21. エンパイア・オブ・ザ・ウルフ
《ネタバレ》 「ヨーロッパ最大のタブーに挑む! 」という謳い文句に釣られて鑑賞しました。トルコの極右テロ組織「灰色の狼」がそのタブーであるようなんですが、まだ題材として名前を出すのが精一杯という感じを受けましたね。 「移民大国」フランスのトルコ人社会の裏側(どこまで真実かは知りませんが)を描いているのは非常に興味深かったです。 まあ、ジャン・レノの良くわからない立ち位置、なぜかトドメを刺さない敵達、非常に無理やり感が強いラストのアクションシーン等々突っ込みどころは多かったですが、最後まで飽きずに見ることはできました。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 20:13:16) |
22. エヴァとステファンとすてきな家族
《ネタバレ》 どんな崇高な理想やイデオロギーであっても家族の絆は作り出せないというメッセージを感じましたね。 しかし、この邦題はちょっと違うような・・・・(予告編も酷いです)。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 19:02:12) |
23. エレファント
《ネタバレ》 ひたすら淡々と進むストーリーと美しい映像・音楽が、事件の陰惨さを際立たせています。 仰々しいBGMや感情の描写が無い分、非常に空虚な恐ろしさが伝わってきました。 観る前にDVDのジャケット写真を見て、いろいろストーリーを想像したりしたんですが、全然違ってましたね・・・・・。 「エリーゼのために」の美しい旋律と雲の流れる空が、とても物悲しく世の中の無常さを表すかのように映し出されてていたのがとても印象的でした。 [DVD(吹替)] 7点(2006-05-18 13:00:52) |
24. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 TVシリーズ放映から約20年になるんですね・・・・ 昔は、シンジ達の目線でエヴァを見ていたものですが、今回この作品を観ていると、現場を知らない本社の無謀な指示や厳しい上司の無茶振り命令の下で、まだ中学生でモチベーションも低く思うように働かないシンジ達を何とか動かそうとしているミサトさんの中間管理職としての苦労が非常に目に付きました。 まあ、この作品の内容自体はTVシリーズのダイジェストなので、評価はこんな感じです。 [地上波(邦画)] 6点(2014-08-16 07:52:42)(良:1票) |
25. エロティックな関係
《ネタバレ》 究極の出オチ映画。 製作総指揮が松竹を解任される前の奥山和由、監督が若松孝二、キャストが貴乃花との破局前の宮沢りえ、いつもの内田裕也、そしてあの事故の前のビートたけしと当時の映画界・芸能界で旬を迎えていたメンバーが揃い、どんな作品になるんだろうと思ったら、冒頭のクレッソン(当時反日発言で話題になっていたフランスの首相)のしょうもないパロディ(つうか実はこれをやりたかっただけじゃないかと思えてしまうんですが・・・)からラストまで結局いつもの「内田裕也」映画でしたという・・・・・。 まあ嫌いじゃないですけど。 追記:リメイク元の「エロチックな関係」を観賞しました。金はかかってないですが、洒落た感じのハードボイルド作品で面白かったです。「餌食」をリメイクした「魚からダイオキシン」もそうですが、内田裕也の個性と主張の強さが作品の内容より勝ってしまうと映画としては・・・・ [DVD(邦画)] 6点(2013-01-19 09:58:32) |
26. エル・ニド
《ネタバレ》 まあ、単純にまとめると大人ぶったガキに翻弄される哀れな初老の男の物語です。何というか、見ていて「おいおい」と突っ込みたくなるシーンが非常に多いです。 しかしながら、残り少ない人生を漠然と過ごし枯れるように一生を終えるより、生きる目的を見つけ それに殉ずる方が幸せなのかなとも感じました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-13 17:13:21) |