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1.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
封切りすぐに一度観てたんだけど、菊地成孔氏が激賞するもんだから再見しました。“Lost Stars”はよい曲だと思うけど、やっぱ作品として同監督の“Once”にはかなわない。あっちはダブリンの事情、移民がたくさんやって来てたり、ストリートミュージシャンが溢れかえってるさまがよくわかったし、スタジオで楽曲を完成させていくところなんかゾクゾクさせられましたものね。ニューヨークの描写がわりと類型的なのも残念でした。それにキーラ、ギター弾いてないし。あ、ランディ・ニューマンのくだりは2回とも大笑いしてしまって周りの顰蹙買ってしまいました、みなさんごめんなさい。個人的には、ほぼ同時に観た“Song One”のほうが好きです、こっちももう1回観よう。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-02 18:00:44)
2.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
力一杯「痛い」作品でした。あんだけ刺されて、切られて普通にふるまうってランボーみたい。金槌やペンチ見せるだけで恐怖演出できるのは、やっぱ魔女狩り世界一の国だけありますね。ファンタシーの体裁借りてますけど、空想の世界にしか居所を見つけられなかった当時のスペイン市民の心を映しだしたんだと思います。オフェリアの死とそれによってたどり着く王国がそれを表しています。ということで、結果的に映像美を堪能することができました。ラストのカタルシスはつかの間の休息ですね。考えてみればこの後30年にわたってフランコ独裁が続くわけですから。色々な意味で万人には勧められませんなぁ。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-16 16:55:41)
3.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 
「永遠の仔」とおなじテーマの作品でした。だけど薄っぺらすぎる出来ですね。キャットウーマンと同じく、ハル・ベリーの美しさを愛でるために観るならそれもまたあり。
[映画館(字幕)] 3点(2007-10-12 17:45:23)
4.  バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 
封切り時中3だったのですが映画館で観ました。今回「デス・プルーフ in グラインド・ハウス」観て思いだしたのでDVD借りて観てみました。ヴェトナム戦争や60年代の様々な背景が投影された作品ですね。あ、「イージー・ライダー」もリアルタイムに映画館で観てます。コワルスキーの喪失感は普遍のテーマなのですが、時代背景を理解しないとディテールはわからないかも知れないですね、今となっては。スーパーソウルのラジオ局がWASPの若者集団に襲撃されるシーンだけは合衆国のお約束でいつの時代もおなじかも。宗教団体のシーンで歌ってるデラニー(ディレイニー)&ボニー&フレンズは、クラプトンに主要メンバー強奪(デレク&ドミノス)された直後です。前に観たときは気付かなかったけどリタ・クーリッジこんなに目立ってたのね。ラスト、ショベルカーに突っこんでく時の眼は完全にシャブ中の人、あの当時はダウナー系の麻薬のことしか知識なかったから見過ごしてました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-04 18:55:39)(良:1票)
5.  パッチギ! LOVE&PEACE 《ネタバレ》 
あえて0点。井筒は「群像劇」撮らせたら天下一品だと思う。前作はそれで秀作となったし、興行成績として一般評価も高かったと思う。きちんと主人公すえてドラマを創った作品で評価できるのは「二代目はクリスチャン」だけ。この作品は、周辺の人々の描き方が素晴らしい上にバイプレーヤーの使いかたが絶品だった。今回、もったいないよね。見終わったとき、李鳳宇Pのエピソードで基本ストーリー埋めちゃった感が強かったんだけど、加藤くんとの対談読むために本買ったら、やっぱ李鳳宇のストーリーだったってことで納得。シーンの終わり毎に「暗転」するのも興ざめだった。身内のエピソードをメインにしちゃだめ、日本の映画監督ってそういう人多いよ。他人の原作ふくらましたらうまいのに、自分たちで骨子作るとつまんないってことが。それから、監督は塩谷瞬大嫌いなんだろうけど、台詞かなんかで松山康介のことに触れなきゃ。前作観た人への礼儀でしょ?
[映画館(邦画)] 0点(2007-05-31 21:10:28)(良:3票)
6.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
羊たちの沈黙は、ジョディ・フォスターの肉体を衣服越しに堪能させてくれてとてもよい作品でした。菊池光の翻訳も、癖はあるけど的確でしたし。ハンニバルを映画化するならあれが限度でしょうし、ジョディは参加しないと思ったら案の定だった。こないだのTV放映では「脳みそ」シーンがバッサリ切られてて猟奇性がまったく伝わらないことになってましたな。ま、しょうがないけど… ということで本作、お手軽作品としか言いようがありません。原作買って読んでたけど、途中で止まっちゃってそれきり手にしたくないもん。トマス・ハリス、作家として落ちてますね。処女作のブラック・サンデー、大好きだったんだけどな。
[映画館(字幕)] 4点(2007-05-31 20:51:26)
7.  バベル 《ネタバレ》 
21グラムおもしろかったし、グランドホテル形式の作品好きだから観に行ったわけですよ。遠く離れた3地点で「袖すり合うも多生の縁」どう作るか期待してたけど、ちょっと苦しかったかな? クラッシュ観てよくわかんない人には向かない作品です。この監督得意の時制の行ったり来たりがあるから、意味不明になってしまう人が多数出るのはしょうがないにしても、場所の背景を理解していないとちんぷんかんぷんでしょうね。一般大衆向けとは言えない。ということはGW公開が裏目かも。メキシコのサンティアゴ役がCHEだったのでうれしかった。ただ彼がどうなったかが明らかにされなかったのは心残りです。個人的にはモロッコの父親に一番感情移入してしまいました。一本気でまじめな長男が、不器用だし挙げ句の果てに撃たれてしまうという情けない結末を受け入れなければならないってとこに。しかし、菊池凜子は松嶋尚美、役所広司が鳥越俊太郎に見えてしまってちょっと失笑。エンドロールで冒頭のバレー・シーン指導がヨーコ・ゼッターランドだったのを知ったときはびっくりしました。
[映画館(字幕)] 7点(2007-05-05 07:28:39)
8.  バルトの楽園 《ネタバレ》 
元ネタは、30年近く前テレビマンユニオン製作のドキュメンタリー・ドラマで観たので知ってました。2時間ドラマ特別枠レベルの演出でしたね。金出して観るほどのモノじゃございません、何らかの割引の日に行かれたほうがよろしいかと… 男の子のモノローグはドイツ語字幕付きであるべきだし、写真取ってるカット入れるならエンドロールで使うべきだし、母親のカット挿入するなら帰国してからのシーンもあるべきだし、なんか無駄が多かった。特に会津藩士の描写、「北の零年(未見)」とかぶってるような… それから日本陸軍では俘虜(ふりょ)であって、「ほりょ」ではありません。
[映画館(邦画)] 3点(2006-06-29 15:58:45)
9.  花よりもなほ 《ネタバレ》 
素敵な作品だったと思います。淡々と語るのは是枝くんの作風。シーン転換の間が悪かったり、俯瞰、鳥瞰、ロングショットがほとんどないので映像的に閉塞感があるのは事実ですが、もとがTVドキュメンタリーの人ですから。ということで、赤穂義士の話が同時進行で進む構造にし「仇討ち」を多角的視点で捉えられるようシナリオを構成したと思います。なお、寺島進の寺坂吉右衛門の離脱が47 or 46人の解釈に影響していて、実はこの物語のオチはこちらではないのかと後になって気づきました。また、色々なところに山中貞雄監督へのオマージュが散りばめられ、わかる人にはわかるようになってます。しかし、古田新太演ずる貞四郎が「10年かかるか、20年かかるか、江戸は広いから…」と言い出したときは大笑いしたな。気になるかた「丹下左膳餘話 百萬両の壺」(トヨエツに非ず)ご覧ください。石橋連司の庄三郎の下ネタ、大受けしたんだけど、若い子って笑わないのね。わかんないんだろうか? 現代語で作ったのはとっつきやすさのため、岡田准一目当てで観に来るひと対策でしょう。
[映画館(邦画)] 8点(2006-06-05 17:02:55)(良:1票)
10.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
大甘な点数です。犬井犬太郎ふうに言えば「ルノアールのココアよりあまいっ」2の方が触れられてましたけど、当然「85年なんだ、設定が!!」と期待するじゃないですか。肩すかしというか、梯子外されたというか。原作の持ってる凛とした透明感がまったく感じられなくて、春のポヨ~ンとした感じのみ。小川洋子さんの阪神愛も置き去りにされたまま。阪神時代の江夏の背番号が完全数28ってことで完成された作品なのに、扱いが小さすぎる。ベースボールカードネタをほとんどカットしたのも解せない。監督がそんなものに関心なかったのでしょうか? 寺尾聡が数学者って無理ないか?吉岡秀隆の数学教師はいそうだけど… 深津絵里はよかったですけどね。
[映画館(字幕)] 5点(2006-02-01 18:16:44)(笑:1票)
11.  パッチギ! 《ネタバレ》 
近年の日本映画、いやこの10年に観た映画の中でもっとも心を温かくしてくれた作品です。映画って本当はこんなものだったなぁと思わせて頂きました。たとえて言うなら、NUOVO CINEMA PARADISOで上映されるべき作品。私のいる地方では「自腹じゃ」オンエアされてないけど、井筒監督、他作品の悪口なんぼ言っても許す。あの時代をちょうど中学校入ったときに過ごしましたが、あの空気感が見事に表現されてました。イムジン河に対するこだわりで観に行ったわけですけど、それはきっかけにすぎなかった。青春群像劇撮らせたらピカイチの人ですね。シナリオ、カメラワーク、編集、きれいにはまってます。特にラスト近くのラジオ生放送、葬式、ケンカ、出産をイムジン河でまとめるところ、あふれる涙で画面がぼやけまくってもう一回観ないと… 戸口を壊すシーンで爆発した涙腺を、ラストまでキープさせて頂きました。赤・青・黄の3色もきれいだった。芸術新潮2月号に監督のインタビュー載ってますが必見です。桃子の妊娠・出産までの10ヶ月を描いてたとは気づかなかった。最後に細かいツッコミ。康介のFGが72年以降のモデルだったのは惜しい、言ってくれたら貸したのに。1ドル=360円時代なので、酒屋の息子にとってC.F.Martinは高嶺の花。本当の野口ヒデトは唄とてもうまかった。でもそんなの全部取っ払ってくれます。あ、ディテールがわからないあなた、パンフ買えばちゃんと説明してくれてますよ。
10点(2005-02-06 09:11:19)(良:1票)
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