Menu
 > レビュワー
 > アングロファイル さんの口コミ一覧
アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  浪花の恋の物語 《ネタバレ》 
こういう「女に入れ込んで破滅する男」というのはよくわからないし、同情する気にもならないので、あまり高く評価できません。梅川は心優しくて魅力的に描かれてはいますが。それにしたって仕事で預かった金の封を切るというのはねぇ。よかったのは内田監督の演出で、特に終盤の道行からあとは見ごたえがありました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-13 08:54:40)
2.  南国土佐を後にして 《ネタバレ》 
渡り鳥シリーズの原型ということで見てみたのですが、話の結構は異なっていて、前科者が世間からなかなか受け入れられず、恋人を救うため一度だけ元の世界に戻るというもの。一応最後あたりは格好いいのですが、それまではうまくいかない主人公。かなり爽快感に欠けます。前科者の立ち直りと、恋人を横取りされた話のからみも、うまくないと思う。さらに、主人公に横恋慕する中原早苗がうっとうしい。どうも、悪いところばかりが目立ちます。西村晃が飄々とした役で、いい味を出していました。 私にとってペギー葉山さんといえば、子どもの頃NHKの歌番組で見た「歌のおばさん」なので、それ以前の若い頃の映像が見られたことが、個人的には収穫でした。けっこうイメージが違うというか、受ける印象が違いました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-26 20:13:05)
3.  なにはなくとも全員集合!!
人情喜劇としては、まあ普通。普通すぎてインパクトに欠けます。ところどころでかまされるギャグは、面白かったですが。ドリフでは注さんに存在感がなくて残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-08 20:04:22)
4.  ながらえば<TVM>
「感動名作系」としては普通でしょうか。よくできていると思います。笠智衆と宇野重吉の場面など、静かですが見ごたえあり。まあ最近では、この主人公のような男性はめっきり減ってしまったでしょうから、そういう意味ではややリアリティに欠けてしまうところがありました。 それにしても、寺尾聰は親父さんに似てきましたねぇ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-29 20:21:18)
5.  ナバロンの要塞 《ネタバレ》 
船が座礁するあたりはちょっと退屈でしたが、上陸してからは面白かった。フランクリンの怪我が利いていますが、そのプロセスはちょっとあざとかったかも。ミラーとフランクリンの関係など、もう少し細かく描いていたら、後半でのミラーの言動は更に説得力が出たと思います。しかし、フランクリンの扱いや、裏切り者をめぐるやりとりは印象的で、ドラマとしての厚みを与えています。とはいえ、あくまでエピソードとしてとどめていて、主眼の大砲爆破をきちんと描いていたのはよかったです。アクション冒険ものの上にドラマを配した、なかなかよくできた映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-07 08:40:26)
6.  嘆きのテレーズ 《ネタバレ》 
前半は不倫の話なので、渡辺淳一風の文芸作品かと思いきや、後半サスペンスに移行したのは驚き。しかし不自然さもなく、うまい展開だと思います。本作の登場人物はそろってエゴが強く、それがぶつかり合うところが見どころでしたが、そこが最後になってあざやかに反転する。水兵がいまわのきわ、テレーズたちのことを思って手紙のことを伝えようとするところに、人間のあるべき姿が描かれていたと思います。非常に効果的でした。車のぶつかる場面がわざとらしいのが、玉にきずですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-15 22:25:41)
7.  楢山節考(1958) 《ネタバレ》 
これはまたすごい映画を見ました。広大なセットを使った舞台劇風の作り。場面転換も舞台を彷彿とさせながら、映画ならではの表現を用いています。BGMに長唄を使ったのも効果的でした。照明もすばらしく、特に赤の使い方がうまい。ということで、監督の技巧が光る作品です。物語の方は、姥捨に対する各人の異なる思いを重層的に描いているのも見ごたえがありました。 これだけでも上出来なのですが、本作の真骨頂は最後の大転換でしょう。セットからいきなりロケ(現代の機関車)映像となり、最後に姨捨(おばすて)駅が映されて終わり。この部分だけわざわざモノクロで撮影されています。それまでセットを使い、観客の現実とは離れた、作り物めいた世界で物語が展開していたのですが、ここで一転、観客とつながった現実世界が現れます。過去と現在・虚構と現実・閉じた世界と開けた世界・カラーと白黒という対比を持たせながら、両者が地続きであるということを端的に表した、実にあざやかな、そして簡潔な幕切れでした(もちろん、こんなところに台詞はありません)。ここまでやられると、素直に参りましたと言うほかないですね。このように、木下監督の映像技術が存分に発揮されています。正直、物語よりもそちらの方に目を奪われました。でもこのテクニックだけでも、一見の価値はあるでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-12-26 20:15:52)
8.  なみだ川 《ネタバレ》 
折り目正しい人情劇といった風情。天然ボケ気味でちょっと頼りない姉(藤村志保)と、気が強い妹(若柳菊)の姉妹愛・家族愛を縦糸に、二人の恋と結婚を横糸にして、美しい物語を紡いでいます。中盤は互いの思いがすれ違い、他の人物の思惑もあって、だんだん雲行きが怪しくなってきます。それが困った兄の再登場で頂点になり、どう終わらせるのかと思ったら、美しい話のつけ方でよかったと思います。姉が前半頼りなさげなので、終盤の真剣味がより増幅されて効果的です。いい味を出していたのは兄の戸浦六宏。悪い役回りなのに、去り際は爽やかすぎて笑えるくらい。刀屋の玉川良一も、出番は短いのにインパクトが強いのはさすがです。
[地上波(邦画)] 7点(2011-03-20 16:03:23)
9.  名もなく貧しく美しく 《ネタバレ》 
こういう作品は、どうも低く評価すると申し訳ないというか、高く評価しないといけないんじゃないかとか、あらかじめバイアスがかかってしまうところがあるので、レビューしにくい面もあるのです。もっとも、見終わったらそういうこととはまったく無関係に、すぐれた映画だと感じました。 本作の白眉は、皆さん挙げておられるように、電車の窓ガラス越しに手話で会話するシーンでしょう。ここで夫が説得するために語ったのは、「夫婦二人で力を合わせて生きていく」ことの大切さ。しかし考えてみると、これは聾唖者であるなしに関わらず、人間として必要なことです。夫婦のみならず、人は一人で生きているのではない、ほかの人と助け合ってこそであるという、人の生きるべき道を訴えたことで、この映画は聾唖者の生活のみならず、“人間”そのものを描いた作として、賞賛されうるものとなりました。こういうことであれば、気兼ねなく高い点数がつけられます。その一方で、最初の子供を亡くす経過など、聾唖者ならではの悲劇も取り上げていて、そつのない目配りにも感心しました。あのラストも、その延長線上にあると考えれば、悪いとは思われません。まあこれも、演じていたのが監督夫人だからこそ、かもしれません。  ちなみに、本作は小林圭樹さん追悼として放送されたのですが、昨年末高峰秀子さんの訃報に接し、図らずも二重の追悼となってしまいました。お二人のご冥福をお祈りします。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-04 17:52:59)
10.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
久々に見ましたが、伏線の用意周到ぶりはお見事。たとえば、ジャッキーがリネットにサイモンを紹介するとき「私と同じで貧乏」と言ったりとか。トリックも大胆で素晴らしいし、船上の殺人というのも、ある程度必然性が感じられます。ただ、狭い船の上とはいえ、2度とも殺人を目撃されるのは、できすぎという感じ。アンジェラ・ランズベリーがエキセントリックな役を演じていますが、全然笑えない。ベティ・デイヴィスとマギー・スミスの有閑コンビがかなりおかしかった。他の容疑者はおおむね印象が薄く、健闘していたのはオリビア・ハッセーくらいでしょうか。あと、ピーター・ユスチノフはポワロにしては恰幅がよすぎます。そんなこんなで、悪くはないけど『オリエント急行』よりは数段落ちます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-15 19:17:37)
11.  夏時間の庭
遺産として残された美術品をどうするか~とかいうお話がメイン。それに家族のエピソードとかからんでくるのですが、それほど引きつけられるものでもない。まあ、「花器は飾っておくのではなく、花を生けてこそ」というのが印象に残ったくらいでしょうか。で、見終わって調べてみたら、〈オルセー美術館開館20周年記念作品〉として作られた作品で、出てくる美術品はすべて美術館の所蔵品らしい。要するに、美術品を見せたかったのですね。人間ではなく美術品が中心の映画なんて、見ていて面白いわけがないですわ。納得。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-11 12:27:17)
12.  ナイアガラ 《ネタバレ》 
久しぶりに見ましたが、かなり面白かった。ベル・タワーや靴、間違い電話を装った秘密の連絡、売店での絵葉書を使った通信、クラクションを鳴らして注意をそらすくだり、船のガス欠など、小技がかなり利いている。やはりミステリー映画では、こうしたちょっとしたポイントの積み重ねが、全体の面白さを引き出します。序盤でジョセフ・コットンとジーン・ピータースが「滝に巻き込まれた小枝」について話しますが、これも終盤を暗示しているようで、なかなか旨い。中だるみするのが欠点ですが、思い返すとあの副社長(?)がダメなようです。笑いをとろうとしているようですが、失敗していて白けてしまいました。また、最後はめでたしめでたしになるわけですが、主人公格が二人とも死んでしまうので、爽快感に欠けるというか、なんとなくモヤモヤが残ります。が、それらを差し引いても傑作と申し上げて差し支えないでしょう。 それにしても、モンローが出ているせいでワリを食っているようですね。もったいないというか、実に残念。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-23 19:33:23)
13.  渚にて 《ネタバレ》 
非常に真面目に作られた反核映画で、全編リアルな演出に徹したのが効いています。力作だとは思いますが、見終わると疑問が。 放射能の影響による“死”を扱っている割には、死体がひとつも出てこない。まったく無人のサンフランシスコという図は、これはこれなりに恐怖感を抱かせるわけですが、猫の子一匹死体がないとはどういうことか。放射能汚染で突然死ぬわけではあるまいし、パニックになって暴動や略奪が起こりそうなものですが、そういった形跡もなし。まあ、作品全体の雰囲気と合わないのかもしれませんが、あまりにも静かすぎます。 核戦争が「愚かな人間」によって引き起こされたのなら、愚かであることを感じさせてくれなければ、なるほどと納得できません。どうも、あまりにも綺麗事すぎるんじゃないかと思います。結局のところ、「アメリカ人が作った反核映画」はこんなものか、という気がします。いい映画だとは思いますが、傑作とは言えません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-01 20:44:50)
020.20%
100.00%
200.00%
310.10%
4323.20%
513213.20%
630230.20%
733333.30%
814014.00%
9414.10%
10171.70%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS