21. 探偵[スルース](1972)
二人芝居を堪能しました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-16 06:48:46) |
22. 大病人
死ぬと分かった時点から、以後の人生をどう過ごすか。難しいテーマですね。主人公が恐怖で大暴れするところなどは胸が痛くなりました。ただ、この人の場合はかなり恵まれているんですよね(死ぬけどさ)。あんな自分を慕う大勢の人々に看取られながら逝ける方なんてそう多くはないでしょう。彼は映画を完成させて満足して人生を終えることができましたが、そういう課題もなく、孤独に死んでいく場合もある。それはそれで一本の作品になりそうですね。 (追記)主人公が観た死後の世界のイメージ、その直前の津川雅彦との口論シーンは癖になる。 [DVD(邦画)] 9点(2011-04-03 16:50:29) |
23. タクシードライバー(1976)
彼女との初デートでエグいポルノ映画。最初っから普通じゃないんですね。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-06 21:17:36) |
24. ダークシティ
先の読めない話と斬新な映像に引き込まれた。ちゃんとテーマを消化したマトリックスというところですね(こっちの方が先ですが)。卑屈なキーファー・サザーランドにビックリ。 [ビデオ(吹替)] 8点(2010-11-24 23:14:50)(良:1票) |
25. タキシード(2002)
あのジャッキーがみえみえのワイヤーアクションに頼るようになってしまうとは。話も面白くないし(ギャグか本気かハッキリしない)。 [地上波(吹替)] 4点(2010-03-16 04:11:07) |
26. ターミネーター4
《ネタバレ》 シュワ登場(あれ、初代でのカッコだよね?)にビックリ。ストーリーは分かりやすいし主人公たちも魅力的、ビルみたいな巨大ターミネーターの迫力も十分だったので続編として及第かと(しかしあと2作もある?)。不満だったのはマザーコンピュータがマーカスに種あかしをするシーン、女性博士の顔が出ていましたが、あれはやめてほしかった。表情のないマシンがプログラムに沿って淡々と人類根絶に動くのが、何より不気味と思ったから。 [DVD(吹替)] 7点(2009-12-21 09:51:07) |
27. ターミネーター
物語の密度・切なさは完璧と言えます。単なるアクション映画のカテゴリーで括ってほしくないくらい。シュワには無感情な殺戮者が似合うと観るたびに思います。標的を暗殺するまでは決してあきらめないターミネーターと、はるかに弱いながらも、最後の最後でそれを自力で退けてみせる人間の強さ。すばらしい。 [DVD(吹替)] 10点(2009-06-10 14:46:55) |
28. ダークナイト(2008)
言わんとするテーマは分かります。が、あまりにも暗く、ほとんど前作のような爽快感を感じませんでした。また、ヒース・レジャーの演技が評判と聞いていたのですが、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーのほうが良かったですね。 [DVD(吹替)] 6点(2008-12-31 00:45:51) |
29. 第三の男
《ネタバレ》 期待しすぎて後悔した作品。名画は「まだ見ぬ傑作」に止めておくべきだと思いました。ミステリーとしても恋愛劇としても中途半端の感が強いです。また、どの場面でも同じ曲を聞かされて興ざめです。下水道での追跡シーンには「オオッ」と言えるものがありましたが、全体としては駄作と思います。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-24 16:57:24) |
30. ダイ・ハード
従来のアクション映画のヒーローとは、強さの点では一歩も二歩も譲るマクレーンが、やたらとかっこ良く見え、応援したくなるのは、彼が知恵と勇気を最大の武器とする、等身大の英雄だからかな。そんな彼とテロ軍団の攻防は、リーダー・ハンスたちの警察を手玉に取る用意周到さもあって、見ごたえ十分。やっぱ、敵も賢いやつでないとね。 何回観ても楽しめる娯楽大作! 10点(2004-07-18 04:01:46) |
31. ダイ・ハード3
ジョンの味方が多すぎですね。別に特別腕が立つわけでもない一刑事が、邪魔者扱いされながら孤軍奮闘するのがこのシリーズの醍醐味だったはず。 3点(2004-07-07 16:22:20) |
32. ダイ・ハード2
1ほどではないが、対テロリストの攻防戦の緊張感は十分感じる。ジョンの頑張りも応援したくなる。佳作と言えるかと。ただし、ジャンボジェット機が少なくとも一機は爆発炎上してるよな。数百人が死んでるよな。なのにハッピーエンド的な終わり方。これでいいのか?? 6点(2004-04-23 16:11:09) |
33. ターミネーター3
《ネタバレ》 一作目、一作目+二作目それぞれ一つの物語として完結していたんですが、こちらは明らかに続編製作を前提とした橋渡し的位置付けなので、見終わった後も満足感を得られなかった。特に2の努力が無かったことにされたのが悲しい。他にも、女ターミネーターの恐怖感が皆無(近年のアクション映画の常として、どんなに設定上強くても主人公は殺せないと分かっている)、シュワがまた味方でマンネリ、未来の最終的なリーダーはジョンでなく、今頃登場した彼女になりそうなどの基本設定の破壊等々、観れば観るほど不満がたまる作品になってしまった。CGも当然派手だけど空回りの感が強い。なぜこんなことになってしまったのか。 ターミネーターのシリーズとして考えなければ、猿の惑星の一作目みたいな虚無感を評価できたかもしれない。 4点(2004-04-23 16:06:07) |