41. 大地と自由
《ネタバレ》 ファシストとの戦いよりも味方同士の戦いが主になっていてやるせない気持ちになりました。とりあえず意見の相違は脇に置いて、対ファシストで一致団結しなければならないのに、味方同士で主導権争いをしていてどうするんだ!って感じです(せっかく世界中から義勇兵が駆けつけているというのに・・・・)。 スペイン内戦は、ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読んで関心を持っていたので、非常に興味深い作品でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-08 17:54:21) |
42. タナカヒロシのすべて
はじめに、鳥肌実主演ですが、過激な演説シーンは一切出てきませんのであしからず。 しかし、結構30代独身の身にとっては切実なストーリーでしたね。なんというか、いろいろ考えさせられる作品ではありました。(コメディの形はとってますけど。) [DVD(邦画)] 7点(2006-10-15 20:36:23) |
43. たみおのしあわせ
《ネタバレ》 岩松了が監督、オダギリジョーと麻生久美子が主演ということで「時効警察」のファンにはたまらない映画だと思います。内容的には岩松監督の人間観察の鋭さが光っており、ブラックユーモアに満ち溢れて途中までは非常に面白かったです。 しかし、終盤のオチの付け方がちょっと残念でしたね。せっかく監督の個性で観客を引っ張ってきたのに、「そこであの映画のパロディというかパクリを持ってくるか?」という感じですね。そしてラストのシュールさも中途半端な感じでしたし・・・・・。 期待していただけにガッカリでした。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-27 19:35:32) |
44. 丹下左膳 百万両の壺
《ネタバレ》 山中貞雄監督作品「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」のリメイク版です。 それなりには楽しめましたが、やはりオリジナルが凄すぎて正直物足りませんでした。まあ、比較するのも酷ではありますが、とにかくテンポがいまいち、蛇足としかいいようのないオリジナルには無いラストの展開(何で無理矢理感動させようとするんでしょうか?ちょっと腹が立ちました。)、怖すぎる和久井映見・・・・等々ややがっかりな部分が多かったです。 しかし、今の若手・中堅の役者さんでは時代劇は厳しいような気がしますね。なんというか、時代劇のコスプレで演技しているようにしか見えないんですよね・・・・・。(特に女優さんは厳しいですね・・・。) [DVD(邦画)] 6点(2007-06-22 20:34:30) |
45. 大日本人
《ネタバレ》 まあ、一言で言えば「松本人志の映画作品」ですね。それ以上でもそれ以下でもありません。ダウンタウン・松本人志が好きな人であれば、いつもより金のかかった松本ワールドを「わっしょーもな」とか「なんでそこで○○やねん」とかツッコミを入れたり、「ここでこうくるか」と感嘆したりしながら堪能できるでしょう。ただ、あんまり松本ワールドに触れたことがなくカンヌ出品とかの話題性で観に来た人は、多分期待はずれなんじゃないかなと思います。 とりあえず、これから観る方は頭の中から「カンヌ」という言葉を消してください。完全に日本人向けの作品ですから。 正直、映画としての評価は難しい作品です。もっと凄いものを見せてくれるだろうと思っていたので、個人的には期待はずれでした。ただ、この人の発想力は凄いですから、第2作に期待したいです。 UAが普通(?)の姉ちゃんを演じていて、ちょっとイメージが変わりました。 [映画館(邦画)] 6点(2007-06-03 20:08:40) |
46. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 何というか、少年誌の恋愛マンガを見ているような感じでしたね。ちょっと、30過ぎの男にはキツい部分もありましたけど、とにかく風景の映像がとても綺麗でちょっと癒されました。 あとは、ロケ地がなじみの深い場所だったんでちょっと昔を懐かしむことができたのが良かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2007-03-18 15:21:51) |
47. 魂のジュリエッタ
《ネタバレ》 ニーノ・ロータの音楽が非常に素晴らしいです。(サントラが欲しくなりました。) ストーリーは非常にシンプルなので、筋を追っていくというよりは映像美を堪能しながら見ていく映画だと思いました。(なんか、東洋思想が当時はやりだったんですかね?非常にスピリチュアルな部分が多いように感じました。) ジュリエッタ・マシーナも相変わらずの存在感でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-16 21:41:20) |
48. だいじょうぶマイフレンド
《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュのような 広田玲央名と、スーパージルバ(80年代ニューウェーブ!)は良かったですね。 ちょっと頭でっかちな若手文化人が、お金をたくさん使って、有名な俳優や音楽家なんかをいっぱい呼んで、盛大にスクリーンに自分の書きたいようにいっぱいお絵かきをした。そんな感じの映画です。 ある意味、凄く贅沢な映画ですね。当時お金を払って観ていたら確実に後悔してたでしょうけど、今ネタとして、そして80年代文化の検証資料として見ると結構楽しく観ることができました。 [DVD(邦画)] 4点(2009-08-27 18:19:18) |
49. 太陽の墓場
《ネタバレ》 物語の設定は非常に面白そうだったんですが、やや期待外れでした。全体的に古さを感じてしまい、ちょっと作品の世界に入り込めなかったです。 あと、一部出演者の下手な関西弁が非常に気になってしまい、ちょっと醒めてしまった部分もあります。(どうでもいいような話ですけど、結構気になるんですよね。) [DVD(邦画)] 4点(2007-03-26 12:57:28) |