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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2669
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1.  小さな村の小さなダンサー
ヒューストン公演で開演を15分待たせて登場したVIPに鳥肌と共に涙が。以降、ラストシーンまでボロ泣きで涙を搾り取られてしまいました。バリシニコフに魅せられ、唯々踊りたい純真な青年にとって文革時代の中国は、熱心な英才教育とは裏腹の思想統制を迫られる生き辛い場所でした。駐アメリカ中国領事館での弁護士の毅然とした行動力は信じられない胸熱シーン。劇団監督と共に青年を支える姿はカイル・マクラクラン&ブルース・グリーンウッドの落ち着いた好演も相まって沁み入ります。圧巻のバレエシーンに拍手喝采。実話ベースで中国ロケに見る中国全てを悪とはしない演出は名匠ブルース・ベレスフォード持ち味全開で、エンドロールでの憂いを帯びた音楽にも深い余韻が残ります。傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2021-09-11 15:14:32)
2.  地底探険
童心に帰らせてくれた傑作。探険前、いざ探険。全てにハラハラドキドキさせられ一瞬も目が離せない。スタッフが用意した極上の舞台で一本気なリンデンブロック教授を演ずるジェームズ・メイソン。屈折していない彼(存在しないと思っていた)もまた格別で、ロマンに駆り立てられた冒険模様と晴れやかなラストシーンが脳裏に焼き付けられました。孫と一緒に観たい作品リスト入りで購入手続きを済ませました。
[DVD(字幕)] 9点(2018-08-20 13:59:36)
3.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 
初見。後をつける熊に気づかず雪山の崖っぷちを「何時ものスタイル」で飄々と歩く登場シーンにいきなり大笑い。よくよく考えてみると笑えない餓死や転落死の危機をも笑いで魅せてくれる喜劇王。そんな彼が表した孤独の辛さ、初めて酒場に立った後ろ姿と蛍の光を聞く横顔に居たたまれない思いが。なので船上のジョージアが「何時ものスタイル」の彼に見せた優しさに救いを見ました。チャップリンの価値観を痛切に感じた作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2013-02-04 20:08:43)
4.  近松物語 《ネタバレ》 
上下の隔てのある不義密通。命で償わねばならぬ時代に自分の心に正直に生きた二人。手を繋いだ二人の面持から本懐を遂げた喜びを汲み取れる一世一代の晴れ姿が、覚悟の死地への行進であるラストシーンのこれ以上ない非情さ。その背中にかける言葉がありません。合掌するのみでした。
[DVD(邦画)] 9点(2011-06-22 23:52:34)(良:1票)
5.  チップス先生さようなら(1939) 《ネタバレ》 
チップス先生の赴任から学校の生き字引となっての大往生までの生涯。キャサリンという伴侶を得て生真面目な堅物にユーモア精神、教師である誇りが加味されて歳を重ねる先生は生徒にとっては一生の師であるようです。妻子との別離、教え子の戦死。先生の胸中が声高に描かれていない演出にかえって悲しみが染み入ります。代々途切れる事無くチップス先生が現れる事が国家の存続の重要事項なのではと思わされた、名作と呼ばれるに相応しい作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-04 04:29:28)
6.  父の祈りを
IRAと警察当局双方の卑劣さに怒りで煮えくり返った。この作品を見た翌日歯は痛いわ胃は痛いわでかなりなダメージだった。こんな抗争には必ず一般市民に犠牲者が出る。父の淡々としているが、どんな苦境にあっても節を曲げない強靭な心を持ち心底息子を想う姿に胸が熱くなった。その生き様が自分は力尽きても遺志を受け後に続く者を残したと思う。凄い作品だった。
9点(2004-02-04 18:49:15)(良:1票)
7.  小さな命が呼ぶとき
初めて知ったポンペ病。辛気臭さ皆無の利発で明るく芯の強いメーガンの存在が本作の肝かと。彼女を死なせないと奔走(実話なのが仰天の行動力)する父親、彼に触発されるストーンヒル博士、希少疾患の新薬に対する製薬会社の筋の通った言動。組織の力で大きな仕事をする価値を意固地な博士の心模様に見ました。製作総指揮ハリソンさん良い仕事をされました。喝采。・
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-19 12:10:45)
8.  チェンジリング(1980)
メルヴィン・ダグラス目当ての鑑賞。ジョージ・C・スコット、トリッシュ・ヴァン・ディーバ夫妻も出演しているのが嬉しい。 スプラッター臭皆無のオカルトサスペンスはヒタ・・・ヒタ・・・と迫ってくる演出にゾクゾクさせられ通し。怨念が清算されたかのような炎上ショットがもの悲しい。圧巻の対決シーンを初め両名優の硬派な存在感も相まって、味わい深い上質な仕上がりになっている掘り出し物の作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2022-07-25 12:13:02)
9.  チャンピオン(1949) 《ネタバレ》 
カーク・ダグラスの出世作と呼ばれているのも納得で出来る迫力有る餓えた獣ぶりに圧倒されます。手酷く裏切った恩人三人がそれでも自分の事を慮ってくれている事が分からないラストシーンが深い余韻を残します。どつき合いが過ぎる試合模様に引いてしまうものの、マーク・ロブソン監督の持ち味がよく出ている骨太な秀作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-11 04:43:10)
10.  血と怒りの河
懐が深い医師を存在感たっぷりに演じるお目当てカール・マルデンに満足。オープニング・クレジットのテレンス・スタンプに「しまった!」と思ったものの屈折ぶりが本作では病的なものでなく、実に味わい深い心模様に仰天した名演ぶり。特筆すべきは映像美。目にしみるような青色(空)、白色(雲)をはじめとして何処を切り取っても絵画として鑑賞できるもので、ラストの俯瞰ショットはメキシコ・アメリカの間で揺れ動いた青年の哀しみを雄弁に語る忘れ難いものです。スタンリー・コルテスは「狩人の夜」を担当したようで、鑑賞数珠つなぎの人物と出会えました。
[DVD(字幕)] 8点(2018-09-23 01:07:25)
11.  チャーリング・クロス街84番地
アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス夢の共演。見つめ合い、唇を重ね・・・妄想でワクワクしながらの鑑賞。20年に亘る誠実な店員と満足する顧客との関係に於いて劇的な事は何一つ起きなかった。にもかかわらず私の安っぽい期待を超える感慨を覚えた夢の共演でした。
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-26 00:24:34)
12.  チャイナ・シンドローム
要点を早く喋れ、早く! 手に汗握りました。技術者・経営者・テレビ局 三者のせめぎ合いが見応え満点でした。
[DVD(字幕)] 8点(2016-12-04 17:34:49)
13.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
男同士の愛の深さに羨ましさを生れて初めて感じた作品。条理を尽くさない法律家の罪深さを見せつけられる。出所した実母がマルコの前で晒すどうしようもない醜態を、ゲイが養育すると悪影響を及ぼすという判断を下した判事達に見せて感想を聞いてみたい。バッドエンドに呆然となるがマルコの死顔を見せない演出が救い。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-30 23:44:28)(良:1票)
14.  地下水道
地べたを這いずり回る以上に過酷な下水道を這いずり回る姿。実話ベースなので自由を渇望する3つのグループに一縷の望みも見いだせず、それぞれの結末も救いの無いものでした。ソ連赤軍のした事を知るにつけ二度と観れない作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-20 00:14:32)
15.  誓いの休暇(1959) 《ネタバレ》 
初見。アリョーシャの帰郷の道中譚。 純真で正義感が強く人情に厚いアリョーシャを始めとする善男善女ばかりで、血しぶきもなく鬼畜も居らず。 一見穏やかなれど、ラストシーンにおける国家によって息子を毟り取られるが如き母親の様相に、これ以上ない戦争の無情さ非情さを見せつけます。 「もう、離さない、私のアリョーシャ!」 永久の別れと分かっているだけに堪らない。胸を掻き毟られるものがありました。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-06-10 18:13:14)(良:1票)
16.  チャップリンの独裁者
子供心に強烈なインパクトを受けた地球儀風船シーン。今、その狂気を孕んだ恍惚とした表情に、チャップリンの言葉「人生は自由で楽しいはずであるのに、貪欲が人類を毒し、憎悪をもたらし、悲劇と流血を招いた」が重なります。その当時にその思いを全編に亘り貫き通した勇気に脱帽します。それ故に、冗長さを感じた展開が惜しいです。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-11 18:36:35)
17.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
こんな不条理な事件が実話とは。警部、精神病院の医師、ニセ子供に対して・・・活字に出来ない憤りでワナワナ。「もう、観てられない」とそれが頂点に達した時に、希望の光となる事実が発覚。母が良心ある人々の助けを受けてゲス共との喧嘩に最後に勝利。やり切れない結末。展開に私の血圧は乱高下を繰り返しました。どの作品でも抜群の存在感を示すマルコヴィッチに感心し、「母親の唇、何処かで見たことあるけど・・・?」本サイトで、昔サメをも殴りつけていたアンジーと知り好演に仰天です。実に見応えのある作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-09-22 01:41:17)(良:1票)
18.  チャイナタウン
完全にニコルソンの虜になり、ポランスキーに興味を抱くきっかけとなった思い出の作品です。30年ぶりの鑑賞となりました。ゲティスは、はしたないジョークをとばし、のされてヨレヨレの姿を晒す完全無欠でない人物ですが鼻に絆創膏を貼り付けようともビシッと決めたいでたちに、当時わけもなく色気を感じました。その色気は仕事で笑われたくないという信念からくる打たれ強さであり、悲しい思いに押し潰される事なく背負って生きていこうとする芯の強さからくるものなのだと今は思えます。人間外見ではなく中身であるとは小さい時から聞いてきましたが、外見が中身を造り中身を語る事を気づかされました。そして、とてつもない辛苦を背負いながらこのような作品を作り上げたポランスキーがゲティスとだぶって見えました。死体の描写と依頼人の父親の欲望の生々しさにポランスキーの怨念のようなものを見た気がしました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-19 22:10:10)(良:2票)
19.  散り行く花 《ネタバレ》 
笑いが皆無の暮らし、笑い方を知らないのか、あのような方法で笑顔を作る姿に胸が詰まります。目を覆うばかりの薄倖の彼女が大輪の花を咲かせて輝きました。それはほんの一瞬の事で儚く散ってしまいましたが、散り際に笑顔をみせようとした姿に、人がこの世に生を受けた価値を感じるのです。『死んで花実が咲くものか』自ら若いつぼみを絶たないでいただきたい。花開く時は来るのです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 22:11:19)
20.  地球最後の日
ドント・ルック・アップの元ネタに思えた作品。かの作品のバカ騒ぎが皆無の生真面目な筋立てと昭和26年製の小じっかりした特撮は、無理筋が散見されましたが白ける事無く一気の完走でした。ルドルフ・マテ、ジョージ・パルを始めとする一流スタッフ参加は伊達じゃないと思ったところです。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-01-15 02:06:46)
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