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コメント数 885
性別 女性

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1.  鉄道員(1956)
ピエトロ・ジェルミ監督・主演のホームドラマは、古い時代のイタリアの情緒が盛られる。 鉄道員としては優秀ながらワンマンな父に反目する姉と兄、ばかりか姉夫婦の不和など気苦労がたえない母と末っ子の弟。 小さなほころびが大きく裂けていく様はやるせない。 空気を読みとるサンドリーノは環境がそうさせたのだけれど、小さい体に聡い目をして大人たちの間をさまよう。 スト破りもからんだ仕事仲間との軋轢と修復も描かれ、一本気なマルコッチを気づかう同僚リベラーニの大らかな情は得がたいもの。 心境の変化がもたらす展開は「素晴らしき哉、人生!」も思いおよび、ラストの違いはアメリカとイタリアのお国柄だろうけれど、クリスマスの改心ものとしてあちらに劣るものではないと思うので。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-05 07:00:03)(良:1票)
2.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
ガリバーのラピュータのイメージをとりいれ膨らませた冒険アニメ。 宮崎作品としては湿気少なくグロテスクな要素も薄く、なおかつ監督の資質は十分生かされたバランスのよい作品。 欧米人にはラピュータを題材に東洋人が西洋的に描いた作品ということで、オリエンタルな「千と千尋」や独自の世界を構築した「ナウシカ」よりは珍しさが少ないかもしれないけれど、国内の支持はダントツ。 ヒロインを立たせず主人公が男女2人なのも、内容が濃くとも過剰までいかないのも均衡が保たれている所以、「未来少年コナン」的ともいわれるパズーのキャラがよい意味で健全。(声優さんの力も大きい) 輝く飛行石やシータの呪文、永遠の浮遊から解き放たれて飛んでゆく大樹など幻想的で美しいイメージと、ドーラ一家との追走劇などの活劇要素が一体となった世界は魅力あるもの。 シータの言葉にあるように人間は土から離れては生きていけない、でも同時に離れたい気持ちもある存在なんですよね。 そういった人間の相反する部分も主題として含まれていて、地上に生き空を見上げる人間の小ささも大きさも感じさせ、楽しさの裏側に哀しさもあるのがよいです。
[地上波(邦画)] 8点(2011-04-30 11:59:59)
3.  テス 《ネタバレ》 
トーマス・ハーディのもう一つの厭世的な作品「ジュード」(「日陰のふたり」)と同様に悲劇的内容ながら、ナスターシャ・キンスキーのあでやかな美しさとドーセット地方の緑ゆたかな田園風景が淀んだ水の中の白い石のごとく光を放つ。 天井より滴り落つ血は運命に翻弄され続けたテスが一矢報いたと言うべきか。 されど断罪さるべきは粗暴な支配者アレックよりも天使の名をもちながら身勝手な理想主義者であったエンジェルかもしれず、されば彼がテスとともに罪人として牽かれてゆく結尾には納得がいき、原著のテスの妹の存在を抹消したのは頷ける。(テスの望みとはいえ彼女の処刑後に彼がその妹と添うのは如何なものか) 朝霧流れるストーンヘンジの岩に身を横たえるテレザ・ダーヴィフィールドは、その呪わしき名と共に自分を苛んだこの世から消え去る時を静かに待っているかに見える。
[映画館(字幕)] 8点(2010-07-09 23:59:59)(良:2票)
4.  デュエリスト/決闘者 《ネタバレ》 
「バリー・リンドン」と並び称された映像美。 数千本のCMをこなしていたリドリー・スコットは最初の劇場用映画として、ジョゼフ・コンラッドの短編小説(「エイリアン」のノストロモ号の名もコンラッドの作品からとっている)をベースに長きにわたり決闘を繰り返すフランス軍人デュベールとフェローの奇譚ともいえる物語を織り上げた。 些細な事から始まったそれは図らずも彼らの人生を誇りと血で彩る。 好漢デュベールにいわれのない怨恨を持つ偏執狂的なフェローは、彼への執着を没落の一途をたどる皇帝ナポレオンへの忠誠にすりかえる身勝手さ、デュベールも辟易しながらも影ではフェローの命乞いを行うという複雑な心境を見せ、絆と呼ぶには不可思議な関係が16年に及ぶ。 カイテルとキャラダインは二人を映す鏡として適役。 デュベールをめぐる二人の女性、ローラは介入を許されず去りアデルに至っては夢にも知らぬまま、男だけの世界であり、もはや闘う理由などはさしたる意味をなさぬように思われる。 意地か時代に逆行する一騎打ちの陶酔か。 最後の死闘の果てにデュベールの真情は吐露されるが、崖より彼方を見晴るかすフェローの心に去来するものは何か。(スコットが映画監督になるにあたり先人のキューブリックの映像が頭にあったのは1作目と2作目を見ると歴然ですが、その中にもスコットらしさというものはあり、キューブリックほど人間性を排していないというか乾いてはない。 キューブリックは故人でスコットはまだ現役、それを抜きにして考えればキューブリックの異能の才の評価の方が高いと思いますが、私は人間らしさのあるスコットが好きなのです。)
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-09 07:28:46)
5.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 
「シザーハンズ」の妹、まさにそういう作品だ。 不運な花嫁の破れたヴェールを透して、実写ではアーティスティックな職人となりつつあるティム・バートンの本質が仄見える。 朽ちかけておよそ不気味な存在であるエミリーが観る者の心を惹きつける様は見事というしかない。 それも彼女が欲しくてたまらなかったものを手放すほどに大人になったからだろう。 名前のように似た、愚直な親の影響を受けていない「2人のヴィク」も魅力的で罪はないせいでいっそう切ない。 口下手のヴィクターが自分を表現し、2人の女性の心に触れるピアノも素敵だ。 月の光を受けて呪縛から解き放たれるエミリー。 青白い腕からは骨がのぞいていても、見惚れるほど美しい脚をした彼女はバートンの人魚姫かもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-25 10:41:56)(良:2票)
6.  デューン/砂の惑星(1984)
見やすく分かりやすいTV版は悪くはない。でもあれを見ると逆にグロテスクで悪趣味なリンチ版が愛しくなる。陰謀渦巻く銀河中世世界での希少なスパイスとアクアに操られるかのような人々の弱さ、そして強さ。恐ろしげなナビゲーター、異形の宇宙船、腐臭漂わせるバロン・ハルコネンとは対照的に白い薔薇の固い蕾のようなアトレイデスの王子ポウル=カイル。温室育ちのプリンスは砂漠の風に吹かれ変貌を遂げていく。オレンジに染めた髪のフェイド=スティングも「クァドロフェニア」と同じく存在感だけを叩きつける。重苦しく鈍重な印象さえする作品だけれどもリンチ作品では一番好きかもしれない。ポウルをめぐるチャニやイルーラン皇女ら女性陣はS・ヤング、V・マドセンという美女を揃えているのに印象薄く、ここに関しては彼女らが生気を見せるTV版が優るように思えるが、公平を規すならば特別篇(未見)と比較すべきなのかも知れない。この版でのリンチの女性への視線はポウルの血族である母ジェシカや妹アリアにより強く注がれているように見えるのだ。F・ハーバートが生んだ数々の造語も異世界に引き込む力となって砂塵のなかに響く。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-29 17:19:50)(良:1票)
7.  天国の日々
穏やかな暮らしを夢見てうたれた芝居が三つの心を落日のように染め分けてゆく。ふたりを愛した娘の心は誰のものであったのか。彼女らのために命を落とした男たちの眠る大地の上を女たちは駆けてゆく。
[映画館(字幕)] 8点(2006-03-29 20:15:48)(良:1票)
8.  点子ちゃんとアントン
30年代のケストナー作品を現代風にアレンジ。 「飛ぶ教室」(03)よりよかったんじゃないでしょうか。 アナルイーゼこと点子ちゃんは「お金持ちの一人娘」の不利な設定を軽くクリアする元気な女の子、寂しさも抱えているけど。 アントンは「エーミール」と同じく作者自身が投影されたお母さん孝行息子。 アントンが病気のママを気づかい、点子がそのアントンを気づかう。 ネオン輝く夜の駅で踊るのもだいじな親友のため。 アントンの家出の原因を「母の誕生日」から「盗み」へと変えたせいでママたちの接点ができ、両親の会話もあって話に深味がでたように。 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」もだけれど、三方を他国に囲まれたドイツの人が「海に行く」のは容易ではないだけに特別なことなんですね。 モダン?な脚色が多い中で「ベルタの一撃」は残っててよかった、あれがないと。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 07:00:02)
9.  天空の草原のナンサ 《ネタバレ》 
ビャンバスレン・ダバーが「らくだの涙」と同じモンゴル遊牧民を描いてより映画的、空の青と草原の緑が美しいコントラスト。 影の主役はナンサや妹より末っ子弟クンか、巧まざる仕草が笑みを誘う。 厳しい遊牧の暮らし、迷い犬のツォーホルもかわいいというだけでは飼ってもらえない。 定住しない彼らの家ゲルの解体は手間のかかる大変な作業でも、彼らには日常的な儀式なのだろう。ドキュメンタリータッチの中に最後はドラマ仕立て。 猛禽の群れに歩みよる弟は、望遠の圧縮効果による見た目より距離があるはずだが、一瞬ヒヤッとさせるのが淡々と進む作品のスパイスに。 定住化が進み遊牧民たちはいずれ時の流れに静かに姿を消していくのが予想されつつ、今を生きる彼らをいとおしむような視線。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-02 06:59:59)(良:1票)
10.  デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー<TVM>
「ブレードランナー/ファイナルカット」にあわせて製作されたドキュメンタリーは、BRのメイキングらしく精緻で優美さをたたえる。 存命の主要なスタッフ・キャストが顔をそろえ、BRとの関わりを避けていた感のあるハリソン・フォードも、穏やかな表情を見せている。 誰が見ても彼よりルトガー・ハウアーが印象的な作品が年月とともに特別な評価を得る一方で、フォードにとっては常に自分の中での温度の低い作品であり、監督リドリー・スコットが芸術的感性の波長が合う同じヨーロッパ人のハウアー(ロイ・バティの辞世の句は、彼が考えた詩的なフレーズに差しかえられた)に入れこんで、フォードをかまわなかったのがしこりとなり、作品の陰鬱なムードになじめなかったことも手伝って、彼をキャリアの中でも高い位置にある作品から遠ざけていたようだ。 このドキュメンタリーにも出演しているサモンの著作などで、そのことを当然知っていると思われるスコットはしきりにフォードを称賛する。 贔屓のハウアーのことももちろんほめるのだが、それ以上にフォードを持ちあげ、25年前にできなかったことの埋め合わせをしたいかにも感じられる。 英国人スコットの米国式ルールとの衝突(「エイリアン」の時にも監督がカメラを操作できない規約に不満を持っていた)や、スタッフ(2人の脚本家、ファンチャーとピープルズの腹の探りあいは面白い)やキャスト(フォードとショーン・ヤングの不仲説は有名だが、ヤングはそれを払拭しようとつとめる)、ふんだんに挿入される蔵出しアウトテイクもファンには格別なギフトとなるが、フォードがようやく心を解いているようなのが何よりも安堵を覚える。 銀の鷲バティが輝いたのも、不安気なデッカードがいたからであろうから。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-10 07:00:06)
11.  デリカテッセン
ジュネ&キャロの味は十分出ているが、まだマニアックな領域をでていない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-06 01:00:17)
12.  ディープ・インパクト(1998)
この作品の知名度が「アルマゲドン」よりも低いのは惜しまれる。同じ題材を扱っていても内容はこちらの方がはるかに上だし品がいい。俳優も錚々たるところを揃えているし、VFXもこれ見よがしでないのがよい。(古参ILMが分家デジタル・ドメインとの格の違いを見せる)監督がミミ・レダーなので「ER」の役者も顔を出している。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-05 01:28:21)(良:1票)
13.  Dear フランキー
繊細で情感漂うBGMも必要としないくらい絵作りが素晴らしい。むしろフランキーのように音のない世界で浸って観たい気がした。張り詰めた母親の心を見透かすほどに、意地悪少年もいつか取り込んでしまうほどに大きくても、夢みた「父親」との時間を引き伸ばすため必死になり震える、小さなフランキーの心。大柄な体が父親の包容力を感じさせるJ・バトラーが無骨でも情の深い名無しの男を演じ、荒んだ母親の心まで包み込む。ストレンジャーの生活、少年の心の綾、すべてを語ることもなく静かに終わりを迎える物語。母と息子、それぞれの胸に灯をともして。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-30 12:00:10)
14.  デンジャラス・ビューティー
ミスコンに潜入捜査って、バイオニック・ジェミーの「女王はワシの背にのって」以来?(サンドラもバイオニック・ガール経験者でしたね☆)彼女はこういう気取らないタフな役がよく似合い、華奢ではない持ち味も生かされて誰もが親しみやすいのでは。ブタ笑いがサマになる主演級女優なんてそういない。美女変身!は思ったほどではないけど、それも意図的なのかも。彼女はスクリーンより実物の方が綺麗なんじゃないかな。「あなたが寝てる間に…」と並んで好きなサンドラ作品。何処にでも、何にでも出てくるサー・マイケル、ゲイ役も初めてじゃないよね?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-09 13:15:59)
15.  天使とデート
アナログでは史上最高の翼を得たアンジェ、エマニュエル・ベアール。これに比肩するのは「未来世紀ブラジル」くらいしかなく、すごくよくできてる。フランス女優なことも鳩のような声も「天上より来たりし美女」のムード漂わすにプラス。フォギーフィルターでさらに美しいフォーリン・エンジェルはいつまでも見ていたい。ショートカットのフィービー・ケイツはかわいそうな役ですが、役をえらべない時期だったのかも。主役兼監督のジムが水浴びするエンジェルをついつい覗き見してしまうのも、人間になるまでは保護者で手をださないのもいい。映画としては「スプラッシュ」よりギクシャクしてますが、好きな作品。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-08 20:01:28)(良:2票)
16.  天国に行けないパパ
「トッツィー」「9時から5時まで」等の名脇役が印象深いダブニー・コールマンの唯一のタイトルロール?彼の年令にしては孫みたいな一人息子に注ぐ愛情が微笑ましく、病気で余命なしと思い込み「これで大学に行ってくれ!」と保険金を捻出すべく危険な場に突撃していく姿はおかしくも感動的で、あまり知られてはいないが愛すべき佳作。テリー・ガーの共演もトッツィーファンには嬉しい。(イニシャルK様の「ポセイドン・アドベンチャー」レビューを拝見して☆彼も「タワーリング・インフェルノ」ではマジメな端役でした。年を重ねられてから真価を発揮される方々も素敵です)
[地上波(吹替)] 7点(2006-02-03 19:44:17)
17.  ティンカー・ベルと月の石
ティンカー・ベルが魔法の鏡をさがす旅がメインの2作目。 本国ではOVAなのでこっちの方が人気があるってことなんですね。 キャラ多くてせまい世界だった1作目よりはスッキリ、画面も見やすくキレイになったよう。 旅人ティンクはロビン・フッド風? 元々衣装の色が親和性のあるグリーンなのが大きい。 彼女とテレンスがイラ~ッとするほどドジなのにはゲンナリ、ブリブリなホタルの子もちょい苦手ですが。 半分見たことになるけれど、成長したらその分「ピーター・パン」のティンクとのギャップは大きくなるという皮肉。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-05-12 07:00:01)
18.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 
キアヌとシャーリーズがニューヨークの悪魔に翻弄される若夫婦に。 素敵なアパートに引越しできてラッキーなはずが…の設定は、「ローズマリーの赤ちゃん」も意識していそう。 シャーリーズは金髪カーリー、栗色ショートどちらもとびきり愛らしく、得体の知れない存在に次第に追い詰められていく演技が迫真。(こゆ役多し) キアヌは悪魔に狩られる側より狩る側の「コンスタンティン」の方がいいな。 長広舌をふるうアル・パチーノはワルの方が楽しそうに見えます。 (一度ひっくり返してからまたひっくり返すのってどーよ…)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-26 00:00:00)
19.  Disney'sクリスマス・キャロル
ロバート・ゼメキスがBTTFの2作目でジョージ・マクフライのお○を出したのは、この作品の影響でしょうか。(もしくは60年前の映画か) モーション・キャプチャーを使った最新鋭のオールCG作品が労作でもあまりいい作品なっていない気がするのは、テクノロジーを過信して何でも映像化できると思っているからでは。 ディケンズの原作は非常にイマジネイティブですが、グロテスクな要素が多く必ずしもファミリー映画向きとはいえないですし、見せ場にばかり力を入れて肝心の大団円があっさりしているのも原作のよさがでていません。 秘書がゲイリー・オールドマン、甥がコリン・ファースと魅力的なキャスティングですが、彼らの姿もどこか不自然でブキミ、ジム・キャリーのスクルージもディテールに凝りすぎていて見ているのが辛いくらい。 本を読んで想像する方がよい場合もあると思います。 そしてまた、「クリスマス・キャロル」が映画の世界ではいつまでも影が薄いのは、これをうまく翻案したアメリカ映画の古典があるからかとも思うのですが。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-09 00:00:02)
20.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
オードリーが高級娼婦って…という気はするけれど、黒のジバンシィをまとったホリー・ゴライトリーのイメージは鮮烈。 マンシーニの「ムーン・リバー」は彼の「刑事コロンボ」(MISTERY MOVIE THEME)とならんでお気に入り、哀しげな中に明るさのある調べが心をかき鳴らす。 カポーティの小説のように彼女は遠くへ旅立った方がよくはなかったか。 時おり寂しげに見えても、自由な女ホリーにはふつうの幸せは似合わない気がする。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-24 06:36:46)
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