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田吾作さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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1.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 
同ミュージカルのファンとしては客観評価が難しいが、ミュージカル版と同じく全て「歌」で物語を進行させ、その全てをライブ録音したというフーパー監督のこだわりのおかげで、全く不満のない作品に仕上がっている。そもそもユゴーの原作は、言うまでもなくその深い精神性、物語としてのスケール感、魅力あふれる多数のキャラクターなど、圧倒的な芸術性をもっているところに、ミュージカルはさらに素晴らしい音楽と娯楽性を軸にそれを再構築し、世界のトップミュージカルとして長年各国で上演され続けている。本作はその観客の大きな期待に見事に応え、さらには初めて作品世界に触れる人にも、そのアウトラインを知る機会を提供してくれたことを評価したい。特に、前半のアン・ハサウェイ演じるファンテーヌ「I Dreamed a Dream」の長回しシーンには、心をわし掴みにされたし、中盤の「One Day More」での高揚感はただものではなく、ラストシーンにいたっては、本作のオリジナルとして感動的なフィナーレを創作しており、エンドクレジットと同時に思わずスタンディング・オベーションをしたい衝動にかられた程だ。通常舞台では役者の細かい表情や感情表現を全ての席から観ることは困難であり、さらにセットの構築や場面展開にも限界があるが、本作はそういったミュージカルの限界を映画という手法で見事に打ち破り「レ・ミゼラブル」の新しい地平を観客に提示してくれた。ヒュー「バルジャン」が後半になるにつれ「ウルヴァリン」とイメージが重なってきたりもしたが(笑)、それはご愛敬。1年を締めくくり、新しい年を迎えようとするこの時、素晴らしい作品を鑑賞できた事に、製作スタッフとキャストに深い感謝の意を表したい。
[映画館(字幕)] 9点(2012-12-25 14:14:17)(良:2票)
2.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 
戦後70年近く経過した今日、当時を知る人が次第に少なくなっているなかで、山本五十六という人物の真実(事実と真実は必ずしも同じではない)を語り残しておこう、との製作者の意志を感じた。それは、原作者の半藤一利氏が玉木宏演じる新聞記者として登場していることからも伺いしれる。あれほど三国同盟や米英との戦争を煽りまくったマスコミが、終戦後鮮やかな変わり身でアメリカ民主主義に習えと標榜する姿が象徴的に描かれているが、現代においても3年前にあれほど政権交代を煽ったマスコミが、今は現政権をこき下ろしまくる姿にも重なってしまう。戦後70年近く経ってもこんな調子だからこそ、本作のような映画も必要なのだろう。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-29 13:51:31)
3.  REC/レック2 《ネタバレ》 
前作が怖かったので、怖い物見たさで鑑賞。またあの閉鎖空間に連れ戻された恐怖感はあったものの、お約束のミッション最優先で情報を秘匿し続ける典型的なキャラと弱っちく取り乱す警備隊のおかげで面白さは前回からかなりトーンダウンしている。途中から乱入するバカガキどもも見ていて腹が立ってくる。その上、最後、彼らを回収していないで終わってしまう中途半端さ。まあ、キリスト教文化の国では意味がある内容なんでしょうが、日本ではあのエクソシスト的展開はイマイチピンときませんね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-02 09:17:53)(良:1票)
4.  ●REC/レック(2007)
これは怖い。 閉ざされた空間と主観撮影のマッチングが自然になされており、観客は強制的に主人公視点にもっていかれる。その手法を見事に活かした映画、いやこれは「映画」なのだろうか。他のレビューを見て気づいたが、音楽すらないという徹底ぶり。観客に極力演技と思わせないという意味では有効なのだろう。この手のホラーものは、圧倒的多数の驚異からある空間へ逃避するシチュエーションと、この作品のように、外界は安全なのに、閉鎖空間の中は極めて危険というシチュエーションがあるが、空間から脱出できれば助かるという意味では、後者の方は希望が残されている分、恐怖感が増すのだ。しかし主役の女性キャスターがやたらとやかましく耳障りだったし、もっと同情できうる人物設定があれば良かったのではないか。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-14 09:37:54)
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