03-30 21:17:19) |
57. 女王蜂(1978)
なにが怖いって仲代達也の学ラン姿が一番怖かった。 5点(2004-03-26 20:59:53)(笑:1票) |
58. シッピング・ニュース
挫折し逃げるように帰った父の故郷、自らのルーツの中から生甲斐や自信を見つけていく。いい映画ではあるけれど盛り上がりに欠けるし、なかなか伝わり辛い。 4点(2004-03-24 21:05:12) |
59. シェフと素顔と、おいしい時間
ジャン・レノとジュリエット・ビノシュだからこそ普段は手を出す事の無いラブコメを見たわけですが、やっぱり根本的に体が受け付けないんですよ。この手の映画はホント苦手です。 3点(2004-03-23 23:24:31) |
60. 写楽
写楽は誰かというミステリーだけでなく江戸の風俗、文化が見事な美術、セット、映像に描かれている。歌舞伎の伝統の様式美とデフォルメがまさしく写楽の浮世絵、これが江戸文化であると思わせる。吉原で江戸の華といわれる大立ち回りのケンカシーンも真田の型破りな動きが写楽そのものでした。 8点(2004-03-23 00:09:57) |