Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3878
性別 男性
年齢 53歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1910年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  チャップリンの失恋 《ネタバレ》 
代表作の一本に数えられる作品なんでしょうけれど、その理由はともかくとして、実際、観てて楽しい作品です。まずは当然ながら、パントマイム。主人公は例の、ボロっちくもシャレた格好の放浪者。道を歩けば車にハネられそうになる、哀れで滑稽なその姿、しかし妙に身なりに気をつかう彼の仕草がまた、滑稽であると同時に、何だか彼のアイデンティティを強く主張しているようでもあります。で、次に、チャップリンの表情。これがまた、ただのドタバタだけではない味わいを作品にもたらしています。弁当を盗まれ、腹立ち紛れにその辺の雑草を食べる時の表情。美人に助けを求められ、ガゼン活き活きと張り切る時の表情。第3には、ストーリーの無茶苦茶さ。やっぱりコレ、あくまでドタバタなんです。泥棒に狙われた美人を助け、家に誘われ、で、なぜかそこで働かされちゃう主人公、脈絡なくどこまでも転がっていくストーリーが新しいシチュエーションをもたらし、ギャグを呼ぶ。まあ、冒頭の泥棒が再登場したりもするのですが、基本的にムチャクチャです。で、ムチャクチャながらも物語は主人公と美人チャンとの恋愛へと移行し、ナルホドこれなら美人はゲットするし定職はゲットするし万々歳、と言う訳ですが、アッサリ、あまりにアッサリ、彼女のフィアンセが登場して、主人公は去っていく。チャップリンは表情豊かにこの映画の物語を引っ張ってきましたが、ラストシーンは、例の「立ち去っていく後姿」で締めくくられます。でも、ションボリしているばかりじゃない、途中で歩みを速め、颯爽とした姿に切り替わったところで映画が終わる、その印象的なことといったら。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2014-06-30 23:58:56)
2.  チャップリンのスケート
前半のポンコツウェイターぶりから、後半の見事なローラースケートさばきへ、なかなか巧みに楽しさを演出してくれてはいるのですけれど。その一方で、「でもスケートで滑って転んでも、それってフツーのことであって、特に意外性は無いよなあ」とちょっとイジワルを言いたくもなっちゃうのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-25 17:58:51)
3.  チャップリンの番頭
テンポよく楽しめるゴキゲンなコメディ。質屋の店員に扮するチャップリン、例によって例のごとくロクなことをせず、仲間と喧嘩ばかり。店長や警官の前でだけあわててイイ子を演じるのが楽しいんだけど、なんといいますか、こういう笑いの流れって、ドリフあたりに受け継がれて、ワタシにとっては結構ツボだったりするのです。前半のハシゴを使ったパフォーマンスも、ハシゴひとつでそこまでやるか、と、うれしくなってくる。客との様々なやりとりの中に、ドロボーの登場なんていうワクワクするシチュエーションもあり、ストーリーのまとめ方もなかなかのもの。というわけで、かなりお気に入りなのだけれど、非常に残念なことは、客の時計を分解しちゃうシーンで、一度穴をあけるのをミスったらしいのに、撮り直しせず続行してしまったこと。ここは手際よく分解してこそのギャグでしょう、なんとも残念。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-25 16:20:07)
4.  チャップリンの舟乗り生活
チャップリンがいちゃいちゃしている娘、彼女の父親は船主で、保険金目当てに船の沈没をたくらんでいる。拉致同然に雇われた男たちと、知らずに拉致にかかわったチャップリンも乗せて、船は出港。沖で沈められようとしているその船には、実は船主の娘も忍び込んでいて・・・ってな話。なかなか穏便では無い話ですが、それと対照的に、とぼけた顔でとぼけた行動を繰り広げるチャップリン。船内のあちこち飛び交うカットで描かれるギャグもあれば、長回しのカメラでコック仲間とのコミカルな喧嘩が描かれたりもして、前者が監督チャップリンの魅力なら、後者は芸人チャップリンの魅力、といったところですかね。なかなか楽しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-24 10:18:31)
5.  チャップリンの伯爵
仕立て屋の親方と、チャップリン扮するオマヌケ助手が、伯爵になりすまして上流階級のパーティに入り込んだことから巻き起こる騒動、ってな話ですが。ショートコント集みたいな感じで、あれやこれやとギャグを盛り込もうとするものの、ひとつひとつのシチュエーションが小粒な印象、もう少しじっくり見せてくれてもよいかな、という気もします。3歳の娘は、舞踏会の床がツルツル滑るのにかなり笑っていました。ところで、「おいしく無さそうなもの」の例として、「スイカの輪切り」がよく(?)挙げられますが、アメリカ人は輪切りにして食べるのでしょうか? そしてアノ謎のサムライは、一体誰?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-24 10:06:20)
6.  チャップリンの冒険
脱獄犯チャップリンが逃げ回るドタバタに始まり、ひょんなことから人助け(?)をしてしまったことから、さらにドタバタ。比較的ストレートなオハナシで、やや単純な印象、もう少しヒネリがあっても良いのでは、とは思うものの、それを補って余りあるのが、盛りだくさんのギャグまたギャグ。難しいコトは抜きに、笑って楽しみましょう、と笑いに徹した作品ですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-11 18:05:56)
7.  チャップリンの勇敢
コレ、好きだなあ。原題は『Easy Street』で、警官になったチャップリンが、イージー街を所狭しと大暴れ。凶暴なる大男との死闘(?)を皮切りに、お話はドミノ倒し式に膨らみ、もはや収拾のつかないドタバタが展開!(これに匹敵するのは、天才バカボンくらいのものでしょう)、というナンセンスの極致、それでいて、何となく“勇気”のスバラシサに不覚にも感銘を受けてしまったりも、するのです(邦題はなかなかツボをついているかもしれない、極めて個人的な感想ですが)。これだけあわただしいドタバタ映画なのに、意外なまとまりを見せ、最後は大団円。冒頭の、やる気の無さそうな主人公の姿が、その後の展開と好対照で、よく効いています。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-10 08:01:17)
8.  チャップリンの霊泉 《ネタバレ》 
温泉施設を舞台にドタバタを展開、回転ドア、マッサージ室と、いろいろなシチュエーションでのギャグを交えながら話をふくらませていきます。が、温泉に酒が混入してしまい、アル中治療どころか…ってなオチが、かえって纏まり過ぎていて、こじんまりした印象になってしまっているのが残念なところ。もっとナンセンスで、いいのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-09 18:04:07)
9.  チャップリンの移民
大揺れに揺れる船上、船べりから体を乗りだす一人の男。ああ、船酔いで苦しんでるのか、と思いきや、こちらを向いた男、すなわちチャップリンは、実は能天気に魚釣りをしていた、という冒頭のギャグ。笑えるかどうかはともかく、魚を釣り上げたチャップリンの表情が、とにかく本当にうれしそうで印象的、まさに名演技ですな、へへへ(本当に釣ったんじゃないか、と思っちゃう)。その後の、船の揺れを利用したギャグなんかもなかなか効いてますが、何と言っても、ちょっとホノボノしているようで、結局はそれをぶち壊しちゃう、映画全体のナンセンスさが、一番印象に残ります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-05 16:28:32)
10.  チャップリンの消防夫
後半の火災と、チャップリンのとぼけた表情のギャップが、「笑える」というか、「笑うに笑えない(人命かかってるんだから、しっかりしてくれ~)」というか、そんな映画。前半は消防署が舞台。場面は各部屋をあわただしく行き交いします。フィルム逆回転ネタもいくつか登場、重力を感じさせずにスイスイと棒を登ってきたり。その一方で、クライマックスでは、まさにジャッキー・チェンかヤマカシか、見事なビルよじ登りを披露してくれて、我々をハラハラドキドキの引きつり笑いへといざなってくれます。そうそう、このシーンでは、火災の煙が漂っているので、間違っても“逆回転ネタ”は使うことができず、チャップリンは自力でよじ登らなければならないのであります(もっとも、降りるシーンの方が危険かもしれないけどね)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-29 07:46:58)
11.  チャップリンの替玉
「売上金の持ち逃げ」「そっくりさんとの入れ替わり」という、わかりやすい設定を背景にして、チャップリンのコミカルで激しい動きが冴えわたる、楽しい作品。エレベーターやエスカレーターという大がかりな仕掛けを使ったギャグのオモシロさもさることながら、特に映画後半における、チャップリンがこれでもかと飛び跳ねまわるアクションと、カメラの切り替わるスピード感が魅力。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-17 17:27:13)
12.  散り行く花
手斧で襲撃してくるオヤジ!これぞまさしく元祖『シャイニング』(笑)。とまあ、それはさておき、この映画、比較的限られた光景(限られた素材=モチーフ)を組み合わせ、紡がれていっていること、そしてそれにも関わらず内容が豊かに波打っていること、に驚きを感じます。同じ光景が様々な雰囲気・様々な順序で巧みに組み合わせられていくのを見ると、ああ、映画とはまさに「構成」なんだな、と思う。まずは「構成」があり、だからこそ次に「変化」があって、それが強い印象となる。最近の映画って、観客を退屈させないようにするあまり、いきまりまず「変化」を求めすぎるのではないか。確かにそういう映画も面白い。だが、音楽で言うならば、本当に心に残る音楽・何度でも聴いても聴き返す音楽ほど、限られた素材で構築されているものであり、だからこそ無意識へと訴えかける一種の説得力を持ってるもんだ。この映画についても、そんな連想を、いたしました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-27 22:38:36)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS