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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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1.  4ヶ月、3週と2日
思い出したくもないような日、それは誰にでもある。やたらに汗をかき心をぶるぶると震わせて、ものを食べる気にもならずに気がつくと足が棒になっているような、大変な一日。長回しで作りだした主人公オティリアの悔しくて怒りに満ちた空間を、疲弊した人々や町と一緒に切り取ってみせた映画。暗いけれど、そこを生き抜く人たちの強さも感じる。しかし、彼女の映画のなかの時間は全て友人や恋人のためにあった。なんでそうまでするのかと首をかしげたくなるほど。ロシアがソ連だった頃にそこで暮らしていた人が「何もないから、みんながピュアだった。」と言っていたのを思い出す。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-12 20:38:40)
2.  用心棒
ぼさぼさ頭で砂まみれで、血だらけで顔が膨れて、それでも男の魅力が光る三船敏郎。整然としたヒーローではない、酒をあおる人間くさい姿まで格好いい。個性って大事ですね。止むことのない風とバラバラと音をたてて枝を揺らす桑畑に、子どもの頃の懐かしい景色を重ねた。
[DVD(邦画)] 7点(2011-01-30 17:42:02)
3.  善き人のためのソナタ
あの時代、あの社会情勢を舞台としているのに、非常に静かな映画でした。職務に忠実なヴィースラーという男が変わっていくその過程が淡々と描かれています。「より善く生きる」その術を見失っていたのは彼もそうですし、体制崩壊数年前という設定から、社会全体がゆらゆらと揺れていたのでしょうね。わりとありがちな物語だし、彼の気持ちが変わる要因にもうひとつ力が欲しいところでしたが、静かに目覚める男のラストの瞳はなかなか爽やかな色をしていました。ウルリッヒ・ミューエの名演につきると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-04 18:29:45)(良:2票)
4.  夜よ、こんにちは 《ネタバレ》 
実際にあったイタリア首相誘拐事件を元にした映画。極左組織の娘キアラが、アイデンティティをグラグラさせ、涙して迷う姿が非常に美しい。その思想のため、革新の春を迎えるため自己を抑えて兵士となった若い彼女が、学校の先生のように思慮深い初老のモロの姿を目にし、彼の言葉を聞き視点がどんどん変化していく。人間の本来あるべき暖かみある姿が胸に迫る。ひとつの思想に頑なに突き動かされる同士達、黒魔術紛いの人捜しをするイタリア政府の無責任な面々の中で、彼女の迷いだけが誠実なものに見える。彼女の夢とは別に、不条理で重々しい結末(すなわち現実)が観賞後重くのしかかり、「それは正義なのか、暴挙なのか」という監督の問いかけもまた重く残る。秀作。
[DVD(字幕)] 9点(2007-04-22 02:18:47)(良:2票)
5.  40歳の童貞男
オタクおじさんアンディの、真面目で楽しい脱バージン日記。こういう人どこの国にもいるんだね。「下品」のラインをギリギリ越えちゃった部分もあったけど、ゲラゲラ笑った私も私なので…。意外とカップルオススメです。でも高得点の後押しをしたのはなんつってもエイジアですな。クライマックス泣きました。
[DVD(吹替)] 8点(2006-10-29 10:50:25)
6.  夜になるまえに 《ネタバレ》 
実在する作家の激動の人生を扱った割には、映像や音楽の美しさのせいからか、優しい光を放っている映画だと思った。主演ハビエル・バルデムが2時間の独壇場、「生きる証」として迫害、逃亡の中執筆を止めず戦う姿や、エイズの発病で影の落ちた姿を熱演。彼の持つ優しく寂しげな雰囲気が大変素晴らしい。話の流れを追うというよりも、彼をずっと見守っていたような感じだった。今後出演作を見続けていきたいな、と、映画を見る楽しみを増やしてくれた。ジョニー・デップやマルティネスをアクセントとして使っているのも上手だった。観ながら涙を流すことはなかったが、思い起こすと何かじんわりと胸に迫る、静かながら力がこもった秀逸な作品。
8点(2004-07-11 02:37:55)
7.  欲望という名の電車(1951)
始めの1時間は、ブランチの気色悪さになぜか引っ張られた。その後1時間は、どんどんエスカレートしていく彼女の狂気に引っ張られた。こういう、目の離せない演技というのを久しぶりに見た。スタンレー(M・ブランド)は乱暴を振るうとき、少し手が震えたりしていて、彼女の芝居に比べたら…。追い詰められ破綻し、けばけばしい外身から悲しみが流れ出てくる。こんなにおぞましく、すごい役を役を演じられるヴィヴィアン・リーに8点。
8点(2004-02-16 18:58:36)
8.  汚れた血
難解なストーリーだった。結局どんな話だったのか理解できていない。いや、物語の筋なんて関係ないのかもしれない。他の方も書かれているけれど、「これがビノシュ。今ボクの心を掴んで離さない女。ね、素敵でしょう。」これが言いたいが為の映画かもしれない。画面いっぱいに大写しのビノシュが泣いたり笑ったりティシュで鼻ふいたり。自分の映画の中に好きな女を閉じ込めて、そっと寄り添っていたいという願望でしょうか。この映画から感じたのはビノシュへの想い。ビノシュもカラックスも、ちょっと羨ましいなー。若さ溢れるジュリーデルピーも可愛く、女の子のセンスはいいのねえ、と意外なところで感心した。
4点(2004-02-14 16:08:24)
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