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1.  白蛇抄 《ネタバレ》 
「わ、私はあくまで水上勉の原作がいかに映像化されているのかを確認しようというだけであってだねぇ、断じて小柳ルミ子のヌードを目当てにしている訳では…ご、誤解してもらっては困るよ君ぃ!」と弁解しながら(誰に?)ニヤニヤ鑑賞する、そんな殿方のための映画。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-09-21 11:21:53)(笑:1票)
2.  バラキ 《ネタバレ》 
まず最初にハッキリしておきたいのは、本作は”実話を基にした”フィクションなのではなく、「登場人物は全て(マランツァーノもルチアーノもジェノヴェーゼも)実名であり実在の人物である」「描かれた出来事は全てバラキの告白に裏打ちされた歴史的事実である」というコト。この辺をキチンと踏まえて観ないと、本作がコッポラの「ゴッドファーザー」や深作の「仁義なき戦い」の亜流みたいな勘違いをされかねないので敢えて無粋な注釈をした次第。テレンス・ヤングは凄くムラっ気のある監督だが、本作では随所に持ち味のパンチの効いた演出を見せ実に手堅い。数少ないアタリとみて間違いなかろう。ヒゲなしブロンソンの男臭さと裏切りの苦悩を滲ませる演技も天晴れ!いわゆる「マフィア」が俗称であり、組織の正式名称が「コーザ・ノストラ」であることも私は本作から教わった。尋問を担当していた連邦捜査官と互いに利用された悲しさを共有し合うラストも余韻を感じさせて良し。8点。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-10 23:46:57)
3.  白昼の決闘 《ネタバレ》 
稀代の制作者セルズニックが愛妻(当時)ジェニファー・ジョーンズの魅力を伝えようと一大プレゼンテーションを敢行、当時にして破格の600万ドルの巨費を投じて作られた大河ドラマ風ウェスタンがコレ。度重なる監督交代やシナリオ変更におけるセルズニックの異常なまでの拘りは「風と共に去りぬ」を意識したからとか。尤も「風と~」が制作時のゴタゴタした舞台裏なぞ微塵も感じさせぬ圧倒的な完成度なのに対し、コレはその混乱ぶりがストーリー展開にも如実に滲み出てしまっている。物語の運びに観る者を完全に置き去りにしてしまう唐突さが隠せない分、些か評価を下げざるをえない。主にヒロインたるパールの心情描写が何とも舌足らずで、アレでは単なる尻軽かつ移り気なアバズレにしか見えない。殊にサムを射殺したルートとあっさりヨリを戻し、彼を追っ手から匿うくだりのパールの言動はどうにも理解に苦しむ。ラストのルートとの決闘も、彼女の(デューク東郷もビクーリな)超絶スナイパーぶりへの伏線が全く無いので強引に過ぎる感が拭えない。まぁ相討ちに終わり愛憎ない混ぜの内に寄り添って死に行く二人の姿は、その後ゴダールが「映画史」の中でも繰り返し引用したくらいパセティック(情熱的)かつデスペレート(絶望的)なムードが横溢して圧巻ではあるが。重厚な脇役の好演(ライオネル・バリモアとリリアン・ギッシュ最高!)と贅沢極まる3人の名カメラマンによる強烈な色彩のカメラワークと時代を先取りした異色のドラマに…7点。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-04 01:06:27)
4.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
まぁ前作の続編としては割と無理なく出来ている方なんじゃないですか?殊に(皆さんご指摘の)ジル・バレンタイン再現度の高さはゲームプレイ派にとって感涙モノでしょうw。ただ、彼女にしろカルロスにしろ「ゲーム主人公はまず間違いなく生き残る」という悪い意味での安心感が先に立ってしまい「果たして無事に脱出なるか?」という劇中でのスリル&サスペンスが激減する逆効果も同時に招いたワケですし、そう手放しに絶賛ばかりは出来ませんね。ミラ扮するアリスの(スーパーサイヤ人もビクーリな)超人化が更にその安心感を助長してストーリーの予定調和&御都合主義(特に追跡者の正体!)に歯止めがかからなくなっています。ただ、その分アクションは前作よりカナーリ派手になっているので取り敢えず退屈はしませんが。強いヒロインが主役のアクション映画として割り切るなら、そこそこ楽しめるとは思うので前作と同じ6点を。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-25 02:46:28)(良:1票)
5.  犯罪河岸 《ネタバレ》 
アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名が(ヴェネチア映画祭監督賞に輝いたコトで)世界に知れ渡る嚆矢となった記念すべきミステリの秀作。「アスファルト・ジャングル」や「現金に手を出すな」、「探偵物語(1951)」等のコメントでも繰り返し述べたコトではあるが、今一度ハッキリと言わせてもらう。世に傑作と謳われる作品の共通項とは”手抜きのない緻密な描写”と、主役は当然としてホンの端役に至るまで”登場キャラクターが活写されている”の二点に集約される!と。本作の場合で言えば、ルイ・ジューヴェ扮するアントワーヌ警部の凄みだけでお腹一杯になりそうな感じであるにも拘らず、犯行現場付近で怪しい客を拾うタクシー運転手や容疑者夫婦が住むアパートのお人好しな管理人、容疑者夫婦の職場である猥雑な寄席の裏方たち、事件の特ダネを鵜の目鷹の目で狙う出待ちの新聞記者連中までもが活き活きと描写されており正に圧巻。しかも短いショットの切り返しの中で全くテンポを淀ませずに、である。一つの殺人事件の犯行現場に三人の男女が別々に入り乱れた為に思わぬ混乱を来す捜査陣にあって、ギョロッとした鋭い眼光としわがれた声のキレ者・アントワーヌ警部は一歩一歩確実に真相に迫ってゆく。一見、作りとしては(コロンボでおなじみの)倒叙推理モノの系列に属しているかのようだが、終幕の意外な”どんでん返し”によって実は観客もクルーゾー監督に一杯食わされていたコトに気付かされる巧妙な仕掛けが何ともニクイ。原作は(同監督の「犯人は21番に住む」と同じ)スタニスラス=アンドレ・ステーマンの「正当防衛」。さて、記念すべき1300番目のREVIEWだけにココは気前良く10点満点!と行きたいとこだが‥フランシス・ロペスの音楽が余りに大仰かつノイズで可成り興を削がれた為、悪いが1点マイナス。でもオススメ!!
9点(2004-12-10 05:17:36)(良:1票)
6.  パラダイン夫人の恋 《ネタバレ》 
「レベッカ」の時にも言及したんだけど、とにかく非道い出来でガックリ…。シナリオまでしゃしゃり出るくらいならセルズニックも自分で監督すりゃあイイのに~。てか、上がってきた脚本の余りのトホホさに流石のヒッチ先生もクラッと「めまい」がして戦意喪失て感じ?何しろペックの演じる弁護士がダメ!もうダメダメちゃん!!アリダ・ヴァリ扮するパラダイン夫人の無実を信じる根拠が「美人だから」…ってアンタ思春期の純情少年かよ!しかも女房持ちじゃん!彼の弁論も強引かつ単調かつ間抜け過ぎて、何かもう観てるコッチが「こいつアフォちゃうか?」と堪らなく恥ずかしくなってくる。最後も邦題とは一切無関係なペックとアン・トッドの大甘メロドラマみたいになっちゃうしナァ‥。うーーーーん、褒めドコロが見つからないので6点マイナスゥ!!
4点(2004-11-20 04:08:25)(良:1票)
7.  ハレンチ学園 《ネタバレ》 
くわぁぁぁ~!キテます、相当キまくりやがってます!!この違和感、このサムさ、この脱力感は兎に角ハンパじゃねぇ~~~!!!恐らく公開当時にもスベりまくってハズしまくったであろう駄作感が幾星霜を経て凄まじいまでにコッテリ濃縮されてしまっているぅぅぅぅ!!もう「当社比150%増し」くらい!!オープニングを飾る永井豪センセー自ら作詞の「ハレンチ学園ズビズビロック」、余りにも70年代に密着し過ぎたギャグとも呼べないギャグ、スカートめくりが不良のシンボル、好い歳こいたオッサンたちが繰り広げる浮きまくったコスプレ、芸者と生徒入り乱れての”野球拳”、クライマックスの乱闘シーンに流れるBGMは「老人と子供のポルカ」by卜全!!これらの休む間も無い”つるべ打ち”の69分に観ているこっちが恥ずかしさに居たたまれず、思いっきりドン退きっす!!しかも全然エロくねえぇぇぇぇ!!9点マイナァァァスゥゥ!!!
1点(2004-10-28 04:54:46)(笑:1票)
8.  廿日鼠と人間(1939) 《ネタバレ》 
スタインベックの同名原作、最初の映画化。1992年のリメイク版もまぁまぁ健闘していたとは思うが、先に本作を(名画座リバイバルで)観てルイス・マイルストンの鮮やかな演出に感激した自分にとっては悪いが所詮”焼き直し”としか思えなかった。それほどレニー役のロン・チャニィ・Jrがとにかく物凄い熱演で正に圧倒的インパクト。恐らくマルコビッチも彼の演技に多大な影響を受けたに違いない。しかし、リメイク版との最大の差はカーリーの浮気な妻を演じた女優のクオリティに尽きる。その意味で本作でのベティ・フィールドの上手さ・存在感は特筆に価しよう。シェリリン・フェンじゃ全く相手にならない。これほどの名作でありながら、その年のオスカー賞レースでは選りに選ってアノ化け物超大作「風と共に去りぬ」と争う羽目になり、敢え無く敗北を喫して無冠に終わるという不運さ・皮肉さ(そして何というレベルの高さ!)。それでもマイルストンの代表作であり、文芸映画の鑑たる本作のステイタスは些かも揺るぎはしないが。文句無し10点満点を進呈することでせめて憂さを晴らすとしよう。
10点(2004-10-21 04:14:12)(良:2票)
9.  パンダ・コパンダ
確か…「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン」の同時上映だったと記憶している。お目当ての「ー対ガイガン」が余りにサムい出来だったのに対し、本作の優れた出来映えに幼心にも感心したような気が…。今思えば、東映動画をやめて独立した直後の高畑勲・宮崎駿・大塚康生ら精鋭によるフレッシュ極まりない作品であったコトに気付かされる。特に熊倉一郎演じるパパンダのキャラ造形は秀逸で、間違いなく後年のトトロのプロトタイプだろう。コレだけの面子が揃いながら当時のパンダブームに迎合した安易さは当然の如く減点対象だが、水森亜土の”パンダコパンダ、コパンダ♪”の主題歌に幼少時のノスタルジーを掻き立てられつつ…オマケして7点かな。
7点(2004-04-08 13:28:51)(良:1票)
10.  蝿男の逆襲 《ネタバレ》 
ハエ男のメイクだけはパワーアップしているが…こじつけの後付けストーリーは生憎と前作には遠く及ばない。しかもモノクロ低予算バレバレで如何にも安直な続編の典型。何か「物質電送機」ってハエと合体する為(だけ)の装置みたいだなぁ(笑)。本来の用途が完全にシカトされてるし。
5点(2004-03-24 13:25:48)
11.  ハイティーン・ブギ
舛田利雄の「宇宙戦艦ヤマト・劇場版」に次ぐ「何で俺が…」系作品。アイドル物の賞味期限はむっちゃ短いナァ~、合掌‥。
3点(2004-03-03 14:53:24)
12.  バッフィ/ザ・バンパイア・キラー
チアガール女子高生がへなちょこカンフーで吸血鬼退治よ!ってあらすじ書いてるだけで萎える。確かに意外な作品レベルと不釣合いな程の豪華キャストだが、根本的にへっぽこな出来を救うには至らず。フラン・ルーベル・クズイって監督は日系なのかな?地上波オンエアで観れば充分かと。4点。
4点(2004-02-19 15:51:21)
13.  巴里祭
「巴里祭」…嗚呼、何と甘美な響き、何と見事な邦題なんだろう!「望郷」と云い、当時の配給元の狂ったようにズバ抜けた邦題センスの的確さ・素晴らしさは筆舌に尽くし難い。もし仮に「七月十四日」で封切られていたとしたら日本人が斯くも”花の都・巴里”へと思いを馳せたであろうか??昨今の片仮名邦題の氾濫に憂いを隠せない身としては只々羨望の限り。そう、本作のMVPはクレールでもモーリス・ジョーベールでもアナベラでもなく、実はこの名邦題を考案した当時の配給元なのであーーる!!と言っても強ち不当なモノではあるまい、少なくとも日本では。とは言え、如何に見事な邦題を冠しようと内容がクズでは今日に伝わる傑作と成りうべくもないのも当然の摂理。その点でクレールの映画的センスも又ズバ抜けている。のっけから酔わされるジョーベールの主題曲、悪戯小僧たちの鳴らすクラクション、広場から聞こえてくる楽団の奏でる音楽、俄か雨と雷鳴、ワン公、自動ピアノetc‥”トーキー”の持てるポテンシャルを「巴里の屋根の下」をより洗練した形で余す所なく引き出して正に圧巻である。オールセットの巴里の下町を生き生きとした生活空間へと変貌させるに至っては正しく「天才」と評するより外にない。俳優アンサンブルも実にイイ。アナベラ、ジョルジュ・リゴーの主役カップルが醸し出す純情可憐さ、同業のタクシー運ちゃんに扮したレイモン・ゴルディと相棒のワン公の絶妙のコメディ・リリーフぶり、チャップリンを彷彿とさせる素っ頓狂なポール・オリヴィエの酔いどれ紳士、すっかりやさぐれたポーラ、極めつけは謹厳実直な大学教授一家の行列!!雨宿りのアンナとジャンの熱烈なキスを二度も目の当たりにし、子供に見せぬよう狼狽しつつ家に入る終幕の構図のユーモラスさは絶品である。要するに下宿のオバハンから近所の悪ガキに至るまで全てがクレールの描く”巴里の下町”という名のささやかなパズルのピースなのである。言うまでもなく10点満点しかありえない。
10点(2003-12-11 14:39:07)(良:3票)
14.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
 ゲームは1作目だけが秀逸な出来で続編はどれも好きじゃないので、序盤の意外な展開は素直にウマイと思った。特に防衛システムの作動でレーザーに切り刻まれる特殊部隊のシーンは(サイコロステーキは言いえて妙w)映画独自の面白さになっていた。まぁ、カプコンの大ヒット・ゲームを忠実に映画化したんじゃストーリーもオチもバレバレだし、あのアレンジは(一応)正解かな?と個人的には思う。だって…ゲームのことなんぞ全く知らない観客も多数いるんだから。ゲームを知っていると目立つアラも、知らない観客には結構楽しめるのかも。例えばリッカーがラスボスだろうと知らない人にはそれなりにインパクトあったんじゃないのか?タイラントが出てこないから不満とか思ったりはしないだろう。ただ、個人的に面白かったのは序盤くらい迄で、ゾンビが冗談みたいにウジャウジャ出てきてからは一気にクールダウン!!それとカプランしぶと過ぎ。引っ張った割に最後はリッカーに呆気なく殺されるし。あ、でもスペンスの這いずりゾンビは何かゲームぽくて笑えたかナ。ラストは続編行きまっせ~!!てな感じ?コノ監督って確か迷作「モータル・コンバット」のカントクだよね。にしては意外にマトモだったんでチト驚いた。少しは精進したみたいねw。その頑張りとミラの艶姿に…オマケして6点。
6点(2003-11-26 03:53:40)(良:1票)
15.  蝿の王
 ゴールディングの原作の上っ面をなぞっただけの映画。演出もキャストも余りにライトで原作の醸し出す奥深さが全然一切てんでちっとも無い。まあ、だからと言って実際に画面に悪魔(てか蝿の王)が出てきても困るんだが。映画は見ずに原作読むのが吉かと…。でなきゃウィリアム・ゴールディングなんて知らないよ的なヒト向け冒険ムービーってとこ。
6点(2003-11-20 17:17:26)
16.  ハッスル(1975) 《ネタバレ》 
快作「ロンゲスト・ヤード」に続き又してもアルドリッチとバート・レイノルズの男臭い強力タッグが復活!!しかーも、仏美女ドヌーブ共演という豪華さだ。コレは期待大!と意気込んで観たら…何ザンスか?コレは。典型的な70年代テイスト溢れるバッドエンド刑事モノじゃあーーーーりませんかぁ~!!!ア、アンタもかいっ!アルドリッチ!!折角のドヌーブも単なる彩りの域を出ない凡演だしぃ~。ボーグナインにエディ・アルバート、ベン・ジョンソンら濃ゆぅ~いオヤジ助演陣も作品を救うには至らず…。期待した分ムッカムカ怒りが込み上げて仕方ない本作にはもう5点しかあげないっっ!!! プンスカ。
5点(2003-10-30 03:38:45)(笑:1票)
17.  バス停留所
モートルの玉さん、一足お先にレビュー&コメントさせて頂きまする。原作は秀作「ピクニック」と同じくウィリアム・インジの戯曲で監督も同じローガンなので期待して観たが、残念ながら今イチだった。そもそもインジの原作はバス停留所のグレースが経営する食堂を軸に展開する市井ドラマに主眼が置かれており、そこに生まれるペーソスが”味”となっていただけに、モンロー扮するシェリーとドン・マレイ演じるカウボーイの恋愛コメディへのアレンジは個人的に残念。NYアクターズ・スタジオで修行したモンローの演技も確かに以前の大根ぶりを思えば可成り頑張っているとは思うが、尻振りウォークの頃のキッチュなお色気が減退して女優の魅力としては”一歩前進二歩後退”の感が拭えず。登場人物ではグレースを演じたベティ・フィールドがMVPかな。チト辛口になったけど、イマドキの作りの甘い作品と比べれば、そんなに悪くはないどころか結構面白い部類に入ると思うので…まぁ7点。
7点(2003-10-25 23:12:49)
18.  バンドレロ! 《ネタバレ》 
縛り首寸前のディーン・マーティンをジェームス・スチュアートの兄が神父に化けて助け出す開巻はトボけた味があり、ナカナカ快調。流石に本場アメリカのウェスタン、マカロニなんかとは一味違うゼ!やるなぁ~アンドリュー・V・マクラグレン監督…と感心しかけたが、ディノが人質のラクェル・ウェルチと懇ろになる描写など水増しが多く、次第にダレてくる。クライマックスではメキシコ盗賊団とのドンパチになるが、コレが何ともマカロニ風味の安っぽさ!しかーも、乱戦の中でディノは油断して刺し殺され、ジミーは撃たれて死亡と全然スカッとしない!愛するディノを殺された怒りに燃えるラクェル・ウェルチが敵の親玉のオヤジを鬼のように銃弾を何発もブチ込みまくって倒すや、盗賊どもが呆気なく一斉に逃げ去るのも拍子抜け、腰砕けもイイところ。ヒロインが活躍するのは別に構わないけど、それもヒーローが颯爽としていればの話。ヒロインによる土壇場での”主役ジャック”は意表を突いたつもりなのかもしれんが、正に本末転倒も甚だしい。ジェームズ・リー・バレットとかいう人のシナリオが諸悪の根源であろう。4点マイナース!!
6点(2003-10-14 02:57:15)
19.  裸の銃を持つ男
 コレ又えらく皆さん点数が高いですな。「ピンクパンサー」シリーズとか「ホット・ショット」シリーズにも通ずるコノ手のおバカ映画にホイホイ9点とか10点を呉れてやる訳にはいかないので…悪いけど5点。キートンやロイドみたいに命がけの派手なスタントがあるでなし、チャップリンみたいにウィットやペーソスを滲ませるでなし…。007シリーズとかTV「それ行けスマート」といったパロディ元ネタ一発勝負みたいな安直な作りと下品なギャグが鼻に付くのもNG。グロいスプラッタなんかよりゃナンボかマシではありますが、取り敢えず平均点は下げますw。
5点(2003-10-12 23:41:38)
20.  パーティ
 冒頭の「ガンガ・ディン」(1939年 ジョージ・スティーブンス監督)パロディ場面がケッサクw。ブレイク・エドワーズ&ピーター・セラーズのスラップスティック喜劇としては個人的に「ピンクパンサー」シリーズより遥かに面白いと思う。未見の方には結構オススメ。まぁ他愛ないと言えば他愛ないけど、ゲージュツ的名作とかばっかりじゃあ疲れるし、この手のお気楽極楽なコメディを観賞して癒されるのもまた映画の醍醐味の一つ。
7点(2003-10-09 15:11:24)
070.50%
180.57%
2221.58%
31007.17%
41228.75%
533123.73%
625918.57%
722215.91%
819413.91%
9856.09%
10453.23%

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