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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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41.  遥か群衆を離れて(1967) 《ネタバレ》 
基本的にメロドラマなので、途中休憩を挟んで3時間近くもあると、さすがに途中で飽きてきました。しかし後半は怒濤の展開で、引き込まれます。 そもそもヒロインのバスシバが世間知らずの上、(あまりそうは見えないものの)感情的なもので、メロドラマとしてはあちらへフラフラこちらへフラフラと、見ているこちらも落ち着きません。彼女を誘惑する軍曹(テレンス・スタンプ)も同じタイプで、口で言っていることと本心とがけっこう違っています。これが大きな悲劇を生む元で、本作を見ると、人間というのはずいぶんいい加減なものだと思えてきます。ある種の業のようなものをメインの3人が体現していて、そのあたりがメロドラマでも文芸的だと感じさせるところです。こういう部分がなければ、最後まで見られなかったかもしれません。 これに対してガブリエルが理性派代表のような立場にいます。結末を見るとそれが最後に勝利するということかもしれませんが、しかしあれはちょっと納得しかねるところも。「愛情がなければダメ」と言っていたバスシバ、あっさり結婚しすぎでは……。 農民の生活が活写されており、風景も美しくそこは見ものでした。民謡を生かした音楽もよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-17 21:42:25)
42.  花咲ける騎士道(1952) 《ネタバレ》 
序盤は占いを信じて疑わないファンファンにちょっといらつきますが、王女様を助ける場面での剣さばきはお見事。アドリーヌに恋していることを自覚するあたりからは、かなり楽しめました。やはり見どころは、さらわれたアドリーヌを追跡するところでしょう。活劇とギャグの取り合わせ、その切り替えがよかったです。地下道を通って敵の中枢へ潜り込み、さらに机の下からはい出ても誰も気づかないというアホらしさ。このご都合主義があるので、最後にアドリーヌが国王の養女になっていても許せます。しかし、なんだかんだで王様を「いいひと」にしてしまうのは、疑問もありますが。とはいえ、十分に楽しめる作品でした(ジーナ・ロロブリジーダの谷間も含め)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-05 21:07:15)
43.  80日間世界一周 《ネタバレ》 
むかーしNHK総合テレビで見たことがあります。なぜ放送されたのか、今もって不明です。改めて見直すと、原作がフランスで映画はアメリカ製作なのに、イギリス的雰囲気がよく出ていたのがマル。ユーモアも十分ありますが、時としてドタバタになるのがアメリカ風か。要所要所で「ルール・ブリタニア」を流すのも、気が利いています。 序盤は観光映画かと思うような展開で、正直退屈。スペインでのフラメンコと闘牛が長すぎます。しかしその後はテンポよく進んで、飽きずに見られました。アメリカ以降また少し粗くなってきますが、最後ロンドンに帰ってきてからの話があるからでしょうか。悪いとは思いませんでした。 マイナスとしては、やはり最後に日付変更線の問題がわかること。几帳面なフォグなら、日付や時間をちゃんとチェックしていそうです。それとも当時のアメリカには新聞がなかったのでしょうか。あと、人物の心理描写まで手が回っていないので、フォグと姫とのロマンスがとってつけたような感じになってしまいました。全体としては、フォグとパスパルトゥーとの関係を越えた友情物語としての印象が強いです。ほんと、フォグは召使いのためにいろいろとやってますねぇ。不思議なくらいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-11 20:00:50)
44.  遥かなる山の呼び声
ストーリーとしては割とあるパターンですが、人物描写・心理描写のきめ細かさで見ごたえのある作品になっていました。登場する人はみな、人としてあるべき姿(ありたい姿)を体現した、人としての理想像ですね。人と人との心のふれあいを描いた人情劇として、高レベルでした。耕作の兄や民子の従兄弟など、ちょっとだけ登場する脇役にも味があります。こうなると『故郷』もぜひ見たいですね。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-17 08:06:58)
45.  ハワイの若大将 《ネタバレ》 
『大学』よりはまとまっていますかね。常に青大将が関係していて、若大将との友情物語という側面が強かった印象です。共通の敵である赤マムシを出して、青大将が悪役にならないよう気を遣っています。そのためか、澄子さんは刺身のツマという感じ。東京オリンピックを控え、ホテル開業というネタを入れたのはよかった。最後はメインの4人で歌ったり、古屋老人とおばあちゃんがダンスをしたりと、サービス精神にあふれていました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-20 09:57:05)(良:1票)
46.  パリの恋人 《ネタバレ》 
あまり期待していなかったのですが、けっこう面白かった。ストーリーはラブコメの王道といった感じで、登場人物そろって強引すぎるのが笑えます。オードリーは序盤でのキンキラキンの世界において、地味だからこそ逆に映える。そういう対比が生きているところがもっとも魅力的で、もちろんファッショナブルになってもそれなりに素敵ですが、やや色あせて見えます。地味な共感主義者としてカフェで踊るところなど、相当おかしいけど見ていて楽しい。だから教授が登場して共感主義の仮面がはがれてからは、ややクールダウンしてしまいました。それにしても共感主義って、ほとんど新興宗教だなぁ……。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-05 16:47:13)
47.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 
「普通の人が、おかしな人に振り回されるコメディ」としては、そこそこ笑えます。しかし、結局何が言いたいのかよくわかりません。風刺だとすれば何を風刺しているのか? 科学万能の考え方か、精神病院のあり方か、あるいは他人への思いやりを欠いた風潮か。はたまた常識にとらわれている人間か。どうも、どれもピンとこないです。まあ私のように金がなくてあくせく働いていると、幻影を見ているヒマもありませんから。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-07-16 17:08:06)
48.  馬鹿まるだし 《ネタバレ》 
劇中でも出てくるわけですが、『無法松の一生』を彷彿とさせるところがあります。安さんは松さんよりも純粋というか、世間知らず。しかしそこが魅力で、無法松と同じく、今の日本人からは失われたものを垣間見させてくれます。労働運動や、ヤクザから暴力団へと移りゆくような世相も、よく表れていました。相手役の桑野みゆきが素敵。それと、八は本当にいい奴だなあ~。きっと最後のハガキも八が書いたんでしょうね。安さんは仲間に恵まれていましたが、それはきっと本人の人徳でしょう。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-08 22:03:35)
49.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
再見。初見時は大笑いした記憶がありますが、今回はあまり笑えなかった。それはおそらく、3.11以降放射能の脅威が身近に感じられるようになったためだと思います。初めて見たのは、東西冷戦がすでに過去のものとなっていた時で、どこか他人事として捉えていたのかもしれません。まあ、笑えなくなったとはいえ、本作の価値がいささかも下がるわけではありませんが。むしろ右往左往する大統領たちから、どうしても永田町の方々を連想してしまいます。今の日本人こそ見るべき映画ではなかろうか。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-06-18 20:30:10)
50.  パットン大戦車軍団
これはもう、パットン将軍の性格がすべてでしょう。正直、こんな人が実際に上司だとありがたくないですが、映画で見るぶんには面白い。生まれ変わって戦い続けてきたと称し、戦争史に詳しく詩もものするなど、なかなか一筋縄ではいきません。言うならばいくさバカですが、これだけ徹底したバカだと魅力的。長所も短所も含めて、愛すべき人物に描かれていました。少々長く感じたので、その分マイナスです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-12 21:50:05)
51.  花嫁の父 《ネタバレ》 
コメディタッチですが、全体として笑いに品があって楽しめました。特にモーニングのくだりは、「あるある」と思う人も多いでしょう。父親を演じているのが謹厳実直タイプのスペンサー・トレイシーというのもいいです。式や披露宴にお金をかけないという、中流階級の結婚観が見えていてるのも興味深い。近所づきあい、仕事上のつきあい、今なら思い切って切ってしまえても、当時は非常に大切にされていたことがよくわかります。古きよきホームドラマでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-31 20:40:49)
52.  バス停留所
骨子は「若者の成長物語」のようですが、喧嘩をするまでが非常識で自己中心的過ぎるので、それからがご都合主義にしか見えません。あんなにすぐ変わるものですかね? コメディとしても笑えないし。出演者はよかった。特に主役の2人以外が光ってました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-17 17:17:15)
53.  パリで一緒に 《ネタバレ》 
楽しいですね。でも、はっきり言って「おバカな映画」なので、まじめに見てしまうと楽しめないかもしれません。それに、映画に関するネタがいろいろと振りまかれているので、それについてはサッパリという人も、苦しいかもしれません。たとえば、「バスタブで執筆する脚本家」というのは、『ローマの休日』も書いたダルトン・トランボのことでしょう。劇中劇の主人公二人が“リック”と“ギャビー”というのも……。実は、こうしたネタ探しの方が楽しい映画なのかもしれません。 出演者では、なんといってもトニー・カーティス! 一応ゲスト的な出演なのに、作中で端役扱い。「名前なんてどうでもいい」とか言われて、笑わせてくれます。この人がいなかったら、かなり評価は下がったでしょうねぇ。 映画をネタにした、いわば「映画の映画」であるためか、ロマンスの方はやや弱いという印象を受けました。しかし、それを補ってあまりあるほど、映画ネタの会話や映像・音楽は楽しいです。なかなかの逸品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 08:43:36)
54.  バウンティフルへの旅 《ネタバレ》 
人間というのは、何歳になっても自分のアイデンティティーを確立したいのですね。バウンティフルへの旅は、自分が自分らしかった時代への郷愁。けれどもそこには誰もいなくなり、親友も亡くなってしまった。つまり自分の居場所はなくなってしまったわけです。そうなって初めて、新しい一歩を踏み出すことができました。実際、自分にとって価値あるものがすべてなくなるくらいでないと、新しくやり直すのは無理でしょうね。いわゆる「リセット」です。人生のリセットというと、どうもマイナスのイメージがありますが、ここではプラスに使われているのがいいですね。こんなおばあさんでも人生をやり直せるのなら、自分はまだまだこれからと思わせてくれるのも嬉しい。最後に嫁さんが、ちょっといい人だとわかるのもいい。この「ちょっと」というのが微妙で素敵です。レベッカ・デモーネイはきれいだし、緑の衣装もあざやかで印象に残っていますが、彼女がこのドラマでどのような役割を負っているのか、そこがよくわからなくて残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-15 21:57:46)
55.  ハッピーフライト(2008)
なかなかよかった。群像劇としては、各部署のスタッフにおのおの存在感があり、決して脇役にとどまらない自己主張をしていて、魅力が感じられる。また、そういう撮り方をしているように見受けられます。前半の失敗はおよそあり得ないことが多かったのですが、そのため逆に完全なフィクションとして楽しめました。笑える場面はあまりなかったですが。後半は予想通りの展開ですが、専門用語にけっこうわからないものがあったのが残念でした。結果として、リアリティを出すという点は成功していたと思います。話としてはよくまとまっていますが、全体的に掘り下げが浅いためか、見終わって余韻が残るとか、強烈な印象が残るとかいうことはありませんでした。しかし娯楽作品としては成功の部類でしょうし、見て損をしたとも思いませんでした。同点ですが同じ監督の『ウォーターボーイズ』よりは上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-24 22:56:27)
56.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
これは凄い。中身も凄いけど、それを映画にしたというのも凄いです。時間と金と人をふんだんに使って、凄いドラマが展開されます。人間の崇高さと醜さを共に描いて、余すところなし。特にあの修道女はキツイなぁ~。ただ後から考えると、脱獄囚をかくまったと知れたらどうなるかわからないというところも、あったのかもしれません。それだけあの監獄が恐ろしいということですか。さすがにちょっと長いという気がしたので、その分マイナスです。しかし映画好きなら、一度は見ておきたいと思わせる作品でした。
[映画館(字幕)] 9点(2010-09-01 18:29:52)
57.  ハロー・ドーリー! 《ネタバレ》 
こりゃあもう、主役の2人に魅力が感じられないのが痛い。若手3組はラブコメの脇役だから見られますが、肝心の主人公があれではダメでしょう。お互いなんでこんな相手と結婚したがるのか、まるでわかりません。レストランでのシーンも、ドーリーがなんであんなに賛美されるのかわからないので、かえって白けてしまいます。あれじゃあバーブラ・ストライサンドのプロモーションビデオでしょう。ファンなら別でしょうが、そんなもの見たくないんだって。ミュージカルであろうとシナリオが第一であるという、ごく当たり前のことを確認させてくれる映画でした。いい歌もありますが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-15 11:42:19)
58.  薔薇のスタビスキー 《ネタバレ》 
これは、脚本・演出に問題ありでしょうか。最初は普通に進んでいくのですが、途中で時折挿入されるカットがあるのでなにかおかしいと思ったら、国会の証人喚問(?)のような場が舞台でした。そこでの証言を元に、スタビスキーの人物像を浮かび上がらせようという趣向のようです。しかしそれならそれで、その趣向を最初から明らかにしておけばいいと思うのですが、あえて観客に隠しておく理由がよくわかりません。トロツキーもなにか関係があるのか、単に時代色を出したかっただけなのか、わざわざ持ち出してきた理由がわからず不可解です。スタビスキーという人物には謎めいたところがありますが、この映画自体も謎めいています。 1930年代のレトロな雰囲気が出ていたのと、アニー・デュプレーがお美しいので(ちょっと厚いですが)、おまけで+1点。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 18:04:47)
59.  パリ警視J 《ネタバレ》 
わたくしベルモンドは好きなのですが、これは公開当時見て大いに失望しました。改めて見ると、『フレンチ・コネクション』と『ダーティーハリー』の劣化コピーのようです。とにかく、話に脈絡がない。行き当たりばったりでご都合主義というか、どうしてそういう展開になるのかよくわからない部分がある。が、たぶんその辺は重要ではないのでしょう。とりあえずベルモンドのアクションを見せるだけの映画のようですから。スタントなしであれだけやってのけるのはたしかに格好いいのですが、それだけではねぇ。 内容としては、暴力刑事と麻薬密売組織との血で血を洗う「仁義なき戦い」という感じで、ほとんど捜査の体をなしていません。ハードボイルドというよりはバイオレンスだと思うのですが、それにしては暴力描写がおとなしい。暴力ばかりというわけでもありませんし。そういうところが中途半端なのもマイナスです。が、御歳50のベルモンドが頑張ったということで、オマケで+1点。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-13 22:11:56)
60.  パリは霧にぬれて 《ネタバレ》 
冒頭の場面や音楽は美しいのですが、前半は退屈。ヒロインの情緒不安定や記憶障害に共感できません。子供たちが失踪してからはいいのですが、それまでが長く感じました。しかし後半も、展開が早すぎるかなぁと思います。産業スパイを扱っているところが、時代を感じさせます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-20 21:16:50)
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