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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3246
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  知らない、ふたり 《ネタバレ》 
今泉監督に降参!参った! これは面白い。 レオンが最初に登場した時、なんだこのカッコつけた野郎は!と思って見ていたけど、終わってみると凄い良い奴に見えたりして、ハイ、わたし単純です。  時間軸がいったりきたりするのは『運命じゃない人』を思い起こさせるが、これが実に効果的。 イケメン揃いの為、男性陣の見分けがつきにくく、人物相関に関して少々混乱する部分はあったものの、なんとか話についていった。  でもそれはラストシーンでレオンの表情が一気に明るく変化するところで消し飛んだ。 あれは良いラストシーンだなぁ。 これは良い映画だ!見て良かった!と思えた。 ついでにエンディングソングも良い!  これから遅らばせながら、今泉監督の作品をどんどん見ていくつもりです。 素晴らしい監督に出会えて良かった。  男女の出会い、一目惚れ、もとさや、色んな要素が奥深く表現されていて、とっても魅力的な作品でした。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-08-30 01:31:34)(良:2票)
2.  幸福の黄色いハンカチ
結末は知っていたけど、それでも泣けた。 私には家族がいるからこそ、余計に泣けた。 家族を持った後、この映画に出会えたことが、より感動を強めた。  やはり最後は理解ある妻の存在か。 これからもっと上さんを大切にしなければ、と身がひきしまる思い。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2013-06-15 15:56:24)(良:1票)
3.  少女ムシェット 《ネタバレ》 
ううむ・・・これほどまでレビューを書くのが難しい作品は久しぶりに観た気がする。 言葉で表現するのが至極困難だ。まず、本作は間違いなくロベール・ブレッソンの最高傑作であろう。 淡々と繰り広げられる薄幸な少女の生涯。そこには、少女ムシェットにとっては日常的でありながら、普通に恵まれた人間からみれば、極めて非日常的な日常が横たわる。それをブレッソンは感傷に浸ることなく、冷徹なまでに静かに淡々と描写する・・・少女ムシェットの日常を描いただけの内容だが、そこには生まれもって不幸な境遇に置かれた少女の、静かな心の叫びがビシビシと伝わってくる。静謐でいて、荘厳さも伴った映像の数々。実に映画的な美しさと残酷さ、そして魅力にあふれた作品である。雨で濡れたソックスを履き直す少女、少女の前でズボンを下ろす少年、ミニスカートを履いて逆上がりをする少女たち。そこには、何気ないエロスが横たわり、少女にこれから起るであろう出来事を観る者に予感させる。又、ワナにはまり苦しみもがく野鳥や、猟銃で撃たれのた打ち回る野うさぎなどをじっくりと映し出すことにより、生命のもつ根源的な虚しさと残酷さを演出してみせるブレッソン。過剰な演出を嫌ったといわれるブレッソンだが、本作ではその演出技法がいかんなく発揮されていた。「不幸な少女はこうもつめたく世をみつめているのか。」「不幸な少女から見たら、周囲の大人というのはこう映っているのか。」「こうした思春期を送っている少女は、いかに大人になっていくのか。」観ているうちに色々な興味が湧いてくるが、それらの興味の一切は、情け容赦のないラストシーンにより吹き飛ばされてしまった。少女は命を断ちさえしなければ、不幸なりにもそれなりの大人にはなれただろうに。それを思うと、何とも哀しくて虚しい気分に襲われた。ほんとの意味で、こうした苦しみにもがく少女を助けることのできる大人って、どれくらいいるのだろうか?いや、いないと悟ったからこそ、少女は自殺の道を選択したのではないだろうか。そう考えると、この世は無常で、どうにも救い難い。こうしていくら書いても、本作を観て感じたことの全てをうまく表現できないし、実際に自分の中でも咀嚼できていない気がする。本作は、そういう意味でも、何度も鑑賞すべき作品であり、何度の鑑賞にも堪えうる魅力と深さをもった作品である。
[DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 22:13:57)(良:3票)
4.  新・仁義の墓場
『新・仁義の墓場』という作品は、私が近年観た数多くの「邦画」の中でも、TOP3に入る映画だった。 三池崇史監督作品である。  そして、この作品に心を奪われた私は、1975年の深作欣二監督作品、『仁義の墓場』をも、借りるに到ったのだ。  さすがに30年前のヤクザ映画を借りるのには、かなりの抵抗があった。 はっきり言って、「楽しめない」という確信があった。  だけど、三池監督の“新”の方を好きだと主張するからには、古い方も観ておかないと・・・ ってな感じで、意を決して観たわけだ。 90分程度の短い作品だったが幸いだったのかもしれないが、それなりに楽しむことができた。  これで更に、三池監督の、“新”の方への理解を深めることができた様に思う。 『新・仁義の墓場』は、私が観た三池作品の中で、間違いなく最高傑作だ。 同時に、邦画としてみても、自分が観た中では最高傑作の一つに入る作品である。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-31 00:15:36)
5.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
硬派なクライムサスペンス。 暗殺道具の銃、これが最高に魅力的!  ジャッカルをここまで駆り立てるもの、それはもはやお金ではない気がした。 やり甲斐というか、スリルというか。 人生を賭けた暗殺。 暗殺の虜になる男。 なんとも切ない話でもあった。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-14 00:08:29)
6.  四月物語
肌はツルモチ、髪の毛はサラツヤ。 一番好きだった頃の松たか子。 彼女のプロモーションビデオの様相。 着ている服は全て似合っている。 最後の雨のシーン、余韻が素晴らしく、雨に濡れた松たか子は奇跡的に美しい。  内容? まあ、いいじゃないですか!
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-12-05 20:43:07)(良:1票)
7.  地獄の英雄(1951)
いやー、これは地味に傑作!! 少々長く感じたのはご愛嬌、終盤に迫り来るサスペンス風味は独特の魅力あり。 音楽もそれを盛り立てる。  カーク・ダグラスが渋かっこいい。 アゴの割れ目が凄い。 そして、今も存命なのが凄い。  これって、隠れた傑作。 ジャーナリズムに対して、徹底的に皮肉を込めて描いている。 その皮肉の徹頭徹尾ぶりに、ビリー・ワイルダーの執念さえ感じた。
[DVD(字幕)] 8点(2016-09-08 00:47:05)
8.  十階のモスキート 《ネタバレ》 
崔洋一、すごいな~ こんなに凄い監督とは思わなかった。 『月はどっちに出ている』を観て、凄い監督だと感激したけど、本作でその凄さを再認識した。  途中、しつこく挿入される濡れ場が唯一の邪魔だが、それ以外はほんといい味が出ている。 とっても映画的で、1980年代日本映画ならではの味わいが出ていると思う。 主演の内田裕也はかなりの熱演。 作品自体もパワーあふれる力作に仕上がっているので、手抜きが一切感じられない。 作り手の作品に対する意気込みが観ていて伝わってくるのだ。 崔洋一はまだ2本しか観ていないが、これからもじゃんじゃん観ていきたい。  (追記) それと、本作はテイスト的に長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』に似ている気がする。 映像的感覚、破滅的顛末、時代背景など、いろんな部分で似た匂いを感じた。 『太陽を盗んだ男』はとても評価の高い作品だが、本作『十階のモスキート』もそれと同じくらい力のこもった作品で、もっと評価されてもいい気がする。  もちろん崔洋一の代表作である前出の『月はどっちに出ている』はこれら2作品を上回る素晴らしい魅力に満ちた傑作であるが。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-03 23:55:57)
9.  処女の泉 《ネタバレ》 
こんなにも美しく、そして残酷な映画は観たことがない。 世界広しと言えど、こんな映像はベルイマンにしか撮れない。 それくらい鮮烈な映像だ。  少女の強姦シーン。 これほどまで残酷で鮮烈な強姦描写は観たことがない。 観ていて悪寒がはしった。 動悸がした。 心がざわざわとする程の強烈なシーン。  この強姦シーンを、ここまで際立たせた要因は、少女の美しさに尽きる。 冒頭で、少女が神がかり的な美しさを見せる。 これ以上ない美しさ。 心乱されるほどの、強烈すぎる美しさだ。 この、少女を美しく撮った冒頭部分があったからこそ、後の強姦シーンの痛ましさが際立った。  89分と短い尺ながら、体力を非常に奪われた。 なんていう美しさ、なんという不快な作品だろうか。 この不快感には、どんなスプラッター映画も、どんなホラー映画も、足元にも及ばない。 神秘的な美しさと並存する不快感。 私はイングマール・ベルイマンという監督に畏怖する。  ベルイマンにしか取れない独創性の極めて高いモノクロ映像。 美しい少女と、その少女を極めて神秘的に美しく撮った手腕。 ベルイマンという人が、いかに凄いかを確信できる作品だ。  終わらせ方やラストシーンに疑問は残るものの、並外れた作品であることに疑いの余地はない。  この不快感を基に点数をつけるとすれば、0点のインパクト。 美しさを基に点数をつけるとすれば、10点のインパクト。 あまりに両極端で、点数をつけるのが非常に難しい作品である。  いつかは再見したい作品だが、再見する勇気が湧いてこない。 最後に湧いた「処女の泉」は、私にとってなんの慰めにもならなかったのだ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-02-17 21:04:37)(良:1票)
10.  真空地帯 《ネタバレ》 
戦時下における、軍隊の内幕をリアルに描いた作品。 軍隊内部ではイジメや暴力が日常茶飯事に行われており、むしろそれが内部では当たり前のこととされている。 上層部は物資を横流ししたり、人事を不当に行ったりと、こちらも腐敗し放題である。  そういった軍隊内部の内幕を、嫌というくらいにリアルに見せ付ける。 これが本当にリアル過ぎて辛すぎて、観ていて嫌になる。  作品の出来具合としては、文句のつけようがない。 時間の経過を忘れる程の力作である。  しかし、先に書いたように、観ていてどうも嫌になる。 気分が悪いままに二時間が経過するのだ。 「良い物観た」ではなく、「胸くそが悪い物を観た」。 観終えた後、そんな気分になってしまう。 そこがこの作品の良い所であり、悪い所でもある。  いずれにしても、本作が非凡な作品であろうことは間違いない。 久しぶりに凄い邦画を観た気がする。 
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-26 00:08:59)(良:3票)
11.  下妻物語
ノリは軽いですし、なんか硬派な映画好きに敬遠されそうな雰囲気の作品ですが、非常に良く出来た素晴らしい作品だと思いますね。
[DVD(邦画)] 8点(2007-10-12 16:56:55)
12.  SF Short Films
桃生亜希子と麻生久美子がとにかく美しく撮られている。それだけ絶賛に値する。 「Slow is Beautiful」は特に秀逸! 衣装や映像が徹底的に綺麗。 このような作品を観ると、中野裕之がその後、長編映画を撮っていないのが残念で仕方ない。
[DVD(邦画)] 8点(2007-09-22 09:13:06)
13.  シックスティナイン
いやぁ~、やっと観れた!! 最寄りのツタヤでもなく、いつも行っている隣町のツタヤでもなく、更に遠いツタヤまで借りにいった作品。  監督は、『地球で最後のふたり』『わすれな歌』のペンエーグ・ラッタナルアーン。 タイの監督だ。 『地球で最後のふたり』好きな私としては、観ないわけにはいかない。  日頃、サスペンス系はあまり観ないが、そんな私でもしっかり楽しめた。 舞台になるアパートの雰囲気が好きだ。 いかにもタイしている。  それと、主人公の女性が素敵! スレンダーでファッショナブルだ。  細かく言えば不満な部分も多少はあるが、全体的にみて十分に楽しめた作品であった。 やっぱり、この監督は素晴らしい。 ますます、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督のファンになった。  サスペンス好きの方、タイ・バンコクの独特な雰囲気が好きな方、スレンダーな女性が好きな方へ、是非オススメしたい一本だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-30 23:59:01)
14.  シクロ
トラン・アン・ユン監督の作品は、『青いパパイヤの香り』『夏至』そして本作『シクロ』と、3つとも全て観ましたが、その映像美は素晴らしいの一言です。 特にその映像の持つ独特のみずみずしさは、唯一無二のものがあります。 監督はフランス・パリ在住のベトナム人というお人ですが、フランス的なセンスとアジアの美しさとが見事に融合した高いレベルの作品を撮る監督さんです。 特に本作『シクロ』と『夏至』は素晴らしい出来ですね。 監督の奥さんが3作とも出演しているんですが、いくつになっても美しい女優さんです。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-29 01:26:17)
15.  シノノメ色の週末
桜井玲香が主演なんだけど、岡崎紗絵ばかり見ていた。  女子高出身の3人組が廃校となった母校を10年ぶりに訪ね、過去と現在と未来の話に盛り上がるという内容。 ただし、桜井玲香に関するネタがほとんどなので、桜井玲香のファンでもない限り満足はできないかも。 つまり岡崎紗絵ファンの私には物足りない内容だった。  内容はシンプルなので小難しいことを考えずに楽しめる映画としては評価できる。 青春時代の話に花を咲かせ、仕事の悩みを打ち明け合ったりする、女子3人組の同窓会を覗き見しているような楽しさはあった。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-03-31 17:18:23)
16.  ジキル博士とハイド氏(1931) 《ネタバレ》 
科学を極め過ぎて神の領域を冒涜してしまった男の悲劇を、ホラータッチで描いた逸品。 何不自由ないモテる医者なのに、好奇心に突っ走ると破滅する。 私はそういう教訓話として理解した。 好奇心や探究心はほどほどにしておかないと、せっかくの幸せが消えてしまう。 今ある生活の中にこそ幸せはあるのだ。 いたずらに好奇心に身を委ねてはならない。  と、自分に言い聞かせる。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-03-23 20:53:54)
17.  しゃぼん玉 《ネタバレ》 
生い立ちに恵まれず人間らしい心を育めなかった青年。 それを更生させたのは田舎のおばあちゃん。 田舎の良さを描いた心温まる内容。 何でも受け止めてくれるばあちゃんの心の広さ、まるで母親かのような深い愛情に心を揺り動かされた。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-06-26 00:35:51)
18.  ジャガーノート 《ネタバレ》 
アメリカ発のパニックものとしては一番楽しめた。 乗客がパニックなるのではなく、乗客の素知らぬところでエンジニアが爆発の恐怖と戦っている演出が面白い。  爆弾の時限装置除去のシーンでは、ひたすら細かい戦いが続き、見ているこちらもシビれて疲れたが、最後の赤と青の嘘を見抜くシーンはハッとさせられた。 見事なラストシーン!
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-09 21:50:22)
19.  少年の君 《ネタバレ》 
見ていて辛いシーンの連続だが、いじめの悲惨さを世に訴えるためには必要だったと思う。 いじめ撲滅という観点では良い映画になっている。 一方で、楽しめたかと言えばそうではない。 心が晴れる映画ではない。  今までのチョウ・ドンユイはかわいさで魅力を発揮していたが、本作では演技派としても女優の地位を確立した。 監督のデレク・ツァンもこれからの活躍がますます期待される。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-10-24 00:32:06)
20.  親密さ 《ネタバレ》 
リアル劇と舞台劇の二部構成。 合計4時間超の大作だ。  前半から理屈っぽくて声の小さい男に苛立ち、不細工な女に嫌気がさした。 ところが映画が終わる頃には、その男女に慣れている自分に驚いた。  ラストシーンは思いのほか感動した。 丸刈りになって爽やかになった男と、化粧っ気が出て綺麗になった女に目を奪われた。 並行に進む電車の中で無邪気にはしゃぐ男女、雰囲気のいい音楽、やがて電車が離ればなれになるところ。 電車の使い方が実にいい。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-08-21 01:07:16)(良:1票)
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