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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 
何よりも、台詞の一つ一つがいちいち含蓄と示唆(と皮肉)に満ちていて、会話のやりとりを聞いているだけで心地よい。また、素朴な人道的感覚には反する結論であるにもかかわらず、不思議に開放感(爽快感とすらいえるかも)が漂っているのは、主人公の「意志」に徹底して焦点を当てて、そこからぶれていないからです。だから、宙を飛んでいく主人公の空想の視点も、単なる映像イメージではなく、作品の重要な一部としての説得力をもって迫ってきます。ただ単に登場人物の行動がどうのこうのというだけでなく、見た人にそれぞれ自らの生きる意味まで考えさせるという点において貴重な作品。なお、邦題もセンスが良いと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-21 00:20:45)(良:2票)
82.  薄化粧 《ネタバレ》 
本来、もっと重厚で壮大なドラマを構築できたと思うのですが、時系列を変に操作しているのと、逃亡後よりも逃亡前の方に描写の多くが割かれているのとで、今ひとつ時間的な拡がりが伝わってきません。また、刑事側の追跡過程があまり描写されていないので、いざラストを迎えたときも、やっとゴールに達したというような達成感のようなものが湧いてきません。作品の軸を主人公の女性遍歴に置いてしまったのが、少しずれていたのではないかな。それでも、主人公の行動なり思考が与えるインパクトと緒形拳の気合の演技により、作品としての力はあるので、この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2008-05-27 02:40:13)
83.  ヴェロニカ・ゲリン 《ネタバレ》 
このような強靱な意志と前向きな目的のある主人公をケイト・ブランシェットに演じさせれば、それだけでつまらなくなるわけがありません。警察や勤務先で何か言われたときにさっと切り返すときの表情もいいし、撃たれたり殴られたりしたときの弱気オーラの表現も見事です。ただ、93分はいかにも短すぎですね。特に序盤の進行がえらく速く感じます。ケイトももっといろいろ演技したかったのではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-03 02:22:20)
84.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
時間軸を操作するというアイディアはほかにもありますが、この作品が見事なのは、わずか100分足らずの間にそれをぎゅうぎゅうに押し込めてみせた点。しかも、それぞれの登場人物の立ち位置が明確なため、初見でも混乱をきたさずにするりと見ることができる(かつ、2回目が見たくなる)。脚本というのはこれくらいこだわりをもってほしいものです。俳優陣では、探偵役の山中聡がうまく雰囲気を引き締めていました。逆に、女優二人の個性が感じられなかったのはちょっと残念。
[DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 01:56:02)
85.  噂の二人 《ネタバレ》 
出だしの感じと邦題からは、明るく賑やかな学校ものを想像していて、風評被害が発生したときも、そのうちうまく誤解が解けて最後は全員笑顔でハッピーさ!みたいに予想していたので、あまりの暗さと陰湿ぶりにびっくりしました。いつまでたってもハッピーな雰囲気にならない(どころか、悪い方向にばかり進んでいる)ので、一体どうやってオチをつけるのかと思っていたら、まさにそのまんまの話でした。ラスト、オードリーの散歩の時間をゆっくりととって、観客にもこの「時間的空白」を体感させる演出が面白かったので+1点。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-16 02:57:26)
86.  運命の逆転 《ネタバレ》 
そもそも、裁判で完全無罪が確定しているのだから、その裏をどうこう疑うような映画をわざわざ作っている時点で制作者の神経を疑うのだが、それを措いたとしても、何が表現したかったのかよく分からない作品。本体の裁判の部分は、証拠関係や審理経過のディテールを省略してしまっているせいで、著しく緊張感が薄れてしまっているし、また、視点をグレン・クローズに置いてしまったせいで、弁護人から見た人間ドラマという点でも発展性が減殺されている。結果、単に弁護団内部の表面的なやりとりを淡々となぞっただけになってしまいました。クローズとアイアンズの底力で何とか見られるものになっているだけですね。
[DVD(字幕)] 4点(2008-01-06 04:28:11)
87.  薄れゆく記憶のなかで 《ネタバレ》 
最初の説明的なナレーションとわざとらしい高校生活描写に、これはハズレ作品決定かなと思っていたのです。途中では、字幕翻訳が必要じゃないかと思うくらい聞き取りづらい台詞回し(ほとんど全員)に苛々していたのです。しかーし、それまでの伏線をふんだんに使った上に容赦なく切なさの底に叩き込んでくれるラスト20分で、一気に印象が変わりました。加えて、相当下調べをしたであろう気合の入ったロケーション撮影と効果十分な音楽をあれだけ全編にかぶせられたら、低い点はつけられません。ううっ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-11 00:57:22)
88.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 
昔何回か見ていて、いたずらな高校生コンビが元気に活躍して最後は無事解決、みたいなお気楽な印象を勝手に記憶していたのですが、改めて見直してみると、冒頭のエピソードといい、容赦なくFBIに拉致される展開といい、意外に重たい部分も多かったのに驚きました。最後の3目並べのオチも、単に意外性で落としただけではなく、「戦争だなんだってのも所詮こんなレベルじゃねえか」という暗黙のメッセージが伝わってきます。そのように中身があるからこそ、コンピューター技術の経年劣化にもかかわらず、今でも十分鑑賞に耐えるのです。あと、博士の家族の映像で、亡くなった子供が3目並べに興じているシーンを再発見。これにも驚き。
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-21 04:40:30)
89.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
「Ray」との構造的類似も気になるが、実在したC&W歌手の伝記、男女間の長年にわたる関係の描写となると、やはりどうしても「歌え!ロレッタ愛のために」という傑作の先例がちらついてしまう(本作のリースの唱法も、「ロレッタ」のシシー・スペイセクにそっくり)。で、初レコーディング時の感動、ヒット曲が出た喜び、絶頂期の観衆の熱狂度などの表現は、先例には遠く及んでいないわけです。家族関係の描写がしつこい割に、内容的にさして目新しくもないのも難点。ただし、ホアキンとリースのステージパフォーマンスの頑張りには+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-13 03:40:59)
90.  ウォール街
当時ブレイクしていたチャーリー・シーンを鼻であしらうマイケル・ダグラスが、何とも凄みを感じさせていたものです。ラストのあっさりした締めはちょっと物足りなかったけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2006-09-25 03:19:40)
91.  歌え!ロレッタ 愛のために 《ネタバレ》 
シシー・スペイセクの圧倒的名演はいうまでもないが、それを丹念に受け止めてみせたトミー・リー・ジョーンズも称賛されるべきだと思う。映画中のロレッタ・リンと同じく、彼の助けなしではここまでのレベルには到達しなかっただろう。ラブラブなだけでも険悪でもない、笑いも涙も喧嘩もあるごく普通の夫婦のあり方を、絶妙なバランス配分で見せているところが良い。エンディングのメドレーにもびっくりした。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-25 01:29:19)(良:1票)
92.  ウィロー
前半の説明部分は少々かったるかったが、中盤以降の行け行けの盛り上がりはなかなかだった。ところどころに挿入されるコメディチックな部分も面白かった。しかし、ヴァル・キルマーの演技がまともに見えてしまうほどの主演の彼の大根ぶりは、何とかならなかったのか。
5点(2005-03-24 02:09:04)
93.  ウインドトーカーズ
自らの侵略・虐殺の対象だったナバホ族に対して、日本人という第三者の敵を持ち出して仲間意識をでっち上げ、そのどさくさに紛れて過去の歴史はうやむやにしてしまうという、WASPの自己中心性を凝縮して象徴したかのような作品。戦闘シーンも、ダラダラ続くだけで緊張感がない上に両方の兵とも弱すぎて、見所が皆無。
0点(2005-03-21 01:49:41)
94.  ウィンブルドン
キルスティンのはつらつとしたテニス・プレイヤーぶりは一見の価値ありだが、それ以外には何も価値がない。ストーリー展開も登場人物の台詞も、その辺の素人の演劇部レベルでしかない。肝心のテニスのシーンで、変なスローモーションやCGを多用して、肉体の躍動感の表現がなされてないのも大きなマイナス。
3点(2005-02-13 22:56:13)(良:1票)
95.  うるさい女たち
よくできたコメディで細かい部分も練られているのですが、邦題そのものどおりに主人公の2人がうるさすぎるのが難点。これを、ポイント部分以外はむしろ無言でやった方が、どれほど面白かったことか。ところで、ラストでやっと気づいたんですけど、これって全体のコンセプト自体がある先行映画のパロディだったのですね。
5点(2004-12-08 01:13:27)
96.  ウッディ・アレンの愛と死
ストーリーとしてもつまらないし、何が表現したいのかもさっぱり理解できなかった。
2点(2004-11-13 02:07:56)
97.  浮雲(1955)
高峰秀子の熱演は見事ですが、全体的に長過ぎです。屋久島まで何でいきなりついていったのかも、よく分かりません。
5点(2004-03-08 01:26:51)
98.  ウェディング・プランナー
 どこを切ってもベタベタなのですが、こういうのはそれでいいのです。しかし、相手役の男が全然格好良くないのは、何とかならなかったのか?
5点(2004-02-01 23:40:05)
99.  ウーマン・ラブ・ウーマン
 試みは面白いし、時代ごとの対比もまあまあよくできているが、肝心の各話のストーリーにひねりがなさすぎ。3話目の、職業やら何やらで父親を選択しようと必死になるシーンでは、嫌悪感すら覚えた。
3点(2003-11-25 02:17:33)
100.  ウディ・アレンの重罪と軽罪
 2つのストーリーの対比がミソである話なのに、対比されるような脚本になってなくて、淡々と双方が進んでいくだけなので、設定の意味がありません。 
2点(2003-11-22 13:04:16)
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