Menu
 > レビュワー
 > トント さんの口コミ一覧
トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1992
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
カズオイシグロ自ら製作を兼ねた映画。 原爆の長崎出身なのか、科学者の暴走の産物に対する目が鋭い。 クローン技術の非人間性を訴えている。  映画は、感情豊かなクローンたちの子ども時代から捉える。 クローンなのに、小さい頃から母性を兼ね備えている キャシーは、聖母マリアのよう。 彼らは、恋もするし、芸術を生み出す喜びも知っている。  しかし、ラストは彼らにどんどん厳しくなっていく。 そして、キャシーにこう言わせる。 「生も分からず、みんな「完成」(死去)する」  科学者のクローンたちへの想像力の欠如が悲しい・・
[DVD(字幕)] 9点(2023-09-24 21:22:15)
2.  わたしはロランス 《ネタバレ》 
感受性豊かな新人に拍手を送りたい。  これは男と女のラブストーリーですね。 ただ男には、何かのきっかけで、自分の中にある非「男」が 発動してしまう。 それがロランスには、子どもの頃の女装癖から、このような物語が展開していくんじゃないかなぁ・・ とても見応えあるラブストーリーだと思います。  若いのに世界を見る目が肥えてて、映像的にもファッション的にも 新世代のパワーを感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2022-03-13 22:42:30)
3.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
タランティーノ節、相変わらず面白い。  何よりこの映画、ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」事件と言えば、アレしかない。 それをタランティーノが描く。 まぁほとんどの人はあの場面を残酷に描くんだろうなと思う。 心配でタラちゃんのユーモアを気が気じゃなくて、笑えないんですよ。 だから観終わって、ほっとした。  結局、あの事件に至るまで、なぜヒッピーがあんな残忍な事件を起こすかまでを描いている。 それが映画のオチになっている。 これもタラちゃんの計算だね。  面白かった。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-14 06:42:45)(良:1票)
4.  若おかみは小学生! 《ネタバレ》 
えらく話が凝縮してるから、飽きることなく観れた。  宮崎アニメのようなこだわりで、 緻密に創られた子供向けアニメ。 日本の情緒たっぷりに描かれてて、好感触。  面白かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2019-06-16 20:00:51)
5.  私の男(2013) 《ネタバレ》 
う~ん、ラストが消化不良の感もしないではない。 あの二人の孤独な魂の癒しのラストではない。 浅野さんのどうにもたまらない気持ちで映画は終わる。  あのような災害の結果、こんな二人ができたのだから、 ここでは思い切って、神への思いなども出すと、癒しのラストに行けたのではないか?  熊切監督は「海炭市叙景」でもそうだったが、こんな人たちいますよ、というとこで 映画を終えてしまう。 やはり観ている側としては、二人に罪がないのであれば、さらにその先の、救い(浄化)のラストが観たかった。  地方都市には、カッとなり見境もなくなる人間をほったらかしてますよ、というとこだろうか?
[DVD(邦画)] 7点(2018-07-14 14:36:32)
6.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
他人事とは思えない描写が続く。辛い内容だが、やっと我々の気持ちを代弁してくれる映画が出たという気持ちで、嬉しかった。 ケンローチは社会派で有名な監督だ。レンタルビデオ屋にこの映画が並ぶ頃、ケンローチのドキュメンタリーも出てたので、観た。 ハーバート卒の、事故で家族を亡くした経験を持つ、大人しい感じの小柄な監督だった。どこから反骨の映画群が生まれたんだろう。 彼の映画はいつも時代の悲鳴みたいなものを描写する。その悲鳴を冷静にストーリーに落とし込む。 今回のは、役所のデジタル化された対応を描いてる。日本の役所は、現場との接点をNPOに委託してるから、こんな非人間的な対応はないのだが、いつかこんな体験を自分もするんじゃないかという恐怖感はある。それを表現してくれたので嬉しかったのだ。 しかしダニエルの最期は、やはりこういうラストしかないのかという切なさでいっぱいだ。でもそれでも落ち込まなかったのは、あの母子家庭の母親の全身で生きてかろうじて自分を見失わぬたくましさからだろうか。この母親の子どもたちなら大丈夫。そんな希望を感じられたからだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2017-12-16 22:13:10)(良:1票)
7.  ワンドゥギ 《ネタバレ》 
型破りな先生は、実は愛いっぱいのしたたかなおじさんだった。教会の伝道師だったというのは面白いね。下手にキックボクシングの試合場面を持ってこなかったのが良かった。韓国映画は次の展開が、日本のようにお約束事ではないのが、観てて楽しいね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-18 23:15:53)(良:1票)
8.  わが母の記 《ネタバレ》 
もうタイトルからしてね、やられるって思ってたんだけど、最後はもう堪えちゃったなぁ・・。冒頭では、最近こういう上流階級の話の映画って観ないなぁと感じてて、ちょっと距離を置いてた。でも「細雪」かなぁなんて思ってたんだけど、途中から「ペコロス」を交えつつ、母の愛の映画になっていく過程で、もうこの家族が大好きになっちゃって・・。確かに修羅場が少ないので、作りものではあるんだけど、それでも最後はやられたなぁ。「処女の泉」が3年で3人ボーイフレンドつくっちゃうとこは、プッと笑えたよ。原田監督は、若いうちにえらく評価されちゃったけど、浮足立つことなく、着実に実力つけてるね。こういう人がいると、まだ安心だね、日本映画界も・・。
[DVD(邦画)] 8点(2016-06-18 19:23:31)
9.  私の少女 《ネタバレ》 
イチャンドンの映画はいつも唸らされる(今回は製作者ですが)。透徹とした眼差し、情に流されない確かな人間を観る眼。これは私見なのだが、「ペパーミントキャンディ」で既に世界を見る眼を持ってしまった、稀代の天才映画監督イチャンドン。彼は、人の心をうつ作品を新たな視点からどんどん産み出していく。まるで何で皆、こんな作品を創らないかと言わんばかりに、周りが職業として映画監督になっていく中で、彼は静かにメッセージを放っていく。そこには覚悟のようなものも感じられる。まるで、彼は芸術としての作品を創り続けていけば、いつか自分の身にも破たんが来ることを分かっていつつ、静かに作品を紡いでいってるように感じられるからだ。彼の遺言のような作品を、僕はいつまで観続けることができるのだろうか、と不安に駆られつつも、新しい作品を楽しみにしている自分の、観客でいられる狡さという罪悪感を感じつつ、待ち続けている。僕は表現に「詩」というものを救いに思っていた。最後はどんな作家も「詩」のような結晶になって、幕を閉じていただけたら、と。そういえば彼は「詩」をも前作「ポエトリー」で対象にしてしまった。あれは美しいものを美しいと言わなきゃ、世界が壊れるという詩だった。今回の、本作品は、実は自分の心を誰か溶かしてくれと言ってるのではないか?とすら思える。もう世界が彼を認めてるはずだ。どうか幸せになってほしいと心から、この良心の作家に敬意を表します。
[DVD(字幕)] 10点(2016-02-21 00:27:36)
10.  藁の楯 《ネタバレ》 
あと少しのところでエンターテイメント作品になってしまった気がする。でもそんなことは関係ない!いや~、面白かったなぁ!
[DVD(邦画)] 7点(2013-10-06 01:54:24)
11.  ワン・デイ 23年のラブストーリー 《ネタバレ》 
身勝手な男に愛を感じた、干物女の話。中間男のすかした優しさが痛い。
[DVD(字幕)] 6点(2012-12-29 05:59:57)
12.  私が、生きる肌 《ネタバレ》 
少女を傷つける肉の愛、その代償としての性転換。この監督の作品は女性に人気があると聞く。そうだろうなぁと思う。アルモドバルのセックスへの考察は深い。最後の母のもとに帰還できたこの少年(または少女)。良かったですね・・・。それにしても怖い映画。はぁ・・・(sigh)
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-01 06:21:13)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS