21. ロング・エンゲージメント
《ネタバレ》 脚が悪くても叔父夫婦に真綿にくるまれるように大事にされ、当然のように彼らのお金で消えた恋人を捜して旅を重ねるマチルド。貴女がマネクに逢えたのも一つには叔父さん(D・ピノン、いい感じに年とってきました)たちの愛情あればこそなんだけど、わかってる?マネク捜しに愛より執念を感じる彼女は魔・チルド。(オドレイだと健気な感じがでにくいのかも)「私を愛するマネク」がそこにいなくても「私が愛するマネク」がいれば満足な彼女の自我は強烈。ほどけた赤い糸は再び結ばれるのだろうか。ミステリーの部分はやや未消化な、ブルターニュの風景が美しいジュネの映像に彩られる屈強な女の子の物語。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-27 16:19:34) |
22. ロサンゼルス
Rockファンにはデス・ウィッシュⅡ。J・ペイジが監督M・ウィナーの隣に住んでいたために音楽担当の話が持ち上がるものの、ギターシンセのサントラが激しく浮きまくる。この作品で印象に残るのは娘役女優のロビン・シャーウッドという洒落た(?)名前だけ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-03-17 19:18:25) |
23. ロケッティア
花咲けるJ・コネリーや「シザーハンズ」に続いてのA・アーキンは魅力でも、長身のヒーローが悪役のダルトン様に激しく負けてる。ロケットもデザインに似合わぬほど過激な飛びっぷり。でもこの時代の雰囲気には酔うし「スカイキャプテン」よりはレトロ活劇の楽しさがあるかも。 [映画館(字幕)] 7点(2006-02-01 19:25:49) |
24. ロボコップ3
「2」よりは好きな「3」。「1」に近いのではなく娯楽映画として。ルイスはおしくも殉職となるが、代わりとなる美人メカニックがロボに寄り添う。敵将にも英国人俳優を据え、‘AKIRA’で米国でも名を売ったカツヒロ・オートモの名を冠した忍者ロボも楽しい。フライングも新味を出すための苦し紛れの選択?1作目よりストレス溜まりまくった署長&警官隊のバッジ投げ捨てシーンに拍手。 [映画館(字幕)] 6点(2006-01-08 21:37:44) |
25. ロボコップ2
前作とは全く似て非なるものとなった第2作。回想シーンだけ取ってみても正編の非凡さがうかがえる結果となり、マーフィやアン・ルイスも精彩を欠く。ステージで披露され暴走するロボコップ№2はまるでメカニカル・コングだが、ED-209のようなデザインの魅力がない。カーシュナー監督の友人が作曲を担当したため「2」だけテーマ曲が違い、これはこれで悪くないがポールドゥリスの覇気に満ちた旋律には及ばない。 [映画館(字幕)] 3点(2006-01-07 21:15:59) |