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コメント数 885
性別 女性

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1.  ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 
ディズニーやジブリも悪くないけど、何か変わったアニメが見たいと思ってる人はズッポリハマりそうなル・モンド・ド・ショメ。 デフォルマシオンを駆使して描かれる斬新なキャラクターやデザイン、ジュネ好きは確実に好みと思われるディテールのこだわり。 言葉でなく絵で表現するべく作られたこの作品はアニメーション本来の面白さに満ち、月並みな感動なぞ無用とばかりわが道をゆく。 巨船やべルヴィルの偉容、四角い男たちの合体、手塚風のボスの変形。 BELLEVILLE(美しき街)=デブばかりのハンバーガーの国アメリカとキツーイ皮肉、孫には犬のエサ同然の食事しか与えぬばあちゃんにファストフードは食わせず、姥三姉妹が発破で仕入れたカエル料理が口にあうフランス賛美。 電車にトラウマのある犬をタイヤにしたりと結構ブラックなんだけど、あまりグロくないのも結構。 目立たないけど不屈の精神で孫を救出しに行くばあちゃんの愛情と意地も根底にあり、最後のスローチェイスでは競輪賭博装置(?)が帆かけ船のよなエレガンス、歌手ばあさまの手動カーブがイカス。 粋に流れる音楽に心おどり、スモーキーな色が目に快く、見るほどに味の出るレアなフレンチ・アニメ。 8年後の「イルージョニスト」が美しくかつ至極マトモな作品であるのを考えると、ショメにとっても二度と作りえない世界かもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-04-10 06:59:59)
2.  ベニスに死す
トーマス・マンが自らの体験を小説として書きとめ、ヴィスコンティが映像とした「ベニスに死す」は、ドイツ文学とイタリア映画融合の妙味。 マンは主人公アッシェンバッハにマーラーの風貌と自分の生業を与えたが、ヴィスコンティは彼をマーラーを模した作曲家とし、アダージョを流す。 ナルキッソスの化身のような少年タージオを憑かれたように見つめるアッシェンバッハの眼差しは、作家とバイセクシャルの監督のものでもあるか。 マンが主人公にほどこした化粧をヴィスコンティが黒い汗と涙に転化させることにより、美に取り込まれたアッシェンバッハの醜怪さを際立たせる手法は残酷というほかないが、それを受けて水に戯れるタージオの輝きはいや増す相対性。 当人の思いの純度に反して、崇拝というものが傍(はた)から見れば至極滑稽なものであることを冷徹に示したヴィスコンティは、自らの美青年嗜好をも秘かに顧みていたのではあるまいか。 ダーク・ボガートは「愛の嵐」同様異常な愛に殉じる男、ビョルン・アンドレセンは自分が美しいことを知っていて、崇拝者を振り捨てもせず緩慢な死へ追いやる少年に扮してはまり役。 自分が死ぬことも知らず、タージオの幻影に追いすがりつつアッシェンバッハの意識は薄れてゆく。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-10 06:59:58)
3.  ベルリン、僕らの革命
「グッバイ、レーニン!」ダニエル・ブリュールと「ゾフィー・ショル」ユリア・イェンチ共演の青春映画。 ヤン、ユール、ピーターの3人組の言動はみずみずしさも含みながらホントに青いのですが、世代の違うオジサマが加わったことで物語に厚みが。 ハーデンベルクを演じたクラウスナーは「レーニン」でもよかったけれどここではメインの一人、複雑に変化していくキャラを堪能しました。 もう一人の青年ピーターもある意味ヤンよりもいい。 ベルリンから山小屋へと移動し、大自然の懐に抱かれて生活するうちに彼らの切迫した心情にも変化が。 語り合う4人。 ハーデンベルクの意外な過去や明るみになった「関係」。 ロケーションも素晴らしく、環境は人を開放するのだな、と。 最後は苦いともいえるけれど、それをまともに受けずヒラリとかわす軽さがあります。 これでは何の解決にもなっていないと感じる方もいるでしょうが、監督の関心はそこにはないのかも。 センチメンタルな「ハレルヤ」も柔らかすぎないドイツ映画には優しく響いて、予想外にいい作品。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-17 23:59:59)
4.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 《ネタバレ》 
濃ゆいオネエ様、ヘドウィグの愛とロックの遍歴。 見た目よりホネがあって、ステージングもHOT!(哲学ロックにゃアタマから没入できないし、アニメも微妙だけど) 幼少時から運命に弄ばれてきたヘドたん、くじけず永遠にどこまでも彼だけのシアワセを追っかけてってほしい。 イツハク君は「あれ・・? このヒト女じゃない・・?」と思って見てました~(ヒゲ面でも目がオンナ!) ロック・オペラ「トミー」へのリスペクトも。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-14 00:00:02)
5.  ペーパー・ムーン
現実のオニール父娘よりイメージはずっとよく、ほどよく乾いた紙のお月さまはパリパリとした感触。ボグダノヴィッチの代表作2本ともモノクロなのはちょっとズルイぞって気もしますが。このマデリーン・カーンといい、ボグダノ監督はクセのある女優を好みますよね。オニール父娘がお好きな方は「ニッケルオデオン」もどうぞ。
[地上波(吹替)] 7点(2010-05-04 06:00:18)
6.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
陽の「ガンプ」、陰の「バトン」。ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」に比肩するようなユニークなストーリーを革新的な技術を使い丹念に緻密に描いているが、サラサラと流れていってあれほどには心に残らないのは、何かが足りないかあるいは余分なのだろう。ヴィジュアリストのフィンチャーは見せ方は上手いが、人に感銘を与えるような題材には向いていないかもしれない。逆の軌道を生きるベンジャミンとデイジーの蜜月は、あたかも日食や月食のようにめぐりきて去ってゆく。「ロック、ストック…」のジェイソン・フレミングが息子に複雑な感情を抱く父親を演じて印象を残す。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-26 06:00:08)
7.  ベッカムに恋して
パキスタン系と共にイギリスに深く根を下ろすインド系英国人。エコーベリーのヴォーカリスト、ソニアの「インドに行ってみたけれど自分はイギリス人と強く感じた」って言葉を思い出す。ブレイクスルーな青春は清々しいけれど少しありきたり気味?キーラのママ役J・スティーブンソンが「エマ」の牧師夫人役と同じく最高に面白い。J・L・マイヤーズは半分経過するまで不覚にも彼だとわからなかった。(ド派手なグラム・ロック・スター→すっぴんのジャージ姿のコーチではね)傷だらけのボールが飛ぶ、ジェスの夢をのせて。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-07 08:53:09)
8.  ベートーベン
C・グローディン、「ミッドナイト・ラン」でも犬飼ってましたよね。キャラも似てるしジャックと別れた後、幸せ(?)に暮らしてるのを見てる気分。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-23 20:09:41)
9.  ベルベット・ゴールドマイン
グラム・ロックは自分より上の世代のモノなので愛着は少なし。 ギラギラした架空の70年代に青春を過ごし、蒼ざめた80年代をプレスの人間として生きるアーサーが探し求めたのは消えたロック・スター。 イーノやロキシー、リードやボランの曲は使えても肝心のボウイの曲使えなかったのが痛。 ユアンはイギーにゃ見えんし、ジョナサンは派手だけどオーラが・・・ 急ごしらえの作り物っぽいイロモノ音楽映画。 狂言回しのクリスチャン・ベールとマネージャーのトニ・コレットは○。
[映画館(字幕)] 6点(2010-06-13 01:29:15)
10.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
理性のないベティは愛玩動物にしか見えない。彼女と体という鎖で繋がれているゾルグもベティを愛しているという幻想に浸っているように見える。ヤーレのピアノと海の匂いがこの悲惨な物語を包んでいる。
[映画館(字幕)] 6点(2009-07-31 02:34:04)
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