61. 彼岸花
「ただいま」「おかえりやす」京都の言葉、つまり京言葉っていうやつです。これが本当に何とも良いなあ!そう思わせてくれます。小津作品全てに共通して言えることの一つに言葉の大切さ、家族の有り難さをしみじみと描くその雰囲気、いかにも日本的で観ていて何だか安心出来るのです。小津監督独自の人間の撮り方、これはカメラマンの力も大きいと思います。良い映画というのはそういうものだと小津監督の作品を観ることで、観れば観るほど思う今日この頃です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-14 21:25:27) |
62. ピアノ・レッスン
マイケル・ナイマンの美しく、力強い音楽がいつまでも耳に残る。そして何と言ってもホリー・ハンター演じるエイダという女性象を女性監督ならではの感性で描いた監督の手腕を評価したい。ホリー・ハンターはそんな監督の期待に見事に応えて見せてます。アカデミー賞主演女優賞にふさわしい良い演技してます。そして、もう一人忘れてならないのが、アンナ・パキン!この子の演技は本物でした。 [映画館(字幕)] 8点(2005-07-23 20:46:36) |
63. ビッグ・リボウスキ
ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマンにスティーブ・ブシェーミ、そしてジュリアン・ムーア、いやあ、もうこのメンバーだけで満足です。コーエン兄弟らしいおかしな人間をおかしく描く。好きですねえ!コーエン兄弟!コーエン兄弟の作品の中で個人的には「ミラーズクロッシング」の次に好きな作品かもしれません。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-19 21:38:48) |
64. 羊たちの沈黙
う~ん?確かに面白いし、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの2人の演技も素晴らしいんやけど映像的に受け付けない場面が多くて何度も観たいとは思いません。サスペンスとしての完成度の高さは認めても気持ち悪い場面が多いのがかなり減点!それさえなければ8点若しくは9点挙げても良いのになあと思います。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-04 22:38:43) |
65. 昼下りの情事
ビリー・ワイルダー監督らしいお洒落な雰囲気と粋な会話、ユーモラスたっぷりの世界をオードリーが見事なまでに可愛く演じていて大好きな一本!「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンは別格として、その他の出演作の中ではこの映画のオードリー・ヘップバーンが一番好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2005-06-17 22:26:43) |