21. 男はつらいよ 知床慕情
《ネタバレ》 あれ?久々に夢スタートじゃないのね。本作ではおいちゃんが入院してて、たまたま帰ってきた寅さんが跡取りとして奮闘(本人にとって)してみるも、やっぱりダメで、、、。で、落ち込んで旅に出たのが知床。マドンナは二回目の竹下景子さん。晩年の三船敏郎さんの無骨な獣医さんがイイ!まぁラストは寅さんらしい幕切れ。人には偉そうにレクチャーできるのにねぇ。矢印がこっちに向くとダメなんだねぇ。シリーズ中では好きな枠です。 [地上波(邦画)] 7点(2013-01-11 18:50:18) |
22. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
《ネタバレ》 リリー三部作第三部(だいぶ後に再出演されますが敢えて)。今回は当時はまだまだ遠い感じだった沖縄が舞台でプロモーションフィルム的な感じもある。リリーの為に遠くまで行ったのにこの結果。まぁ寅さんが心底コンプレックスの塊でまさか俺に惚れる女などいない気満々だから仕方ないですな。リリーの方が一枚上手(うわて)でこの関係のまま方が彼と私の為だと悟ったご様子。寅さんも毎度新鮮な恋を楽しみたいかもね。 [地上波(邦画)] 7点(2012-09-29 23:25:00) |
23. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
寅さん史上最高の呼び声も高いですが、期待し過ぎたせいかこの点で。でも凄くほっこりする良いお話でした。今回はマドンナとの恋ではなく、寅さんの人情話。宇野重吉さん演じる画家さんの昔の恋(?)話も気になりつつ、太地喜和子さん演じる芸者ぼたんの豪快さの裏の弱さにもやられるなぁ。宇野重吉さんと親子共演を果たした寺尾聡さんが全然脇役、っていうかただ出てただけでビックリ。桜井センリさんが何気にツボった。 しかしお金の価値は2012年現在で換算するといくらなのかな。とらやの客が団子と茶で500円払ってたから約倍で考えればいいだろうか。 [地上波(邦画)] 7点(2012-08-04 22:05:35) |
24. 男はつらいよ 寅次郎子守唄
もう、寅さんはホントに…。自分からは好きって言えないし、好きって言われると引いちゃうし、知らぬ間にキューピッド役になっちゃうし。今回から下條のおいちゃんに。個人的には森川のおいちゃん派ですが、下條のおいちゃんも穏やかで好きです。今回のおばちゃん、可哀想だったな。高齢出産時代の今でこそだけど、あの頃の子供が出来ない人って稀だったろうし。でも十朱幸代さん演じるハツラツとした今回のマドンナと春川ますみさん演じるダンサーさんの決意によって、とても清々しいエンディングな作品。 [地上波(邦画)] 7点(2012-07-15 20:52:19) |
25. 男はつらいよ 寅次郎恋歌
家族・母がテーマか、なるほど深い。しかし寅さんが義母のお葬式来た時のさくらの顔ったら(笑)常識ないし不謹慎だけど見栄っ張りだからしょうがないね。でもそんな寅さんだから人は壁を作らずに素直になり彼を愛さずにはいられないんだろうな。志村さん演じる博のお父さんもそんな寅さんだから息子達より心開けたんだと思う。人の話をさも自分が体験したみたいに話す寅さん。森川のおいちゃんの「バカだねぇ…」「あ~いやだいやだ…」やっぱりいいねぇ。「そういう筋書きだからな」 [地上波(邦画)] 7点(2012-06-02 15:52:51) |
26. 男はつらいよ 奮闘篇
ミヤコ蝶々はブレないですね(笑)その実母の言う「頭の足りない」寅さんが今回出会うのは、世間が「頭が足りない」とする娘。母に言われた事を気にして彼女に惹かれたのか、顔も性格も可愛いからなのか寅さんは面倒を見る事から恋に堕ちていく。後は王道パターンの中、オナラ騒動やチョビ髭変装などで笑かしてくれます。しかし、さくら…今回も最後まで世話のかかる兄貴だね~。 [地上波(邦画)] 7点(2012-05-26 15:13:57)(笑:1票) |
27. 男はつらいよ お帰り 寅さん
鑑賞するにあたり不安もありましたが、観られて良かったです。 ただ冒頭の桑田佳祐さんによる主題歌部分によりテレビスペシャル感が増してしまったのは否めない。 お祭り映画としても、またあの人たちに会えて良かった。しばらくぶりだ。 もはや親戚のような感覚。ヒロシが座椅子に腰掛け、さくらも階段で手摺を使う。 団子屋で普通に暮らしている。おいちゃんとおばちゃんはもういない。 でも寅はどこかにまだ存在する、そんな世界。 今作は個人的に泉ちゃんの家庭問題に感情移入してしまいました。 そして最後の空港のシーン。ミツオが初めて頼もしく見えました。 観られて良かった。けど続編はもういいです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-04 13:58:38) |
28. オーシャンズ8
オーシャンズ11〜13を経て、よせばいいのにとこちらも鑑賞。 唯一の期待は愛しのケイト・ブランシェットが出ている事であった。 あぁ、なんつーかっこいいのか、ルー。 話の展開は元と大して変わらないから流して観ていたが ルーが出るシーンのみ目がハートマークであった。 私にとってはルー鑑賞用の映画となりました。 だから甘点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-12 23:31:12) |
29. オールド・ボーイ(2013)
韓国版を観てしまっているのと、いないのでは、感想が違うでしょうね。私は前者です。韓国版のあの印象深い胸糞感を思い出しながら不安に駆られながらも観てみました。が、あらま、アメリカ版はなんだかアッサリ!!おおまかに筋は一緒なんですが、大事な部分が変化しています。こっちの展開の方が犯人の思想がよりキモいもののキャラがゆるいし、ラストもアレだし、胸糞感はかなり少ないです。でも別物として観るならばこっちも嫌いでは有りませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-20 22:36:47) |
30. 男たちの大和 YAMATO
戦艦目線の戦争映画ってあんまり無かったので映像として新鮮でした。そこらかしこに角川臭を残しつつも思いのほか良かったです。しかし内容としては戦争描写をアッサリ観せたいのかクドく観せたいのかよくわからず、人間描写も全員善人なのが違和感だったので5点。ですが、劇場で観た方が戦闘シーンが迫力あっただろうなと想像してプラス1点。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-03 01:19:02) |
31. 男と女(1966)
ダバダバダ♪ダバダバダ♪ シャレオツなおフランス映画の代表格。話はそのまま『男と女』。ある大人の『男』とある大人の『女』の恋物語。中だるみする所もあるけれど、終始オシャレな雰囲気は、その空気感が好きか嫌いかでもこの作品の価値観が左右されるでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-02 15:41:52) |
32. オズ/はじまりの戦い
大前提としてアノ名作映画『オズの魔法使』を見ておかないと面白さ半減かもですね。いろいろオマージュが見受けられ作品愛が感じられます。が、感想は可もなく不可もなく普通でした。びっくりするくらい普通でした。ライミ監督、ディズニーにいろいろ縛られたんだろうか。いろんなアイデア潰されたんかな。ただし映像美は素晴らしいので劇場で見た方が良かったかもだろうからこの点で。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-03 17:47:03) |
33. 狼王ロボ
BSでたまたま出会った作品。観終わった後はあのメロディーを鼻歌で歌ってしまう自分がいましたw しかしよく出来た動物ドキュメンタリー風の映画でした。1962年作品という事ですが、この時代にこんなによく出来た動物物を撮影するのにどれだけの時間がかかったのだろうか。その作風はディズニーらしく、この作画のままアニメーションにしてもいいくらいの動きや描写に、驚きの連発でした。お話は現代に観ればそんなに感動する様な物では有りませんが、時代背景を考えれば上記の様な感動は十分に有りましたよ。ロ~ボォ~、ロ~ボォ~♪ [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-13 02:21:06) |
34. おもひでぽろぽろ
パイナップルに関して、初めて生の物を食べた時に後から舌が痛くなったのを思い出した。自分よりも年上世代のタエ子だが、昭和ノスタルジー大好きな私には回想シーンはなかなか楽しめた。誰にも有る懐かしい幼い頃の体験記。そういう部分が『ぽろぽろ』って事なのかな...?だけど肝心な大人のタエ子のシーンにまったく感情移入できなくてプラスマイナスでこの点。 監督の言わんとする事はわかるけれど話の構成が私には退屈だった。これなら思い出シーンだけでまとめた方が『ちびまる子ちゃん』みたいに個人的には楽しめたかもなぁ。あ、それじゃあダメか。 [地上波(邦画)] 6点(2013-09-19 14:30:14) |
35. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
シナリオの破綻はドラマを元よりですので、毎回あまり気にせず観ておりますが、今回は前作よりは楽しめたのでこの点。しっかしバスのシーンでは笑ってしまった。"有り得ない"が飛び抜けている。もしかしたらまだ続くかもしれませんね、なんてな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-28 21:43:40) |
36. 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
寅さん、かなり声がかすれてる。前作からの首かくしマフラーもせつない。顔もやつれている。でも作品としては前作より好きでした。満男寄りではあるけれど、満男を通して寅さんの良い面が映し出される。いや、逆に寅さんがカッコ良過ぎるかもね。もはやドジで可笑しな寅さんじゃなく仏様に近づいている寅さんです。マドンナのかたせ梨乃さんもなんだか素敵でした。満男のウジウジぶりには今作でもイライラするも牧瀬里穂が可愛いから許す。 [地上波(邦画)] 6点(2013-03-10 16:40:49) |
37. 男はつらいよ 寅次郎の休日
《ネタバレ》 満男版スピンオフ第二弾。あれ?また諏訪家、引っ越してる。そして未だ"くるまや"に慣れず。まるで似て非なる映画を観ているようだが、寅さんが画面に出てくると楽しい。夏木マリさんの慟哭シーンが良かったです。悲しい女性です。満男が最後に言う"幸せの哲学"も良かった。人にはいろんな顔がある。しかし泉ちゃん、去年に続き正月に人んちへ予告なしに来るのは迷惑かと...まぁ、可愛いからいいか。 [地上波(邦画)] 6点(2013-02-04 03:03:25)(笑:1票) |
38. 男はつらいよ 寅次郎物語
《ネタバレ》 今回はロードムービー風味。いつもと異なりいろんな所へ向かい新鮮。マドンナは秋吉久美子だがあっさりした展開。少ししか出ないけど五月みどりがビッタシ役に合ってて良かった。しかしもう少し寅さんと子供の関わりが濃かった方が、港での別れ際が効いたような気がしたな。嫁と子供との家庭を夢見る寅次郎。そうだよね~。愚者以前の源公に困り仏様に手を合わす御前様が可笑しかった。ラストの満男とのやりとりは名セリフ、本人は気付いてない様子だけど。 [地上波(邦画)] 6点(2013-01-12 23:27:34) |
39. 男はつらいよ 寅次郎真実一路
米倉さんはシリーズ中で何役やってるんでしょうね(笑)。今回の寅さんは終始イイ男でした。ラストもクヨクヨしてなくてさっぱりしてて良かったです。大原麗子さんの『噂の寅次郎』と今回のマドンナ役の人気が割れているようですが、ちなみに私は前回の役の方が好みでした。 [地上波(邦画)] 6点(2012-12-02 04:43:48) |
40. 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
1から順番に観てきていよいよ第31作目。オープニング夢は舞台形式で面白かった。主題歌部分には矢切の渡しで細川たかしがゲスト出演。そしてマドンナは都はるみ。まだまだ演歌がヒットしてる頃でしたね。都はるみさんが一番脂の乗ってる頃で一度目の引退直前の出演でした。ストーリーはそんな都さんに監督が書いてくれた感じがあります。今回はスターに恋した寅さん。でも最後まで飽きずに観れたし都さんの歌も聴けたし演技も下手ではなかったのでシリーズ中でもまぁまぁの作品でした。なんだかんだ言って甥っ子を愛してる叔父ちゃんと叔母ちゃんが愛おしい。 [地上波(邦画)] 6点(2012-11-10 17:29:50) |