1. 真実の瞬間(1991)
赤狩りにより共産党員として疑わしい者を売るとか売らないとかの話が中心で、売らなかった者が特に英雄として扱われてはいないので、物語的にはそんなに盛り上がりません。ある一人の共産党員の疑いをかけられた映画人の生き方を坦々と描いているだけなんですが、実に面白い(面白いという言葉は少し違うような気もしますが・・・)今でこそあのような時代をバカバカしいと言えるようになりましたが、当時は混沌とした暗黒の時代だったということがよく解ります。集団意識というものがつくづく怖いと認識させられました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-06 16:27:01) |
2. 真実の行方
《ネタバレ》 普通の感動法廷物だと思っていたので、「こんなかわいそうな成年があんな殺人を犯す分けないよな~きっとこの弁護士が知力を振絞って無罪を勝ち取るんだな!」と思っていたら、途中で「な~るほど多重人格なんだ・・・これは精神病者として無罪になるのか」と納得していたら・・・「え~演技だったの・・・」まさか2回も騙されるとは! 決して後味の良い作品ではありませんが、面白かったです。 でも、結局殺人の動機は何だったんでしょう? そして、法廷でのあの変貌ぶりだけで裁判って終了するものなんですか?専門医の診断を仰ぐべきでは? [DVD(字幕)] 8点(2006-11-06 11:08:34) |
3. 6デイズ/7ナイツ
わざわざ映画館に足運んでみるような映画じゃないけど、家で見るには十分面白いと思いますよ。あそこまでお気軽に遭難しちゃうと、美女と一緒に遭難するのも悪くないなぁ~と思ってしまう。 脇役の多い、アン・ヘッシュの出演作の中では彼女のかわいらしさが出てて、一番良い役柄だとおもいました。同性愛宣言しねければ今頃もっと活躍してた筈なのに・・・ 早くスクリーンに戻って来て欲しいです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-09 11:34:58) |
4. ジョー・ブラックをよろしく
マッタリして良い雰囲気の作品でした。主演の3人の目で演技するするところが素晴らしい!クレア・フォーラニが、す・て・き [DVD(字幕)] 8点(2005-12-15 19:36:16) |
5. 食神
まぁーチャウ・シンチーなんで、まともじゃないな!とは思っていましたけど、期待通りまともじゃなかです。いつものバカバカしさは全快だし、それにしても題名から察するにもう少し食について掘り下げて映画を作るべきだとおもいます。 [DVD(字幕)] 4点(2005-09-23 01:04:38) |
6. Shall we ダンス?(1995)
公開当時は結構話題になっていましたが、まったく興味が無く未見でした。今回アメリカ版SHALL WE DANCE?でリメイクされたので、“オリジナルも見ておこう”と言う程度で期待もしてませんでしたが、これがどうして面白い!。草刈民代のド素人演技もこの映画の面白さの中では気にならないし、それ以上に脇役の演出が素晴らしいと感じました。特に良かったのは竹中直人の“キモチワルイ”ダンス、“顔まで踊ってるよー”みたいな濃い演技には拍手喝采です。良作! [DVD(字幕)] 9点(2005-04-28 12:53:23) |
7. シン・レッド・ライン
戦争の虚しさもをとことん突いている映画だとおもいます。有名な俳優を配しても、誰も主役に配していない、戦争での戦いとは殺し合いを意味し、人が人を殺すことに英雄など要らんとでも言いたげです。物語自体ゆっくり流れているようですが、戦闘シーンはそれなりの凄さはあります。 7点(2004-09-27 14:24:40) |
8. 17歳のカルテ
スザンナはうつ病でしょ、リサは見てるかぎり、精神分裂症みたいだけど、同じ精神病でも違うんではないでしょうか?背景が60年代だから当時は同じに扱われたのかも知れないけど、同じ病棟に入院すること事態がおかしいような気がします。私もうつ病になった事あるし、精神安定剤は今でもかかせません。スザンナの気持ちが良く判ります。自分が存在する事が嫌になる事ありますよ。自分自身が制御出来ない状態の中リサのようなメチャクチャな人が来たらもっと混乱すると思うんだけど。 4点(2004-08-03 12:44:45) |
9. シザーハンズ
ティム・バートン作品の明と暗を併せ持つ作品です。また独特の脚色がされていて少し変わった作品ですが、素敵なファンタジーだと思います。エドワード演じるジョニー・デップの物悲しい表情と美しいウィノナ・ライダーがとても印象的に描かれています。 それにしても手を刃物にするという発想はどこから生まれるのでしょう?鬼才ティム・バートンならではでしょう! 8点(2004-08-02 00:19:09) |
10. ジュラシック・パーク
初めて見たときはかなりドキドキしました。T-REXが近づいてくる音とか、ラプトルから逃げるシーンとか、また、いかにして恐竜を蘇らせたかの解説もあって非常に見ごたえのある映画でした。 7点(2004-07-06 13:26:32) |
11. シックス・センス
1回目観たら「あ~なるほどぉ~」と思わせてくれて、2回目観たら「だからこの場面不自然なのねぁ~」と変に納得してみたり、3回目で「この場面絶対“変”」などとケチをつけてみたりして・・・私なんか3回も楽しませて頂きました。 で一番好きな場面は、車の中でママとおばちゃんのエピソードを話す場面・・・もう感動で泣いてしまいましたよ! [DVD(字幕)] 9点(2004-07-05 00:16:00) |
12. JFK
難しい映画です。謎だらけのJFK暗殺事件にメスを入れたのは凄い事だと思います。真実を知るには2039年まで待たなくてはなりませんが、この映画が事実ではないかと思ってしまうくらいです。最後のジム・ギャリソンの法廷での演説はゾクゾクしました。 6点(2004-06-09 21:40:48) |
13. シャイン
ジェフリー・ラッシュの演技が見事でした。天才で有りながら父の影に怯え壊れてしまったのか?ある意味父の存在は大きい。内容的にはあまりピンと来ませんでしたが・・・ 5点(2004-06-07 17:43:27) |
14. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 この映画、実はフィクション(作り話)だとされている。どこまで作り話かは判らないが、実際オスカー・シンドラーという人物は実在し、1200人ものユダヤ人を結果的には救った人物であることは間違いない。 ナチスにおけるユダヤ人への大虐殺を目のあたりにしたシンドラーが見かねてユダヤ人を救ったかどうか?真実は分らないし(自分の利益の為にユダヤ人の労働力を利用しようとしてただけとの説もあるし・・・)最後の方の場面(この指輪を売れば2人は救えた・・・の所)なんか盛り上げるための演出で有ろうとは思うが、少なくてもユダヤ人に対する虐殺をここまでリアルに作りあげた作品として価値があるとおもう。 アカデミー賞狙いだ!との声も多々有るが、多くの人がこの作品を見て、人間の愚かさや、戦争の恐ろしさを改めて実感出来ただけでも、賞を受賞した意義が有るとおもう。 [映画館(字幕)] 9点(2004-06-04 12:23:17) |
15. ショーシャンクの空に
ラスト辺りのシーンは、例えるなら、薄暗く曇っていた空が“パァー”っと明るくなり、太陽の光が燦々とふりそそぐ感じ! [DVD(字幕)] 10点(2004-06-03 18:18:04) |