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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1275
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1.  ムカデ人間3
まとまりの良い『1』、ホラー映画として突き抜けていた『2』と、私はこのシリーズを高く評価してきたものの、最終章でズッコケました。ブラックコメディでありながら全然笑えないし、社会をチクっと突くような風刺の鋭さもない。また、同窓会的な雰囲気を監督が面白がりすぎているという点もマイナスになっており、作り手のテンションと見る側のテンションが著しく乖離しています。前2作の完成度の高さからトム・シックスの手腕には期待していただけに、本作でこの監督の限界が見えた点も残念でした。
[インターネット(字幕)] 3点(2016-11-18 15:48:04)
2.  ムカデ人間2
『1』のレビューでは、映画としての完成度の高さは評価するが、エログロへのこだわりが足りないと書きましたが、『2』は一転して容赦のないエログロ祭りとなっております。これはもはや、ホラー映画界の『エイリアン2』。文字通り出血大サービス状態であり、「いくらホラー映画でも、これ以上やってはいかんだろ」という壁を平気で越えてきます。当方、ホラー映画への免疫を持っているつもりですが、それでも本作は見てられませんでした。。。 『1』と『2』を両方見れば、『1』製作時点ですでに『2』の構想があったことは明らか。描写を控え目にした『1』で幅広い客層に本シリーズを周知させ、そして『2』でネジの飛びまくったスプラッターを見せる。この豹変ぶりには度肝を抜かれたし、トム・シックスなる監督の周到さにも感心させられました。イベントの仕掛け人としてはピカ一ではないでしょうか。また、『1』とはまったく違う作風ながら相変わらず映画のクォリティは高く、この監督の引き出しの多さにも驚かされました。モノクロ映像には『イレイザーヘッド』を思わせる何とも言えない薄気味の悪さがあって、そこにあるのは、ただスプラッターを見せるだけの単純な芸当ではありません。。。 作風の転換の一方で、無名俳優でキャストを固めることで不気味さを高めるという『1』のポリシーは本作にも引き継がれています。誰がどんな目に遭わされるのかわからないというサスペンスは健在だし、無名俳優から渾身の演技を引き出すという点では、本作は引き続き成功を収めています。そして本作最大の功績は、ハゲ・チビ・デブの三拍子揃った怪人マーティンを生み出したこと。「この俳優は、今までどこで何をしていたんだ」と思わず気になってしまうほどのアクの強さですが、『1』のハイター博士とはまた違ったベクトルで強力な悪役を生み出し、映画への出演経験のない無名俳優にここまでのインパクトを与えられる監督はそうそういません。現在製作中の『3』はホラーを離れ、政治的性質を帯びるとのことですが、もし『3』が監督の意図する方向性で成功を収めることができれば、本シリーズはカルト映画史上に残るだろうと思います。。。 絶賛の嵐となってしまいましたが、10年後には、トム・シックスは誰もが知る有名監督になっているのではないかと、私は結構本気で思っています。第2のサム・ライミはこいつで決まりです。
[DVD(吹替)] 7点(2014-07-22 22:36:40)(良:1票)
3.  ムカデ人間
「ムカデ人間」…一度聞くと一生忘れない直球勝負のタイトルと、そんなタイトルまんまの内容にはB級映画ウォッチャーとして感動しました。こういう一発芸みたいなアイデアを90分の映画として成立させるのって、実は難しいことではないかと思います。お笑いで言えば出オチですからね。そんなテーマを出鱈目なキワモノ映画に終わらせず、ホラーシナリオの黄金律に当てはめてきちっと作りこんできた辺り、この監督さんの構成力はなかなかのものだと思います。 もうひとつこの監督さんを誉めるならば、スタッフもキャストもやる気を出さないであろうこの企画において、無駄に美しい撮影や渾身の演技を引き出した現場責任者としての手腕の高さが挙げられます。ハイター博士を演じたディーター・ラーザーなる人物が今までどこで何をしてきた人なのかは知りませんが、本作におけるジャック・ニコルソンとリー・アーメイとナメクジを合わせたような見事なキ○ガイぶりは輝いています。無名の老人にこれだけのインパクトを与えられる監督が他にいるでしょうか?また、ムカデ人間さん達にマトモな演技をさせた点でも感心しました。終始裸で他人のケツに顔を押しあてるというみっとも恥ずかしい格好をさせられ、その上常に四つん這いなので肉体的にも相当厳しい撮影だったことは容易に想像できるのですが、そんな過酷な状況にあって質の高い演技を引き出しているのです。部下にやる気を出させることが上司の仕事であると経済誌などにはよく書かれていますが、過酷な条件下で俳優からベストなパフォーマンスを引き出したこの監督さんは、相当優秀な上司であったと思います。起業でもしたら大成功するのではないでしょうか? とまぁ誉めてばかりなので次は問題点も指摘しますが、この映画の欠点としては監督にエログロへのこだわりがなかったことが挙げられます。設定の過激さに比べると際立った描写は少なく、かなりおとなしめの仕上がりとなっています。ホラー映画であるにも関わらず血の量は最小限で、えげつない部分については観客の想像力に任せて直接的な描写は避けています。せっかく女優さんを裸にしているのにおっぱいはほとんど見えないし、「これが撮りたかったんだ!」という訳の分からんこだわりや熱意みたいなものがあまり感じられません。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-31 17:04:53)(良:2票)
4.  MUSA-武士-
韓国映画のたぎるような熱いドラマは、時代劇でこそ真価を発揮するようです。とにかく燃えさせられましたとも。男達がやたらカッコよすぎです。槍の猛者ヨソルのクールさはアラゴルン、隊正チン・リプの老練なシブさはガンダルフ、そしてチェ・ジョン将軍はボロミアとして見ました。ボロミアに弱い私は、やっぱりチェ・ジョン将軍にもやられてしまったのです。家柄のおかげでえらいさんなだけの彼、最初はプライドばかりのイヤミなやつで、空回りばかりしている彼ですが、追いつめられてはじめて自分の無力さや愚かさと向かい合うわけです。そしてそこから一転、彼は仲間と力を合わせ、己が憧れていた真の武士として復活するのです。これぞ男のドラマではないですか!クライマックス、獅子奮迅の活躍を見せる彼にメインテーマが被さるシーンでは、もう立ち上がりそうなくらいに興奮しましたとも。「チェ・ジョン、あんたは本物の男だ。この男の復活記念日には、とにかく斬って斬って斬りまくれ!」ってなもんですよ。しかも、演じるチュ・ジンモが木村拓哉似の男前なのです。これまたやられましたね。その他、ホビットに相当する農民キャラたちにもちゃんと個性や見せ場が与えられてるのが立派です。しかも登場人物の個性というのが、旅の過程とともに明らかになっていくんです。やっぱりこれはキャラ造詣の巧みさだと思います。典型的なハリウッド映画のように「こいつはこんなやつ、あいつはあんなやつ」と最初に個性を明かし、その上でコマのようにキャラクターを配置する方法とは根本的に違うのです。おかげで、とくにヒネリのない、先が簡単に予測できてしまうストーリーラインの弱さも全然気になりません。しかし韓国の役者は、みんないい顔してますね。目とか表情にすごく力があって、本当に男前な人達なんです。日本の役者には見られないスゴ味があるのがうらやましい限りです。そんでまた悔しいのは、韓国にはこの「MUSA」、中国には「HERO」があるのに、一方日本はハリウッドに作ってもらった「ラスト・サムライ」ですからね。日本映画界はもうちょっとシャキっとしてくれないもんでしょうか。そういえば音楽の評判がよくないようですけど、私はあの独特な響きがすごくいいと思いますよ。って思ってると、音楽を担当したのはエヴァンゲリオンの人だったんですね。どうりであんな感じだったわけです。
9点(2004-11-21 23:54:46)(良:1票)
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