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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
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1.  初恋のきた道
チャン・ツィイーのアップ、アップ、またアップ。ただひたすらチャン・ツィイーをアップで追い続けるチャン・イーモウ監督、あなたは解ってらっしゃる。その可憐さと言ったら筆舌に尽くしがたい(衣装も最高!)。これだけの可憐さを「演じられる」女優が何人いるだろうか?(彼女の無言の演技だけで何度も涙が出てくる。ただ可愛けりゃいいってもんじゃない) 既に現代では決して見られなくなってしまった、女性の可憐さ、可愛さ、いじらしさ、そして恋することの素晴らしさがここにあります(それが何十年経っても変わらないってところがミソなのさっ!)。これじゃあ、つい9点献上しちゃうよ!
9点(2001-11-17 19:45:01)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
これはSF映画ではありません、コメディ映画の最高峰なんです。全てのタイム・パラドックスが「笑い」の要素としてのみ存在し、ハラハラワクワクさせながらも全てちゃんと「笑い」で落としていきます。この考え抜かれた普遍的な「笑い」の前には、今のところどのコメディ映画も霞んで見えます。この映画のお陰で未だにカルバン・クラインのブリーフ履いてます。ただ、公開当時ラストシーンをCMに使った日本の配給会社の担当者の常軌を逸した馬鹿さ加減に-1点。9点献上。
9点(2001-11-06 20:09:49)(良:4票)
3.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
現在・過去・未来が入り乱れる展開に引き込まれっぱなし(そして爆笑しっぱなし)。当時はジェニファーがクローディア・ウェルズ(誰?)からエリザベス・シューに変わったのにさえ気がつきませんでした。クライマックスに「Ⅰ」と同じシチュエーションを持ってくる、そしてタイムトリップもハレー彗星の周期より短い前後30年という映画的センスもすばらしい。皆さんの評価通りこのシリーズは「Ⅰ」~「Ⅲ」まとめて楽しめます(これが「スター・ウォーズ」も含めて他のシリーズ物との決定的な違い)。因みに【阿佐ヶ谷】さん、「チキン」のエピソードはちゃんと「Ⅰ」にもありますよ。8点献上。
8点(2001-11-06 20:08:53)
4.  バットマン リターンズ
登場する人物全員が心に傷を持つ陰気な連中ばかりの、ある意味強烈なフリークス映画。殺されかけるうだつの上がらないOL、醜さ故に親に捨てられ下水道で暮らす男、支配欲の塊と化した非情な男、そして我らがトラウマにより犯罪を異常に憎む富豪が織りなす、哀愁漂う戦い。どうすればこんな世界が描けるのか、ティム・バートンのイマジネーションにはひれ伏します。それぞれの愛すべきキャラクターに8点献上。
8点(2001-09-04 17:52:49)
5.  はだしのゲン2 《ネタバレ》 
早朝の原爆ドームによじ登り、そこにある鳥の巣から卵を失敬する逞しいゲンと隆太の姿で幕を開ける続編は、前作とは比べ物にならないほど作画レベルが上がってたのでビックリ(この作画品質なら現在でも充分通用します)。今回のテーマは戦争孤児、原爆病の蔓延、被爆者差別。地獄と化した広島も徐々に復興し、瓦礫の中で人々は営みを再開し始める。しかし、当然の如く「陽」の裏には「陰」が生まれる。ゲンは天性の明るさと麦の如き生命力で、「陰」にも光を与えていく。残った唯一の肉親である母親の死をも乗り越えるラストシーンは泣ける。もちろん反戦反核を描いてるんでしょうけど、「生き抜くことの絶対的な正義」こそ「はだしのゲン」の大きなテーマだったんだと思います。そんなことで、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:01:30)
6.  はだしのゲン(1983)
実写版は三國連太郎演じる平和主義者のゲンの父親が主役の上、原爆投下で物語を終わらせてしまう様な腑抜けた反戦映画でしたけど、アニメ版のこちらは原作に忠実な展開。国民総決起の元、平和主義を貫くなんてのは綺麗事でしかなく、この物語の本質は原爆投下後にこそある。街を消滅させ、平和主義者も軍国主義者も大人も子供も区別無く焼き尽くし、辛うじて生き残った者を「お化け」に変え、一見無事だった者をも体内から徐々に殺していく核兵器。稚拙な作画で描かれたものだとしても、この容赦ない描写には戦慄するしかありません(たぶん地上波では放送できない筈)。しかしゲンは、地獄となった街で必死に生きる。決してへこたれないゲンのお陰で、希望の持てる爽やかなラストになってました、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:01:03)(良:1票)
7.  ハナのアフガンノート
問題山積を描くメイキングとしては、「ロスト・イン・ラ・マンチャ」とか「メイキング・オブ・ドッグヴィル/告白」なんか比じゃない面白さ。アフガニスタンで映画作る…てか、アフガン人をキャスティングすることの苦労がヒシヒシと伝わってくる。もちろんアフガンに「俳優」なんていない訳で、出演者は素人。しかも相手の立場を理解する余裕なんてこれっぽっちも無い人達。サミラ・マフマルバフ監督を始めとしたスタッフ達が、なだめたりすかしたり、褒めたり脅したりしながら、必死で出演者を探していく。着けまつ毛をバッチバチに決めたサミラが、態度の決まらない俳優候補者達に対してヒステリックに捲くし立てる様子が、不謹慎ながら可笑しすぎる。この状態から「午後の五時」を完成させたんだから、こりゃ大したもんです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 00:06:53)
8.  パンダ・コパンダ
確かこれを初めて観たのは、今は無き文芸地下の宮崎駿特集だったと思う。その後、何度か観ましたけど、いつ観ても面白いですね。とてもカンカン・ランラン来日記念便乗企画のやっつけ仕事とは思えない出来です。当時は全然気がつきませんでしたけど、良く見てみれば、本作の舞台は「となりのトトロ」の舞台にも程近い所沢市北秋津。この所沢への思い入れは何だ? そして、現実とファンタジーが近くに存在しつつも、きっちりと分かれていた「トトロ」とは異なり、本作のオチは現実に無理矢理ファンタジーを割り込ませる。この痛快感は「トトロ」では味わえませんよ、7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-27 00:35:22)(良:1票)
9.  バベットの晩餐会
【アンドロ氏】さんお書きの通り、料理は一つの芸術であり、優れた芸術には神が宿る。芸術を愛で、そこに神を感じることは、教会での祈りにも通じる聖なる行い。贅を尽くした食材に超一流の技術で、かつてのフランス一のシェフは慈愛と感謝を形にしていく。料理が崇高な儀式となり、華麗な一皿一皿に神が宿っていく。質素な暮らしで神に感謝を捧げてきた愛すべき人達が、初めて舌と胃袋で感じる神の存在。やがて「バベットの晩餐会」は、尽くせぬ感謝を神に捧げるミサへと変わっていく。お腹が満たされていく様に、その時、彼女達の心には愛が満ちていったのです、7点献上。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-05 00:04:41)
10.  春の日は過ぎゆく
極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。
7点(2004-11-03 12:35:29)
11.  橋の上の娘
一見オシャレなアート系映画に見えながら、物語の骨格自体は、もの凄くオーソドックスなボーイ・ミーツ・ガール型のラヴ・コメディ(そう、「コメディ」なのです)。それが旅芸人という設定でファンタジックなロード・ムービーに仕立てられた上、男女の役割を逆転することで斬新なラヴ・ストーリーにもなっている(彼女は尻軽でも淫乱でもなく、「ビビビッ」とくる運命を探してるだけ。だから彼女は口説かれないで、常に口説く側なのです)。シンプルで美しいモノクロ映像に反し、音響が高度に作り込まれていたのも嬉しい。オーソドックスなラヴ・コメらしい予定調和のラストも嬉しい。そして、薄幸そうな歯の隙間から漏れ出てくる、ヴァネッサ・パラディの愛くるしい色香が独特の雰囲気を作っている。これはかなり「新しい」映画です、7点献上。
7点(2004-10-13 23:17:03)(良:1票)
12.  8人の女たち
色使いにも毒々しさを漂わせる、「焼け石に水」を華麗に発展させた密室ミステリー・ミュージカル映画。とは言っても、「ミステリー」や「ミュージカル」自体はパロディの補強というだけで全く意味は無い。本作はタイトル通り“femme”の実態を「悪意を持って」描くことと、“actrice”本人達のセルフ・パロディに徹するパロディ映画です。全てに絶望する館の主人こそ、我々男の代表。とにかく、こーゆー企画を立て、こーゆー脚本を書き、そしてそれを実現してしまうフランソワ・オゾンって人は本当に凄いと思う(女優魂も同様に凄い)。これはオゾンにとっての「キル・ビル」なのです、7点献上。
7点(2004-09-14 23:17:13)
13.  パコダテ人
全然古゜臭い感じぱしないのに、もの凄く懐かしい匂いを発゜散させるこの王道アイドル映画ぱ、宮崎あおいの、宮崎あおいによる、宮崎あおいプァン(若しくぱその予備゜軍)の為のプァンタジー映画。残念なのぱ、折角の設定なんだからぷら下げるだけじゃなく、CGとアニマトロニクスを駆使してもう少し尻尾の表゜現にこだわって欲゜しかった。函゜館も市で予算協力し、尚且つ実際の観光PRでも積極的に利用すぺきだったと思う。とにかく、最も正しく宮崎あおいを使った映画であるというだけで、映画の出来や内容に関係なく、本゜作ぱ成功作です(宮崎あおいヲタがパレパレ)、7点献上。
7点(2004-08-16 13:34:38)
14.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
「秘密の部屋」にほぼ最低評価を下した身としては、かなり勇気のいる鑑賞でしたが、いや、驚いた。これまで単なる動く挿絵でしかなかったのに、本作は無駄なエピソードやキャラクターを極力排した、「アズカバンの囚人」を巡る一本のちゃんとした映画になっている。原作からこういう話だと思ってたら、(↓)やっぱ相当脚色されてるんですね。原作ファンには賛否両論ありそうですが、「映画ファン」にとってはこの作り方こそ正解。世界観と映像、そして大人の階段を上るハリーの心が一気にダーク・サイドへ方向転換したのも奏功したのでしょう(ただ、子供向けとしてはダーク過ぎる様な気も…。それにホグワーツの地形まで変わってしまったのもどうかと…)。自身にとってこの方向転換は結構衝撃的だったので、驚きの7点献上。
7点(2004-07-03 22:40:22)(良:1票)
15.  ハウス/HOUSE(1977)
ま、一言で言ってしまえば確信犯的馬鹿映画。少しイッちゃってる役名やキャラ設定以上に凄いのが、耳を疑う台詞の数々。とにかく彼女達が台詞を喋る毎に爆笑してしまうこと請け合い。そして、仕上がりがどんなにチープでも、溢れ出るイマジネーションをそのまま映像化してしまった思い切り、観客の見たいものを見せようとする徹底した姿勢も凄い(いついかなる所でも風を受ける鰐淵晴子等、演出のツボは外してません)。また、ふんだんにお色気シーンがあることを考えると、本作は決して子供向けなどでもありません。「発狂する唇」など本作の足元にも及びませんヨ、7点献上。
7点(2004-05-25 23:12:32)
16.  母の眠り
単純に見えてかなり複雑な物語なので、ボーっと観てるとテーマを見失う。娘が主人公ではありますが、父、母、娘、息子を、エピソードのボリュームは違えど同列に描き、どの立場をも肯定せず否定もしない。劇中、母親自身は父こそが家庭の中心であると娘に訴えますが、割れた皿の破片でモザイクを作るが如く、母が接着剤となって家族を結びつけているのは明らか。やがて娘も家族の結びつきの大切さを知ったかの様にモザイクを作り始める。それでも娘は、きっと母親の様には生きないでしょう。彼女には彼女の人生がある、7点献上。
7点(2003-01-12 18:51:58)(良:1票)
17.  ハッシュ!
ゲイのカップルを狂言回しに、自堕落で情緒不安定、更には身持ちも悪いという三十女の再出発の決意を描くコメディ映画。片岡礼子は鳥肌ものの演技で主人公に命を吹き込みましたが、元々のキャラクター設定が類型的で説得力不足。だから、ゲイの二人や兄嫁を演じた秋野暢子に主人公が負けてしまっています。ここがこの映画唯一の欠点。本作で特筆すべきはそのリアルさだと思う。飲み屋や商店街、仕事場等のシーンが何と自然なことか。(冨士眞奈美を除いた)登場人物の会話や動作にも一切不自然な所が無い。役者達の演技力もあるんでしょうが、橋口亮輔監督の演出力も抜きん出ていると感じました。これは大人になりきれない大人の日本人にお薦めします、7点献上。
7点(2002-12-14 23:53:29)
18.  PERFECT BLUE
原作とは内容が違うらしい、ということは脚本が本当に良くできてる。だからこそアニメであることが勿体ない。しかもハリウッド製CGアニメや宮崎作品を見慣れてしまっていては、江口寿史デザインの美少女と大友克洋風デザインの脇役が旧態依然とした荒い絵と、ぎこちない動きで登場しても、好きな人でなければすんなり物語に入り込めない。それでも中盤からは、「アイドル」という虚像そのものがアイドル本人とアイドルおたくを惑わせ始め、「オープン・ユア・アイズ」以上に面白いサイコ・スリラーになって行きます。実写化希望!の、7点献上。
7点(2002-08-21 01:18:49)
19.  ハート
確かに色調や物語は地味ですけど、鼓動をイメージさせるBGM共々ビジュアル的には結構インパクトのある映画だと思います。臓器移植先進国でもドナーの遺族のメンタルな部分は日本と大して違わないということが解ります。しかし一番意外だったのは「臓器移植」にまつわるサイコな話だとばかり思っていたのに、実は浮気性の妻が呼び込む悲劇が物語の中心だったこと。ま、それによって主人公の目的が達せられる訳ですが…。ということで、7点献上。
7点(2002-04-07 17:46:17)
20.  バニラ・フォグ
ま、くっだらない話なんですけど、「魔法」をメタファーに表現した男女の恋愛感情がストレートに伝わってきて好きです、このラヴ・コメディ。“falling love”はお互い天にも昇る気持ちな訳ですけど、映画で実際に浮遊しちゃった時、その「現象=気持ち」を素直に受け止める女と恐れる男。その描写にグッときました。(マスカラ付け過ぎのCMよりも全然可愛い)狸顔したサラ・ミシェルの大根ぶりも大して気にはなりません(対して秘書役の人が良い!)。私にもバニラの香りの魔法の霧が漂ってきてくれないもんでしょうかねぇ…。因みに私はベルトはいじりませんが、7点献上。
7点(2002-02-18 22:35:32)(笑:1票)
040.17%
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733814.12%
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9241.00%
10110.46%

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