Menu
 > レビュワー
 > TAMAKIST さんの口コミ一覧
TAMAKISTさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 28
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  殴者 《ネタバレ》 
 こういうのを耽美的というのかな? 何が言いたいのかは分からないが、とにかく「美」を追求している。どんなものを美しいと呼ぶかは主観が絡むが、とにかく玉木は美しい。この頃の玉木宏の持つものを精一杯美しく表現しようという意図を感じた。それが気に入った。  飲んだくれの浪人だった父親を切ったやくざに育てられ、いまはその右腕、「ピストル愛次郎の影・暗雷」役を、玉木宏は精一杯の無表情で演じている。“他人の不始末で殴られ蹴られて文句ひとつ言わない。一体どんな義理があるのだ?”と問われ、「俺の親父を殺した。」と澄んだ声で答えてそばをすする。食べる姿が美しい。  隣の部屋から聞こえてくる愛次郎の怒声と月音の悲鳴を、まだ髪を結っている暗雷がおどおどと落ち着かない眼をして聞いている。あざだらけの顔だ。いきなり襖が開いて暗雷にピストルが突きつけられる。月音が逆らってなぜ暗雷が撃たれねばならないのか不明だが、愛次郎の暗雷への愛情はこういう形を取るらしい。対して、暗雷はただ愛次郎を見つめるだけだ。一発目は空砲だった。続けて二発目。銃を向けられて眼をつぶる暗雷。弾はそれて籠の小鳥を撃ち殺した。恐怖にゆがんだ顔から眼を開けて愛次郎を見上げる。ここの玉木の演技がイイ。何を考えているのか、怒りだとか恨みだとかでは片づけられない目つきだ。  月音、暗雷、愛次郎の三人の間にある愛情は屈折していてややこしい。うっとうしくて理解したくないが、玉木の役柄としては貴重だと思う。“ドS”といわれる千秋真一とは別に、こんな役柄があってもイイ。 
[DVD(邦画)] 8点(2010-02-22 18:40:38)
000.00%
100.00%
2414.29%
3310.71%
400.00%
513.57%
627.14%
713.57%
8932.14%
9414.29%
10414.29%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS