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1.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
まあ相変わらずの追いかけっこなんだけどな。で、物語はT2以降に結局の所ジョン・コナーは殺されて、違う未来が発生しているという話。ジョン・コナー暗殺に成功したらスカイネットの思うままになる気もするが、どうもそうではないらしい。  新たな人類の救世主は女。未来からやって来るのは新ターミネーターと女兵士。今度の標的も女。これじゃ、前作と同様な展開は期待できないね。LGBT?でも子供は無理だな、なんて思ってたら、流石にそうではなかったか。サラは「聖母マリア」だったが、今作のターゲットは救世主自身。で、T2とT1のいいとこ取りで未来からやってきた戦士とT-800が共闘して、最後感動的にシュワちゃんが犠牲になるという感じ。  T-800が任務を完了したあとに人間社会に溶け込んで家族を持っていたというのが、衝撃だが何しろ人工知能の機械だからそういう進化もあるのかな?なんて思ったりもする。ちょっとイイなと思ったのは、サラとT-800の邂逅のあとに、T-800と新ヒロインの会話 「愛してるの?」 「人間のそれとは違う。それは利点だと思っていた・・・違ったよ」というところ。 ここが、本作の一番のキモだった。ワタシ的には。 ここが、もうちょっと物語の重要な部分に関わってきてたら、もっと評価できる気がするんだが。  何しろT2の終わり方が見事すぎて、続きは難しいのだろうが、率直に言って蛇足感は否めない。新たなキャストでシリーズを続けたかったのかもしれないが、あんまりこれを続けると結局機械の反乱は防げないって事にならんだろうか? でも単純に面白かったけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2020-03-08 20:30:37)
2.  太平洋の鷲 《ネタバレ》 
 「鷲」なんてタイトルだから、てっきり勇ましい戦闘機乗りの話かなんかと思っていた。航空機戦力の重要性を説いていたという山本五十六の事だったんだな。  終戦後たった8年の、東宝としては戦後初の戦争映画だそうで、個々の兵隊の話ではなく開戦否定論者だった五十六の自伝的映画。政権が次々と変わる話や時局・政治的な話のシーンが多く、ちょっと理解するのが大変だったりするが、当時に人たちには当然の知識だったのだろう。話は淡々と進むが、アメリカの資料映像の協力を得ながらそれと(比較的)違和感なくつなげられた円谷の特撮は迫力があって、スゴイ!でも好戦的な話ではなく、「ダメだダメだと思いながら立場的に戦争を指揮する五十六」の生涯を割とじっくりと見せてくれる良い映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-08-13 07:39:15)
3.  旅猫リポート 《ネタバレ》 
猫は主体的な生き物だ。だから時々出て言ったりもするし、勝手に戻ってきたりするのだ。だから家族なのだ。世間では野良猫を捕まえて避妊手術をして回ったりする連中がいる。彼らにとって猫は家族ではなくただの害獣・百歩譲ってもペットどまりだ。猫のためなどという言い訳するやつもいるが完全なジェノサイドだ。エジプトの子供を襲って回ったユダヤの神か!生き物の第一義的な(そして恐らく最終的な)目的は、次の世代に命をつなぐことである。それを無理やり奪い取るのは、他種族の傲慢である。 また、猫を飼うときには最後まで面倒みられる経済的余裕があるか、看取ることができる年齢か、など審査する人も多い。余計なお世話である。貧しくたって子供が欲しいではないか。高齢でも、というか親は普通は先に死ぬ。 話が逸れてしまった。 ナナは悟の家族だった。良き家族だった。彼は悟と暮らせないのなら潔く家を飛び出してノラの生活に戻るが、悟の最期を看取ることだけは出来た。悟も幸せだったろう。私ももう一度猫を飼いたいと思った。保護猫運動家の連中からは、「もうダメ」と言われるような年齢と収入だったりするが、わが子(勝手に猫を「子」扱いするのも傲慢かもしれないが)に看取られて死ぬのは幸せなことかもしれない。
[DVD(邦画)] 7点(2019-06-09 20:13:01)
4.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
 初めてMX4Dなるもので観た。いちいち水しぶきを顔に吹きかけ息ができなくなったり、銃撃時には背中を突かれて、何だオレ撃たれてるの?って感じたり。なかなか面白い体験感だが、(当たり前だが)映画なので視点が突然変わっったりするので感覚が突然切り替わるのが不思議。  などと言いながらも、取り残された浜から祖国へ帰り生き延びる事のみを徹底して描いたこの映画には、ふさわしい体験型鑑賞だったのかもしれない。   物語的な部分では、徴用された民間の小型船の親子の話が、ちょっと感動的でよい。どちらかというと、そっちの大勢の船乗りたちの物語をもっと見たかったとも思う。それと、最後一機になるまで戦った戦闘機乗りの話。   なんだ?結局作戦を遂行した人たちの活躍が見たかったのじゃないか。製作者側の意図とは真っ向から反するかもしれないけど。
[映画館(字幕)] 7点(2017-09-21 10:48:08)
5.  太平洋ひとりぼっち 《ネタバレ》 
 出航前の主人公はロクでもない奴だが、何だかんだ言っても人のやれない事を成し遂げたというのは、大したものだ。  あえて「偉業」や「立派」という言葉を使わないが、人が目標を成し遂げるエラさというのは、本当のところ、その行為の意義とは関係ないチカラにあるんだろう。だから人は、こんな意味の無い事でも、感動してしまうのだろう。   また、たった一人の航海による、精神的な部分での葛藤など、役者・裕次郎の本領を見た気がした。 
[DVD(邦画)] 7点(2013-04-23 18:05:18)
6.  大魔神 《ネタバレ》 
 謀反により領地領民を手にして悪辣非道を行う悪侍と、それに囚われた旧領主の残党たちの争いの物語。それと、昔からの言い伝え・神への信心を軽んじる者の話をうまく組み合わせて、勧善懲悪を描いた時代劇特撮。  映像的にはやはり、日本家屋の瓦が崩れて落ちる屋根が見事。ゴジラシリーズのビルのような「中身の無さ感」を感じない、今作の木造建築物の破壊シーンはリアル。  それと大魔神の怒り顔、その切り替わりの発想。我々のような子供(当時)にも、ちゃんと魔神の心がわかる仕掛けが良し。   で、興味深いのは物語中、人間たちは魔神を封じ込め石像を置いた、と思っているが、封じ込めた像と魔神は一体であったことだ。大魔神は単なる正義のヒーローではなく、悪を滅ぼすこともあれば人間に害することもある、畏れるべきものとして描かれる。人間に都合のいいばかりの神様ではない「大いなるチカラ」、ニライカナイなどと言う言葉を思い出す。  だからこそ、少女が「この身を捧げます」とまで言わないと、止まらない。正直、もうちょっと大暴れして、「ありがたいけどこのままでは大変」という展開になっても良かった。神様の御利益は、簡単には得られないのである。
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-23 19:30:29)(良:2票)
7.  丹下左膳 乾雲坤竜の巻 《ネタバレ》 
 面白いじゃないの。今、「決定版』と称している物よりも。  期待していた、隻眼・隻腕になった謂れも物語に密着していて、ダークヒーローとしてのカッコよさも充分。その後豪放磊落の部分が、拡大してゆく主人公の、シリアスで真面目な精神的な部分を楽しめた。  三人が旅立つラストカットは、連続活劇の始まりのような、続きを期待してしまう終わり方もよい。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-03-15 02:46:45)
8.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 
 今まで、『ポセイドン・アドベンチャー』の二番煎じっぽいイメージで、敬遠していたのが大間違いの面白さだった。『ポセイドン~』のような、感動の名場面というのは無いけど、消防士と設計者二人の男の魅力がスゴイ!ビルに取り残された人のドラマとして、何組かの恋人たちが登場するが、そんなモノよりも、やはり、この二人の男のドラマだと感じさせる。  次第しだいに事故が明らかになり、大きくなっていって、最初の人々の考えの甘さも相まって、惨禍を大きくしてしまう様が、とてもドキドキするスリルになっている。  それと、いい加減な施工をした悪者が、結局天罰(というより蜘蛛の糸的な自滅)をうけるのもいいな。さらに自分的には、最後ネコが助かってよかった。   ところで、施工者だけのせいにしている様に見えるが、動作やフル定格のチェックなど、しないのもどうかと思う。私は昔、電気の先生に、定格を超えた電線は、線のすべてが一気に燃えるから(一本の線には、どこにも同じだけの電流が流れているから)気を付けろ、と言われたものだが、あんな恐ろしい手抜きがあるのだろうか…。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-01 08:03:10)
9.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
 社会の価値を、通貨ではなく寿命に置き換え、それを管理する世界の物語。遺伝子操作によって、不死を達成しているのだが、「人が死なないと困る」ために、富裕層が貧困層を搾取して、彼らの時間(=命だ!)をコントロールすることで体制を保っている。   寿命(命)と価値(通貨)が直結しちゃっている話なので、この物語は、次のような命題も併せ持っている。お金(価値)というものは、命ほど大切なモノなのか?いや、逆か。命って、労働の対価や、単に希少で珍しかったものと、同じに取り扱っていいのか?  価値というのは、所詮は元々物だ。どんなに早いものでも光の速度を超えられないように、どんなに価値を積んでも、命には代えられない、替えるべきではない、というのが普通の人の感覚だろう。だから、そこを一緒にしてしまったこの物語は、資本主義社会への、強力な批判が展開されると思ってた。しかし、なかなか本題には踏み込まずに、若い二人の反逆者とその義賊っぷりを、延々と描いているだけ。  正直、もっと核心的な解決に至る物語に、なっているのだと思っていた。人の寿命と直結した遺伝子操作を、解消させるあたりまで行くとか、またはもっと悲劇的な結末を迎えるとか。しかし、この映画は主人公たちが強盗をし続けなければ、やがて元の状態に収束してしまうような状況で、終わっている。最後のシーンはたしかに、アウトロー映画のようでカッコイイが、物語は何も解決していない。そこの所がちょっと不満。  でも、こういう問題の提起の仕方は、嫌いじゃない。それと、ヒロインの美しさに加点して7点。…そういえば、全員体は25歳って設定だからか、綺麗な人ばっかりだな。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-19 16:55:23)(良:1票)
10.  多羅尾伴内 《ネタバレ》 
 まあ、荒唐無稽なんだけど、ミステリというよりはサスペンスドラマ的な面白さ。好きな人には楽しいんだろう主演役者の様々な演技を楽しめる。最後の名台詞の後にカッコいい藤村大造が現れた時に、ああ、ようするに変身ヒーロー的な最後のカタルシスと同じなんだなと思った。とはいえ、せむし男の仮面をはぎ取った後に帽子かぶってるのは流石にどうよ?なんて頭によぎるが、カッコよさ優先なんですね。ハイ、正解です。   さて、犯人が分かってしまってからがちょっとダラダラと長い。また、ワイヤで体が半分に切れるというのも何か趣味悪い感じだが、実際に宝塚歌劇団でそういう事故があったと知りビックリ。
[DVD(邦画)] 6点(2017-09-21 14:50:42)
11.  鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス 《ネタバレ》 
 TSUTAYAで探したら、邦画でもアニメーションでもなくて「お笑い」のジャンルにあったのが不満。劇場公開作品なのに。   今までの予算ゲージは健在。だが、何かマンネリ気味なのは否めない。そして、プロダクトプレイスメントもギャグというよりは本気で広告している感があって、物語への移入を中断させ、鬱陶しい。そう言えば最近、Yahooニュースで韓流TVドラマが、プロダクトプレイスメントを使って大儲け、というのを見たが、こういうのはギャグにするのが粋というものだ。 
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-29 13:20:47)
12.  第三の男 《ネタバレ》 
 なるほど、『霧笛が俺を読んでいる』のネタ元ですね。事件そのものの詳細、特に3人目の人間がいた・いないの件はちょっと判りにくい上に水掛け論的でイマイチ。門番が証言を覆す心情もちょっと雑っぽい。   だが、終戦後たった4年という時期の、敗戦国扱いと見紛うばかりのオーストリアでの出来事にしては、アメリカ人の妙な正義感が上滑りしている物語が良い。どこか倫理的な価値観による男の行動原理と比べると、女のそれはそういったモノとは違う感情に基づいており、「んー、いつの世も女は女なんだな」と、分かったような分からぬような事を思わせる。   正直なことろ、話としてはそれほど面白くは思えなかったが、後から振り返った歴史認識ではドイツに侵略されたと思っていたオーストリアが、終戦当初はドイツ側(合併したからか)である敗戦国扱いだったという事を知ったのが、これを見て一番勉強になり、驚いたことだった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-25 22:44:10)
13.  大魔神怒る 《ネタバレ》 
 取り立てて何が良くなった、悪くなった、と言う訳でもない話だが、ひとつだけ私的には不満が残るのは、今作以降の魔神は、聞き分けが良く、きっちりワルモンとイイモンを区別して、目的がすんだら行儀良く帰る、という事だ。魔神なのに、ヒーローになってしまった。コメディアンになったゴジラよりはましだが。  今作は前作と違って、ワルモンも火薬を使う事で派手で強力になった。まず初めに石像が木っ端みじんになるし、怒ってからも吹き飛ばされそうな場面もある。それでも結果が決まっている話だから、ドキドキ感は無いけれど。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-03-24 22:08:05)
14.  丹下左膳(1958) 《ネタバレ》 
 丹下左膳が主人公と言われても、納得できかねる感じ。  どう見ても話の中心にいるのは、柳生源三郎だし、なにしろ、左膳にカッコいい見せ場が殆ど無い。斬り合いのシーンは幾つかあるけど、圧倒的に強いシーン、たとえば敵の中で最も強いであろう、峰丹波との一騎打ちをやるとか。  彼が隻眼隻腕である理由は、おそらく新版大岡政談を見ると判るんだろうが、ここから初めて見る人にも判るようにしておいてほしいものだ。そう考えると、毎回小っちゃくなった説明をするコナンは、親切なのかも知れん。   近いうちに、これの前の物語を探して見てみたいものだ。  あ、それと、いつもいつも女優が綺麗と書くのもバカっぽいが、お藤の人、こういうタイプの人最近見ないけど、いいな。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-26 23:24:39)
15.  大地震(1974) 《ネタバレ》 
 なんだよ、地震国日本の「地震列島」より6年も早くコレがあったのかよ。しかも、見てみれば、おそらくコレが、日本版の元ネタじゃないか、と思うほどの似通い様。  …なんて言ってみみるも、そういえば超低音を売りにした宣伝を見た記憶も、蘇ってくる。当時は、『ポセイドンアドベンチャー』以降の数多く作られたパニック映画は、なんか他の二番煎じっぽく思っていたので、観ていなかったが、地震で建物の倒壊するさまや、人々の脱出のドラマで、なかなか魅せてくれる。色んな人のドラマが少しづつ絡んでいて、数々の思いを起こさせる。殊に、州兵という存在とその危うさは、日本人としては興味深かった。  特撮的にも、ほぼ不満点はなく、というより同時期の日本のそれと比べると、見事という他無い。   それにしても、本作や、『タワーリング・インフェルノ』など公開された、この時代のアメリカの高層建築家は、怖かったろうなあ。と、二十数年前にサンフランシスコで大地震の起きた、10月17日にこれを見て、不謹慎にも思うのである。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-17 18:35:26)
16.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 
 何と言ってもギャオスのデザインがスゴイ!  およそ地球上の生き物で、こんな直線を持ったものを私は知らない。それ故に感じる、異常な違和感、ヤバさ。これが目の前に現れたら、恐ろしいという以上の危険を感じると思う。ゴジラシリーズで言えば、キングギドラに匹敵する強烈なキャラクターだ。  物語は、時代を感じる「高速道路建設には対する住民と建設業者の諍い」でその場所に、ギャオスが現れて、結局強欲住民たちが心を入れ替えるという話。   この作品で、急にガメラの性格付けが決定されて、「子供の味方」と言う事になったらしいが、せめてその経緯くらい描いてほしいものだ。それにしてもガメラお前、背中に手が回るのか?
[ビデオ(邦画)] 6点(2012-10-13 00:59:22)
17.  タイム・マシン/80万年後の世界へ 《ネタバレ》 
 時間を自由に移動できる、という発想とその描写に対して、行った先の世界の魅力が釣り合ってないのが残念。「良い世界ではない」という意味ではなくて。  未来に行って、大冒険をして帰ってきたが誰も信じない、という、この「大冒険」の部分の面白さと、信じてくれないというオチを見せたかったのだろうが、いかんせん、「未来に行く」という部分の魅力が大きすぎるのだと思う。花の開花の微速度撮影など、映像的時間操作をそのまま上手く、タイムマシンの動作として見せているのもさすが。  タイムマシン装置自体もうまく作ったものだ。あそこまで作ったら、キャスターくらい付けたかったろうが、定点という所がまた原初っぽくていい。最初の機械があの形なら、なるほどエメット・ブラウン博士が、自動車に組み込んだのも素直に頷ける、などと思うのも今となっては面白い。   それにしても、アメリカ映画の主人公は、異国の地でも戦場でも、宇宙の果てでも未来でも、必ず現地の女と恋に落ちるな。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-22 07:13:06)
18.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 
近年リメイクされたものと比べると、特撮部分はさすがに古さは否めない。というか、公開当時ですら、このカクカクのぎこちない動きの、人形アニメーションは失笑モノだった。だが、ゼウスが嫌がらせのように人間の王女に産ませたペルセウスと、最後に「父さん!」「息子よ!」的なまとめをしたリメイクよりも、ゼウスが嫌なヤツに徹していて、だけども王女を強姦したわけではなく、ペルセウスが何も知らない本作の方が、よほど気持ちよく見ることができる。 また、いわゆる絶対善である、他の諸々の神様とは違う、ギリシャ神話の神々のイヤラシさというものも、それなりに描けていると思う。  ところで、メドゥーサは「見ると石に」なのか「見られると石に」なのか、どっちだ?大勢の人間の前で、いきなり取り出した時、みんな石になっちゃうんじゃないかと、心配したぞ。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 10:51:21)
19.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 
 大場大尉が頭のいい作戦将校だったのは判った。だが、民間人を置き去りにして、あくまで戦闘行為こそが軍人の本分と考えていたのが、空爆を見て戻って民間人を守るに至った感情の推移がイマイチ分かりにくい。というか、あの時一瞬にして宗旨替えをしたように見える。  あと、面白いっちゃあ、面白いんだけど唐沢の特殊部隊っぽいやつ、日本の軍隊としては型破りすぎて、マンガのようにリアリティに欠ける。大場大尉との関係もあやふや。でも、唐沢自身はよく頑張ったと思う。   将棋の話。あのアメリカの将校は、「日本の将棋は、チェスなどと違って、取った相手方の駒を、こちら側の戦力として使う。だから、「取られる」事を嫌う」と説明するが、この部分が分かりにくい。ましてや上官には絶対に伝わっていないと思う。  多分、アメリカ人は捕虜になった時点で、個人的に「ゲームセット」なんだろう。日本人はその後の生き様を考えてしまう。と言う事だと思うんだが。  その辺の所を、ストーリーに反映していれば、もっと良かったと思う。もっと「捕虜は虐殺されるのか」「虜囚はホントに辱めなのか」とか苦悩してほしい。せっかく、ドアを開けるように出入りしている、収容所の実態もあるのだし。 
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-28 02:13:21)
20.  大魔神逆襲 《ネタバレ》 
 今回の物語の中心は、少年たちの冒険物語。正直、(少年役者たちに罪はないが)その一人が川に流されてゆくシーンの演技の拙さに引く。メインの視聴者層はやはり子供だと思うが、だからこそ、あからさまな自己犠牲によって、魔神が発動するのもどうかと思う。まあ、これは今だから言えることで、当時見ていたら、自己犠牲というものの胡散臭さには気付かなったと思うが。  それにしても今回は、煮えたぎる沼(?)の地獄谷とか、そのセットのしょぼさと相まって、あまりにもリアリティを失った。   ところで、この作品はどういう意味で逆襲なんだろうか?鷹を殺されたから?自身を木っ端みじんにされた前作を『逆襲』にして、農民と少年を苦しめている今作を『怒る』にしたほうが、名と体が合ってないだろうか?
[DVD(邦画)] 5点(2013-03-24 22:24:38)
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