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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2680
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1.  扉をたたく人 《ネタバレ》 
バカップルかと思いきや共に好人物でホッとする。大学教授との友情物語かと思いきや逮捕、不法移民、送還と重たい展開に。ここに母親とのロマンスが絡んでくる脚本と、殊更に劇的にしない演出が見事ではありますが、本作は初めて主役を張ったリチャード・ジェンキンスの特筆ものの名演に尽きます。静かな佇まいでありながら喜怒哀楽の機微が滲み出る姿が沁み入るもので、とりわけ母親への恋心に身悶えさせられました。 何故レンタルしたのか思い出せない(情けない)本作は小品でありながら忘れ難い秀作でした。 これだから映画鑑賞は止められません。
[DVD(字幕)] 9点(2022-01-19 02:27:48)
2.  透明人間(1933) 《ネタバレ》 
クロード・レインズ映画初出演にして主演作。透明人間なので殆ど声優さん状態ですが、根は善良で恋人想いの科学者が薬の作用で狂って極悪非道な殺人鬼になってゆく様を迫力満点に表現しており、ケンプ殺害シーンは鬼気迫るものでした。リアルタイムで観た人は腰を抜かしたかもしれない数々の映像は怖さとユーモアが入り混じる今観ても遜色ないものです。年貢の納め時となった雪上の足跡や遂に素顔(男前!!)を晒す際の見せ方のセンスには感嘆しました。短い尺でありながら見応え満点の傑作です。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-02-28 01:33:16)
3.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
ジェシカ・タンディ目当ての鑑賞。ロンメル夫人役での気品、気骨ある姿が39年後80歳での本作でも見受けられ、オスカー受賞が眩し過ぎます。戦後ディープサウスを舞台に職質警官「ユダヤ婆さんと黒人爺さんって(嘲笑)いい取り合わせだな」が示す生き辛かったであろう世の中で片や遮二無二片やしなやかに生きて来た二人が主従関係を超えた間柄になってゆく物語。しみじみさせられている時に不意打ちを食らいました。手が震えるデイジーに代わってパイを口に運んであげるホーク「もう一口」 アカン・・ 堪える間も無くボロ泣きとあいなりました。ハンス・ジマーもいい仕事をしており作品賞文句なしの傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2021-01-07 01:59:40)(良:1票)
4.  都会の叫び 《ネタバレ》 
キン肉マンのイメージを覆すヴィクター・マチュアの激シブさにメロメロですわ。幼馴染を背中から撃つ決着、泣きじゃくる犯人の弟。たまりませんわ。「汚れた顔の天使」には及ばないものの手に汗握った傑作。観に行けばよかったなぁ、激しく後悔。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-19 01:20:43)
5.  囚われた国家
淡泊に描かれすぎる統治者エイリアン。抵抗グループと統治者の飼い犬である警察の争いで立ち位置が微妙なジョン・グッドマン。いまいち分かり辛いストーリー。感情が湧かぬままお開きとなりそうでしたが。ラスト10分で目が覚めました。「あぁ、そういう事か」 ジャン=ポール・ベルモンド「ラ・スクムーン」萬屋錦之介「関の彌太ッぺ」が浮かんだジョン・グッドマン。エモい、エモすぎる! 速攻再見。体だけでなく器も大きい彼の姿を味わいました。 お目当てルパート・ワイアットの良作です。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-27 12:05:18)(良:1票)
6.  都会の牙(1950) 《ネタバレ》 
警察署廊下を歩く男の後ろ姿に被さるオープニングクレジット、ディミトリ・ティオムキンの音楽も相まって漂うノワールの雰囲気に「これは当たりかも」 冒頭での「殺人事件がありました」「何時?」「昨日」「被害者は?」「私です」に「これは大当たりかも」 遅効性の毒物を盛られ余命1日、長くて1週間の宣告を受ける迄はモタつきを感じましたが、そこからの怒濤の展開は目が離せなく(集中していないと話に置いてきぼりにされます)見た目冴えない田舎の会計士なのに探偵ばりの活躍は、死ぬ気になれば何でも出来るを超えた死が確定した者のそれを成し遂げなければ死んでも死にきれないという気迫が度々の全力疾走に表れて胸熱に。ラストショットの D.O.A. が切な過ぎます。 本作で唯一知っていたネヴィル・ブランドは病的な小悪党を演じさせたら右に出る者無しの持ち味発揮でノワールを盛り上げてくれました。名匠ルドルフ・マテの秀作であり掘り出し物の逸品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-13 03:54:19)
7.  ドリアン・グレイの肖像(1945)
1972年版鑑賞済で展開は織り込み済み。全編に亘って細部まで作り込まれた端正なモノクロ画面に見惚れました。初めて目にするハード・ハットフィールドの無機質な美しさが忘れ難い。ジョージ・サンダースはナイスキャスティング。持ち味である天下一品の嫌らしさを本作でも発揮しておりました。「顔は自ら作り上げるもの」が思い浮かんだ印象深い逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-23 01:09:54)(良:1票)
8.  虎鮫 《ネタバレ》 
マイク・マスカレーニャス船長、パイプス、キータ。三人の先行きは予感したとおりでした。本作でもエドワード・G・ロビンソン名人芸を堪能させてもらいました。二言目には「太平洋一の・・・・」と吠える超俺様キャラをベースに仕事師で部下思いの親分肌、そのキャラがたたって女性にはもてない。けれどキータに見せる優しさと人懐っこさ。それぞれに魅入ります。不貞現場を目の当たりにした際のパイプスに向ける視線で刺し殺せる程の怒りとキータに向ける潤んだ瞳での身もだえせんばかりの悲しみは、歌舞伎でいうところの「エドワード!!!」叫びたくなる名場面でした。リプレイタイム出来ないのが残念。また、マグロ一本釣りの模様が異様なほどに丹念に示されて、鮫の襲来と併せてもの凄い迫力であり、見どころの一つでありました。昭和7年にこのような力作が製作されているのに驚いています。
[映画館(字幕)] 8点(2020-07-05 20:03:16)
9.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
「肉弾鬼中隊」(1934) に大きな影響を受けていると思われる本作は、生き残りを懸けた男達の人間模様に於いてアルドリッチ節全開にして見応え十二分。一押しはリチャード・アッテンボロー。ジェームズ・スチュワートとハーディ・クリューガーの間に立っての物事の本質を見極めた調整役で、プロペラが回った際の感無量な姿にこちらも感無量「本当にお疲れ様でした。良かったですね」 着陸シーンが無かったので-1点だけど贅沢言ったらダメですかね。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-03 18:38:54)
10.  泥棒貴族 《ネタバレ》 
掘り出し物の傑作。脚本、キャスティング、音楽、舞台セット、全てが絶妙の小粋なクライムコメディ。最後の最後まで騙されてしまったのが心地良く余韻に浸ります。本作のMVPと言えるハーバート・ロムが絶品でありました。余談ながら、本作のリメイクがモネゲームと知り心底仰天。傑作を超絶愚作に貶めた罪深さにあの時の煮えくり返る思いが甦ります。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-24 00:16:18)(良:1票)
11.  東京暗黒街・竹の家
国辱映画として名高い本作でしたが、まさしく掘り出し物の逸品で、何でも自分の目で確かめなきゃならんと改めて思う次第。室内描写は珍妙なものの悪意は感じられず許容範囲。私は昭和38年生まれですが、カラーで描かれた昭和30年の東京・横浜の街並みが感慨深く、デパート屋上での嬉しくて仕方がなかった記憶が甦りました。その舞台を背景にギャング団と潜入捜査官とマリコさんが繰り広げる物語も実に見応えあるもので、サンディ、エディ、グリフの三角関係が奥行きを与えていてサンディ役のロバート・ライアンが絶品でした。印象深い演出がてんこ盛りの中で圧巻はデパート屋上に於ける銃撃戦で何時までも記憶に残るであろう見事なシーンでした。
[DVD(字幕)] 8点(2019-01-19 19:39:47)
12.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
エドワード・G・ロビンソンが卑劣な(多分)圧力に屈してしまった姿が物凄い衝撃。信じられなくて悔しくて悲しくてやり切れない。公聴会での証言後ジョン・ウェイン(だったか)が「これで仕事の依頼が殺到するよ」と言うのに撃ち殺してやりたいと思った。トランボの不屈の精神に感嘆すると共に類い稀な才能と妻子の支えと偽名が使える脚本家であればこその復活劇。 エリア・カザンが出てこなかったのは何故か、一介のコラムニストがあそこまでふんぞり返っているのは何故か(ヘレン・ミレンのクソババアぶりがナイス)、トランボの政治信条は如何なるものだったのか。何を思ってこんな邦題をつけたのか。疑問がいっぱい。 トランボの受賞スピーチと聞き入るエディの姿に涙が溢れた。 どんな事があっても裏切りはアカン。裏切って苦しむ(のなら)裏切られるほうがマシやわなぁ。 わたしは、良心を今年の流行に合わせて切断するようなことはできません、と突っぱねたリリアン・ヘルマンのような者もいたのに。 ハァ~、知りたくなかったなぁ・・・
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-23 02:12:19)(良:1票)
13.  図書館戦争 革命のつばさ
予備知識ゼロ。観終わって面白さにびっくりしています。人が物を言う事をお上が権力でもって制限する国民にとって最も恐ろしく忌まわしき事をデフォルメはあるものの的確に捉えています。作家をめぐる攻防は展開に思わず身を乗り出す手に汗握るものでした。若い二人のロマンスの爽やかさが作品に彩りを添えています。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-10 03:04:30)
14.  泥の河 《ネタバレ》 
シベリアを生き抜き、不倫駆け落ちで妻を捨てた父の悔恨と諦念のこもった「スカみたいにしか生きられヘン」「スカみたいに死んでいく」台詞。しかし、今を懸命に過ごす姿から滲み出る人情は「スカ」ではなく「値打物」で、息子や束の間触れ合った姉弟の財産になったと確信します。別れのシーンに、色んな負の事情を背負いながらも生き抜いて欲しいと思わされました。田村高廣絶品の秀作    
[映画館(邦画)] 8点(2012-06-16 22:22:17)
15.  逃亡者(1993)
無実の罪を何としても晴らす執念と、逃亡した死刑囚を何としても逮捕する執念を二人から強烈に感じました。この二人が遭遇し間一髪のところでキンブルが逃れる意地と意地のぶつかり合いは迫力満点でした。逃亡劇は追手のキャラクターが優れている事が大切であるように感じる作品です。
8点(2005-02-06 20:30:20)
16.  トリコロール/赤の愛 《ネタバレ》 
ジャン=ルイ・トランティニャン目当てでレンタルしようとしたら3部作との事で青白赤の順での鑑賞でした。イレーヌ・ジャコブが特筆ものの美しさで赤に映える姿に目を奪われました。見た目のみならずしっかりした言動にとても大学生には見えません。トランティニャンへの「息をするのを止めたら」がアッパレ。そんな彼女に永久凍土が溶け始めたのか?と思わせるトランティニャンの佇まいは流石の名優ぶり。全員集合シーンは息をし続けられる事に感謝しましょう!と感じたところです。
[DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 17:14:30)
17.  トリコロール/白の愛
カロルの胸中「何で俺だけ泣かなアカンねん、お前も嫌って言う程泣け」に対してドミニクのは分かり辛い。金に魅力を見いだしたのだろうか。what is love ? やるせない結末ながらその奇抜な復讐單に目が離せなかった作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 16:50:19)
18.  ドラゴン怒りの鉄拳
毒殺に至った理由は何なのかを考えなければまずまずの筋立て。般若の形相での殺意が籠もる一撃一撃に息を呑む。一方で切ない顔、とぼけた顔も見せるブルース・リーに見惚れた作品です。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-21 05:58:50)
19.  突破口! 《ネタバレ》 
ウォルター・マッソー一人勝ちな物語。サバイバルに於ける頭の良さに目を瞠りますが、余りなドライぶりに、この男に天罰が下るのを待っていたのですが。練り上げられた見事な脚本で一気に見せる良作を堪能しました。
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-28 03:51:49)(良:1票)
20.  透明人間(2020)
1933年版はクロード・レインズの雄弁な語り口の恐ろしさと、お茶目な映像に味わい深さがありました。対するリブート作は喋らない、姿を見せない演出でのヒリヒリする怖さに息を詰めての鑑賞でしたが、次第に怖さが薄れて盛り下がっていったのが残念。「へぇ、そう来たか」な結末に+2点。
[DVD(字幕)] 7点(2022-04-27 04:50:50)
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