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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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21.  リセット(2010) 《ネタバレ》 
久々に困った映画でした。無人となった世界の描写や、闇の手が迫るシーンの恐怖演出はかなりのレベルに達しており、決して手を抜いて作られた映画ではないことは分かります。ただし、最初から最後まで訳が分からん&登場人物がどいつもこいつも自分勝手でイライラさせられるということで、鑑賞中はずっと不快でした。。。 第一の欠点については、監督の計算ミスでしょう。映画には随所に隠喩が込められており、その異常な情報量からは、これが考え抜かれたシナリオであることが十分に伺えます。つまりこれはオチなしの投げっぱなし映画ではなく、意図的にいくつかのピースを抜いて作られたミステリー映画なのです。2004年に『プライマー』という超難解映画が話題となりましたが、本作はその再現を狙ったものだと思われます。しかし、監督の思惑は外れました。理由は簡単で、『プライマー』は科学技術を扱ったSF映画であり、パズルを解いていけば論理的な解を得られたのに対して、宗教映画である本作はどれだけ頑張っても最終解は不合理なものであり、真剣に読み解いていくことが途中からバカバカしくなってしまうのです。さらには、私を含む多くの日本人の観客にとっては、キリスト教のことがよく分からないという点も大きなボトルネックとなっています。ロアノーク植民地消失事件についても本作で初めて知ったという観客が多く、根本的な部分の敷居が高すぎたように感じます。。。 第二の欠点については、もうどうしようもないですね(笑)。ヘイデン・クリステンセン演じるルーク(≒福音記者・ルカ?)が一応は主人公らしいのですが、とにかくこいつがヤな奴。ただし、ルークはヤな奴なりに頑張って生き残る道を探すのですが、タンディ・ニュートン演じるローズマリー(≒イエスの母・マリア?)と黒人少年ジェームズ(≒イエスの兄弟・ヤコブ?)はルークの言うことを聞かずに足を引っ張りまくるわけです。これにはイライラさせられっ放しでした。ジョン・レグイザモ演じるポール(≒布教者・パウロ?)は終始横になってるだけで何もしないし、愛着を感じるキャラクターが一人もいないという点は厳しかったです。
[ブルーレイ(吹替)] 3点(2013-07-09 22:19:12)
22.  LIMIT OF LOVE 海猿
前作には比較的好意的な評価をしたのですが、続編の本作はダメでした。緊張感の欲しい時にダラダラしてしまう演出、感動させようとして上滑りするセリフ、ねちっこい演技、青春映画だった前作においてはこれらの欠点にも目をつむることができたのですが、一転してアクション大作を目指した本作においては、これらの欠点が映画の足を引っ張りまくっています。沈没までのタイムリミットを設定したにも関わらず登場人物が誰も焦っていない、ちょっと進むと休憩して人情話をはじめてしまう、挙句の果てには長い長いプロポーズ、本当にいい加減にして欲しかったです。背後には置き去りにしてきた仲間がいるのに、そんな一刻を争うタイミングで恋人にプロポーズだなんてどういう神経してるんでしょうか。そんなトンチンカンなプロポーズを聞いて感動している司令部の人間達も異常で、前作に登場した鬼教官が聞いたらブチ切れてるところでしょう。その他にも、本作は明確に指摘できる欠点が盛りだくさん。まず、冒頭の航空機事故で主人公の仙崎はトラウマを負うのですが、その苦悩がまったく表現できていません。トラウマがきっかけで仙崎は結婚を延期しようと言い出すのですが、ビヤガーデンで大騒ぎする様子からは苦悩を抱えた人間にはとても見えず、そんな描写の後で「僕は悩んでるんです」と言われても納得できません。その後にもトラウマに絡めた話がいくつか出てくるのですが、セリフで「あいつは悩んでる」と言われるだけで当の仙崎がトラウマに苦しむ表情をしていないため、まったくドラマチックではありません。次に、大塚寧々が妊婦である設定がまったく活かされていません。身重の彼女がレスキューを難航させる原因となるのがこの手の映画における定石だと思うのですが、設定だけ準備しておいしい要素を素通りしてしまった脚本には首をかしげます。バカ丸出しのテレビリポーターや、難しい顔をしてるだけの石黒賢など、余分な登場人物が多いのも本作の特徴。絞れば90分程度で終わる話を120分弱に引き延ばすために、必要のない描写、必要のないキャラクターが付加されたようにしか思えません。そして本作が犯罪的なのは、前作では魅力的だった加藤あいをウザい女にしてしまったこと。どんな場所にもフラっと現れては、「私が私が」と騒いで場の中心に立ってしまう様は呆れるばかりでした。
[地上波(邦画)] 3点(2010-10-01 21:11:26)
23.  RETURNER リターナー
映画ファンでなくても気になるくらいにパクリだらけで、金城武と鈴木杏の紋切り型のやりとりは死ぬほど気恥ずかしくて、どんな志があって作られたのかがまったく理解不能な映画でした。観客のほとんどは映画を見たことがないとでも思ってたんでしょうか?この映画からパクリの部分を抜いたら、チョコエッグのチョコ程度のものすら残らないと思います。そんな映画に製作する価値が?と、一応は辛辣な評価をしますけど、映画好きなら過去を思い出します。「パラサイト・イブ」「キャッツ・アイ」と、過去にフジテレビが関与してきた娯楽作のいかにひどかったことか。あれらに比べれば、こちらは少なくとも映画にはなってました。製作者の脳内のみで話が終わってたあれらに対し、こちらは見せたいものをちゃんと形には出来ていました。そうした技術的な頑張りに免じて、最低評価だけはカンベンします。でも本当なら、技術や予算が足りないのなら、せめてアイデアで勝負するってのが筋なんですけどね。
3点(2004-08-30 17:09:39)
070.55%
1171.33%
2272.12%
3564.40%
417513.74%
517713.89%
619715.46%
730924.25%
822217.43%
9685.34%
10191.49%

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