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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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1.  ドラキュラ(1992)
中学生の頃に友人数人とこの映画を観て、ゲイリー・オールドマンの髪型に「前葉体!前葉体!」と爆笑していた。出る度に「また出た!前葉体出た!ハートおやじ、もういいよ!」と腹がよじれるほど笑った。何があんなにおかしかったのだろう。若いっていいね。前葉体…懐かしいな。そんな名称憶えても生きて行く上で特に何の役にも立たない。
[映画館(字幕)] 5点(2006-03-05 11:37:15)(笑:3票)
2.  東京物語
実る稲穂は頭を垂れるし、深い川ほど静かに流れる。馬鹿であり続け、黙すということ。分からないふり馬鹿なふりをし、後続に道を譲り、心の機微の全てを墓まで持って行くということ。父と母のそんな優しい虚偽と、賢明な狡猾。それはローアングルから世界を見据え続けた、畳の上数十cmの目線の美学の見事な貫徹でした。一枚も二枚も三枚も上手でした。それは怜悧と冷徹を孕んだ、達観というものの美しさでした。それは混沌化前夜の東京における、失われるものの黙示でした。世界が変容する音が聞こえ始めていました。それを見据える、冷徹な監督の目がありました。これは黙示録でした。そして、日本映画の、一つの間違いのないイコンでした。
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-27 19:33:48)(良:1票)
3.  時計じかけのオレンジ
キューブリックは難しい。この作品の背景も意図もよく分からない。とても素人考えな解釈だけれど、オレンジは有機的で不安定で腐敗しやすいもの、つまりは人間と暴力のメタファーで、時計は無機的で硬質で正確なもの、つまりは規律や規範や管理や束縛のそれなのだろうか、と思った。時計を仕掛けられたオレンジ。その無理なコントロールはいつしか両者に破綻をもたらす。時計はオレンジの酸で侵食され、オレンジは静かに腐って行く。そう見受けた。この作品には、その「オレンジ」にも「時計」にも凶悪で不愉快なほどの暴力を感じる。キューブリックの確信犯的な企み、高尚で硬質で無機的な「キューブリックの暴力」。計算された暴力、キューブリックの私室の中の整頓された暴力。その部屋の椅子に座り、1人ほくそ笑んでこっちを見ている彼の姿が浮かぶようだ。とことん観客を高みから見下ろす監督だと思う。あと、全くの蛇足だけれど、ある友人が、私が下睫毛にもマスカラをバリバリに塗っているのを見る度にこの作品を思い出すらしい。確かにあのアレックスの目元は印象的。
9点(2005-02-05 22:49:01)(良:4票)
4.  どっちにする?
擬人化された動物たちが闊歩する街。ワニが歯の治療の為に三日月を訪れ、めかした羊が首輪を付けた犬を散歩させる。アルマジロが太陽に絆創膏を貼ってもらい、緑の虫が美味しそうに電球を食べる。思い付きそうで付かない、何気に卓越した想像力にしばし唸る。
5点(2004-11-03 17:12:18)
5.  富江 replay
宝生舞が好きなんで、何気に満足しました。
4点(2004-10-19 20:17:17)
6.  ドッグヴィル
私が考える、全ての露悪がありました。村人の偽善の破綻があり、そこから露呈するグレースの醜悪な傲慢があり、そしてその傲慢の表出をカタルシスと感じてしまう、救いようのない観客の脆弱がありました。私の中の愚劣の暴露がありました。全ての人間に対する、監督の嘲笑がありました。やってくれました、あの極悪人。でも爽快だった。だって私は薄っぺらい偽善は虫唾が走るほど嫌いだけれど、薄っぺらい偽善の破綻はたまらなく好きだから。たとえその悪意が私に向けられたものだとしても、甘んじて受けよう。観ながらここまで心が饒舌になり、高揚した映画は久しぶり。ビバ!尊大な露悪師、ラース・フォン・トリアー。私は今日も、自分の中の脆弱や愚劣、汚らしい「犬」を抱えて生きてるよ。
10点(2004-08-14 14:10:18)(良:3票)
7.  ドールズ(1986)
こんなクソしょぼいB級ホラーに8点あげちゃう自分の感性が大好き。昔から人形がちょいとおかしな位好きだった。旅行で津和野に行った時、アンティークドールの美術館があって、何かもう、そこに住みたいとすら思ったもん。いつまで経ってもガラスにべったり張り付いて離れようとしない私に、友人たち、確実にげんなりしてた。ごめんよ、みんな。とにかくそれ位に人形好きの私。だからあの家に迷い込んでも絶対殺されない自信がある(笑)。てゆうか、迷い込みたい。それにしても主人公の女の子の継母役の人、タランティーノとユマ・サーマンを足して2で割ったような顔をしてませんでしたか。
8点(2004-07-31 22:30:37)
8.  トムとローラ
12歳の時に雑誌の映画紹介の記事で読んだ、“無菌室で育った9歳の男の子と女の子がそこを抜け出して北極に旅に出る物語”がずっと頭の隅に残っていた。雑誌は捨ててしまっていたので、探す手掛かりもなかった。記憶にあるのは雪原に立っている裸の少年と少女の後姿の写真だけ。でもある日、家から遠く離れたレンタルビデオ店で、それらしき映画を見つけた。記事を読んで13年経っていた。これは感慨ものだった。迷わず借りた。観てみると、映画自体は大したものではないけれど、2人の子供の演技が素晴らしかった。無菌室で9年を過ごしたという設定で作品中ほとんど裸でいる2人の体にはまだ明確な性差がなく、その体はつるんとして、大変に美しい。外の世界を知らない2人は、ビデオで観た北極の地に憧れ、病院を抜け出して旅立とうとする…、そんな話。これはアボリアッツ映画祭に出品され、「アボリアッツの良心」と言われた作品とのこと。突っ込み所満載で破綻っぷりは尋常ではないし、面白いというような作品でもないけれど、全編を貫く不思議な空気と子供たちの恐るべき演技、個人的な探索ストーリーも含めて、8点。何だかね、妙に満足しちまった。つっかえが取れたような気分。
8点(2004-07-17 23:10:28)
9.  富江 tomie
評判悪いです。でも私はそんなにひどいとも思わなかった。いや、別に面白くもないけれど。でも和製ホラーってこんなものでしょう?原作は本屋でぱらぱらっとしか見ていないのでその持ち味がどう料理されたのかは分からないですけど…まあどう転んでも確かに大した映画ではないです。いつもは凄いと思う菅野美穂の狂気の演技も、何だか空回り。
4点(2004-07-17 23:06:26)
10.  トリコロール/赤の愛 《ネタバレ》 
監督の遺作ですね。3部作が見事に絡み合うあのラストが良かった。3部作全てををスクランブルさせる何かのアクシデントがある、ということは事前に知っていたけれど、そうか、そう来たか、と少しにんまりした。青→白→赤の順番通りに観たけれど、全作を通して特別好きだとは思えなかった。それでも絵的なこだわりや人の倫理に対する目線がどの作品にもあり、監督による横道に逸れない1つの美意識を感じました。
5点(2004-07-17 23:04:44)
11.  トーク・トゥ・ハー
意識不明の女を犯すこと、その是非を論点とせず、ただただその全てを否定も肯定もしない中立的なその目線が素晴らしいと思った。全編を包む、生々しく熱を帯びながらもどこか醒めた静謐な空気。何ともスペイン的で熱く情熱的な、しかし同時にアルモドバル的な、卑俗と高尚が同じ輪の中にあるという混沌。「村上春樹がスペイン人だったらこういう作品を書いただろう」と言った人がいた。的確だと思う。目線が異質なまでに客観的なのだ。性犯罪に関して、私はかなり厳しい目線を持つ人間だけれど、そんな私でも不思議とこの作品には欠片ほどの嫌悪感も拒否感も抱かなかった。印象的な、崇高で美しい物語だった。
8点(2004-07-16 20:14:53)(良:1票)
12.  ドライ・クリーニング
ペドロ・アルモドバル監督作といいこの作品といい、スペイン産の映画には変態的で性倒錯的なテーマがしっくり来て違和感を感じさせないのはなぜだろう。これもまた、熱病に冒されたようでありながらも、非常に醒めた作品。映画の中に流れる血が冷たい。別に面白いというような話ではないけれど、妙に印象的な作品なので、8点は下さないでおこう。夫婦を惑わす青年を演じたメラールという俳優。この名前を思い出そうとすると、なぜか「メラニン」と「エタノール」と「ラミネート」と「ルミノール」と「エマール」に邪魔される。
8点(2004-06-20 20:54:17)(良:1票)
13.  トゥルー・ロマンス
アラバマ最高。可愛くて、ビッチで、無垢で、奔放で、一途で、クール。その全部があるヒロインって、意外といそうでいない。この映画のパトリシア・アークエットが1番好き。私生活でもマジであの程度のファッションセンスしか持ち合わせていないことを知った時は引きましたが。クリスチャン・スレーターも突っ走るオタクを好演。走れ、オタク!いいぞ!てゆうかアレはモロにタラちゃんの自己投影+妄想だね!ホッパーV.S.ウォーケンの怪優対決も最高にイケてた。実は主役をやりたかったけど、ちょい役でもいいから出たい!という訳であの役になってしまったブラピもグー。
9点(2004-06-07 20:20:23)(良:1票)
14.  トレマーズ 《ネタバレ》 
やばい。何回観ても面白い。奇跡的なまでに面白い。今更言うまでもないけれど、言わせてもらおう、「これぞB級モンスターパニック映画の最高峰!」。12歳で出会って以来、私の中では今もこれを超えるB級モンスターものはない。出て来る人たちのキャラも立っていて素晴らしい。ナイスコンビの何でも屋とか、傭兵みたいな夫婦とか。ただ、何だちきしょう、って思ったのが、アジア系の人だけ殺られたことね。やっぱね、あれはね、あ~ハリウッド映画だなあ~って思ったよ。アメリカ映画ではいつも、“カラード”で括られる人間は真っ先に殺られるんだ。まあ、いいや。それでも。多めに見よう。面白いから。
10点(2004-06-07 20:00:43)(良:1票)
15.  ドグマ
こんな映画に真面目にキリスト教会が抗議しちゃうってのが凄い。どうだかな~。ありがちなただの悪ノリ馬鹿映画ですよ、コレは。宗教が題材っていうことにも深い考えなんてまるでなさそうだし。だから問題なのかな?確かに度を越えたところはあるかも知れない。とにかく好き放題やっちまえ!みたいなノリで、本当に好き放題やり過ぎたのかもね。そして何気に豪華キャスト。まさか神様があの人とはね。意外なキャスティングでした。
5点(2004-06-03 20:18:42)
16.  トイズ
ルネ・マグリットが大好きな私としては、この映画の美術セットは結構ツボ。終始ずっと造形美ばかり意識して観ていた。全体的に可愛らしい雰囲気なのだけれど、辛辣なテーマが根底にある作品。それにあざとさを感じるか否かは個人の感性次第。とにかく美術スタッフのセンスは私的にはかなり認めるところ。
6点(2004-06-02 21:16:12)
17.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
人物描写やその背景をもっと掘り下げていたらもっと良いものになったのではないかと思う。そうでもしないとこのタイトルは生きて来ないのではないか。友情に起因するこのタイトルは結果的に、非常に不適切で浮いたものとなっている。一言で言うと、この映画は人間を描けていないのだ。人物描写に深みがありなおかつ設定と展開に説得力を持たせる演出を製作者が怠らなければ、あの前半と後半の凄まじいストーリーの落差もここまで酷評されることはなかったと思う。説明不足で唐突でいい加減な描写をしている、と感じたからこそ観客は戸惑い腹が立つのだろうと思う。原作は未読だけれど多分大切なところが随分零れ落ちているのでしょう。予想が付きます。それでもあの前半の緊迫感は買い。たこ焼きの上のかつお節のようにふよふよと逃げ惑う宇宙人たちも何だか妙に可愛かった。
6点(2004-06-02 21:01:15)
18.  トイ・ストーリー
CGアニメ業界の革命的作品でしたね。当時は凄いことやってくれるなーと感動した。映像は綺麗だしキャラも可愛い。でも観ていて頭が痛くなってしまった。私だけでしょうか?こういうあまりにも人工的な映像はやっぱり目に悪いのかな…と思ってしまった。たまにはいいけれど、もしスタンダードになってしまったら私はちょっと嫌だな。
6点(2004-05-27 21:48:27)
19.  トレマーズ2<TVM>
1作目は本当に素晴らしかった。あの作品では単体の存在感が強烈で、1体1体がとんでもなく手強かったから良かった。なのに2では…。出て来てはやられ、やられても出て来る…。もう、グラボイズの大安売り。1の激闘は何だったんですか。「エイリアン」シリーズと同じ発想。物量作戦ですか。あっちは成功したからいいものの、こっちは…。がっかりです。私は完全に駄目でしたよ。
2点(2004-05-26 00:58:03)
20.  トゥームレイダー
もう本当に言い尽くされているけれど、「ヒロインがただひたすらにかっこいい」、それに尽きる作品。内容なんてないよう、ほんとそうです。アンジェリーナ・ジョリーのかっこよさ、それだけにひたすら酔いましょう。ちなみにアンジェリーナ本人が、「名誉の為に言わせてもらうけれど、胸はCGじゃなくてパットよ」と言ってました。…何だか言ってることが腑に落ちないのですが(笑)、もともと豊かな胸なんで、まあ、どうでもいいんじゃないんですか。
5点(2004-05-22 18:09:05)
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