1. ぼくらの亡命
《ネタバレ》 主演の男性は一年間髪を洗わず撮影にのぞんだらしい。 その相手をした女優さんはさすがのプロ根性。 よくこんな髪の臭い男の相手をしたものだ。 話は分かりやすいのに不思議と目が離せない。 変に話が複雑だったり分かりにくかったり伏線がどうのこうのとかないのに、これは凄いことだ。 やはり内田監督はただモノではなかった。 美人局が腹を刺されて苦しんでいる様を、ニヤニヤしながら眺める主人公、まさに快演である。 それにしてもこの主人公は気持ちが悪い。 男の私からみてもこれだけ気持ちが悪いのだから、女性からしたらよほど気持ちが悪いだろうな。 この映画は主人公の気持ちの悪さが全て。 気持ちの悪い髪の臭そうな男を、ひたすら2時間鑑賞する映画! それに8点!つけていいのかな?! まあいいっか! [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-13 06:48:27)★《新規》★ |
2. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 随所に散りばめられている怖いシーンが適度に刺激的。 少年とヴァンパイアの少女との究極の友情。 それは恋愛とかを超越した生き物同士の強い結合意識だ。 時にはおぞましい少女に対し、偏見を持たずにそのまま受け入れた少年。 おそらく心が綺麗なんだろうと思う。 非常にピュアな物語。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-06 23:10:09) |
3. ほつれる
《ネタバレ》 リアルさという点においては近年の日本映画の中でも随一。 不倫と離婚という内容を描いているので、とにかく雰囲気が暗い。 しかもその内容を徹頭徹尾リアルに描くので、居心地というか気分が優れない。 まるで負の一大イベントを体験している感じ。 体験したくもない嫌な人生のイベントを、否応なく体験させてくれる稀有な映画。 エグいぐらいにリアルに。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-24 21:38:26)(良:1票) |
4. 抱擁のかけら
《ネタバレ》 長く感じたし、終盤の種明かしもまどろっこしい。 そしてストーリーが私にとってはとても分かりづらかった。 実業家のジジイがとても気色悪く、まさに適役だった。 あと出てくる女性たちが全体的に気持ちが悪いのばかり。 気色の悪いジジババの百花繚乱、お腹いっぱい。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-09-14 20:09:55) |
5. 暴力脱獄
《ネタバレ》 なんだかのんびりとした刑務所モノで、見ていて飽きてくる。 ラストは意外な展開だったが、あそこまで言う事を聞かない懲りない脱獄囚となると、あの落としどころしかないのかも。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-13 18:50:02) |
6. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 アフリカのルワンダという国自体を知らず、ましてその国で大量虐殺が行われていたことなど知らずに生きてきた。 その事実を知ることができただけでも、見た価値はあったと言える。 [DVD(字幕)] 6点(2023-01-22 17:13:52) |
7. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 助かったのはいいけど、伴侶が助からなかったら全く意味がない、スッキリしない。 あと見ていて疲れた。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-24 19:31:09) |
8. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
《ネタバレ》 健さんのぽっぽや姿がカッコいい、とても制服が似合っている。 さて内容。 いくら仕事に責任感が強くとも、カミさんや子供より仕事を優先することは自分の価値観、人生観と相容れない。 仕事を投げ出して会社をクビになってでも、カミさんや子供の元に行くべきだ。 ぽっぽや合格でも人間失格。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-11-15 19:48:49) |
9. ポテチ
《ネタバレ》 やきうネタはあまり好きではないんだけど、濱田岳にしても大森南朋にしても演技がとても良かった。 コメディなんだけど、最後は感動もあったりして。 尺もコンパクトなのが、また好印象。 ただ空き巣っておそらく、忍び込んだ先であんなに長居しないよな。 そこはリアリティが欠如していると感じた。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-16 21:41:39) |
10. 誇り高き男
《ネタバレ》 ラスト、何故あの新保安官はボスを撃ったのか? 普通に逮捕で良かったのでは? ストーリーはそこそこ楽しめたが、ラストが納得いかず。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-10 12:42:43) |
11. 棒の哀しみ
《ネタバレ》 題名からはヤクザ映画だとは予測がつかず、見始めてビックリ。 内容は奥田瑛二の独壇場。 中年ヤクザの悲哀を、これでもかとタップリみっちり見せてくれた。 とにかく奥田瑛二、ひたすら奥田瑛二。 何気に、この作品が奥田瑛二のベストアクトかもしれない。 銃をドンパチやるんじゃなくて、奥田瑛二を中心とした人間模様にフォーカスしてるのが、また良い。 しかし、ヤクザの世界って、サラリーマンの世界みたいだな。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-08-07 20:59:58) |
12. ホドロフスキーのDUNE
《ネタバレ》 ホドロフスキーのDUNEに対する想像を超えた熱意を理解できた。 まさしく命をも捧げた。 だけど、もしこの幻の作品が実現したとして、自分が楽しめたか? おそらく楽しめていないだろう。 あまりに哲学的すぎて個性的過ぎる内容だからだ。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-28 00:51:22) |
13. ボーイズ・オン・ザ・ラン
《ネタバレ》 砂場の決闘で田西が勝っていたら5点を付けていたかな。 負けたからこその8点をつけさせていただきます。 超絶リアリティ映画。 いるよね、青山みたいな嫌な野郎。 だけど、現実世界では青山みたいな野郎がいいとこだけを持っていくんだよね。 でもこの世は弱肉強食だから仕方ないんだよね。 それよりね、田西みたいに必死に生きる事こそが大事なんだよ。 それが何より大事。 逃げない強い気持ち。 自分より強い奴に立ち向かう勇気。 これこそが、男の生き様だよ。 この映画は、そんな生き様を表現した数少ない良い映画。 ありがとう! [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-27 02:16:05)(良:1票) |
14. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 追って追われてのシーン、それを緊迫感をもってひたすら画面に映し出す。 さすがにガチャガチャし過ぎでしょ。 あと、みんなやたらに頭が良い。 そして主人公はやたらにタフ。 お金のかかった、やたらに頭が良くてタフな奴が出てくる、ガチャガチャしまくった、追いつ追われつの、エンドロールが9分の映画! [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-13 19:32:02) |
15. ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン
《ネタバレ》 ラモリスの赤い風船も面白くなかったけど、これもイマイチかな。 いくぶん、こちらの方がマシだけど。 なんというか、ジュリエット・ビノシュがうるさいし落ち着きがない。 このうるさい女性と赤い風船との相性が悪い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-04-03 22:29:37) |
16. ぼくのおじさん(2016)
《ネタバレ》 この題名の映画に、いい思い出がない。 これもなんだか退屈だった。 棒読みの真木よう子に魅力を感じなかった影響もある。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-03-24 08:37:17) |
17. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 序盤に5台の車が隊列を成してメキシコに乗り込むシーンが一番好き。 見知らぬ怖い街に侵入していく緊張感がたまらない。 そして、それを盛り立てる音楽も素晴らしい。 家族を殺された事による復讐心ってのは、やはり人間が持ち得る復讐心の中でも最強か。 それを思い知らされる作品。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-30 22:36:04) |
18. ぼくの伯父さん
《ネタバレ》 苦手な『地下鉄のザジ』に似た雰囲気。 隣りに住んでるご婦人はスタイル抜群だ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-01-09 23:12:31) |
19. ホットロード
《ネタバレ》 暴走族の話で退屈するも、意外と家族愛を描いたところは良かったんじゃないかな。 両親からの愛情がいかに大切か。 人を真剣に愛すると、自分の命より相手を大切に思えるとか、じんわりくる良さもあったと思う。 それでもなお、暴走族を描いた部分はつまらんが。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-12-03 21:41:19) |
20. 鬼灯さん家のアネキ
《ネタバレ》 話としては面白かったけど、今泉監督ならではの魅力は感じられなかったかな。 結局、吾朗の性欲は解消されないままだろうし。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-23 01:27:43) |