1. おくりびと
《ネタバレ》 心の琴線にふれる映画でした。友人にもっとまともな仕事につけやとなじられ、妻に普通の仕事じゃない、はては「穢らわしい!」と吐き捨てられる、本木演じるまじめな納棺師。彼の真摯な態度、誠実な姿勢に心うたれました。もし、わたしが死んだら、彼のような真摯な納棺師に見送っていただきたいと思います。実は、私もいたく感銘を受けたおみおくり体験があります。故人の旅支度を納棺師と身内のものでおこなった体験です。立派な納棺師の立ち振る舞いとお言葉に促され故人の旅出ちを手伝いました。そこにはずっしりと生と死がつながっている実感がありました。納棺師、尊いお仕事だと思います。人生の最期によい納棺師にお会いしたいものです。だって、みんな誰でも死ぬんですよ、それがちょっと早いか遅いかの差だけです。チェロの音が澄んだ空気、田舎の風景にとてもマッチしていました。アカデミー賞おめでとう。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-08-10 17:20:34) |
2. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 続を見ました。冒頭のサービスシーン、ゴジラには敢えてありがとうと言いたい。昭和の臭いをプンプンさせるすばらしいVFX。今の時代にそんなやつおらんだろうが、指輪のない細い指を見つめる女ー落選した純愛小説に泣かされました。高速道路につぶされていない日本橋をみると、この国が金、物、便利さと引き換えに何を失ってきたのか考えさせられました。きっと国土交通省の役人とゼネコンの親父が何かを取り交わしたのでしょうね。再びこの映画のような、きれいな夕日が見たい。 [映画館(邦画)] 6点(2007-12-02 21:05:06) |
3. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 懐かしいー。物も金もない時代、だけど日に日に進歩し成長してゆく時代。そこに住む日本人は、何を残して何を捨てたのか、今考えさせられます。普段マンガはあまり読まないのですが三丁目の夕日だけはとても好きでしたので期待して見ましたが、眠ってしまいそうな前半部。しかし後半は、一転、涙、涙。万年筆、指輪、母からの手紙に泣かされてしまいました。懐かしさとともに昭和の涙に高得点です。 [地上波(邦画)] 8点(2007-12-02 20:14:03) |
4. おばあちゃんの家
ちょっと驚きです。こんな映画、ありですか。「おばあちゃん、腰の曲がった、薄汚 い、役立たずのおばあちゃん。」少なくとも都会子のボクにはこう見えたのでしょう。 一方、おばあちゃんは淡々とこの小悪魔のような孫のために尽くす。おばあちゃんに イエス・キリストのような無償の愛をみました。現代っ子、頭殴ってやりたいが、父 親はおらず、母親もほっぺたをひっぱたいてやりたいが、おばあちゃんはしないんだ な~。脱帽です。素直に頭を下げます。あなたはすごい。(韓国の昔の女性って皆こ うなのでしょうか?せめて肩を足をもんであげたい。) 6点(2004-08-06 22:18:05) |
5. オーシャンズ11
超ゴーカメンバーで(11人も集めて)ここまでコケられると、もう言うことなしです。すばらしい!。DVDが安く売られているわけだ。11人なら少林サッカーの方が面白い。(汚いが面白い)! 3点(2004-06-23 18:58:45) |
6. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 ファンタジー物かと思ったら、タイムスリップした時空サスペンス。消防士の父と警察官の子、殺人事件は?、現在と過去、生と死、そして親子の運命はいかに、しばしスクリーンに引き込まれました。なかなかの良作!。 9点(2004-06-13 20:30:49) |