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1.  シャッター アイランド
全く予想できない衝撃のラスト。 なるほど~そう来たか!すばらしい。  難解な映画と言われていて、それは本当にその通り。 ただ、細かい部分を除いて、大筋だけならたいていの人は理解できるレベルではないだろうか。 そして細かい部分は、何度か見返すことで理解して、「ああ、そういうことか」となってまた楽しめる。 まあ、巻き戻しもできない、二度見るにはお金がかかる劇場で視聴する場合は、理解のハードルは高いんだろうけど。  もともと、映画って、現実と回想シーンが入り乱れた時、区別がつかなくなって混乱するんだけど、この映画はそれが顕著。どれが現実でどれが回想(というか妄想)なのかは、一度見ただけでは理解不能だろう。 まあ、もう少しわかりやすく作ってくれよ、と注文はつけたい。  でも、非常に面白かった。
[インターネット(吹替)] 9点(2022-11-07 22:52:44)
2.  シン・ゴジラ
あの「ゴジラ」が現代日本の東京にやってきたらどうなるか、をかなりリアルに描いた点は面白い。 特に自衛隊との多摩川防衛戦は圧巻だった。 ただ、まあ、元が子供向けの幼稚な特撮ものであり、そのイメージや設定を損なわない範囲で作られている以上、しょせん、幼稚でバカバカしい話であるのは変わらない。 海底の核廃棄物を食べて生まれた怪獣が突然やってきて、口から放射能を吐いて大暴れ。戦車砲をくらってもびくともしない。凝固剤を口から流し込んで凍らせる…うーん、これ、歴史ある「ゴジラ」じゃなかったらみんな石を投げるストーリーだよね? なので、いい大人が楽しめるかというと、まあ、そこまでは…というところ。 まあ、自分にゴジラにもう少し思い入れがあれば楽しめたんだろう。ゴジラに対する思い入れ次第で評価も変わる映画。  自衛隊を含め行政の対応がしっかりしていたのは、好感が持てる。 この手の日本に国難が及ぶフィクションでは、たいてい法の不備、お役所仕事、縦割り行政で、国がうまく対応できずアタフタするという展開になりがちなのだが、もうそういうのはウンザリしている。見飽きたというのもあるが、何より見ていて単純にイライラする。加えて映画でしつこく政治批判を聞かされたくはない。 ところがこの映画は序盤こそ役人達がグダグダしていたものの、その後は非常に皆有能だった。現実はどうかは置いといて、フィクションなんだからとりあえず見て楽しいものを作ってくれないとな。  国際社会がゴジラへの核攻撃を決定する部分はもう少し説得力を持たせてほしかった。 ゴジラがもっと進化したり、そのうち羽が生えて世界中に飛んでいくかもしれないから、その前に駆除したい、というのが早期に核攻撃をする理由なのだろうが、その進化に関する説明は分析班のおっさん達がちょろっと言っただけ。そして、もうその後には、すぐに、核攻撃の話が決定事項になってる。そりゃあないわ。 曲がりなりにも一国の首都、しかも人口1千万を要する東京を核攻撃をしようなんて恐ろしい行いを、国際社会が軽々しく決定しようはずもなく、そこは流石にもう少し時間を取って経緯を描いてくれないと、物語に逼迫感を出すために無理矢理ねじ込んでる感が強い。 そのせいで、核攻撃のタイムリミットに間に合わせるための奮闘シーンも冷めた目で見るしかなかった。  あとは、石原さとみの変な英語まじりのしゃべりがものすごくうざかった。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-07-25 09:38:54)
3.  13時間 ベンガジの秘密の兵士
楽しめた。 ダラダラ間延びしたシーンもなく、終始緊迫した展開が続き、いったいどういう展開になるのか釘付けになる。  ただ、惜しかった。 この映画の最大の欠点は、主人公たちが、やたら絶望感を漂わせるけど、いつまで経っても「追い込まれた」状況にならないことだ。  確かに援軍はいつまで経っても来ない、味方側の戦闘員は少ない、という厳しい状況ではある。 しかし、基地という自分の陣地に立てこもって敵を迎え撃つという有利な状況で、かつ、装備面でも敵を上回ってるおかげなのか、とにかく、味方にほとんど被害が出ない。 敵兵は、やってくるたび返り討ちにあって、ガンガン死んでいくが、味方は軽い負傷者が出る程度。これって、余裕の状況じゃないの?  そんな状況を延々見せられても、いまいち緊迫感がなくて盛り上がらない。 しかも、そんな余裕の状況なのに、味方陣営はどいつもこいつも、オロオロあたふたし、絶望的だと口にするもんだから、「なんだかなー」って冷めてしまう。 あまりに盛り上がらないから、心のなかで、「もっと追い込んでくれよ」と敵陣営を応援してしまう始末。  それでも、やっと、敵が迫撃砲という有効な攻撃をしかけきてから、状況は一変する。 防衛体勢は崩れる。死人も出るし、けが人も出る。 おお、これでやっと、追い込まれた感が出て面白くなってくる!…思ったら、はい味方が来ました、終了。 本来ならそこで主人公たちと一緒に援軍の到着を喜ぶべきところなのだが、こっちはもうガッカリげんなり、金返せ、みたいな気分になった。 無論、事実ベースなんだから仕方ない部分もあるのだろうが、あまり現実に即しすぎるとストーリー性は損なわれるのではないだろうか?ブラックホークダウンなんか、ある程度フィクションを入れて話を面白くしてるし。  話としては、この手の実話ベースの戦争映画にありがちなパターンをすべて満たしている。 ・家族への愛を描く ・戦友同士の友情を描く ・戦争で死んでいった者への敬意と追悼の意を示す 実話もの戦争映画は、毎回毎回こんな感じになって、食傷気味。 愛だの友情だのでお涙頂戴にし、あとは殉職した軍人さんを賛美して終わる。実話ベースだと、やっぱり、こんな展開にならざるを得ないのか。  ちょっと文句ばかり書いてしまったけれど、十分楽しめるいい映画だった。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-04-24 16:15:24)
4.  ジョーカー 《ネタバレ》 
ちょっと期待ハズレではあった。 冴えない社会の最底辺の男が、どうやってジョーカーという、バットマン最大の強敵にまでのし上がるのか、その過程をとても楽しみにして観ていたのだが、中途半端に終わってしまい残念。 全編とにかく、主人公は社会で虐げられ、悲惨で鬱屈した生活を送っているだけに、後半でジョーカーとして覚醒し、バットマンシリーズで観られるような強力な力を手に入れて社会に報復するような展開であれば、カタルシスが解放されすっきりする。そしてそれを期待した。 しかし、全くそうはならない。ガッカリだった。 全身赤系統のスーツを身にまとったところは、かなりかっこよく、よし、ここからついにジョーカー覚醒だ!っておもったんだけどなあ、その後も冴えないイカれたオッサンであり続けた。 これでは、ただの社会格差から犯罪に走った男の映画になってしまう。  せめて、最後に暴動の民衆に囲まれてジョーカーが誕生する(かのように見える)シーンで終わっていればいいんだけど、それすらも、結局幻だったのか?と思える終わり方をしてしまう。 最後の最後でも、これから、ジョーカーとして強大な力を得ていく・・という匂わせすらなく、コミカルな追いかけっ子をして、最後まで「悲しいピエロ」で終わってしまう。  ただ、見るべきところはあった。 アーサー・フレックはよかった。痩せこけた体、禿げ上がった頭、陰気な顔、ジョーカー約としてはかなりのハマり役。 そして彼の好演もあって、社会の底辺の人間の鬱屈した生活、強烈な印象を残して、を見事に描いてくれた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-19 14:33:22)
5.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
映画のタイトル通り、解剖に焦点を当てたホラー。 人体を解剖するシーンは非常によくできていて、気持ち悪くて楽しめる。 解剖していくごとに次々出てくる謎、といった展開も引き込まれる。 超常的な存在、モンスターの肉体を解剖するなんて今までになかった映画。 ただ、遺体が魔女なんだ、って分かってから後は、平凡でひねりもなく、盛り上がりに欠ける展開であったのが残念。 死体役の人が綺麗でよかったけれど、すきっ歯なのだけは、萎えたなあ。
[地上波(字幕)] 7点(2018-11-07 09:23:58)
6.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 
元の作品は大好き。リメイク版のこの作品もそこそこ楽しめた。 残念なのは、元作品最大の怖さだった「女が発狂する」シーンの発狂具合がイマイチだったところだ。 気持ち悪い声、気持ちの悪い顔、気が狂った不気味さ、そういうのが全然足りない。 映像は当然綺麗になってるのに、肝心の部分が逆にダメになってるなんて。これじゃあ元作品のほうが怖いよ・・・。  あとは、主人公が妹ミアを生き埋めにして、その後電気ショックで生き返らせたら元に戻るというのは、「そりゃねえだろ!」と思った。でもまあ今までにないある種斬新?な方法だな。ゾンビ化した人が元に戻るって展開、あんまりないような。 主人公と妹との過去の確執とか、妹の薬物依存みたいなのを入れてきたのは良かった。元作品をリスペクトしつつ、それなりに上手く仕上げた作品。
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-23 22:38:01)
7.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 
あまり期待せずに行ったのだけれど、意外に面白かった。主人公ホームズがかなり味のある変人キャラで、ちょっとしたギャグが楽しめる。随所で見られる殴り合いや、銃でのドンパチも迫力がある。ただ、お話の筋としてはどうということもない勧善懲悪モノである。また、その割には敵役のモリアーティに「こいつを懲らしめてやりたい」と思わせるほどの憎たらしさもなく、よって倒した時の爽快感もない。ホームズがパパっと状況を見て、瞬時に推理して取るべき行動を選択するシーンがここかしこに登場するのだが、そのシーンが速すぎて何をどう推理したのかよく分からないのが多かった。最初に出てきた女の人も何者だったのか分からないし、レジスタンスのボスがなぜ自殺したのかも謎、など細かい部分で理解出来ないところが多かったが、大筋は理解できたのでまあいいかな、と。この映画、DVDで吹き替えがつくなら、ホームズは広川太一郎さんにやってほしかったなあ。あのひょうひょうとした変人キャラにすごくマッチすると思う。もう亡くなってしまい残念。
[映画館(字幕)] 6点(2012-03-29 10:40:46)(良:1票)
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