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1.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
アメリカ戦争映画の層の厚さを思い知らされる秀作。並みの国では、戦争映画は「反戦」か「好戦」かでしか捉えられないため、ブラックホークダウンような作品が生み出されることがない。この作品には、悪の親玉は登場しない。主人公も定かではない。最後まで観ても救いがあるわけではない。しかし、無秩序のソマリアを支配する何かを感じとることができる。すなわち、民主主義の正義の刃も、平和主義の対話路線も、まったく通用しない世界があるということである。「兵士たちは何のために死んだのか?」という理由を問うことすら無意味な、すさまじき境地を描くことが出来るのは、やはりこの現代においては、アメリカだけなのだろう。
8点(2003-12-03 12:35:08)(良:2票)
2.  フルメタル・ジャケット
まずは名高いハートマン軍曹ことリー・アーメイの罵倒、これは必聴。罵倒を一種の話芸として昇華させたのは、アメリカ海兵隊の人類に対する唯一の芸術的貢献といえる。戦争映画にローリングストーンズを使うあたりも、監督の卓越した音楽センスを感じる。ただひとつの欠点は、全編ロケをイギリスで行っている点。ヨーロッパ特有の陰鬱な曇り空の下でのベトナム戦争は、どうにも色が映えないように思える。ところで、この映画にはT女史の字幕が充てられるはずだったが、キューブリック監督がその字幕をチェックしたところ、あまりのひどさに激怒し、以後彼女が二度とキューブリック作品にお声がかかることはなかったというが、本当だろうか。私はさもありなんと思っているが。
8点(2003-10-14 12:39:38)
3.  プライベート・ライアン
言い尽くされたことだが、冒頭のノルマンディ上陸作戦のシーンは圧巻の一言に尽きる。じっさい、戦争映画は「プライベート・ライアン以前」と「プライベート・ライアン以後」で語られているように思える。だがやはり、スピルバーグ監督のドイツ人への人種差別は覆い隠しようもなく、醜悪。「世界の自由を守るために死んでいった米軍兵士に敬礼せよ」というメッセージも、ちょっと鼻につく(この映画は断じて反戦映画ではないことに注意していただきたい)。ちなみに題名は「ライアン二等兵」という意味で、「プライベートな空間」などの「プライベート」ではない。いい加減な邦題は誤解を招くと思うので、やめてほしいなあ…と思う。
6点(2003-10-13 23:48:01)
4.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
映画館で友人を誘って見た。ツッコミどころは探せば山ほどあった。最初のほうで突き当たった川にそって下っていけば森から出られたんじゃないか? とか。終了後、友人の反応は冷ややかだった。周りでも「これで終わりー?」という声はチラホラ聞こえた。まあ個人的には、実はこういうのもアリではないかと考えている。涙鼻水ボロボロで息を詰まらせながら怖がるヘザー・ドナヒューは尋常じゃなかった。あれを始めとする、ドキュメンタリータッチでなければ作れない演出がいくつか見られたのは良かった。これはスクリーンだけで語れる作品ではなく、サイトや関連本など、いろんなメディアを含めて「鑑賞」するモノなのだろう。だから、映画単体として見れば本当に屑。…あと画面のブレは、3Dのコンピュータゲームで鍛えた自分には何でもなかった(笑)発想のオリジナリィに対して点数を入れたい。
5点(2003-10-15 22:40:05)(良:1票)
5.  ファイナルファンタジー
まず、CGというものは、カメラ撮影では実現不可能な映像や、多大な労力と費用のかかる映像をコストパフォーマンスよく創るための「手段」だ。人々は、今まで見たことのないような映像に感嘆するのであって、CGという手段に感動するのではない。また、役者をひとり雇えば済む映像を、CGクリエイター百人を雇って作るのは、完全な無駄である。その費用と時間を、他の部分で映画をよりよくするために使ったほうが有益だからだ。そのコストパフォーマンスを含めた映像の追求こそが「技術」なのである。どうやらこの映画の製作者は、無駄に時間と手間をかければ魂が篭ると本気で信じているらしいが、とんでもない間違いだ。そこまでして人間の動きをトレースすることに何の意味があるのか? まず、映画技術としては無意味だろう。では医療技術など、他分野での活用はどうだろうか? 活用するために必要な(システムエンジニアリング的な意味での)ドキュメントは残しているか? おそらく残しちゃいまい。要するに「技術」というものを根本から勘違いしたプロデューサーが、一企業を傾けさせるまで突っ走ってしまったCG集。それがこの映画だ。とにかく憤りを感じるのは、このCG集が日本の映画界に「CGはコストの悪い手段である」という間違ったトラウマを残してしまったことだ。さて、カネも残さなければ技術も残さなかったこの作品、それでも最後に観客を感動させることができれば立つ瀬もあろうものだが、それは点数で明らかにしたい。
0点(2003-10-14 12:34:47)(良:2票)
035.26%
111.75%
200.00%
311.75%
447.02%
558.77%
6712.28%
7610.53%
81322.81%
91017.54%
10712.28%

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