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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
主人公の心変わりがポイントなんだろうが、「犯罪者」に共感・連帯したという点で、これはある種のストックホルム症候群のようなものではないかと思った。だから、キッカケとか原因とかを追求しても中々わからないのかもしれない。でも疑問なのはこれまでも数多の盗聴をしてきたのに、なぜ今回そうなったのか、そこには何か理由があるハズだということになる。女優のファンだったとしても対象者の2人にそれほどの魅力があるようには見えない。今更、善や正義に目覚めるというのも変な話で、そもそも自由や民主主義が善や正義だとするのは西側の価値観でしかなく普遍性があるわけでもない(結果的には壁が崩壊して西側が勝利したことにはなったので、自由や民主主義の礼賛というオチに見えなくもないが・・・)。なら「生(性)の情動」なのか。「芸術家はスグに性行為をする」と茶化す場面があるので、これも見慣れた(聞きなれた)場面だろうし心が動くのも変だ(売春婦を呼んだのは初めてのようだが、この辺も不可解)。ピアノ演奏で涙を流すシーンがあるので、消去法で「芸術の力」ということになるだろうが、正直2人からは「芸術の力」も感じられないのが難点。とは言え、それなりの緊迫感もある見ごたえのある作品で、ある意味主人公の心変わりが不可解だからこそ色々と語りたく作品だと言えるのかもしれない。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-03-03 14:19:57)
2.  48時間PART2/帰って来たふたり
前作よりも内容的には洗練されていて、上手い具合に踏襲されているとは思うが、やはり全体的なインパクトは前作よりも劣る。エディーマフィー自体もだいぶ元気というか勢いがなくなりつつあり、この辺から人気に陰りが見え始めてきたのかと思うと、本シリーズを連続で見ることにはひとつの歴史を感じることができるとも言える。
[地上波(吹替)] 5点(2022-07-13 14:09:34)
3.  48時間
80年代はエディーマフィー黄金時代で、出せば売れるという状況だった。そのデビュー作ということだが、やはり存在感や貫禄・魅力は感じられる。内容的には普通の刑事モノではあるが、ここからスタートしたのかと思うと感慨深いものがある。
[地上波(吹替)] 6点(2022-07-13 14:04:02)
4.  洋菓子店コアンドル
物語は予定調和でなんのヒネリもないが、蒼井優のキャラは面白くてよかった。江口洋介はこういうぶっきらぼうで感情を出さなくてよい役柄の時の演技は悪くはない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-10 17:22:06)
5.  夜は短し歩けよ乙女
原作は未読だが、かなり有名な作品なので観てみた。原作世界をどの程度映像化しているのか不明だが、自分には合わなかった。京都大学が舞台だとは思うんだが、インテリ階級のコダワリがこういう感じで表現されるとキツイな。
[地上波(邦画)] 3点(2020-01-04 23:49:30)
6.  容疑者(2002) 《ネタバレ》 
主人公は犯罪者の息子であり、自分の息子も犯罪者(容疑者?)。で、自分の職業は刑事。という面倒な設定。加害者家族モノにも取れるし、悪の連鎖する家族の物語ともとれるし、刑事と容疑者モノと取れない事もない。既に離婚しちゃって別々の人生歩んでいるので、所謂父子の確執でぶつかるわけでもなく、愛情物語になるわけでもなく、ましてやサスペンスなわけでもなく、色々と中途半端。が、自分の苦労を孫にまで続けたくないという気持ちは理解できるし、途中で自首を勧めたり、ラストの「もうよせ」という説得シーンはそれなりに見ごたえがある。刑事であり父である事と容疑者であり息子である事の2面性の対比構造や葛藤を丁寧に描けば面白い作品になったとは思うのでちょっと惜しいかな。邦題は作品意図を汲み取ればそんなに悪くはないと思うが、サスペンスを期待させてしまう点で問題はあるのかなとも思う。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-03-10 19:19:20)
7.  用心棒 《ネタバレ》 
期待しすぎたかな。マンガ的で幼稚な復讐合戦で子供向けという印象。中年以降になって見るのは少々ツライ。娯楽作品としては悪くはないので、もっと若い頃に見たら楽しめたのかも。かと言って、学生時代は三船敏郎には興味がなかったので仕方ないか。映画は見るタイミングが大事だな。内容的には、あれだけ痛めつけらといて、ラストの復讐時にはスッカリ元気回復して暴れまわってるのが不可解。
[DVD(邦画)] 4点(2016-03-24 13:22:57)
8.  陽暉楼
女を撮るのはウマイと思うんだが、池上季実子は華がないし、浅野温子は文芸向きではないし、キャストがイマイチかな。AKBのような集団モノとして見るしかないのだろうけど。そもそも必要なのかと思われる恋愛部分の描き方が中途半端で「女の生き様」というテーマが弱まってしまったような。男の方は全体的に存在感が薄く、緒形拳には凄みは感じるものの扱いが中途半端。原作をかなり改変して脚本を弄ったようだが、結果、物語があるようで無いような映像で魅せるだけの作品になってしまい、『鬼龍院花子の生涯』と比べてしまうと面白みはない。昭和初期の時代背景、高知の雰囲気は味わえる。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-03-03 12:19:07)
9.  喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
僻地での何もない暮らし、転勤はあるものの、繰り返されるある種の退屈な日常。それでも、時代や環境の変化に翻弄される夫婦と家族。複数の家族が出てくるが、時代や環境の不運に負けた者、時代の波に乗って成り上がった者、変わらずに職務を全うした者等々、戦前戦後の30年という時間の流れの中で生きた人々の想いを感じさせられた。生きるというのは簡単なようで難しいというか、どうにもしがたい運命・宿命があり、単調で退屈なようでいて天変地異もあるし、それでも時は流れ人は成長していくし、その過程の中に苦労・悲しみや喜びがあって、人間はそうやって生きていくしかないのだろうな。
[DVD(邦画)] 7点(2015-11-10 13:11:54)(良:1票)
10.  横道世之介
原作にあった青春の葛藤や痛みみたいなものが感じられず(法政・水泳・長崎等々著者の自伝的要素も含まれているような)、田舎から上京してきた世間知らずの人のいい大学生のように描かれてしまった事には違和感があった。が、さすがに映像の力というかバブル時代のノスタルジー感は満載で、『三丁目の夕日』に感動する団塊世代を揶揄できないなと。(遠景のシーンでは近代的マンションが映りこんでしまって、やや粗もあるのが難点。) オチを知った上での台詞や展開を楽しむ事の有意義を感じながら見ていたら中盤でマサカのネタバレで、過去と未来が行ったり来たり。でも、こういう製作手法もこれはこれでよかったのかなという気もする。 横道世之介に対する関係者の想いもそれぞれで、存在すら忘れたり、存在だけは覚えていたり、存在が忘れられなかったり。出会いがあって関係を構築しても、それを維持できなければ死ですら影響を与えられないのだなあと思うと、何とも切ない気持ちになる。 初見のインパクトは弱いが、こういう映画ってあとからジワジワくるんだよね。自分の過去も彷彿とさせるし、夢に何度も出たりして。 中年にはそれなりに響く作品なのかと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-11 23:13:09)(良:1票)
11.  夜の大捜査線
エリートで身分や権力があるからこそ、被差別者でも堂々と戦えるってのはあるよな。ある種の自信というか余裕というか。だから差別する側も一目置かなきゃいけない。決して公民権に目覚めたわけじゃない。この署長の葛藤が中々よかった。まずは能力からスタートして対等に渡り合う事により差別は撤廃していくしかないのか?という限界を思い知った。
[地上波(吹替)] 7点(2014-08-27 12:20:58)
12.  夜霧よ今夜も有難う
自分が生まれる前の作品だが、裕次郎33歳。もう完全なオッサン顔。ルリコは27歳か。内容的にもアレなんだが、脇役陣の演技がちょっとヘタすぎないか?『カサブランカ』は未見なので、念の為見ておこうかと。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-20 09:41:45)
13.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
皆さんの倫理観の高さに驚き。「愛の為に人は罪を犯す」がテーマなのでホームレス殺しが許せない事に関心がいってしまう人は作品との相性が悪いんだろうな。 突っ込み所満載の安っぽい謎解きミステリーがメインになってしまって、人間ドラマが希薄になってしまったのが難点か。石神の献身も独りよがりなものでしかないし、湯川が暴露するとか、花岡靖子が白状するとか、「人の心は計算できない」という事がわかってない事が、石神の最大の問題点ではあるのだが。その割には人生に絶望とかしてるわけで、「人の心は計算できない」事に気がついての自殺未遂ではないのか?その辺の絶望の背景や石神の挫折や屈折等々の心情・人間性がよくわからなかったのでモヤモヤしたかな。
[地上波(邦画)] 6点(2014-07-07 13:44:11)
14.  吉原炎上
明治末期の話なので、江戸時代とどの程度の差異があるのかわからないが、花魁ってのは日本文化のひとつではあるんだろうな。と思わせる作品で中々の大作だと思う。女達の狂乱は見応えあるんだが、男達が皆ヘナチョコ過ぎて男女の機微があまり感じられない。テーマ的にはそういう作品ではないのだろうけど、あまりにも男女の描き方に落差がありすぎて、男が女の引き立て役になるというより、そういうバカな男に奔走される女までもがさらにバカに見えてくる。何とも救いのない作品で、もうちょっと何とかできたのではないのかと。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-05 13:20:22)
15.  四日間の奇蹟
「自分の価値」というのは、自分で決める事も出来るし、他人が決める場合もある。よく言われる「自分の通夜を見てみたい」というのは後者を確かめたいという願望なのだろう。「死者の無念」に感動できない事もないし、全体的には綺麗にまとまっているとは思うのだが、いくつか疑問・難点が。 疑問は真理子の子供が生まれないから離縁というのがどれ程の苦悩なのかわからないが、その後施設でそれなりの働きをし、必要とされているのに自己肯定感が低い事。 難点は吉岡の演技が苦悩・葛藤あるピアニストに思えない事。千織役の子に可愛げがなくイマイチな事。総じてキャストに難ありかな。 「月光」が物悲しく響くので、それが印象的で頭に残るけど。
[DVD(邦画)] 5点(2014-01-30 12:10:11)
16.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
大人のエゴに振り回されて苦しんだ少女が自分探しの末に「お母さんの事もお父さんの事も嫌いになんかなりたくなかったんだよ~!」って押し留めていた感情を露にし、泣き叫ぶ所は心を打つのであるが、その結果として「不倫相手の子供を生みます!」という不幸の連鎖を性懲りもなく継続してしまうのが学習能力のない人間の愚かさなのだろうなあ。よくできてるけど、非常に後味の悪い、救いのない作品だと思う。
[地上波(邦画)] 6点(2013-12-24 13:28:37)(良:2票)
17.  余命1ヶ月の花嫁
余命が明確なのに、籍を入れるかどうかで関係者がいろいろ葛藤する話なのかと思ってた。
[地上波(邦画)] 4点(2013-12-04 10:40:36)
18.  夜のピクニック
高校卒業後20年以上経過しても、年に数回母校に顔を出し、後輩の試合は欠かさず見に行く自分にとって、高校時代というのはさほど遠い過去ではない、と思う一方、過ぎ去った時間の重さというか早さというか長さに毎年、毎年、押しつぶされそうにもなる。高校時代ってのは適当にその場をやり過ごしてしまうもので、大人になってから後悔するものなんだろうが、こういう全校イベントがあると、後悔を残さないようになにか賭けてみたくなるのかもしれないなと思った。ちょっとコメディー的な演出が余計な気もするが、原作も読んでみたいと思った。
[地上波(邦画)] 6点(2012-03-21 03:43:50)
19.  歓びを歌にのせて 《ネタバレ》 
主人公はどうも体調がよくないようだが、それ以外に特に悩んでいるとか葛藤があるとも思えず(幼少時に多少イジメられた?といってもたいした事ないような)、なんか病気&過労で疲れちゃって故郷帰ったら、たまたま聖歌隊があってちょっと指導してみたという程度の話。聖歌隊のメンバにそれぞれ問題があるものの、なんかありきたりというか、どうでもいい話が多い。良くも悪くも小市民的。かつ、彼らの人間性に特に変化があったも思えず中途半端。強いて言えば変わったのは牧師なんだが、小さな町の牧師がエロ本好きで、権力志向だったってのがちょっと笑える程度かな。ラストもあんな風にして舞台に立てなくするのも、わからなくはないけど、「なんだかなあ」という感じ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-04-14 03:57:50)
20.  容疑者 室井慎次
地位・出世に邁進する上層部、金の亡者の弁護士、正義と真実を求める室井、という構図は「あなたはどのタイプですか?あなたの大事なものはなんですか?」(まあ世間的な割合は3:6:1かな?って思うけど)と見ているものに訴えかけているようでまあ判りやすくていいのかな?で、室井を応援しながらも実生活では地位や出世や金のことばかり考えて生活している観客は、せめて映画の世界では正義と真実を求める主人公にズバッとやって欲しいわけですよ。で、この結末じゃ何となく残尿感が残るんだよね。
[地上波(邦画)] 5点(2006-10-23 02:31:50)
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