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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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1.  DEAD OR ALIVE 犯罪者
冒頭数分のテンポの良さとスタイリッシュさにはなかなか掴まれました。レンタル店のVシネコーナーに並ぶようなタイプの映画に普段興味のない方にこそ観て欲しい。感嘆するか石投げるかは個人個人の感性と価値観(と映画に対する良識?)次第ですが、三池監督は勇敢だと思います。私だってヒギャアアアアアアアアアってなりましたよアレには。何だろう、アレ。何なんだろう、アレ。なぜ企画が通ったんだろう、アレ。思わず撒き戻して3回観た位です。あのラストを観て1週間位は楽しく生きて行けると思いました。私は。
7点(2004-11-21 12:05:27)(良:1票)
2.  テヘラン悪ガキ日記 《ネタバレ》 
観ながら1つ思い出した。数年前、イランで「ポケミョン(仮名)」が放送された時、自分も空を飛べると思い込んで屋根から飛び降りて怪我をする子供が続出し、親たちが放送中止を求める騒ぎが起こったとか。それを聞いて、「夢見がちにも程があるだろ!」ととても驚いてしまった。イランといえば、ある意味ヴァーチャルな日本などと違い、とても現実的な国だと思っていたから。この作品は一応コメディタッチということだけれど、その実、何とも辛辣。幼少期の親の庇護下における絶対的保護を得られず、段階を踏んだ教育も与えられず、未分化な精神のまま厳しい現実の中に放り込まれた少年。その反動として、過剰な程に夢見がちな部分が呈出してしまった。少年の空想の重さは同時に、放り込まれた現実の重さでもある。そして、遅かれ早かれ来ることは分かっていた夢の終わりと、現実の続き。キレイ事も過剰な感傷もない、イラン映画らしいラストシーンが印象的。
6点(2004-09-22 19:59:22)(良:1票)
3.  ディアボロス/悪魔の扉
長い割に重厚感や見応えをさっぱり感じないのはなぜだろう…。冗長なシーンが多いかも。アル・パチーノお得意のラストの独白というか、独壇場。おふっ、やっぱり来たか!という感じです。彼の独壇場、どうしてもユーモラスに感じてしまうのは私だけなのだろうか。
5点(2004-08-28 17:14:19)
4.  デリカテッセン
随分昔、何かで「美術系学生が選ぶ映画ベスト3」とあって、この作品が入っていた(ちなみにもう2つは「時計じかけのオレンジ」と「ブレードランナー」だった)。近未来でありながらあまりにもクラッシック。陰惨でひどく暗色な画面なのにどこか滑稽で和気藹々。シリアスなのかコメディなのかも不明。一癖も二癖もある奇妙奇天烈な世界観。この作品はジャンル分けを見事に拒否しつつも、その世界観をきちんと自己消化している。どうもこの監督は「おれは一筋縄ではいかないぞ」という食えない奴だな、とジャン・ピエール・ジュネのイメージが私の中で固まってしまった作品(だから、「アメリ」が大衆作になってしまったことが不思議でならない。あれもジュネ色たっぷりなのに)。ちなみに私の近所のレンタルビデオ店ではこの作品がなぜかホラーの棚に置いてある。何か間違っている。
9点(2004-07-17 23:01:51)
5.  テルミン
テルミンという楽器もしくはテルミン博士に関して勉強をする、という上ではとても参考になる。でもやっぱりこういう娯楽性を追求しないドキュメンタリーというのは、観るのにちょっと努力と集中力を要求される。テルミンにとても興味がある、というような方にはいいのかも知れないけれど、これから観る方は、他の方も書かれてたように、眠い時や疲れた時などは避けてご覧になる方がよろしいかと。
5点(2004-07-13 14:08:30)
6.  デモリションマン
ヴァーチャル・セックスをするシーンで、「昔の方法でやろうぜ!」みたいにスタローンが迫って、サンドラ・ブロックに激しく拒否されるのを見て、ひどく気の毒な人に見えた。何だか人間として気の毒な人に見えた。てゆうか、全編通して気の毒な人に見えた。
5点(2004-07-07 23:17:54)(笑:3票)
7.  デッドマン・ウォーキング
製作側は、死刑制度について中立の立場からこの作品を撮っていると言い切っている。受け取り方はあくまでも個人個人に委ねられているのであって、人によって鑑賞後の感想は全く異なるのだろう。この作品は「問題提起」であって、「思想強要」ではないのです。何を考えるかが大切。「考えることを考えること」が大切。総じて私はそう思った。
6点(2004-07-06 20:46:21)
8.  デーヴ
舞台が舞台だけに、アメリカ的プロパガンダ要素があったら嫌だな~と思うけれど、なかなかどうして普遍的なヒューマンドラマで、安心して観ることの出来る良く出来た作品です。あと、シガニー・ウィーバーが「カブトガニ」型だということに気付きました。「カブトガニ」ってのは、えりあしを短くするとその内段々真ん中だけ妙に伸びて来ることです。小学生時代にクラスメートの後ろ姿を見ながら心の中で勝手に命名したんですけど、うちの弟もそうです。
7点(2004-07-01 17:25:56)
9.  ディープ・インパクト(1998)
とにかく、TVスポットで観たあの“大波がニューヨークに押し寄せる様”を大画面で観たくて映画館に足を運んだ。意外にも重点は特殊効果ではなく人間ドラマの方に置かれていた。展開と設定が驚くほど似通った「アルマゲドン」がアグレッシブで男性的な視点で描かれたのに対し、この作品はどこか内省的でベクトルが内に向かっていて、登場人物の心理の変遷を描くことに多くの時間を費やしている。女性的な作品だな、と思って確かめてみたら、やっぱり女性監督の作品だった。
6点(2004-06-12 11:44:02)
10.  天使にラブ・ソングを2
金八のレベルにも及ばない幼稚でベッタベタな展開を押し通す稚拙な脚本に唖然としつつも、私はこの作品が大好き。99%の荒削りと1%の洗練。そのバランスは10代の特権であり武器。ほんとにもう、あの合唱シーンの楽しさと爽快さったらなかった。“荒削りながらも完成されている”、そういう矛盾が矛盾なく成立する爽快さ。参ったよ!若さが眩しいよ!(笑)。最初に観た頃は登場人物たちよりも若かったけどね!ベタベタで、何だか訳もなく可愛い。私はこの“愛すべきベタ”に惚れました。何とも耳に楽しい作品!
9点(2004-06-10 13:22:30)
11.  天使にラブ・ソングを・・・
ありゃりゃ、これカトリック礼賛映画だったんですか。なるほど。そうかも。私は宗教系には鈍感なんでそういう深いことは考えなかった。軽いノリで観る娯楽映画かな、と。歌って踊れる尼さんのパフォーマンスを堪能出来る単純明快な作品かな、と。言い尽くされたことを言いますが、やっぱり“歌の力”ってのは凄い。聞き惚れました。素敵でした。
7点(2004-06-10 13:19:10)
12.  テス
当時20歳のナスターシャ・キンスキーのあの美貌。この作品の醸し出す“寒い官能”とやらについて語られた記事を本で読み、観てみて何となくその意味が分かった。テスが醸し出す大人と子供の中間の危うい、それでいて絶対的な色気、それがゆえに運命が悪い方へと転がって行く。つまりは体感温度の低い性愛映画なのだなあ、と(大体、監督がポランスキーだから、本質はエログロ性愛映画には間違いない)。派手な性描写なんか一切ないのに、何だかエロい。ちなみに宮崎駿監督が、この映画のTVスポットの、苺をくわえるテスの姿を見て、「こんなドキドキする映画は絶対観に行かない」と思ったらしい(笑)。
8点(2004-05-22 17:37:22)
13.  ディープエンド・オブ・オーシャン
アメリカでは似たような事件が本当に起こっている。死んだと思っていた娘が実は友人に育てられていた、という事件。この作品で描かれたようなことは実際に起こり得るのだ…とぞっとした。本当に怖い話だと思う。再会に喜びつつも、戸惑う親子の姿。長すぎる空白の期間、埋めるのが難しい穴に葛藤する家族。地味で小粒な作品だけれど、家族の再生を丁寧なタッチで描いた作品です。
5点(2004-05-22 13:11:15)
14.  デンジャラス・ビューティー
だいたいこんな話だろうな~と予想を付けて観て、だいたい予想通りにストーリーが運んだ感じだったけれど、そういう話はベタゆえに安心して観ることが出来るので良いと思う。ちょっとアレなルックスの女性が美しくなって行く…という話は昔から腐るほど量産されているけれど、どの女優も元から美人なんですよね…。1回でいいからほんとにほんとにほんとにヤバイ女性でこういう話をやってみて欲しいです(笑)。そういう作品を是非是非観てみたいです。
6点(2004-05-17 22:24:44)
15.  デッドマン(1995)
ある男の緩慢な死の物語。でも人生を2時間の映像に集約したら、総じてこんなものなのかも知れない。生は死を前提として存在するもので、そう考えると人生自体がそれを意識させない緩慢な死だ、という醒めた見方も出来るものね。人間は生まれた瞬間から確実に死に向かっている。この作品はそれを悲壮感も寂寥感もなく、淡々とした乾いたユーモアに乗せて描いている。実にポエティックで洗練された一編。
7点(2004-05-17 22:05:23)
16.  ティファニーで朝食を
プチ衝撃な話なのだけど、原作者のカポーティは、この物話の主人公は、マリリン・モンローをイメージしていたらしい。全く違う雰囲気のオードリーがキャスティングされた上、作品自体の出来も作者としては納得出来ず、「この監督は愚鈍な奴だ」と言い切ったとか。あと、日本人の描写。私は普段は愛国心なんて特にないのに、こういうあまりにもアレな描写をされると、ふつふつと怒りが沸きますね。でも一応、後になって監督は、このいい加減な日本人の描写に対して、「理解不足だった」と謝罪はしてるんですよ。そりゃ、当然さ。この映画は、オードリーの可愛さだけかな、と思う。彼女の醸し出す雰囲気は良いですね。マリリン・モンローのような女優ではこんなシックで小洒落た雰囲気は出せないはずです。もしそんなセクシー路線に走っていたら、全然違う映画になっていたでしょうね。
7点(2004-05-15 20:59:33)(良:1票)
17.  テルマ&ルイーズ
女が自分を主張して突っ走った先にあるものは結局はどんづまりだった、という描き方にはやっぱり間違ったフェミニズムを感じた。彼女達は自分達は解放されたのだと考えるのだろうけれど、「結局女はポジティブな形では開放されないんだよ」と言われているようで納得いかない。結局は男目線の女性映画。
5点(2004-01-19 15:03:23)(良:1票)
18.  天空の城ラピュタ
つわものどもが、夢の跡。過去の繁栄の跡を残し、滅びた天空の都市。誰もその理由は知らない。だけれどおそらく、誰もが本当は知っている。ラピュタは2度滅んだ。おそらく2度とも同じ理由で。いつの世も、破壊を繰り返すのは、何かに固執する人間。金だとか、権力だとか、自分こそが正義であること、だとか。そういうものに固執することの愚かさを、この映画から私は感じる。ひしひしと。執着を捨てること、たとえば仏教でいう、無私の境地。無私であることの何と難しいことか。人が自我を抱き、生きる。それだけでそこには破壊の種が生まれるのだから。自らの思想に妄信的に破壊を繰り返す大人、その破壊と冒涜を曇りのない瞳で見据えるのは、子供たち。ラストのパズーとシータの選択。執着を捨て、尊厳を保つ。それは滅びの美学。血沸き肉踊るようなわくわくする冒険物の形態を取りつつ、これ程痛切な映画もない。そのメッセージ性はとても真摯で、根源的。宮崎監督の、人に対する絶望と、それでもどこかで人を信じたい、という心が伝わって来る。そういう、達観と足掻きが根底にある映画だと思う。てゆうか、名作。うーん、傑作。めちゃくちゃ傑作。ああ、もう、何書いていいのか分かんね。うーん、そうですね、私がもしどっかの王様になったら、一家に一本DVDの携帯を推奨する勅令を出す。それ位好き。最高。…ああ、最後の方、破綻した。
10点(2003-12-29 21:27:53)(良:3票)
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