41. ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
旧日本軍同様の撃ちてし止まんの精神、ヒトラー同様の立て板に水の話しぶり。 勝てば官軍なオハナシ。私的に理知的なイメージを持っていたチャーチルの酒食らって喚く言動に幻滅であります。 クリスティン・スコット・トーマスの賢夫人ぶりに点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-03 11:46:21) |
42. 裏切り者(2000)
登場する男性陣全員が阿漕なマネをしでかして裏切りあってアタフタしているのを見せられてアホクサとしか思えず。結末には「お前が一番の裏切り者やないか」怒怒怒怒怒 100へぇな豪華キャスト共演でのこの愚作ぶりに仰天。 お目当てジェームズ・カーンが一瞬ドン・ヴィトー・コルレオーネに見えたところに+2点。 [DVD(字幕)] 4点(2022-08-12 00:28:15) |
43. 嘘をつく男
《ネタバレ》 お目当てトランティニャンは率直に言えば与えられた台詞を発しているだけなのですが、贔屓目で言えばこの無機質で淡々としたキャラクターに当てはまっています。自分は村の英雄ジャン・ロバンだと言ったかと思えばジャンの親友ボリス・ヴァリサだとも言う。ゲージュツ的な描写で描かれるジャンの帰還を待つ妻、妹、家政婦(三人とも微妙なお顔・・ゴメン)との絡みに辟易。嘘をつくというか矛盾まみれなオハナシが延々と続き、メチャクチャな時系列と併せて寝落ち寸前。当時のチェコスロバキアに於ける人間の本質、英雄か裏切り者かを問うたようにも思えるのですが、ついてゆけなかった作品です。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-08-31 11:37:43) |
44. ウソから始まる恋と仕事の成功術
嘘が無い世界とは如何なるものか。興味を惹いたのですが、脚本家の役柄と全く同じな冴えない脚本で何一つ盛り上がる事無く終了した邦題同様に滑っている感満載の作品。 本サイトでのフィリップ・シーモア・ホフマンに即再見で発見「へぇ~」に+1点。 他の生物には出来ない嘘つき行為は他の生物に出来ない礼儀・思いやりが伴ってこそで、損得絡みではできる限り慎むべきと思うところです。 [DVD(字幕)] 4点(2021-07-11 14:04:33) |
45. ウィンダミア夫人の扇
お目当てロナルド・コールマン若かりし姿は、そこそこな美男子であっても哀愁の「あ」の字も無く、あの渋みのある声も彼の魅力の一つなのだと実感する拍子抜けな脇役ぶりでした。「オバハンの風上にも置けない腐れ・・・(以下自粛)」なアイリーンを軸にした物語は、ヤドンの如きテンポで進んでゆき、哀れみさえ誘う有閑階級の姿にリタイア寸前。これがアイリーンのたった一つの善行(4点)の前振りだとしたら、「監督さん、焦らし過ぎでっせ~」と言いたくなる出費の元は辛うじて取れた一品。 [DVD(字幕)] 4点(2021-03-17 16:51:26) |
46. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 初見。ドリフの舞台セットのような、昔絵本で見たアリの巣の断面のような、お向かいのアパート。スルーすべきでしょうが、開けっぴろげにも程があるのに萎えてしまいます。分かりやすい展開に、これはミスリードで意外なオチが待っている、何と言ってもヒッチコックの名作との呼び声高いのだから、画面に集中していましたが。「え、何ですか? この結末は?」「♪ 真っ逆さ~ま~に~(略)♪ 」薄っぺらい人物像と併せて、策士策に溺れると言うべき作品でガックリです。画面に華をもたらすグレース・ケリーに+1点。 [DVD(字幕)] 4点(2020-05-19 14:26:06) |
47. ウイスキーと2人の花嫁
船もろとも海の藻屑となるのなら頂戴しちゃえ。島民の行為は目くじらたてる程でもありませんが必死で隠す姿に浅ましさを感じてしまいました。喜怒哀楽の感情が湧かなかった作品。 [DVD(字幕)] 4点(2018-11-25 23:04:27) |
48. 牛泥棒
《ネタバレ》 苦手なヘンリー・フォンダの抑揚のない芝居で物語ものっぺりとして惹き込まれない。人が我は正義なりという感情だけで人を裁く浅はかな思い上がりを、処刑賛成者は勿論のこと、妻に宛てた遺書を勝手に読み上げる行為からも感じた。遺書の内容は妻に宛てるものでなく監督の主張であり、観て解る事をあらためて言葉にする演出に白ける。過ちに対する罰を受けることのないご都合主義の結末にも萎える。お目当てだったダナ・アンドリュースも見どころが無い。尺が短かったのがせめてもの救い。 [DVD(字幕)] 4点(2018-06-30 20:27:08) |
49. ウォールフラワー
壁の花の男子高校生はトラウマを抱えていた。 何が言いたいのか分からないハナシがタラタラ流れていてつまらなかった。 野暮を承知で、親の金で生活させてもらう半人前の身でいっちょまえな事してる皆さんに、あほくさと言いたいところです。 [DVD(字幕)] 3点(2023-09-11 16:46:48) |
50. 運命のボタン
《ネタバレ》 「あっ、もう押しちゃった」と口アングリ。その先も終わりまで口アングリ状態でした。製作者はハンディキャップや困窮に負けて他人を泣かせれば自分も泣くことになる事を言いたかったのか。火星人?一派のやり口は不可解且つ不快、国家権力の目的も不明。あれこれ伏線を張って盛り上げようとするものの空回りしている作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2013-04-16 00:46:10)(良:1票) |
51. 美しさと哀しみと(1965)
22歳加賀まりこ演ずる小娘キンキン喚く台詞回しとペランペランの内容が胸糞アホくさの極み。山村聰の浅はかな中年作家センセイはまだ見れたものの、八千草薫の空回り感が痛く、25歳山本圭に至ってはマネキンのような存在にポカーン感しかありません。 [DVD(邦画)] 2点(2022-05-02 14:44:37) |
52. 浮雲(1955)
《ネタバレ》 初見。お上品に取り澄ましているものの気安く関わる女全てを不幸に突き落とす身勝手なカス男と好き勝手に振舞う女の斜に構えた会話が鬱陶しい。陳腐な音楽に辟易。腐れ縁をダラダラダラダラと垂れ流すだけ。陰気臭さがタマラナイ。結末はウスウス感じたそのまんま。これ以上ない安物のよろめきドラマ、メロドラマ。我慢を重ねて最後まで観てグッタリとなりました。 2022.6.25追記 森雅之さん目当てで再見 残念ながら酷評の訂正部分がありません。 [DVD(邦画)] 1点(2011-10-18 23:58:06)(良:2票) |