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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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21.  レヴェナント 蘇えりし者
IMAXにて鑑賞。 序盤のインディアン(表現が不適切でしょうか)襲撃シーンは素晴らしい迫力であり、大傑作の予感がしました。実際、本編はエマニュエル・ルベツキによる美しい撮影や、つい「もう一回見せて」と言いたくなるような驚きの見せ場があって、これは何か賞を与えねばと思わせるだけの風格が備わっています。 ただし、イニャリトゥ監督作品でお馴染みの、わかりきったことをやたらチンタラ描くという悪癖は今回も健在であり、どれだけ素晴らしい撮影があるにしても、観客の生理を考えずにダラダラと見せられるのではこれにもだんだんと飽きてきます。 ディカプリオは本作で悲願のオスカーを受賞しましたが、これについても厳しい撮影をよくやりきったという努力賞的な印象が強く、観客を圧倒するほどの鬼気迫る演技というレベルには達していませんでした。 本作は全体的に「賞好みの映画」という印象であり、一般の観客を喜ばせるタイプの映画ではないように感じます。
[映画館(字幕)] 5点(2016-04-23 10:33:22)
22.  レッド・アフガン
ソ連の軍人として侵略行為を行っていた主人公が、祖国に裏切られたことで侵略される側につくという、ドルフ・ラングレン主演の『レッド・スコルピオン』とまったく同じお話です。はたまた、視点を拡大すると『ダンス・ウィズ・ウルブス』や『アバター』、『地獄の黙示録』とも共通する物語であり、ベトナム戦争に勝てなかったことへのコンプレックスの裏返しか、アメリカさんは野蛮の力強さを描いた映画が心底好きなんだなぁと実感させられます。。。 以上、基本的にはありふれたお話なのですが、本作の特徴となっているのは、戦車を大きくフィーチャーすることでモンスター退治の物語になぞらえているという点と(原題はストレートに”The Beast”)、異常な価値観を持つ戦車長の存在により、モラルを含めた物語としているという点です。戦車についてはソ連製の本物を使っているということで大変な説得力があり、さらには戦車の内部構造など通常の戦争映画では描かれないディティールを丁寧に扱うことで、作品自体のクォリティアップにつなげています。『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』よりも早い時期にこれだけの戦車映画を作っていたという点は賞賛に値します。。。 ただし、本作におけるモラルの取扱については、どうにも納得できないものがありました。戦車長の言動がただの狂人のものであり、その行動原理がサッパリ理解不能。これでは面白くありません。この手の悪役に必要なのは、合理的ではあるが人道に反する意思決定を平然と下せてしまうという鬼畜ぶりなのであって、支離滅裂な言動をとる悪人では作り物的すぎて冷めてしまいます。さらには、ソ連の軍人ならばどれだけ悪人に描いても構わないという当時のハリウッドの低俗な根性も透けて見えてしまい、物語にまったく乗れませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2013-12-28 01:48:04)
23.  レボリューション6
若い頃にバカをやっていた仲間が十数年ぶりに集まり、思いがけず発生した緊急事態への対応を図るという物語は非常に魅力的です。いまだにバカをやり続け、気が付けばイタイおっさんになっている者、天才肌でいとも簡単に社会的成功を手にした者、苦労してそれなりの地位を築いた者、平凡な生活に追われている者、それぞれの人生は非常に象徴的であり、現代社会の構図をたった6人のキャラクターにまで凝縮してみせた監督と脚本家の手腕は賞賛に値します。さらには、学生運動から卒業できなかったイタイ2人組には、実はそこに留まらざるをえなかった事情があったこと、そして、その他の4人はその事情から逃げ出したのだということが明かされる中盤の展開なども捻りが効いており、よく考えられた群像劇だと思いました。万人のノスタルジーを誘う空気感などもよく作られています。。。 ただしこの映画、基本的なストーリーに難があります。犯行の様子が収められたフィルムを証拠品として押収されたので、これを取り戻すために警察の倉庫に侵入するというストーリーがあまりに現実離れしていたので、うまく物語に乗っかることができませんでした。イーサン・ハントじゃあるまいし、警戒厳重な公安施設に素人が潜入するという破天荒な話には、とてもじゃないけど手に汗握ることができません。また、メンバーそれぞれに特技を与え、6人全員が揃わなければ事がうまく運ばないという制約条件を与えることがこの手の映画の常套手段だと思うのですが、本作ではそういった設定が設けられていません。その結果、一人や二人不参加でもミッションは遂行可能だし、重要な計画を実行中であっても、メンバーのうち何人かは仕事がなくて遊んでいるという、なんとも緊張感に欠ける事態が発生しています。ラストにおける刑事の手の平返しも唐突だったし、総じて犯罪映画としてのツメが甘すぎると感じました。
[DVD(吹替)] 5点(2012-10-13 02:45:55)
24.  レインディア・ゲーム 《ネタバレ》 
隙だらけの包囲網から逃げきれない主人公と、主人公の嘘八百を信じまくる強盗団、どちらもバカにしか見えませんでした。挙句に待っているのはデ・パルマ作品並みに強引なオチと、当時売り出し中だったベン・アフレックのパブリックイメージに配慮して主人公を無理矢理善人にするラスト(車泥棒で服役した男が金を配って回るという…)、こんな雑な話をコメディではなく真剣なクライムサスペンスとして撮っている点がなんともカックンでした。。。 救いはジョン・フランケンハイマーによる演出がマトモだったことで、アクション演出はかなりしっかりしています。編集にマイケル・カーンを引っ張り出してきたことで全体のテンポもうまく整えられており、少なくとも退屈はしない映画となっています。当時ハリウッドの脱ぎ要因だったシャーリーズ・セロンは、ヌードの必要のない本作でも気前よく脱いでくれてるし。ま、一度見れば十分な映画ですが。 
[DVD(吹替)] 5点(2012-07-06 01:53:16)
25.  レオン/完全版 《ネタバレ》 
はっきり言って蛇足な完全版です。劇場版は観客の想像に任せることで絶妙なバランスをとっていたのですが、完全版では描写がはっきりとしすぎてその味が失われています。マチルダがレオンの仕事に同行して人殺しを覚える場面など要らなかったし、レオンの昔話も不要でした。レオンに童貞臭さがあってこそマチルダとの恋愛が「ロリコン」にならずに済んでいたのに、過去の悲しい恋愛を持ち出してそれなりの人生を送ってきたことを明示されると、二人の関係性への解釈が大きく変わってしまいます。DVDやブルーレイの商品展開を見るとベッソンは劇場版を葬って完全版を主流にしたい様子なのですが、その判断は間違いだと思います。
[DVD(吹替)] 5点(2011-01-17 21:35:52)(良:1票)
26.  レッド・ヒル 《ネタバレ》 
現代のオーストラリアを舞台とした西部劇というかなりの変わり種なのですが、これをさほどの違和感なく仕上げた辺りにこの新人監督の手腕が現れています。この人はすぐにスタローンの目に留まって『エクスペンダブルズ3』の監督に抜擢されましたが、確かに光るものはあったと思います。 ただし良かったのは雰囲気作りのみであって、映画として面白かったかと言われれば微妙と言わざるをえません。見せ場に連続性がないためアクション映画としての盛り上がりに欠けるし、冒頭から怪しい人物の目星がついてしまうために中盤以降の方向転換にも意外性がありません。また、主人公と奥さんのエピソードが作品の中核部分にあったはずなのに、この部分にまるで感動がなかったためにドラマ性という点でも外しています。崖から落ちてボロボロ状態で帰宅した旦那を見てもまったく動じず、「あら、顔をちょっと切ったのね」と言って寝てしまう奥さんの鈍さには笑ってしまいそうになりました。
[インターネット(字幕)] 4点(2016-12-05 15:29:59)
27.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
三国志の知識は皆無な状態での鑑賞ですが、本作冒頭には懇切丁寧な説明が付属しており、原作に対する理解どころかPART1の鑑賞すらしていなくても本編を理解可能という優しすぎる仕様となっています。洋画の興行成績低迷に老舗配給会社が対応できない中、多くの観客を取り込むための工夫をして驚異的な売り上げを叩き出した新参者・エイベックスの丁寧な仕事が光ります。 そんなエイベックスの頑張りとは裏腹に、肝心の映画は実に残念な仕上がり。憧れの小喬に茶をふるまわれただけでのぼせ上がり、軍隊の指揮が疎かになる曹操だったり、尚香に敵陣をスパイさせて疫病の蔓延を事前に知っていたにも関わらず、向こう岸から流された死体を引き上げて自陣営にも疫病を入れてしまう諸葛亮だったり、尚香と親しくなった瞬間に死亡フラグがぶっ刺さった後、誰もが予想したタイミングで死ぬ蹴鞠君だったり、「敵を欺くにはまず味方から」を実践しすぎて良い人なんだか悪い人なんだかよくわからなくなってきた劉備だったりと、とにかく全員ガッカリな行動が多くて萎えます。キャラクター劇として上々の仕上がりだったPART1に対して、本作は各キャラクターの動かし方が全然ダメです。 肝心の戦闘場面もイマイチです。曹操陣営の水軍を撃破した後、孫権陣営は曹操の陸軍との戦闘に入るのですが、そもそも人数の少ない孫権軍が、無数の矢が飛び交う古代のオマハビーチにロクな策もなく突っ込んでいってどんどん消耗していく様はバカにしか見えませんでした。両陣営の戦力差を考えると、数で圧倒する曹操軍が力押しで攻め、人材リソースを無駄にできない孫権軍が矢を使った効率的な攻撃を仕掛けるという動きとすべきところなのですが(そのために中盤で矢を調達したんでしょうが)、その逆をやってしまったがために戦闘場面全体から説得力が失われています。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-09-21 20:06:25)(良:1票)
28.  レッド・ドーン
駄作でしかなかった『若き勇者たち』をなぜリメイクしようと考えたのか、製作開始のアナウンス時点でMGM幹部の判断には理解し難いものがありましたが、出来上がった作品は、案の定の仕上がりでした。。。 笑ってしまうほど露骨な国威発揚演説に、高校生がプロの軍人を倒してしまうというありえない展開。オリジナルの悪いところがロクに修正もされず残されている点には呆れました。また、登場人物に驚くほど魅力がなく、特に主人公・マットの自己中ぶりには怒りすら感じました。他の仲間は、自分の家族を巻き添えにしてしまうかもしれないミッションを、私情を抑えて淡々とこなしている中で、マットだけは自分の彼女を助けるためにフラフラと個人行動に走るというクズっぷり披露。「こんなクソ野郎、早く死んでくれないかな」と思いながら主人公を眺めるのでした。。。 また、本作にはシミュレーション映画としての側面もあると思うのですが、いかにしてアメリカが他国に蹂躙されるのかという点があまり深く考えられていないことにもガッカリさせられました。そもそも、人数の点で圧倒的に不利な北朝鮮軍が、人口20万人程度の地方都市を全力で制圧しにくるとかありえないでしょ。もうちょっと納得できるシチュエーションを捻り出して欲しいところでした。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2014-04-08 00:10:23)
29.  レ・ミゼラブル(2012)
この映画の原作はヴィクトル・ユーゴーではなく、ユーゴーの小説を元にしたミュージカルを映画化したものです。原作が舞台劇なので、ストーリーテリングはかなり荒っぽいものでした。時系列を順に追っていくのではなく、舞台は象徴的ないくつかの場面にのみ絞られ、「そして○○年後」といった具合に話がピョンピョンと飛んでいきます。大事なところがかなり端折られているので物語については脳内補正をかけて観る必要があり、えらく不親切な作りだなぁとガッカリしました。また、歌詞によってすべての感情がはっきりと表現されてしまうという点にも、かなりの違和感を覚えました。映画には、あえて口に出す必要のないセリフというものがあります。その場の状況と、俳優の表情さえ映していれば充分に理解可能であり、それを口にすると、途端に陳腐になってしまう類のものです。そんなものまでがご丁寧に大声で歌い上げられてしまうので、あまりの押し付けがましさにうんざりしてしまいました。これは映画という舞台とは別の媒体なのだから、バカ正直に舞台と同じことをやるのではなく、映画なりの見せ方をしてもよかったのではないかと思います。ここで申し上げておきたいのは、私はミュージカル映画というジャンルの面白さは認めているということです。某司会者のように、俳優が突然歌い出すこと自体を拒絶はしないのですが、本作については、映画という媒体の特性が無視され過ぎているのではないかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-06-23 02:13:23)
30.  レギオン
『ターミネーター』と『要塞警察』を足して『コンスタンティン』風味に味付けしましたという、何ともB級な映画。こういう闇鍋状態の映画は嫌いではないのですが、本作についてはいただけない出来だと感じました。命懸けの攻防戦とは程遠い小競り合いばかりで盛り上がるべき見せ場がないし、おまけに、合間に挿入される人間ドラマが無駄に長くて苦痛になります。人類を滅ぼそうとしている敵と対峙している時に、自分の生い立ちを順番に語っていくという間抜けなことをやってはいけませんよ。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2012-12-03 00:50:13)
31.  レジェンド・オブ・ウォーリアー 反逆の勇者
監督のマーカス・ニスペルはMTV出身。新人監督らしからぬワガママぶりがシュワルツェネッガーの逆鱗に触れて監督デビュー作となる予定だった「エンド・オブ・デイズ」を降ろされ(この降板は正解だった?)、仕切り直しのデビュー作「テキサス・チェーンソー」で製作費の10倍を超える興行成績を叩き出した人物です。この経歴が示す通りホラーやバイオレンスを得意とする監督で、本作でも容赦のない残酷描写が炸裂しまくっています。手が飛び、首が飛び、目玉が転がる、もうやりたい放題です。そんな暴力三昧の一方で映像にはMTV出身らしい美学もあって、ひとつひとつの場面は美しくかっこよく撮れています。ちっちゃいリドリー・スコットといった具合でしょうか。そんな長所と同時にMTV出身ならではの限界も露呈していて、場面場面はかっこよくても活劇としての演出がなされておらず、見せ場が一本調子で手に汗握るものがありません。そもそもの構成の問題として、復讐劇と逃走劇という正反対のものを同時にやってはいけないでしょ。この倒錯した構成のために本作は観客の心を掴み損ねており、エモーショナルであるべき物語が空回りする結果となっています。さらにはドラマパートも弱く、己のアイデンティティに悩む主人公の葛藤がまったく描写できていなかったり、「ラスト・オブ・モヒカン」を思わせる劇中の三角関係が本筋にまったく絡んでいなかったりと、こちらでも消化不良を起こしています。
[DVD(吹替)] 4点(2012-01-19 00:06:38)
32.  レディ・ヴァンパイア/淫夢伝説
アリッサさんが脱ぎまくる、それだけの映画です。「コマンドー」と同時上映にすれば、人生の摩訶不思議を傍観できます。モーニング娘。の誰かがVシネで脱ぎ要員になってたらショックでしょ。そんな感じです。
3点(2004-07-14 12:39:44)(笑:1票)
33.  REX 恐竜物語
大のオトナが作ったとは思えない映画でしたね。こういうのって、作ってる途中で「これはおかしくなるぞ」って誰か気付かないもんなんでしょうか。もしくは、これって家族向けだし、別にひどくたっていいだろとでも思いながら作ってるんでしょうか。子供向けと子供騙しを履き違えないように。REXのデザインのひどさもさすがです。恐竜の子供は絶対にあんなじゃないと思います。あと、ラストシーンではなぜか「沈黙の要塞」を思い出しました。
1点(2004-07-25 15:25:47)
070.55%
1171.33%
2272.12%
3564.40%
417513.74%
517713.89%
619715.46%
730924.25%
822217.43%
9685.34%
10191.49%

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