Menu
 > レビュワー
 > 火蛾 さんの口コミ一覧
火蛾さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 31
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  幕末太陽傳
○日本軽佻派を自称する川島雄三の傑作。けれども軽佻浮薄なニンゲンにこういう映画は撮れっこない。 監督の演出に10点。フランキー堺の神がかり的演技に10点。遊郭のセットに命を与えたすべての脇役陣(石原裕次郎を含む)に10点。合計30点を献上。 ○居残り佐平次が「相模屋」から逃走するのは、佐平次自身も気づいていないが、目の前に迫っている死を迎える場所を探すためである。 従って、最後の場面はこのほうがいい。幻のラストシーン(昭和32年の品川を走り去る佐平次)など不要である。 ○「地獄も極楽もあるもんけぇ。俺ぁまだまだ生きるんでぇ。」の捨てゼリフは、生老病死を宿命とする全人類に共通する呪文。この呪文だけでも10点。
[DVD(邦画)] 10点(2015-05-11 00:12:24)
2.  麦秋(1951)
麦秋や嫁にかたづく二十七
[DVD(邦画)] 10点(2015-04-28 15:17:22)
3.  博奕打ち 総長賭博
○仁侠映画の金字塔。 ○「何といふ絶對的肯定のなかにギリギリに仕組まれた悲劇だらう。しかも、その悲劇は何とすみずみまで、あたかも古典劇のやうに、人間的眞實に叶つてゐることだらう。」 ―― 三島由紀夫は『博奕打ち 総長賭博』をこのように絶賛した。この「ギリギリに仕組まれた悲劇」を書いたのは笠原和夫。のちに『仁義なき戦い』の脚本を書いた人である。『総長賭博』には無駄なセリフが一つもない。そしてそのセリフによって末端の登場人物までが活きている。 ○私はこの映画を、1970年代の終わりごろ、たまたま訪れた瀬戸内海の因島で観た。館内には造船所で働くおっちゃん ―― だと思う。九州弁で喋っていたから。 ―― がいたが、鶴田浩二が三上真一郎を叱る、雨の墓地の場面で、このおっちゃん、嗚咽の声を漏らした。ハア、ツルタコージハヨカネェ。実は嗚咽こそしなかったが、私も泣いていたのである。 ○監督は、股旅映画の傑作『関の彌太ッぺ』 を撮った山下耕作である。股旅映画と仁侠映画。すべての日本人の最深部を流れる共通の心情は、この二つのジャンルでしか表現できないのではないか。と私は考えるのです。なーんちゃって。
[映画館(邦画)] 10点(2014-12-14 02:32:09)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1031100.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS