Menu
 > レビュワー
 > すかあふえいす さんの口コミ一覧。2ページ目
すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
「フランケンシュタイン」以前にも活躍してきたカーロフだが、少なくとも「フランケンシュタイン」でトップスターの仲間入りをした事は決定的だ。 吸血鬼と言えばベラ・ルゴシ、そしてフランケンシュタイン博士のモンスターと言えばボリス・カーロフ。 そんなカーロフの凶暴さと哀愁を帯びた演技、フランケンシュタイン博士のモンスターのイメージを決定づけたジェイムズ・ホエールの傑作。 メアリー・シェリーの原作小説をベースに、ヴィクター・フランケンシュタインを大学生から完全な博士に変え、モンスターも原作には無かった「ツギハギの肉体」と「知能の低い化物」というイメージを作り上げた。 原作では知性を持ち、人間と同じように物を考えられるのに人間になれないという葛藤が主軸だった。 本作の「怪物」は言葉も知性も無い。いや本当は言葉を発せられないだけで知性があったのかも知れない。 冒頭の遺体と脳の収集。丁寧に組み立てていくストーリー、そして実験所における人造人間の「誕生」。電流をバチバチ鳴らし怪物を創造していく場面。 博士の「息子」そのものは29分してようやく登場するのだが、セリフもシーンも中々テンポが良いので飽きない。 だが誕生した人造人間は「息子」であり同時に「殺人兵器」となっていく。 息子の脳を支配するのは殺人鬼の記憶。 殺しの記憶と凶暴な肉体が結びつく時。息子は「化物」になってしまう。 そんな手の付けられなくなった息子を医者に押し付ける様子は育児放棄した父親にしか見えない。フランケンシュタインと妻の間に本当の子はまだいない。彼は実験の成果よりも子供が欲しかったのだろう。妻のため?自分のため?それは解らない。 そんな息子は少女と出会う。 少女は息子を「化物」ではなく同じ「人間」?として接しようとする。 少女の無垢な心、それに応えてしまった「息子」の純粋な「記憶」。「息子」に葛藤は無かった。それは心が無いからなのか。 「息子」は街を彷徨う、人々は「殺人鬼」を殺すために群れとなって殺人鬼を追う。 そこに父親の姿もあった。一応産みの親としての責任はあるようだ。 父親と「息子」の対面。二人は最後まで相容れない水と油として別れていった。 つうか頑丈すぎるだろフランケンシュタイン博士。 燃え盛る風車と息子・・・博士は何を思ったのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 20:02:48)
22.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
「ザ・ロック」なんて火薬の無駄遣いなギャグ映画がニコラス・ケイジの最高傑作ななワケがない。 この「フェイス/オフ」こそケイジの最高傑作。 ジョン・ウーにとっても香港時代の最高峰が「男たちの挽歌」なら、アメリカ以降の最高はダントツでコレ。 スローモーションはスローモーションでも、ジョン・ウーはサム・ペキンパー譲りの血が滾り汗の匂いがプンプンするスローだ。 爽快感と疾走感に富んだバトルを、愛憎入り交じった人間ドラマが力強く支える。 映像で魅せるだけでも、語りだけでも面白い。 故郷中国の武侠精神、アメリカに上陸したての野心が詰まっている。 冒頭からエンジン全開爆走のアクションの数々。 弾を飛ばせ、人を飛ばせ、飛行機をぶっ飛ばせ、考える暇を与えないアクションを魅せる魅せる魅せる。 冒頭27分だけでも独立した作品に出来るくらい。  そこからもっと面白くなるのだ。 この映画の「顔」づくしのスリル、サスペンス、アクションをもっと楽しめる。 冒頭説明不足だった登場人物たちの背景を補完、文字通り「肉付け」をキチンとしていく。 そしてジョン・トラボルタとニコラス・ケイジ最高の怪演! 二人の狂気の染まり方の違いも見所。 自作自演、嘘を本物にしてしまう映画の素晴らしさと恐ろしさをふんだんに楽しめるぜ。 敵も味方も人間味に溢れていて憎める奴が少ない。 なのでサスペンスとしてのスリルは減るが、その分アクション要素をフルに楽しめる。 キャスター・トロイの悪を貫いた姿勢も良かった。憎しみよりも愛情を掴みかける場面。 多くの人間の命を奪ってきた者の苦しみが出る。 しかしトロイも男だ。 人殺しには人殺しのケジメを果たした生き様。 最期の最期まで純粋な「悪」を通したからこそトロイは強かった。 ショーン・アーチャーも悪に逸れかける葛藤があっていいね。 しかしショーンには何者よりも強い家族愛を持っていた。それがショーンに正義の心を持たせ続ける。 悪に生きたトロイ、愛のために戦ったショーン。 白と黒の単純明快な美しさ。 ちなみに主役格二人の役はアーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスター・スタローンの予定だったらしい。 なにその脳筋コンビすげえ見てえ(二人の共演は「エスケープ・プラン」「エクスペンダブルズ」とかを見てくれ)。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 18:30:30)
23.  ファイブスター物語 《ネタバレ》 
「ファイブスター物語(FSS)」の1巻に相当する話。  映画がキッカケでOVAシリーズとかもやればと思ったが、肝心の連載が不定期だったので出来なかったのだろう。 映画の方も1巻相当とはいえ少しエピソードがカットされていたりする。  それでも音楽は素晴らしいし、結城信輝のキャラデザは永野の絵柄を尊重しながらしっかりした仕上がり。モーターヘッドに乗り込んだラキシスの顔がエラい事になっている(褒め言葉)もしっかり再現。  ソープがラキシスと出会い嫁を奪取、一瞬とはいえ騎士団大暴れ、終盤のモーターヘッドの圧倒的重量感、殴り合い、斬り払い、砲撃で何もかも薙ぎ払う一撃。  ファンとしては必見の1作。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-18 19:56:41)
24.  ブレイブハート 《ネタバレ》 
メル・ギブソンの最高傑作は文句なしにこの「ブレイブ・ハート」。 史劇映画の傑作「スパルタカス」を思い出すような作品だ。 スコットランド独立のために戦った戦士たちを描く壮大な伝記映画。  冒頭は主人公ウィリアム・ウォレスの幼少時から始まる。 首吊り、家族の死・・・死してなお語りかける魂、ウォレスの運命と覚悟がここで決まる。  成長したウォレスは旅に出る。旅先で会得したフランス語は身を助ける。 岩投げはデカくなくても、急所を狙えば勝てる。 「“ココ(頭)”が大事だ」 頭脳と急所の二重の意味。  ウォレスは許されぬ恋を選ぶが、ソレはすぐさま悲劇へと繋がってしまう。  怒りと復讐心を力に変えた戦闘はド迫力だ。 手にした勝利、だが愛する者はもういない・・・生傷と心の傷は酒と共に流す。 勢いにのって次々と城を落としていく様子は血が騒ぐ。 イングランドVSスコットランドの死闘は軍VS軍のぶつかり合いへ。 チ●コの次はケツへのダイレクトアタック(弓矢)。本当にケツを刺されている馬鹿がいやがる! 敵の騎兵を槍で潰すシーンの爽快さといったら! うなるバスターソード、挟撃、連戦連勝。 「俺がいる限り征服はさせないっ!!」  敵もえげつない。アイルランド人を盾に来るが、そこで戦わず意気投合してしまう。何と言う人選ミス。 それでも乱戦の最中味方ごと撃ちやがる。 そして罪を感じる者が見る“夢”。ある者は正夢に。 負けても少数精鋭となってゲリラ戦で最後まで諦めない不屈さ。 しかし待ち受ける罠、それでもウォレスは諦めず最期までスコットランドの自由を叫んで戦いぬいた・・・。 ウォレスの意思は総てのスコットランド戦士たちが受け継いでいく。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-18 17:43:49)
25.  ファンタスティック・プラネット 《ネタバレ》 
この作品は眼を背けたくなるほど絵がグロテスクというか、気味が悪い。 宮崎駿は「美しくもおぞましい。日本の映画は美術が不在すぎる」とか言ったらしいが、かといってこのアニメみたいにリアルすぎたりおぞましさが強調されたかのような絵も、とっつきずらすぎてどうかと思う。   地球人に良く似たオム族は原始生活を営み、それをペットにように飼い、虫ケラのように殺す巨大なドラーグ族は高度な文明を持つが、同時に大きな“欠点”も抱えている。 後の「マクロス」である(多分違う)。  そんなオム族も知識を得る事によってドラーグ族への反抗を初め、ドラーグ族もまたそれに脅威を覚える。  アメーバのようにとろけ拡がっていく瞑想、奇妙な植物や動物、巨大な人形による交わりの“ダンス”・・・。  オム族「リア充爆は(ry」
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-16 21:33:15)
26.  ブリット 《ネタバレ》 
冒頭のバシッと決まったファーストシーン、 マックィーンと犯人の壮絶なカーチェイス、 ラストの銃撃。 正に名のとおり「ブリット」な映画。  それ以外は極普通の刑事ドラマという印象 ちょっと退屈に感じてしまうシーンも多かった。  それほどマックィーンのスタント抜きのアクションが凄すぎた。  中盤のカーアクションなんか凄いぜ。ウォルター・ヒルの演出もあって凄いのなんのって! 「めまい」や「恐怖の報酬」みたいにジリジリ迫る緊張も良いが、スピーディーな破壊力を見せ付けるカーチェイスはやっぱりカッコイイ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-14 21:22:17)
27.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
これは戦争映画の部類に入ると思うのだが、ドキュメンタリーとしての側面も強いかも。  戦場におけるヘリ(ガンシップ)は仲間にとっては「救済」となり、敵にとっては「悪魔」と言える。  まるでゲーム感覚で人を殺していく。 だがそんな「悪魔」も、一度地上に堕ちれば翼をもがれた鳥。 地上で動く事に慣れない「鳥」はなぶり殺しにされていく。  原住民の虚ろな眼は、恐怖でも嘲りでもある。  ボロボロの道路を延々と行進する軍人たち。 待ち受けるのは勝利か破滅か・・・いずれせよ、戦争によって流される多くの血は誰も止めることが出来ない。 戦争そのものが止まらない限り・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 18:26:14)
28.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
「赤い靴」やチャップリン、そしてジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」すら思い出す映画だ。 処女のように清らかな“白”と、情婦のように官能的で挑発的な“黒”のニナ。 彼女の様子はルイス・ブニュエルの「欲望の曖昧な対象」にも通じるし、破滅に向って踊り狂っていく美しさは「赤い靴」の赤い靴に恋をしてしまうヒロインや「モダン・タイムス」の薬でハイになってトチ狂うチャップリンの滑稽さと恐怖を思い出す。 チャップリンも、「赤い靴」のヒロインも、この映画のニナもみんな心から踊りを愛し、何処か狂気地味た動きで魅せてくれる。その狂気が我々の心も掴んで離さないのだろう。ニナの見る幻想(妄想)は正に狂気の沙汰。ニナが文字通り白鳥になるシーンは彼女自身の願望と恐怖の現われ。 普通あれだけヤりすぎると笑いの種に変わってしまうが、それを感じさせないヒロインのニナを演じるナタリー・ポートマンの凄味! 「レオン」やウェス・アンダーソン作品の可愛らしさい彼女も好きだけど、こういう凄まじい女性をやらせても凄いのね。 俺が最初に「欲望の曖昧な対象」の名前を出したのは、あの作品はボディ・ダブルの演出でまるで一人の人間がもう一つの人格を持つような演出が上手かった。 一方、この作品のポートマンはたった独りで女優としても、ダンサーとしても演じきってしまう。「ボディ・ダブルやったんじゃないの?」と疑惑が持たれるほど彼女は観客の度肝を抜いてしまったようだ。 ストーリーでも自分の夢を果たせなかった母親が娘にかけるプレッシャー、ライバルとの競争、闘争心、嫉妬、憎悪。しかしトマも罪な男だぜ。ニナの唇盗んでおいて、ベスの誤解を生んでその誤解がニナを破滅させ…つうかニナだのトマだのベスだの何で二文字ばっかなんだよ、紛らわしい。 ラストは「新手の夢オチ」と捉える人もいるかも知れない。複雑なラストだが、アレはアレで結果的に“自分に打ち勝った”姿なんじゃないだろうか。もしくわ、あの映画そのものが幻想だったのかも知れない。 この作品が気にいらなかったという人も「レスラー」「レクイエム・フォー・ドリーム」は見て下さい。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-10 08:02:48)
29.  ブレードランナー 《ネタバレ》 
「ブレードランナー」そのものについてのレビューは「ファイナル・カット」でさせてもらった。 今回は、「インターナショナル版」のクライマックスについてコチラで語らせていただきたい。  オリジナルやファイナル・カットのラストシーンは好きではある。 生死を賭けた戦いから戻り、大切な人と生きる喜びを分かち合う。 そして二人は生きるために家を去っていく。エレベーターの扉が「ガシャン」と閉まり、物語は不安を残したまま黒をバックにした背景のエンディングに突入して終わる! これはこれで好き。 ただ、二人の行く末を明るく照らす「インターナショナル版」。 これが何故か一番心に響く。 それはデッカードの心理描写があるからでは無い。 上記の不安な様相から一変して、美しい森を二人で走り去る場面。 今までの不安に満ちた生活から解き放たれたように明るい表情をしてるんだ。 こっちも解放されるよ。ロイが放った白い鳩のように。   
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-30 00:14:24)
30.  プレイタイム(1967) 《ネタバレ》 
ジャック・タチ最高傑作。 物語は前半後半に別れ、ユロが面会相手と中々会えないすれ違い振りが面白い。後半のアメリカ人観光客との触れ合いもそうだが、この映画はとにかくビル、ビル、ビル。ビルの美術が凄い。画面の隅々まで描かれる近代的なパリの様相は、見れば見るほどその凄さに圧倒される。 幅広い視野でその隅々まで見回していくような感覚。まるで「ウォーリーを探せ」だ。映像の美しさが何とも言えない。 そんな空間で複数のギャグが折り重なる衝撃は笑うしかない。  2時間たっぷりと見せてくれるが、ラスト5分の加速していくクライマックスは凄い。  
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-19 21:00:41)
31.  フェリーニの道化師<TVM>
「カビリアの夜」や「道」を見た方ならお解かりだろう。 フェリーニの道化師に対する並々ならぬ思いを!! サーカス映画の傑作の一つ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-09 20:15:55)
32.  プロフェッショナル(1966)
アクション、戦争、ガンファイトが豊富なアクション大作。  「特攻野郎Aチーム」のような馬鹿馬鹿しさと清々しさに溢れた逸品。 満面の笑みで機関砲を回すシーンが忘れられない。  ブルックス監督は「最後の銃撃」も良いが、バート・ランカスターの素晴らしいアクションを撮り下ろした本作は一番の快作。  西部劇の枠に留めておくにはもったいない。  地味ながらクラウディア・カルディナーレが相変わらずエロかった。  オマケに人妻? 若妻? そそる。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-06 01:27:12)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
829828.46%
971868.58%
10312.96%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS