1. 月に囚われた男
《ネタバレ》 どこか古典的な香りのする正統派SF作品ですね。派手なアクション主体のSFとは一線を画したこの雰囲気。私は好きです。 自らがクローンだと思い至った時、精神までもが複製されていると言う前提であれば、人はその現実に耐えられないだろうなぁ… [DVD(字幕)] 8点(2011-03-20 19:39:42) |
2. 次に私が殺される
良く練りこまれた脚本・映像・音楽、そして魅力的なキャスティング、2時間を短く感じさせる作品です。「暴力」と「死」に異様に惹きつけられるヒロイン、そして謎めいた美しい(濃い?)青年。そして、脇を固めるフェレ・マルティネスがいい!一見J.デップ似の彼のキャラクターが、凄惨な物語を魅力的なものに引き上げています。 「アイツが絶対犯人じゃんっ!」と冒頭近くから思わせておいて、「え?こっちが犯人?」と、作中のヒロインの心中とともに観客の心にも揺さぶりをかける演出、よくよく考えれば非常にシンプルなストーリーをこの長さに無駄なく仕上げた監督の手腕は素晴らしい。ハリウッド映画にはない魅力ですね。 ちなみにココでの作品名は、現在販売されているものより前のものですね。公開当時から何回か題名を変えて結局原題に戻ったようですが、配給会社さんって、何で妙な邦題付けちゃうのでしょうねぇ?? 8点(2004-11-23 09:21:52)(良:2票) |
3. つみきのいえ
《ネタバレ》 僅か10分余りの作品ながら、余計な説明は殆ど省き、住居の縦方向を時間軸とした表現によって、ひとりの老人の人生の喜怒哀楽にスポットを当て描き切る。柔らかなタッチの筆使いと色調も相まって、ひとりの老人の人生最後のページを決して悲観的になることなく描き切っていますね。 短編とはかくあるべき。充実の10分ちょっとでした。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-02-05 13:43:47) |
4. 2ドアーズ
《ネタバレ》 予告編で概ね雰囲気つかめちゃいますから、例のパターンであることを前提に観始めました。 なもんで、イキナリ興醒めかなと思いきや、きちんと丁寧に創られているのでそこそこ惹き込まれます。大きな破綻もなく淡々と語られていくストーリー。ある意味ハッピーエンド?いや違うな…やっぱ違うって! てか、洋画観ていてちょくちょく感じるんですけど、わき見運転多過ぎ!この作品の場合にしたって、そこの彼女!よくよく考えてみたら、この一件、アンタのせいだって!受け入れる彼も彼だけどさ… それと、この邦題はシンプルなのか逆に考え過ぎなのか、何にせよ作品の評価下げるのに一役買いそうだなぁ。。。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-07 23:56:41) |
5. 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
《ネタバレ》 ノンストップでスピーディな展開に惹き付けられるものの、ここで描かれる「男の世界」には今ひとつ共感や感情移入出来ない。復讐の気持ちはひしひしと伝わって来るものの、ヒットマンたちの死に様がどうにも受け入れられず、無駄に死に急いでいるとしか思えない。だから、その時点で作品世界から出てしまった。 更にはラストシーン。コステロの単独行動は無謀であり、仮に行為に走ったにせよ描くべきだったか。描くにしても長過ぎないか? やたらドンパチが激しいばかりで、少しずつ引いてしまった作品でした。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 21:46:42) |
6. ツイステッド
《ネタバレ》 ホントはもっと低評価したいんですけれど、アシュレイに免じてオマケの4点です。 いやぁ~ベタったらありゃしない。どうやったらここまでベタに作れるんでしょ。8年前の作品かぁ~。既にアシュレイもサミュエルもアンディも作品選べたんじゃないだろうか… エロティックサスペンスのカテゴリかと思いきや、そんなシーンはほぼ無く、サイコサスペンスかと思いきや、そんなシチュエーションもほぼなく、驚愕のラストシーンも無く…こりゃあ駄目だ。 ちなみにヤワラスティック。クボタンと言ってくれれば解りますって。私も1本持ってます。でも、使い方が荒すぎるような気が…どっちかって言うと関節をきめる時に補助に使ったりした方がカッコいいんだけどな。 [地上波(吹替)] 4点(2013-09-23 17:45:19) |