1. HACHI/約束の犬
《ネタバレ》 全体的に演出が極端に抑えられており、セリフや音楽も控えめで単調。 物静かな映画は嫌いじゃないはず。だけど、この映画はあまり合わなかった。 オリジナルで感動した分期待しすぎてしまったのかもしれない。 犬好きにはたまらない題材だけど、途中で出てくる日本人に感心したのと、ラストでちょっとグッとくるくらいで、正直物足りなかった。 秋田犬は名演技でした。撮影に苦労したんだろうな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-11-13 20:19:23) |
2. ハリー・ポッターと謎のプリンス
《ネタバレ》 第6作ですね。最後の展開のためにあるようなエピソードなので、盛り上がりに欠けるのは仕方がありません。 原作未読、というか前作で長すぎ&暗すぎで断念したので、イマイチストーリーを飲み込めずにブツ切れ感はありましたが、さすがのハリポタ映画なので、分かりやすいセリフや雰囲気は出ていました。全体的に色調が暗いし、色恋沙汰ばかりでなんだかなというところはありましたが。。。 主要な人物の死も描かれており、ラストも中途半端なため、次の作品を見るのが楽しみになってきました。 [地上波(吹替)] 5点(2022-03-30 08:54:10) |
3. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
この辺ぐらいから原作を読んでいると長すぎてキツかった覚えがあるが、さすがに映画で見るとあっという間に終わるのでちょうど良いかも。 まあその分いろんなエピソードがぶつ切りだったり、端折られたりしているんだが、個人的にはなかなか面白くみれたのでこの点数に。 あとに続くシリーズに比べたらまだまだシリアス度は低いので、子供でも楽しめるだろう。 [地上波(吹替)] 6点(2021-11-29 22:53:44) |
4. 博士の愛した数式
《ネタバレ》 原作未読。積ん読状態だった原作をついぞ読む機会がなかったため、映画が先になってしまった。 一言でいうなら、雰囲気は良いけど、いろいろありえないファンタジー作品。 ツッコミどころは満載だ。名優寺尾聡を記憶障害の主人公に使うのはいかがなものか。深津絵里は嫌いじゃないが清純派で人の良いイメージでもない、良い人すぎて違和感ありまくり。浅丘ルリ子はいらんのでは。等々。 吉岡秀隆の教師役と授業はすごく良かったけど、実際にこんな面白くて手の込んだ授業していると、学習指導要領のカリキュラムじゃちっとも進んどらんと上や親から怒られるのがオチだ。オイラーの公式とか素数とか高等数学をかじった人じゃなくても数学の面白さは伝わるだろうけど、数学の授業なんて、実際ほとんどの人にとってはクソつまんない暗記と計算ばかりだからね。 なんていろいろ酷評してみたが、穏やかでほっこりした気分になれる佳作、ということにしておこう。途中で気がついたのだが、この監督の人「阿弥陀堂だより」の監督さんなんだな。どうりで薪能のシーンが出てくるわけだ笑 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-02-24 21:32:06) |
5. パリ20区、僕たちのクラス
《ネタバレ》 教育に携わる人なら見ておいても損はない傑作。 とても演技とは思えない迫力ある講師と生徒の生々しいやりとりが見事。 生徒にもさまざまな個性があることを思い出させてくれる。 子憎たらしい生徒、すぐキレるヤバそうな生徒、講師に反発したがる生徒、優等生など。 ちょっと後半あっさりだったのは残念かな。 講師と生徒との緊迫した対立関係を解消するエビソードがあるのかと思ったらそうでもなかった。 ドキュメンタリーではないのだから、救いのあるエピソードで終わっても良かった気がする。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-11 21:56:19)(良:1票) |
6. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
まず言っておきたいのは、、 原作が冗長すぎるのか、映画がはしょりすぎなのかといった問題は大きいことではないということ。 原作自体の内容が暗すぎて、明らかにファンタジーの域を超えてしまっている。 恋も闘いも中途半端な上に、見終わったあとの満足感も初期の作品に及ぶべくもない。 [地上波(吹替)] 6点(2010-12-03 22:51:17)(良:1票) |
7. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 前作より撮影や美術などはグレードアップしているのかもしれませんが、原作で読んだときのタイムスリップの違和感もかなり残り、最後の締め方もいまいちでした。ディメンターのせいなのか、全体的に暗いイメージの作品のように感じました。 [ビデオ(吹替)] 4点(2008-06-01 20:12:46) |
8. はつ恋(2000)
この映画のジャンルが「青春映画」に分けられていたけど、「家族ドラマ」にしたほうがいいと思う。あ、でもそうしたら初恋っていう感傷的なイメージが壊れるか。なるほど。病院でのぎこちない会話に少し不満も残ったが、ゆっくり降り返ってみればリアリティがあって良かったのではないか。中だるみもあったが、最後は不思議とすっきりした気持ちになることができる、良質な邦画だった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-27 10:16:24) |
9. ハウルの動く城
おそらく今までのジブリの中で最低の評価。前半はともかく、後半はひどすぎ。支離滅裂でストーリーが破綻している。本当にがっかりした。 一つ言えるのは、この映画を見て子供が喜んでいるのかいないのか分からないけど、自分自身が子供の心の目でジブリを楽しむ心を失ってしまったのかと心寂しくなったことは確か。 (2023.1再度鑑賞) やっぱりストーリーが破綻、意味不明。 ところどころで千と千尋で見たようなシーンばっかり。しかもそれが良い方向というより改悪だったりする。 そりゃ映画館で見たら映像が綺麗なんで、すこしは(おー)となるかもしれんが、TVなんでね。 ソフィーが18歳と80歳をいったりきたりするだけでも意味が分からないのに、いちいち老け顔の倍賞千恵子が浮かんでくるので、余計にしんどい。 [地上波(邦画)] 2点(2006-07-25 20:04:33) |
10. ハリー・ポッターと秘密の部屋
アラゴグのシーンなど、ホラー要素が強くなっている。そのため、明るいファンタジーとしての魅力が減り、個人的にマイナス。ドビーも個人的に好みが分かれるが、個人的にはこれもマイナスポイント。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-07-04 11:02:16) |
11. 半落ち
正規の時間より13分少ないテレビでの鑑賞。夜にテレビでやっているワイドショーを見ているようだった。「セカチュー」と併せ、こんなにも触発されているのに、未だに骨髄バンクに登録してない自分に、あきれる。 [地上波(字幕)] 5点(2005-03-31 20:17:47) |
12. バニラ・スカイ
夢に頼りすぎるのは、現実から逃避したいから。すべてを夢に頼るのなら、それは現実ではなく、別の次元の話になってしまう。(VIDEO、日本語吹替版) 2点(2005-02-02 20:56:42) |
13. パニック・ルーム
母子、襲撃者ともに感情移入することができたし、ストーリー展開も期待していたより面白かったので完成度は高いと思う。構成が非常にしっかりしていると感じた。それでも後半は銃が出てきて生臭くなったし、何よりこういうパニックもののジャンルは苦手なので、残念ながらこの点数。(TV、日本語吹替) 4点(2004-10-25 10:04:24) |
14. バイオハザード(2001)
こういうジャンルが苦手なので、ハナから期待していなかったけれど、やっぱり3点。ゲームもしたいとは思わないけれど、このままこの映画を一生見るなといわれても全然苦にならない。映画の出来自体にかろうじて3点。 3点(2004-09-07 21:08:13) |
15. ハンニバル(2001)
相変わらずレクター博士のまったく澱みのないしゃべりかたは不気味としか言いようがない。ただ前作と比べて不必要にエグイシーンがあったり、レクター博士やクラリスの魅力が出ていない。○○○を食べるシーンはトラウマになってしまう人がいても不思議ではないし、途中に出てくる刑事がらみのエピソードもあまり好きではない。さらに場面場面がいろいろなところに移っていって見づらい。自分にとっては、映画(というか原作)の出来自体にかろうじて2点献上。 2点(2004-09-01 11:13:34) |
16. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
154番の方と同意見。前作よりはテンポが良くて面白いが、一度見たら充分という作品。あいかわらずドンパチ派手な映画で。キング・スコーピオンも出番短すぎ。それにしても、イムホテップが百年の恋ともいえる相手に裏切られたのはどうしてなのか。何の為に3000年も生きながらムシに耐えてきたというのか。何の為に来世の復活を願って自分の命を絶ったというのか。誰か教えてくれ。 6点(2004-04-11 22:26:04) |
17. パール・ハーバー
真珠湾攻撃という史実が元になっているだけに、どれだけ時代考証がされているのかわからないので、それに関してはコメントできない。ただ、膨大な費用をかけただけあって戦闘シーンは迫力があったのと、恋愛シーンを中心に登場人物に感情輸入できないのは、皆さんと同感だった。それにしても長くてダレる。もう見ることはないだろう。 3点(2004-04-01 23:13:32) |
18. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 (2018.10再見)ここでの評価が高く、岩井監督「ラブレター」も良かったので観てきたが、正直がっかり。 雰囲気だけで肝心の恋愛の部分が中途半端。あのラストでは・・・。結局、どっちの女の子がいいのか、宮本よ? 蒼井優がいちばんかわいい頃でもあり、ところどころ笑わせてくれるシーンもあるが、鼻血が出るくだりなどはくどいと感じた。全体的に、だらだらと冗長で早送りしたい気分になる。カメラ映像で顔の超アップがやたらと多いのもマイナスポイント。 とはいえ、記憶喪失を逆手に取ったストーリーや風景や音楽などはよく作られている。また出演者が豪華なこと。端役ではもったいないよ [映画館(邦画)] 5点(2004-04-01 14:35:22) |
19. 春の日は過ぎゆく
《ネタバレ》 とにかくセリフのやり取りよりも情感たっぷりに描かれるので、右脳を活性化させたいときに見たい映画。 とくに二人が別れるまでの前半が素晴らしい。竹林の音を集めるシーンなど、雰囲気も音楽も景色も良く、二人の笑顔を思い出すだけで笑顔になれる。 まあ結局年上の女性のほうが数段上手ということなのだろうけれど、切ない。 韓国でも桜が綺麗だった。DVDではエンディング曲のMVが見られるのがポイント髙し。 [DVD(吹替)] 7点(2004-03-17 08:05:53) |
20. ハリー・ポッターと賢者の石
《ネタバレ》 最新作(第5巻)まで原作の想像の世界に浸りきっていたが、DVDの廉価版が出たのでやっと見る気になった。今まで映画を避けていたのは、自分の中のハリーの世界が壊れてしまうかもしれないといった危機感を持っていたからに他ならず、恐る恐る見た。見ている内に、自分の思っていた世界とは違うが、ハリーポッターの世界としては違和感がないとわかった。今まで想像していた押し入れは自分家の物置ではなく、洋風のそれであったのだが、だからといって作品を見るのを拒否するべきではないとわかった。前置きが長くなってしまったが、この作品、原作を知っている者にとってはハリーがどんな思いをして耐え忍んでいたか、ということが分かっているので、主人公がRPGの勇者よろしくヒーローの王道を進んでいく、という単純な物語ではないと理解していただけるはず。そこのところも含めて、端折りすぎている部分が大きいので、原作を読んでいない人には5点、6点の評価になるのも頷ける。自分としては、充分に楽しませてもらったので、8点、9点をあげたい。そこで両者を割って、7点献上。 7点(2004-02-05 15:26:07) |