1. 魔女の宅急便(1989)
観るほどに魅力が増す映画。特に時分が落ち込んでいる時などに観るとほんとに勇気付けられる。ストーリーが単純と言えばそうだけど、だからこそ伝えられる部分が大きい。これからも何度も観るであろう作品だ。僕の解釈としては、最後のジジの言葉はキキには理解できたんだと思っているのだけれど……。 10点(2003-05-28 00:27:53) |
2. マグノリア
小さな世界の中に様々な人間がそれぞれの事情の中で悩み、苦しみながら生きている様をユーモラスに感動的に描き出していく。と、これで終わればよくある群像劇であるがこの映画は一味違う。それにプラス「人生は何が起こるか分からない」ということを蛙が空から降ってくるという離れ業で象徴させる映画のセンスに脱帽だった。とても不思議な映画だったけど、観た後はかなり元気になるはず。 9点(2003-06-07 01:56:38) |
3. マトリックス
何と言おうが面白いですよ。映像的にもストーリー的にも革新的だったと思う。「リローテッド」公開直前!楽しみなりけり☆ 9点(2003-05-23 23:01:03) |
4. マイ・ライフ(1993)
あまり有名な映画ではないけど、とても感動的な秀作です。死期迫る主人公を演じるマイケル・キートンが実にいい演技を見せてくれます。奥さん役のニコール・キッドマンも美しく非常に切ない夫婦愛は涙なしでは見れません。 8点(2003-06-04 14:22:29) |
5. マルコヴィッチの穴
ここまでユニークで深く哲学的なストーリーはなかなかお目にかかれるものではない。非常に思い切った見事な脚本だった。 8点(2003-05-26 17:53:59) |
6. マレーナ
良かった。何といってもシチリアの景観も含めた映像美が素晴らしい。さすがはトルナトーレ監督。少年の辛い恋心、未亡人の憂鬱、戦渦の世の中、そういったテーマをうまくミックスして仕上げている。この話では当然ながらマレーナの配役がとても大事だけど、モニカ・ペルッチは「彼女しかいない」と思えるくらい適役でいい演技だった。 8点(2003-05-25 10:03:44) |
7. マトリックス リローデッド
映像的にもストーリー的にもかなり何でもアリの世界に突入してるなあ、というのが素直な感想。ストーリーに一作目ほどの斬新さを感じることができず、専門用語の連発に混乱するばかりで要点を掴みきれなかった。映像的には良い意味でも悪い意味でも暴走しており、目まぐるしい大迫力のアクションシーンの連続ではあるんだけど、前作よりも完成度が低く感じた。特に無数のスミスが四方八方から攻撃してくるシーンでは、ネオが明らかにアニメーションに見える所がチラホラとあって少し拍子抜けだった。前作は、斬新なアイデアの割りにストーリーはシンプルだったのがのめり込めた要因だったと思うけど、今作はストーリーにどこかまとまりがなく散文的な感じがした。おそらく触れ込みの通り、今作と次作を合わせてひとつの映画という内容なのだと思うので完結編「レボリューション」に大期待したい。 7点(2003-06-15 17:25:08) |
8. マーシャル・ロー(1998)
9・11前後の状況を予見したかのような設定とストーリーには目を見張るものがあった。もっとコケてる映画かとも思っていたんだけど、リアリティがあり集中して観ることができた。 7点(2003-06-07 01:06:06) |
9. マッド・ドッグス
曲者ぞろいの豪華競演がこの映画をストーリー以上に面白くしていると思う。小ぶりではあるけどなかなか緊迫感のあるバイオレンスに仕上がっている。 7点(2003-06-04 18:25:35) |
10. マイ・フレンド・フォーエバー
ジョゼフ・マゼロが悪漢相手に自分の血をかざすシーンが衝撃的。とてもかわいそうな物語を明るく美しい映像でつづっているところが切ない。 7点(2003-06-04 14:01:26) |
11. マーヴェリック
ラストのくだりは観客をいい意味で裏切ってくれてとても楽しめるし爽快感があった。なかなか秀逸な娯楽映画だ。 7点(2003-06-04 00:15:26) |
12. マルサの女
脱税に対して追う者、逃げる者の対立を小気味よく描いた秀作。全編通してユーモアと哀愁に満ちている。 7点(2003-06-03 11:52:42) |
13. マスク(1994)
ジム・キャリーのワンマンショーという感じで単純に楽しめる。 7点(2003-05-29 18:11:15) |
14. マスク・オブ・ゾロ
なかなか見せるアクション映画だと思う。バンデラスとゼタ=ジョーンズの配役がバッチリだった。違和感なく楽しめる。 7点(2003-05-28 14:20:34) |
15. マルホランド・ドライブ
ほんとのところ一度観ただけでは意味不明だったのが実情……。結局なんだったんだー?すべてが虚像……?そうやって観客の思考を混乱させるのがデビット・リンチの狙いだったんだろう。もう一回観ます。 7点(2003-05-26 02:12:05) |
16. マキシマム・リスク
特筆されるところはないんだけど、アクション映画として完成度の高い映画だったと思う。 6点(2003-07-02 18:50:06) |
17. マジェスティック(2001)
「赤狩り」をベースにしてしまっている分、手放しで感動作と言えないのがこの作品の難しいところだ。「赤狩り」のことがなければ純粋な感動作として充分な評価ができるけど、へたに難しいテーマをはらませていることが物足りなさを感じさせているように思う。ジム・キャリーの演技は素晴らしく、笑わせることに秀でた役者は泣かせることにも秀逸なものを見せるということを実証している。 6点(2003-06-07 17:03:31) |
18. マルタイの女
普通に生きていては知りえない世界の内情を徹底的に描き見せてくれるのが伊丹監督の「~女」シリーズの特長である。この作品もその特長を存分に秘めていて最後まで楽しめる。この映画が伊丹監督の遺作になったことが残念だ。 6点(2003-06-04 00:05:33) |
19. マイケル
一般的なイメージを無視したトラヴォルタの天使のキャラクターは良かった。ストーリーはありきたりな感があるけど、踊り煙草吸うでっ腹の天使の姿で楽しめる。 6点(2003-06-03 13:46:01) |
20. マイ・ルーム
けっこう役者ぞろいだったけど、一番よかったのはダイアン・キートン。自分の運命を真摯に見つめて甥っ子を諭す力強さが良かった。 6点(2003-05-29 19:55:32) |