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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ジャージの二人 《ネタバレ》 
「スローライフ」といえば聞こえはいいが、要は現実逃避に田舎まで来ているわけですな。この手の映画では、「ゆるいふりをしてもっともらしいことをいう」ことがしばしばで、本作でもそういうところが見え隠れするわけですが、それをあからさまに出さないところがよい。それこそこの親子の口癖のように「なんかこう……悪くないんだよね」と言いたくなるようなところがあります。そう、いいんじゃなくて悪くないんですが、それが決してマイナスというわけではないことも、本作の魅力でしょうか。タイトルに「二人」といいながら、「一人」になってからいいことがあったりする。小説は完成するわ、「和小」の謎は解けるわ、妻は別居しようと言い出すわ。案外一人の方がいいんじゃないか? と思わせるところがユニークで、ありきたりを脱しています。なかなかの拾いもの。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-05 17:00:50)
2.  ショコラ(2000) 《ネタバレ》 
ジョセフィーヌが逃げ込んだあたりで「原作者は女性じゃないの?」と思ったのですが、案の定でした。いかにも女性原作という感じの甘いご都合主義。冒頭「むかしむかし」で始まり、北風と共にやって来るなど(メリー・ポピンズかいな)、メルヘン調の要素があるのですが、どうもそれをある種の「逃げ」に使っている感じ。メルヘン調だからご都合主義が許されるというわけでもないでしょう。旧弊で閉鎖的な村を変えていくというのは必ずしも悪くないですし(ただし、全面的に肯定するわけでもありません)、特に最後の神父様のお説教は普遍性があり、大変よいと感じました。しかし、その芯を包むパーツが好ましくない。嫌な亭主は出て行き、ラスボスである伯爵は改心し、すばらしい恋人にも巡り会い、何よりも放浪の宿命から解放される。特にこの最後のところが、最高に(最低に?)がっかりです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-09 22:03:21)
3.  幸せのレシピ
オリジナル版でのマーサは依怙地で頑固で魅力にとぼしかったのですが、本作でのケイトはそのあたりが薄められています。演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズの個性もあるのでしょうが、親しみが持てます。対するニックも陽気で明るく、奇矯なところは見られません。ゾーイ役のアビゲイル・ブレスリンは、あいかわらず眼力があってお芝居も達者。ということで、『マーサの幸せレシピ』よりもよっぽど楽しめました。適度にユーモアがちりばめられているのもいいです。見ている方が幸せな気分になれそうな好編です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-17 19:21:06)
4.  幸福のスイッチ 《ネタバレ》 
どことなくNHKの朝ドラを彷彿とさせるような話でした。田舎を舞台にした、ゆる~いホームドラマ。田舎だからか電気店のお客さんはお年寄りかおじさん・おばさんばっかり。いかにも手がかかりそうなお客さんに、ちゃんと手をかけているお父さんは好感が持てます。基本的に、主人公の怜が仕事をする・働くということを身をもって知るという流れなので(そこはすごく成功している)、やはり浮気騒動がうまく収まっていない感じ。とはいえ、娘のことを思いやるガンコ親父を好演したジュリーに拍手。やたらと機嫌の悪い樹里にも拍手(笑)。もっと活躍を見たい女優さんなのですが、いろいろと難しいのか……? 全体的に小道具の使い方がうまい。いろいろと出てくるのですが、多すぎて嫌味になるところまでは行っていないのも、なかなかのもの。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-19 22:18:32)
5.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
深刻になりがちなお話を、軽いユーモアを交えてカラッと仕上げていますが、決して軽薄ではありません。そのあたりのバランス感覚が絶妙で、こうした映画に関して深刻か軽薄かの二択しか思いつかない人は、高く評価しないかもしれません。しかし軽みの中にもシリアスなテーマはしっかりと練り込んであり、それが男女の愛情問題・人間関係を軸として展開しているので、見ていて充実感がありました。ジュノの成長が、年相応のものに抑えられているのも、好感が持てます。あと、リアがいい奴でとても嬉しくなってきます。欠点がないではないですが(両親が理解がありすぎるとか)、あまり気になりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-30 22:08:56)
6.  しゃべれども しゃべれども
結局何がやりたかったのかわからず。皆さんどこか成長したのでしょうか。子役の落語は早口で何を言っているのかわかりづらいし、いじめっ子を笑わせようと必死なのが痛々しい。伊東四朗の火焔太鼓はおもしろかった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-17 21:43:36)
7.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
まぁ、粗があることはたしかでしょう。あんな簡単に収容所に入れるはずはないし、母親や祖母がユダヤ人迫害に反対しているようなそぶりも、英米的価値観(希望的観測?)から来ているようで違和感を感じます。が、それを差し引いてもすぐれた映画であると思います。先の言葉と矛盾するようですが、人物配置が絶妙。特に、家庭教師の言うことを素直に信じる、優等生タイプのお姉さんを置いたことが成功していると思います。ブルーノがシュムールのことを尋ねられ、「知らない」というあたりも、記憶のどこかにあるような事柄で共感できます。 本作は反ナチの立場で作られていますが、さらにグローバルな視点からも見ることができると思います。先入観なく相手と対峙すれば、お互い人間であるということがわかるでしょう。そうなれば、互いを理解することも可能なのではないか。地球上では現在でも、価値観の違いから争い、殺し合う事態が続いていますが、謙虚に相手を見つめて人間同士であるとわかれば、愚かないさかいも少なくなるかもしれません。その可能性を示したことが、21世紀に本作が存在する意義であるように思われました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-24 21:56:19)(良:1票)
8.  幸せの1ページ 《ネタバレ》 
私もジョディ・フォスターが島へ行くのがメインかと思っていました。見てみるとファミリー向け……というかお子様向けですね。これはこれなりに楽しめました。キャストはけっこういいし、お金もかけているようですが、そこはかとなくB級の香りが漂っています。とはいえ、それが嫌いではありません。問題は、アレクサンドラが島へ行くことと、ニムの冒険の結びつきが弱いこと。妙に大人向けの要素を入れて失敗したような気がします。ただ、アレクサンドラが出かけようとするところがいちばん笑えました。オープニングとエンディングのアニメがグッド。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-13 18:08:42)
9.  終着駅 トルストイ最後の旅 《ネタバレ》 
ラスト、走り去る汽車を見ながら思った。ソフィアはきっと、夫には自分だけの人でいてほしかったのだろうと。しかしロシアの宝となり、トルストイ主義の「教祖」に祭り上げられた今となっては、それもかなわないこと。であっても、自分ひとりの夫でいてほしい。これはたいへんなワガママなのでしょうが、考えてみると一人の人だけを愛するというのはワガママなことなのかもしれません。してみると、トルストイは「すべての宗教に共通するのは愛だ」と言っていましたから、宗教というのはたいへんワガママなものということになります。宗教の間で争いが絶えないはずです。 それはともかく、いまわの際にトルストイが求めたのはほかならぬ妻であり、彼もこの時ばかりは公人の立場から逃れて一人の人間に立ち戻れたようです。であれば、これはハッピーエンドの映画ということになるのでしょう。 もともとトルストイにあまり関心はなく(それでも『戦争と平和』と『復活』は読んだ)、ヘレン・ミレンが出ているということで見たのですが、期待に違わぬ芝居を堪能できました。トルストイ役のクリストファー・プラマーも枯れた演技で、臨終の場面など妙にリアルでギョッとします。ジェームズ・マカヴォイは前半の妙にオドオドしたところがはまっていました。チェルトコフをあからさまな悪役に描いていたのは適切かどうかわかりませんが、映画としてはなかなかよかったと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-09-19 17:20:11)
10.  純喫茶磯辺
どうも、あまり好きになれない人たちです。親父は世の中をナメたところがあるし、モッコはどこまで本当のことを言ってるんだか。常連客など面白いところがないわけではないけれど、全体としてはこれといってコメントすることがない映画。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-05-30 21:53:32)
11.  情愛と友情 《ネタバレ》 
原作は未読ですが、おそらく原作とこの映画とでは、狙いが微妙に異なるのではないでしょうか。個人的に感じたのは、精神的な要素を重要視するマーチメインの人たち(特に夫人)と、無宗教で物質的な面を重要視するチャールズを対比させ、それがそのまま上流階級と庶民、伝統ある家柄と成り上がり者の対比になっているということです。そしておそらくは、物質優先主義に対する批評めいたものがあるのだと思います。が、この映画ではそれとは別の面にスポットが当てられているようで、そのためか終盤は本筋とはややズレた展開であるかのような印象を受けます。実はこちらが本道ではないのかと思いますが。 このズレを助長しているのが、登場人物の描写不足。ジュリアと再会したチャールズが、彼女と結婚しようとその夫と話しあうとき、「ブライズヘッドが欲しいのだろう」と言われます。チャールズの物質主義を指摘したものですが、実はそれまでの展開では、チャールズがそれほどブライズヘッドを気に入ってこだわっているとはとても思えません。チャールズとセバスチャン、ジュリアとの関係に重点を置きすぎて、この辺がお留守になったようです。せっかくエマ・トンプソンまで担ぎ出したのに、締まりのない映画になってしまいました。映像は美しいのですが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-24 20:27:20)
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