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1.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
新年早々つまらんモノ観てしまいますたトホホ。バレバレのCGを湯水の如く垂れ流すのは”ホラー”の雰囲気をブチ壊しにしてしまうという単純な事実が何故わからない??「どうよ?全編クライマックスみたいなハイテンションでメチャ凄いっしょ??」とでも言わんばかりだが、”過ぎたるは猶及ばざるが如し”だ。何よりも許せないのが伝統あるユニバーサルホラーの名に泥を塗りまくった軽薄かつ陳腐なプロット。こんなのが全米興行収入で(数週間にせよ)TOPになる時点で現在のハリウッドの底の浅さ・志の低さが露呈しているとしか言いようがない。カッコつけて登場した割にヘルシングは結局ウェアウルフ(オオカミ男)化しなきゃドラキュラに歯が立たないなんて正に愚の骨頂!アナの死に様の間抜けさはコントのつもり…なのか?製作スタッフはメアリ・シェリーやブラム・ストーカーやロバート・ルイス・スチーブンソンの墓前で無礼を深く詫びろ!6点マイナス。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-04 05:07:25)
2.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
何と言っても落雷~トライポッド出現~逃げ惑う群衆ジェノサイドの一連のシークエンスが圧巻。フェリー渡し場でのスペクタクルも凄い!が、矢張りウェルズ原作に忠実たらんとしたスピルバーグ版の”トライポッド”よりも映画的にアレンジされたバイロン・ハスキン版の”ウォーマシン”にロマンを感じるし、チャレンジャー魂が込められているように私は思う。だってさ、原作版の挿絵をそのまんま最新CGで「ね、凄いっしょ?」とでも言わんばかりに再現されても「へー、あっそ」としか…。万物の霊長として地球上に君臨してきた人類が成す術なく滅亡の淵に追いやられる絶体絶命の危機を取るに足らぬバクテリアが救うという何ともアイロニカルな原作のオチは、余りに有名かつ発想の秀抜さ(1898年出版だよ?)から言ってもコレを超えるアレンジなんぞ絶対にありえない(断言!)。「インデペンデンス・デイ」の”コンピュータ・ウィルス”みたいな寒いアレンジで失笑を買うリスクを避けたスピルバーグの判断は(チキンっぽいけど)一応正解と言える。主人公一家の祖父母役に53年版のジーン・バリーとアン・ロビンソンを配している辺りにはジョージ・パルへのリスペクトも感じないではないが、何だか取って付けたような感じでワザとらすぃ。あれこれプラスマイナスして6点進呈。トムとダコタの父娘ドラマが何ら点数に貢献していない(むしろマイナス効果)のはコノ手のジャンルのお約束ってもんですw。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-18 04:44:18)(良:1票)
3.  ウエスタン 《ネタバレ》 
え~と、私の頭が悪いせいだとは思うんですが…。モートンにそそのかされてフランクを襲った手下共が返り討ちにされた後、フランクがリベンジせんと列車に戻るとゴロゴロ死体が転がっててモートンが水溜りの縁で這いつくばっていた状況が全く理解不能なんですけど…。ハーモニカかシャイアンの仕業ってコトなんすか?それとも仲間割れの同士討ち??もしやアルジェント先生がシナリオ(原案)を書いたのってこの辺なのかなぁ。だったらナットク(いやハナシとしては全然つながらないし不条理でちーとも納得できないんだけど)w。それとヤッパ165分は些か冗長っす。4点マイナスてコトで悪しからず。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-31 01:58:35)
4.   《ネタバレ》 
戦前の東宝を代表する名匠・山本嘉次郎監督によるセミ・ドキュメンタリー・タッチの傑作。筋立て自体は東北地方の貧しい農家の少女いね(高峰秀子)が懸命に馬を育て上げ、遂に最後で軍馬に買い上げられる迄が淡々と綴られているだけの至ってシンプルなもの。が、山本監督による渾身のオリジナル脚本は愛弟子・黒澤明の協力を得て徹底的な調査の下に書かれただけあって、東北の四季を詩情豊かに掬い取って実に秀抜。これほど活き活きとした東北ズーズー弁が全編を貫く映画は恐らく本作が本邦初であろう。いかにもワザとらしいドラマティック的な展開が極力排除されているのも「綴方教室」を受け継ぐセミ・ドキュメンタリー・タッチの真骨頂。三村明を始めとする4人のカメラマンによる柔らかいロー・キィ・トーンのモノクロ撮影も美しく味わい深い。「かまくら」「なまはげ」「曲がり家」「かんじき」「雪降ろし」といった地方色溢れる要素が丹念に盛り込まれており、当時の平凡な日本人の暮らしぶりも窺い知ることができてとても興味深かった。場面的には何と言っても子馬出産を一家で見守るシーンが素晴らしい。実際の出産場面に出演者たちを立ち会わせただけに全員の表情が真に迫っている。汽車で旅立つ弟を見送るためにいねが裸馬の背に乗って追いかけ、窓越しに併走する場面のダイナミックさにも唸らされる。これだけの作品を(東宝のゴリ押しで)エノケン喜劇映画をも掛け持ちさせられながら完成させた山本嘉次郎のパワーに舌を巻きつつ文句ナシの10点を進呈! <追記>山本嘉次郎監督について補足。何より凄いのは商業作品では職人に徹することで娯楽作品を制作会社の注文通りにウェルメイドに仕立て上げる一方、芸術性に富む意欲作にも果敢に取り組むその姿勢。つまり、興行的にペイさせるだけの実績を挙げた上で、初めて自身の「撮りたい」モノへとチャレンジするというコト。愛弟子クロサワも1960年代までは確実に師匠のスタンスを踏襲していた。だから、私が個人的に高く評価する演出家は「娯楽性と芸術性を兼ね備えた」人物に偏る。そういうワケなので、悪いが私的にはゴダ●ルやタル○フスキーといった「おのれの撮りたい欲望に忠実」過ぎるゲージュツ派の監督はあまり高い評価は致しかねる。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-08-27 01:08:41)(良:2票)
5.  ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説 《ネタバレ》 
コレも平均点引き下げ。実相痔カントクもシナリオの佐々木守もこんな縄文オマージュなオナニー映画を作る方便として、かの傑作TV特撮番組「ウルトラQ」ネームバリューを悪用した点で問答無用に断罪!しかも、てめーらオリジナルTV版に全く関わってねーじゃん(まぁジッソー君は没シナリオ書いてるけど)!怪獣(薙羅‥だったっけ?)も出すだけ出しといて、人類の叡智を結集して退治するでもなく暴れっ放しのままENDってのはどうよ?しかもダサっっ!こんなの全然「ウルトラQ」じゃねーーーYo!どうしても作りたかったのなら潔く完全オリジナルでやったらんかい!怒りを込めて6点マイナスゥゥ!!
[ビデオ(吹替)] 4点(2005-08-07 11:39:25)
6.  宇宙大怪獣ドゴラ 《ネタバレ》 
ごめん、悪いけど平均点下げちゃうよんw。だってさー、仮にも肩書きは“宇宙大怪獣”だぜ?あの稀代の名悪役キングギドラに先立つ快挙!と思わせておいて終盤辺りに海月モドキがヘロヘロしてるだけなんて…。もう”肩透かし”とか”拍子抜け”とかでは割り切れないYo!着ぐるみ怪獣に代わる新境地を開拓せんとした東宝スタッフの高い志はマァ分からなくもないけど、生憎と映像のセンス・オブ・ワンダーで観る者を圧倒するパワーというかオーラが今イチ感じられない。要するに「絵」に華が無いんだな。【なにわ君】さんが楽しめたと仰る宝石強盗のくだりなんかもそれなりに悪くはないんだけど、怪獣による都市破壊のスペクタクルを堪能しようという観客にとっては微妙なワケ。例えるなら「懐石料理を注文したら冷やし中華を出された」みたいな。コレはコレで不味くはないけど何か違うだろ?と。だったら、こんな煽情的な題名にするんじゃねぇよ、と。「ダイヤモンドGメン対宝石強盗団!」とかなら笑って許せたのに。とにかく半端じゃない虚脱感に襲われた幼少時の記憶に従い、無情に5点マイナスさせて貰います。円谷英二特技監督お許しあれ…。最後にひとこと、「特撮怪獣映画における真の名作・傑作とは老若男女を問わない懐の深さを有するものである!」というのが私の持論。悪しからず。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-03 13:16:14)(良:1票)
7.  海辺の家 《ネタバレ》 
ストーリーの基本設定として「連れ子を前の亭主に押し付けて厄介払い」という、どうにも感情移入を阻む非現実的な要素が最初に提示されるため、後半部の息子や元妻との和解に至る流れにも全く乗れない。「勝手にやっとれや」てな感じ。二人で家を建てる内に協力者が徐々に増えていく過程にも「何故赤の他人が彼らを手伝うのか」殆ど説明も描写もないので、親切なボランティアなのか単に金で雇われた大工なのか判別できず、今イチ感動につながらない。あと、しんみりしそうな時に「初体験/リッジモント・ハイ」みたいな軽薄エッチ場面をポイポイ挿入する意図も理解不能。サービスのつもり…なのか??まぁオヤジの臨終で見え見えの泣かせに行かなかった潔さは認めるが、全体として散漫な印象は否めない。正に”可もなく不可もなし”悪いが5点マイナス。
5点(2004-11-15 02:25:54)(良:1票)
8.  ヴァーチャル・シャドー 幻影特攻 《ネタバレ》 
恋人を殺された男と誘拐された男。CIA科学者チームの二人が自らが研究中のヴァーチャル・ファイター・プロジェクトに実験台として志願し、屈強の格闘家に生まれ変わる…。このカントク、全体にハリウッド製ノンストップ・アクションをかなり意識したフシがある。が、肝心の戦闘になると何故か銃器よりもカンフーがメインだったり、実験の副作用で暴走した男の一人がせっかく救出したヒロイン(ケリー・チャン)を射殺したり、その男がラストでビルから転落しそうなのをもう一人の男が手を掴みながら結局アッサリ放して墜落死したり、とか無駄に辛気臭い展開に萎える。脱色金髪の悪役は結構カッコイイのに、主役の二人の容姿が余りイケてないのも何ともチグハグでイタい。しかも二人がかりなのに脱色金髪男の方が強い!ってのは何?ヴァーチャルなんちゃら計画自体ダメダメじゃん。もう何でもイイから、もっとスカッとさせて欲しいよ、全く~。悪いが6点マイナスゥ!
4点(2004-09-26 03:02:16)
9.  ウォータームーン 《ネタバレ》 
「メガトン級の面白なさ」の定義に相応しいクソ映画ですね。鹿児島のアフォ学生上がりのフォーク歌手に過ぎないくせに当時の長渕が「オレって最高!」ってな誇大妄想に陥った挙句に作り上げた意味不明な代物なんで真面目に論評する必要もナシ。長野の禅寺修行僧と異星人SFをクロスオーバーさせるセンスの無さ・夜郎自大っぷりには開いた口が塞がりません。工藤カントク、さぞフィルモグラフィから抹消したいだろうナァ…気の毒に。んが、容赦無く9点マァイナスゥゥ!!!
1点(2004-09-11 23:17:33)(笑:2票)
10.  ヴェニスにおける子供自動車競走
アハハ、STING大好きさんも御覧になりましたか、コレ。でもやっぱり彼の動きが絶妙で結構楽しめましたよ。今でもTV取材の後ろでピースやってる若造とかニュース報道番組で見るにつけ意外と先見性も有ったのでは?とか思ったりもします。とは言え、所詮は習作の域を出ないのは明白なので6点てトコですかね。
6点(2004-02-19 23:38:59)
11.  宇宙大怪獣ギララ
松竹が怪獣ブームの煽りを受けて製作した唯一の特撮怪獣映画。スタッフ&キャストも”地味”の一言であり、東宝と違って「取り敢えずついでに作ってみました~」的な投げ遣りさとやる気の無さが随所に滲み出る怪作としか言い様がない。主題歌を倍賞千恵子ってのも何とも場違いで浮きまくり。後に「男はつらいよ/寅次郎真実一路」の冒頭にギララ出現シーンが使い回され、ソレで本作の存在を知った方も少なくないかも。もうソレくらいマイナー。日活の「大巨獣ガッパ」は親子3匹登場するからまだマシだったが、コイツは一匹だけしか出ない上にゴジラみたいな無敵さを誇るでもなく弱いし、迫力も今イチだし。しかし!この手のマニアは酒の席で話題に乗り遅れない為にも必見と言えよう。
5点(2004-01-15 11:10:23)(良:1票)
12.  宇宙からのメッセージ
 一つだけ言わせて。姫だけは志穂美悦子のエメラリーダの方が「スター・ウォーズ」の某レイア姫よりも数百倍美人だし、可憐だったぁぁぁ!映画のクオリティ?…それじゃっ(脱兎)!
5点(2003-12-20 18:48:43)(笑:1票)
13.  海の牙 《ネタバレ》 
第2次大戦末期、オスロを極秘に脱出し南米へ逃亡を図った一隻のドイツ軍潜水艦の内部で繰り広げられる息詰まるような人間ドラマ。ドイツの敗報を機に互いのエゴを剥き出しにして対立を深める地獄絵図をクレマンは一切情緒に流されぬドライな所謂ドキュメンタリー・タッチで強烈に描く。艦内での権力を掌握したヨー・デスト扮するゲシュタポ幹部フォルスターが、嫌気がさして艦を脱出しようとする仲間を次々と無造作に殺す場面の静かな狂気。裏切り者のダリオを刺殺するオークレール扮するチンピラ・ウィリーの異様な殺気。フローランス・マリー扮するナチ高官の愛人ヒルデが、脱出し損ねて潜水艦と補給船に挟まれ圧死する場面の何とも即物的な処理。敗戦を受け入れず味方船舶に容赦なく魚雷を撃ち込ませる場面でのフォルスターの冷酷さは出色。大仰なセリフ回しも用いずに淡々と描写する事に徹したのが吉と出た形に。名カメラマン、アンリ・アルカンによる閉塞感に満ちた潜水艦内部のカメラワークも素晴らしい。原作も無しに、類似作品すらロクに出ず終いの秀逸なオリジナリティを打ち出したジャック・コンパネーズ&ヴィクトル・アレクザンドロフのシナリオも見事だが、それもクレマンの大胆にして緻密なディレクション&脚色あればこそココまでの迫力を得られたのは間違いない。ただ…矢張り、余りの重苦しさに個人的に1点マイナス。潜水艦モノにハズレなし!
9点(2003-12-19 04:24:31)
14.  宇宙怪獣ガメラ
そもそもマッハ文朱てのは懐かしの歌番組「スター誕生」合格者・第1号の座をアノ山口百恵と最後まで争ったアイドル志望の少女でした。が決勝で惜しくも敗れ去り、女子プロレスラーへと転向した変り種です。そんな彼女が遂に映画のヒロインとなる日がやって来ました!ピチピチ白タイツに赤い手袋が彼女のコスチュームです。滑稽と見るか、セクシーと見るかは人それぞれでしょうが、彼女は劇中クドい程に何度も何度も妙な変身ポーズを披露します。よほど嬉しかったのか、ナリフリ構っていられなかったのか、彼女の心中は図りかねます。ともあれ一生脇役で終わる役者も決して少なくない中に主演作を一つ残せただけでもマッハは幸運であったと言えるのではありますまいか。そんな彼女の(恐らく)生涯唯一の主演作に1点を捧げます。合掌…(イヤ死んでないって)。
1点(2003-12-02 02:33:06)(笑:4票) (良:1票)
15.  ヴァージン・スーサイズ 《ネタバレ》 
ありがちな十代青春モノにしたくなかったのか何なのか知らないが、こういう安直に死生観を揺さぶるような作りは免疫の無い若者を狂わせる危険性を秘めており、どうにも感心できない。確信犯らしいが、製作スタッフの神経を疑う。悪いが4点。
4点(2003-11-27 19:17:45)
16.  ヴァンパイア・ハンター
コイツも何とな~くCATVで観たっけ。十字軍時代の吸血鬼の生き残りがアメ車乗り回すチンピラグループってのが余りにチープで腰砕け。対するハンターも薬でヴァンパイア化を抑えつつヒッチハイクで自分を噛んだ相手を探すって呑気かつ回りくど過ぎ。キャストが若造ばっかりで凄みも上手さも味も何も無し。ホラーなのにちーーーっとも怖くもないし、悪いけど7点マイナスぅ!
3点(2003-11-26 04:44:30)
17.  ウェインズ・ワールド
車中で繰り広げるクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」に合わせての大合唱シーンはバカバカしくて割と好きなノリなんだが、それ以外は何ともMTVっぽい軽薄さとマイク・マイヤーズの「サタデー・ナイト・ライブ」丸出しギャグの連発で感覚的にチョット尾いて行けない。まぁ「オースティン・パワーズ」が好きな方なら相当楽しめるのカモ。あと、ヘヴィメタとかハードロックが好きな方もね。生憎と私は趣味に合わず、申し訳ないけど5点。
5点(2003-11-18 00:25:26)
18.  うたかたの恋(1968)
本作は19世紀末に実際に起こった、オーストリア皇太子が愛人とマイエルリンクの山荘で心中したスキャンダルを描いたクロード・アネの小説を映画化したモノで、1935年版のリメイクです。撮影に名手アンリ・アルカン、音楽にフランシス・レイ、ヒロインたる男爵令嬢マリーにカトリーヌ・ドヌーブてのはゴージャスで大いに結構なんですが、監督が今イチ畑違いなテレンス・ヤングであるのに加え、主役の皇太子ルドルフを演じるのがコレ又全然ゲルマン系に程遠い中近東の香りを放つオマー・シャリフだったのが運の尽き。しかもコンパクトな35年版(89分)より冗長(141分!)なのも…困りものw。残念ながら個人的には35年版ダニエル・ダリュー&シャルル・ボワイエの気品とロマンチシズムには遠く及びませんでした。エヴァ・ガードナー演じる皇后の貫禄に…6点。
6点(2003-11-17 00:27:06)
19.  失われた週末
ワイルダーの冴え渡る演出マジックはオスカー作品賞・監督賞のみならず、何と大根役者レイ・ミランドに主演男優賞までもたらす凄まじさ!流石はワイルダー、これをマジックと呼ばずして何と呼ぼう。ただ…彼にしては些か”あざとい”ので申し訳ないが2点マイナス。
8点(2003-11-02 01:50:25)
20.  ウイラード(1971) 《ネタバレ》 
正直、あんまり怖くないんだが、主人公ウイラードが病身の母親(エルザ・ランチェスター)を抱えた孤独で気弱な青年という設定は結構しみじみしてて割と好印象。ソンドラ・ロックとの不器用な恋愛にもペーソスみたいなものを感じさせる。しかーし、異様に賢い二匹のネズミ「ベン」と「ソクラテス」の存在が(いくらフィクションとは言え)余りに嘘くさ過ぎ!!「アルジャーノン」的に特殊実験でもしたなら兎も角、たかがネズミ如きが人間になつく(飼い主を識別する)なんて…。上役のアーネスト・ボーグナインは憎々しい名演だが、ネズミの大群に襲われる様は何だか一緒に戯れているようで迫力に欠け滑稽でしか無い。ネズミはネズミでもミッキーみたいな「マウス(二十日鼠)」じゃなく「ラット(どぶねずみ)」だったのが運の尽き。動物パニックとしては三流もイイ所だが、先述の侘びしい青春ドラマ風の演出にオマケして6点。
6点(2003-10-22 04:36:35)
070.50%
180.57%
2221.58%
31007.17%
41228.75%
533123.73%
625918.57%
722215.91%
819413.91%
9856.09%
10453.23%

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