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プロフィール
コメント数 210
性別 男性
ホームページ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182
年齢 49歳
自己紹介 映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。

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1.  鉄コン筋クリート
AKIRAを観た時以来のインパクトがあった。スピーディーなテンポ、確かなデッサンに裏打ちされた独特の構図、その空間を飛び回る子供たち。クロ・シロの心象表現も素晴らしく、どこか哲学的な台詞も変にクサくなくシラケることもない。原作は未読だが、おそらく極めて忠実に世界観を再現しているのではないだろうか。‥‥‥シロやネズミが話す言葉の数々は、現代社会にも存在する者達そのままの代弁だ。ひとつひとつの言葉が格言のように重みがあって心に染みる。久しぶりに見応えのあるアニメーションだった。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-24 00:59:14)
2.  デイ・アフター・トゥモロー
今まで観たパニック映画の中では一番規模が大きく、そして災害映画の中では一番リアルだった。フィクションであるとは言え実際に起こりうる可能性はゼロではなく、今この時も着々と進んでいる温暖化の事を考えるとゾッとする。筋書きは確かに都合の良いところは多いが、CGもそれほど気にならなかった。しかし人間は、きっと実際にこのように自分の身に降り掛かってこないと、何事も判らない生物なのだろうか。いくら言葉で環境問題を説いても所詮は他人事。ある環境研究家の話によると、地球環境の悪化というのは段階的にジワジワとくるものではなく、ある一点の悪化限度を超えると雪崩のようにドッと破綻し押し寄せてくるものだという。いつか人類にも、そんな破綻の恐怖を味わう日が来るのだろうか‥‥‥。
5点(2004-11-09 00:20:31)
3.  ディープ・ブルー(2003) 《ネタバレ》 
イルカはあんなに楽しげに波の上で踊ることが出来るのか。シャチはアシカを尾びれで10mも跳ね上げるのか。ペンギンはあんな距離をブリザードに耐えて行進するのか。‥‥‥最初から最後まで、驚きと感動の連続だった。なんと美しく、壮大な映像の物語。これらの映像を撮影するには、大変な苦労があったことだろう。つまるところこの映画のメッセージは、「地球環境を大切にしよう」ということなのだろうが、ただ一つ残念なのは一番最後の「人は今日も海を傷つけている」という言葉だ。そんな陳腐な言葉は必要ない。そんなフォローがなくても、これらの映像は圧倒的な説得力があるのに。スクリーンに映し出されているのは作られた仮想現実ではなく、弱肉強食のまぎれもない真実。膨大な命が巡る生と死の終わりなき輪廻、描かれたシナリオのない感動のドラマだ。それが圧倒的な現実味と説得力をもって見る側に語りかけてくる。この映画の唱えているとおりだ。別に極端なエコロジストになれというわけではなく、星の彼方を見る前に、我々は自分の足元に在る母なる地球のことをもっともっと知るべきなのだ。どんなに素晴らしい奇跡の星で、自分達がこの星にどんな恩恵を受けているのか。自分達も生命のひとつであることを認識し、産みの親たるこの星に対して敬意を払い、何を行うべきなのか。未来と空ばかりを見て、現実と足元を見ていなければ、文字どおり「足元をすくわれる」ことになりはしないか。‥‥‥‥環境破壊の恐ろしさと人間の末路を唱えるのも大いに結構だが、この映画に描かれている今の地球の現実世界の素晴らしさにも、もっともっと眼を向けるべきなのではないか。自分達の住んでいる地球とは、本来どんなに豊かで、素晴らしい奇跡の世界なのか。こんな美しく、儚い奇跡を破壊しようなんて、誰も思わないはずだ。人間同士のやっている「必然」ではない争いなんて、ちっぽけで無意味なものに見えてくるはずだ。学校での安っぽい教育やそこらの嫌味な環境保全の啓蒙など比較にならない、有無を言わせぬ圧倒的な説得力に脱帽した。メッセージだけでなく、映像をひときわドラマチックに見せる音楽も大変良い。久しぶりに見応えのあるドキュメンタリー映画だった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-10-25 00:37:18)
4.  天空の城ラピュタ
一切れのパン、ナイフ、ランプを鞄に詰めて出かける、未知の世界への旅。この映画こそファンタジーの王道、このジャンルにおいては世界に比類の無い作品だと断言できると思う。誰しもが幼い頃に憧れた夢の冒険、その要素全てがこの映画には集約されている。前に投稿されていた「さすらいの」氏、私もまったくあなたと同感です。 物語の終わりに近付くにつれて、たまらない寂しさを感じることができたのはこの映画だけ、願わくば10歳未満の時期にこの映画と出会いたかった。 オープニングのスラッグ渓谷の朝、響き渡るトランペット、これからきっと始まる大冒険を予感させるこのシーンを観ると、恥ずかしながら今も心がワクワクしてくるのだ。 個人的には帰路へとついた2人とドーラ一家がその後どうなったのか、エピローグをとても知りたいのだが、やっぱりそんな心残りのあるままに終わった方がいいのだろう。もし自分に子供ができたら、真っ先に見せたい、自分と同じようにまだ結婚すらしていないのにそんなことを考えてしまう人もいるのではないだろうか。この映画にはそれだけの純粋な夢とロマンがある。
9点(2003-11-07 01:41:52)(良:1票)
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