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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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1.  スローターハウス5 《ネタバレ》 
ドレスデンの大空爆を描きたいのならふつうの戦争映画でいいわけで、わざわざこういう手法をとるのはそれなりの考えがあるのでしょう。最終的に「世界は瞬間の集まりであり、それは順不同にやってくる」という結論に至るようですが、つまり世の中何が起こるかわからないから、先のことにクヨクヨしても仕方がないということ? それと「いいことだけを見て嫌なものは見ない」というのも出てきますが、これも完全に現実逃避であり、あまり同意できません。というか、そんなことをできれば誰も苦労をしないのですが。とはいえ、昨今ネット上では「自分の嫌なものは存在自体を否定する」という発言がしばしば見られ、結局人間はそういうものなのかという気もします。そういう点では、なかなか鋭いところを突いているようです。話としては、つまらなくはなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 10:38:15)
2.  スタア誕生(1954) 《ネタバレ》 
映像が欠落した(?)部分をスチル写真で補った長時間版でした。  ミュージカルとしては聞き応えがありましたが、アル中の旦那はあまり好きになれない。後半は夫婦愛の話かと思いましたが、立ち直れない情けない夫では感動できません。友人のサポートも結局あまり役に立たなかったわけですし。それで勝手に死ぬのはどうよ、と思ってしまう。その結果「スタア誕生」になったという理屈はわかりますが、それより生きてちゃんとやり直した方がよかったんじゃないの? あまり晴れ晴れとしないお話でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-15 16:07:46)
3.  素直な悪女 《ネタバレ》 
どこが悪女なんだか。まわりの男が勝手に騒いでいるだけで、それを「女がエロイせいだ」と言うのは、一方的に責任転嫁してるだけ。女が挑発したからレイプしてもいいという理屈と同じですよ。特に長男は、ジュリエットに対して「一晩寝れば十分」と言ったり、あげくの果てには売春婦扱いしたりしてますし。 しかし当のジュリエットは、長男に対する思慕を捨てきれず、ミシェルと結婚しても悶々として過ごす日々。そんな迷える娘の心情をブリジット・バルドーが繊細に演じていて、私としてはそちらの方に魅せられました。まあこれに関してはミシェルがいまいち覇気がない、ということがあるようで。鬱屈を吹き飛ばすかのように踊り狂ったあと、ミシェルに平手打ちされてやっと平静に戻るわけですが、これはミシェルが夫としての「力強さ」を示したことが原因でしょう。つまりこの映画は、とことん男目線のマッチョな思想で作られています。そのあたりがどうしようもなく古いというか、かび臭い時代遅れなわけですが、先にも書いたような、自分でもどうしようもない思いに悩むジュリエットには、青春ドラマとして現代にも通ずるところがあって、そのあたりを高く評価しておきます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-22 20:39:32)
4.  スパルタカス(1960) 《ネタバレ》 
なかなか面白い。なにが面白いって、最初はスパルタカスによる「奴隷の反乱」を描いていたのに、だんだんとローマでの勢力争いに比重が移っていき、終わってみれば、結局そっちの方がメインだったんじゃないかと思えてくるところ。奴隷による反乱という、ローマ帝国の根底を揺るがしかねない事態でさえ、政権を握ることに利用してしまうというしたたかさ、あるいは狡猾さ。最後にバリニアとその子どもは自由の身になったように見えますが、それもクラサスに一矢を報いようとするグラッカスの思惑があってこそで、結局ローマの高官の意志ひとつでどうにでもなるという点では、自由の身からはほど遠いと思わざるをえません。こうした政治劇を描いたシナリオが、現実の政治に目配せしていることは想像に難くありません。もっとも、私はそこまで深く詮索しようとは思いませんが。単なるアクション史劇としてもそれなりに見栄えがありますが、政治劇としても見どころのある、「ひとつぶで二度おいしい(?)」作でした。であればこそ、長時間も気にならないというものです。 ただひとつ、アレックス・ノースの音楽が妙に軽くて重厚さに欠けるようなところが気になりました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-16 19:56:57)
5.  スタンピード 《ネタバレ》 
ユーモアあふれる西部劇で楽しめました。イギリスからヘレフォード種の牛を繁殖させるため、アメリカにやってきた母娘が中心。当然、イギリスとアメリカの違いがあちこちで披露され、そのちぐはぐさが笑いを誘います。これがなかなかうまいと思ったら、マクラグレン監督はイギリス出身だったのですね。これは納得。ブライアン・キース演ずる無頼な牧場主が、母親に感化されて英国風になっちゃうあたりも、かなりおかしい(実はスコットランド出身だったらしい)。あと、連れてこられた種牛が"God save the Queen"を口笛で吹くということをきくというのも、とぼけた味わいがあります。途中でアクション場面はありますが、全体としてはドラマ主体で、それも牛の繁殖を巡るものという渋い展開ですが、「新しいものに挑戦する」という点では、なかなか見せるところがありました。ただ、序盤の人間関係があまりよくわからず、なぜジェームズ・スチュワートが牛の輸送を買って出たのか、そのあたりも不思議でした。とはいえ、旅に出てからはアクションありロマンスありで楽しめました。主要キャストはそれぞれ適材適所ですが、特に娘役のジュリエット・ミルズがよかったと思います。なかなかの拾いもの。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-03 19:33:32)
6.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
フランク・キャプラ監督の映画は何本か見ましたが、ひとことで言うと、どれもそこそこ。つまらないわけではありませんが、一般に言われるほど感動するわけでもない。というか、「イイ話」には間違いないのでしょうが、「イイ話」にしようとするのがありありで、つまりはあざといのです。 本作でも、たしかに自分の生まれてこなかった人生は味気ないでしょうが、8000ドルがなくなるまではそこそこ幸せに暮らしていたのだから、そう思うのはむしろ当然。それと「8000ドルなくなったから絶望」というのは、どう考えても話が別だと思います。死ぬのをあきらめても、8000ドルがないことに変わりないわけですから。それが話をすり替えるようなことをするのは、どうでしょう。あと、8000ドルがなくなってからのジョージの行動は、同情できるようなものではありません。案外普段隠している本音が出たか、というところ。私としては、「刑務所に入る覚悟」さえあれば生きてなんとか乗り切れると思うのですが、ジョージはなぜそう思わないのか。会社も家族も、助けてくれる人がいるとは思わないのでしょうか。もしかするとジョージという人は、人に親切にしながらも、他人を信用していないのかもしれません。ラスト、そんなジョージに多くの人が助ける手を差しのべてくれるというのは、ある意味皮肉です。もしかしたら、他人を信じられる人生はすばらしい、ということなのかもしれません。 このラストはご都合主義のようにも見えますが、近年災害義援金の集まる額を考えると、じゅうぶんありえる話です。「情けは人のためならず」ということですが、そこまで考える余裕のなさそうな現代人には、一見の価値はあると思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-25 21:28:40)
7.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
それなりに面白かったですが、最大の欠点は、スミスが結局秘書の言いなりで動いていたこと。「操り人形」であることに変わりはないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-10 11:08:21)
8.  スター・ウォーズ<特別篇>
スター・ウォーズ、なつかしいです。当時アメリカで大ヒットしたことが大きな話題で、私も日本封切りを楽しみにしていました。サントラLPを聞き小説を読み、今から思えばその内容を確かめに劇場に足を運んだようなもの。これでは本末転倒です。きっと流行に乗っていただけで、その証拠にこれ以降の作品にはあまり関心がありません。 で、NHKでシリーズ全作を放送するというのでエピソードIVだけ見てみたら、どうやらこの特別篇だったようです。こちらは初見です。そして、意外なほど面白かった! いや~、これは大ヒットしたはずですわ。完全にオリジナルな世界を確立しています。登場する異星人・異種族のユニークなこと。パルプ・マガジンのイラストから抜け出たようなBEMがゾロゾロ登場して、製作当時の感覚からしても古いとは思いますが、そこが逆に新鮮というか、楽しかったりします。古いイメージのものをちゃんと映画として映像化したところに、大いなる価値があったのでしょう。その意味でやはりエポック・メイキングな作だったと思います。ストーリーはテンポよく、ユーモアも利いていて飽きさせません。各人物のキャラクターも古典的ですが、それだけにうまく噛み合っています。特に“若造”のマーク・ハミルと強気なキャリー・フィッシャーが、記憶していた以上に存在感があり役にハマっています。 気になったのは、ブラスターを乱射する場面で画質が変わること。ビデオ合成のように荒くなって不自然にみえます。オリジナルではもっと見やすかったと思うのですが、記憶違いでしょうか。それを除けば、楽しさ満載の2時間でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-07-24 21:21:43)
9.  スティング 《ネタバレ》 
テレビの放送以来ですから、字幕で見るのは初めてですね。こういうオチが強烈な話は、それがわかっていると面白くないんじゃないかと思って、あまり見る気になれないんです。今回久々に再見したところ、伏線の張り方がうまく、よ~く見ていればあのオチも読めることに気がつきました。実におみごと! それでこそ名作です。ポイントはFBIの捜査官で、この人が本物だと信じたらだまされるでしょう。また、序盤は青さを感じさせたフッカーの成長ぶりが見もの。彼が最後に「金はいらない」と言うおかげで、さわやかな後味を残す映画となっています。不満点はサリーノの扱いで、別に出てこなくてもよかったんじゃないかと思えるのですが……。とはいえ、脇役が曲者ぞろいで最後まで楽しめる素敵なエンターテインメントです。 それにしても、“スティング”ってそういう意味だったんですね。なるほど。
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-07 17:18:32)(良:1票)
10.  枢機卿 《ネタバレ》 
神学校を出たばかりのカトリック神父が、枢機卿に任ぜられるまでの道のりを描いた物語……というと地味で宗教臭さプンプンかと思いますが、意外と娯楽路線。前半は教義に忠実すぎたため、異教徒との結婚を希望した妹の力になれず、あげく妹は娘と引き替えに命を落とす羽目に。後半はKKKがはびこるジョージア州の教会へ助けに行って逆に鞭打たれたり、ナチスドイツとの併合に揺れるオーストリアで当地の枢機卿と対立したりと、けっこう派手なお話。さらに、休職中に恋した女性と、彼女が結婚してから再会するというチョー・ベタな展開まであります。しかもそれでかなり面白かったりする。全般的にハリウッド的というか、アメリカ的。特に後半では、主人公がアメリカ人であることがことあるごとに強調され、最後のスピーチなどはモロにアメリカの正義をぶっていて、「ハン!」という反発の声も聞こえてきそうですが、そんなところも含めて興味深い映画でした。聖職者が主人公ですが、宗教にこだわらず普通のドラマとして見られるので、一般の日本人でも楽しめるでしょう。「アメリカバンザイ」が気にならなければですが。映像・音楽(音響)も美しい。かなりおすすめ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-11-01 11:04:59)(良:1票)
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