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ゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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1.  なんちゃって家族 《ネタバレ》 
 こんなタイトルとあらすじである以上、結末は「なんちゃって家族が本物の家族になる」しか有り得ない訳ですが……  その予定調和っぷりも含めて、充分に楽しむ事が出来ましたね。   主人公一家となる四人は全員魅力的だったけど、自分としてはジェニファー・アニストン演じるローズのキャラが、特にお気に入り。  「本業はストリッパー」であり「なんちゃって妻」であり「なんちゃって母親」でもあるという、とても複雑な存在のはずなのに、非常にシンプルで女性的な魅力が伝わってくるんですよね。  ちょっと生活に疲れた感じとか、ストリップで生計を立てているけど売春はやらないという明確な線引きを行っている辺りとか、とても良かったと思います。   喧嘩ばかりしてた一家が歌を通じて仲良くなるっていうのも王道な魅力があるし、その一方で、スレた態度の「なんちゃって娘」が花火にはしゃぐ姿が可愛らしいとか、適度な意外性を与えてくれる場面があるのも、良いバランス。  息子の恋路を応援したり、娘の彼氏候補に質問責めしたりと、主人公とヒロインとが段々「父親」と「母親」らしくなっていく様も、実に微笑ましかったですね。  クライマックスにて、主人公が敵役の銃の前に立ち「家族」を守る為に立ち向かう姿にも、グッと来るものがありました。  ・冒頭で金を奪ったチンピラ連中に罰が当たらないまま終わるので、スッキリしない。 ・キャンピングカー好きとしては、主人公達が乗り込む際に車内がどんな構造なのかも映し出して欲しい。 ・「ビビった時は三つ数えてから実行しろ」っていう父から子への助言が、殆ど役に立たないまま終わるのは拍子抜け。   等々、欠点やら不満点やらも色々見つかるんだけど、まぁ御愛嬌。  ラストシーンにて、互いに愚痴りながら「家族」としての生活を続けてる姿で終わるっていうのも、良いまとめ方でしたね。  (そんなこと言って、本当は家族になれて嬉しいんだろう?)と、観終わった後にも口元が綻ぶような、後味爽やかな映画でありました。
[DVD(吹替)] 7点(2019-08-26 07:29:26)(良:2票)
2.  ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 《ネタバレ》 
 ロビン・ウィリアムスの遺作であり、そう考えると彼が演じるテディの「休ませてくれ」の一言が、より重く響いてしまいますね。  現実とのリンクが衝撃的で、ともすればそればかり語ってしまいそうになるのですが、ここはグッと堪えて、映画本編の話を。   まず、全体的な面白さに関しては「1に比べると微妙で、2と同じくらい」って感じになると思います。  監督は三作ともにショーン・レヴィが担当しているし、良くも悪くも安定しているというか「ナイト ミュージアム」らしい仕上がりなんですよね。  夢のある内容という長所も、説明不足でツッコミ所が多いっていう短所も、そのまま受け継がれているという形。   個人的には、敵役となるランスロットに魅力を感じないのが、一番辛かったです。  善人なのか悪人なのかも中途半端だし……作り手側としては、前作のカスター将軍同様に「悲劇的な人物の救済」を描きたかったのかも知れませんが、どうもイマイチでした。  ニッキーと友情が芽生えたかと思ってたのに、そんな伏線無かったかのように「ニッキーに剣を向けて人質に取る」って展開になったりして、その後にフォローも無かったりするんだから、もうガッカリ。  せめて終盤、ランスロットも皆の仲間入りした後「ニッキーに謝っておいてくれ」とラリーに伝える場面があれば、印象も変わっていたかも。   「石板の力が失われ、皆が動けなくなってしまう」っていう問題を提示しておきながら、その解決法が「石板を月光に当てれば大丈夫」っていうのも、簡単過ぎて拍子抜けなんですよね。  無事に問題解決かと思いきや「アクメンラーが両親と一緒に暮らせるように、石板を大英博物館に移そう」って話になって、お馴染みの自然史博物館メンバーは動くのを諦める事になり (これまで苦労したのは何だったんだよ……)  って思えちゃう展開になるのも、スッキリしない感じ。  台詞からするに「皆もう動く事に疲れたから」ってのが結論を下した決め手なんだろうけど、それならそれで、展示物達の苦悩を事前に描いておくべきだったと思います。   とまぁ、そんなこんなで、文句を言い出したらキリが無い出来栄えなんですが……  惚れた弱みというか、やはり「ナイト ミュージアム」シリーズには「好き」って気持ちが強過ぎて、上述の不満点込みでも、映画として愛せちゃうんですよね。  ラリーの鮮やかな「懐中電灯術」は健在だし、絵の中に入り込む面白さも描かれているしで、2で新たに生み出した良さを、しっかり継承しているのも嬉しい。  そして、3では「お馴染みの展示物達との別れ」を描いており、これは1にも2にも無かった良さで、ちゃんと「3を作る意義はあった」と思わせる内容になってるんですよね。  アッテカが「俺の、友達」と言う場面や、デクスターが別れのキスをする場面では感動させられたし、三部作の完結編に相応しい魅力がある。  こういうシリーズ物って「1が傑作であり、2以降はその余波で作られただけの蛇足」って思えちゃう場合も多いですし、それに該当しなかっただけでも、立派なんじゃないかと。   一連の事件から三年後、再び「博物館の夜」が訪れて、新キャラのラーとティリーも結ばれて、ハッピーエンドを迎えてくれるのも良い。  それだけに、警備員を退職後、教師になったラリーが博物館の中に入ろうとせず、外から眺めて微笑む姿で終わってしまうのは気になるんですが……  これは、主人公であるラリーと観客を一体化させて「博物館からの卒業」を描くのが目的だったのかな?   そういうメッセージ性も悪くないとは思うけど、やはり自分としては「博物館の夜は終わらない」「ラリーも、何時までも皆の仲間」って形で完結させて欲しかったですね。  幸い、明確な結論は作中で描かれていませんし、あの後ラリーも夜の博物館に忍び込んで、皆との再会を楽しんでいたと思いたいところです。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-04-14 06:27:00)
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